goo blog サービス終了のお知らせ 

自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサク,そして昆虫(6)

2016-02-16 | マンサク

2月11日(木)。晴れ。最低気温-3.7℃,最高気温12.5℃。驚きました。なんのことかといえば,マンサクにニホンミツバチが訪れたのですから。たった1匹なのですが,初めて目撃しました。感激! ニホンミツバチはセイヨウミツバチと較べて耐寒性が強いといわれているだけに,今来てもふしぎではありませんが,冬の今にしてはやはり珍しいと思います。

花が数輪かたまって咲いている,たった一カ所だけで,夢中になって口吻を伸ばしていました。 


1つの花が終わると,隣りの花に移っていきました。そこでも懸命の姿。わたしが至近距離にレンズを近づけてもまったく気づいていない様子です。 


そこが終わると,また別の花に。脚先のかぎが花弁や萼(がく)に突き刺さってからだを支え続けます。 


花を順次巡って,そうして蜜を集めていきます。 


一通り終わると,枝を歩いて離れたところにある花に移っていきました。そこでも,蜜集めに勤しみます。この写真を撮り終わった瞬間,ミツバチはプイッとどこかに消えて行きました。


ミツバチが近くに棲んでいるのなら,そして活動期なら,なかまに知らせるはず。他になかまを見かけなかったことからすると,どうやら遠くからやって来て偶然マンサクの花を見つけたのでしょう。このミツバチは幸運です。

わたしもタイミングよく意外な訪問者に出合えて,ハッピー!