古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

昼食は裏山を眺めながら……。

2013年06月01日 03時03分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 きのうの昼食は冷麺でした。東側のウッドデッキにオーニングを繰り出して食べるのもいいけど、西側の裏山を眺めながら食べるのも一興です。そこで写真のようにセットしました。食卓はベッドをまたぐスライド・テーブルです。このテーブル、去年4月に母・妙子さんが「ギックリ腰」になったときニトリで買ったものです。
 99歳でギックリ腰になり、そのまま介護用品のお世話になるかと思ったのですが、30キロと身軽な母は見事に回復。自分で便所に行き、風呂に入り、裏山で竹の枝を切り、庭で草を抜き、スライド・テーブルはいらなくなりました。
 こんなかたちで活用するようになるとは思わなかったけど、盛りの緑を眺め、野鳥のさえずりを聞きながら食べるとおいしいです。
 母は自室で自分用の冷蔵庫から冷酒を出し、チビチビやながら食事します。もともとアルコール分解酵素の豊かな母は、80歳を過ぎた頃からアルコールをたしなむようになりました。といっても大きめの杯に2杯くらいまで。度を越すことがないのは立派です。いまはショートステイ中は休肝日にして、家で飲んでいます。それが100歳を越えて元気な秘訣かも。
 「テントウムシ」と「テントウムシダマシ」は実にまぎらわしい。それを識別してテントウムシダマシなら潰して野菜を守ろうと、道子さんは研究熱心です。花壇の草を抜いていた道子さんがサナギから出たばかりのテントウを見つけました。
                
 ナナホシテントウなのかニジュウヤホシテントウなのか。
 まだ一つも黒い点がついていません。そこで葉っぱを水に浮かべて逃げないようにして、観察しました。2時間ほどして見たら、写真のように黒い点が現れてきました。ナナホシテントウです。これはアブラムシを食べてくれる益虫です。
                
 ぼくは「彼女だったらファーブルの弟子にしてくれるかな。いや、害虫だと潰してしまうから失格かな」と思いながら見ているだけです。
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