自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

”虫の目”でとらえたネコヤナギ

2019-02-13 | 植物

ネコヤナギの花穂は早春の風物詩。

最近,それを見かける機会が減りました。川原へ遊びに出かけることが少なくなったせいでしょう。それに河川改修が進んで,ネコヤナギの姿が昔ほど目にすることがなくなったからでもあるでしょう。

春の匂いを感じたくて,幼少期以来探したことのないネコヤナギを撮影に行きました。場所は市内。目を付けたのはたぶんあるであろうと予想した河川敷。やっぱりありました。ヤナギはそれなりにありましたが,花穂はほとんどない状態でした。それで,ずいぶん探しました。あったものの,一枝に付いた花穂のなんと少ないこと!

小枝と同じように赤い色の殻を着けて,身を守っています。

 

わずかに殻が弾け,綿毛の覗く穂もありました。 

 

一枝に行儀よく並ぶきょうだいみたいな花穂。

 

早春の光を浴びて,季節を感じているようです。

 

あるがままの自然はいいものです。それを感じながら暮らせるのは幸せです。