古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『ツバナ』の方言は『ツンバナ』でした。

2012年06月13日 04時22分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 子どものころチガヤの若い花『ツバナ』を食べたことにふれたとき、「方言で『ツンドラ』と言ってたような記憶がある」と書きました。その後ブログを読んでくださった方と話して『ツンバナ』と教えてもらい、ネットで調べてみました。
 茅(ちがや)の花『ツバナ』は標準語として広辞苑に載っており、その方言が『ツンバナ』で、広く使われています。『ツンバラ』と間違って呼ぶところが少しある程度で、「ツンドラ」などという呼び方はありませんでした。ぼくの記憶回線が間違ってつながっていたのでしょう。子どもが言葉を覚えていく過程で、一時的に「アヒル」のことを「オヒル」と言ったりすることがあるように。
                
 写真はうちの畑の入口に生えている数日前の『クララ』です。150センチ超に伸びてきました。もうすぐ穂先の花が開きます。地味な花のようですがクララの花を見るのははじめてで、たのしみにしています。クララは宿根草で150センチくらいに伸び、花を咲かせて秋には枯れます。この草の苦味とか毒をムシよけにつかうつもりはありませんが、むかしはクララの群生は日本全国にあったそうですから、ここに一叢(ひとむら)あってもいいでしょう。刈らないでおきます。
 あのゴマのかわいい芽が少しだけ伸びてきました。しかしチクチクでガードしても、小さな苗がつぎつぎと姿を消していきます。ウジムシのような小さいムシが地中から根を食べてしまい、茎と葉だけになっていたりします。チクチクがあるので地上部分は食べられないのでしょう。今年はこのムシがたくさん地中にいるのかもしれません。道子さんの苦労はつづきます。
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