古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「字をていねいに書く」ことにしましす。

2021年08月20日 21時14分29秒 | 古希からの田舎暮らし
 雨で外仕事ができません。家の中でウツウツしています。暇つぶしに〈漢字ナンクロ〉をやってみました。解答欄をコピーして、走り書きで問題をやってから、ふと思いついて、雑誌の解答欄のほうに答えを写してみました。ふだん漢字なんか書かないし、文書をつくるときはパソコンのワードをつかいます。筆記することはまずありません。
 で、書き写した解答欄の写真です。

 字は下手ですが、一字一字ていねいに、時間をかけて、解答欄に書き写しました。
 そして思いました。学生の頃は、教授の講義を口述筆記するようにはやく書き写しました。乱雑でも読めればいい。若い頃は手紙は手書きでしたが、ワープロで書けるようになってからは、もっぱらワープロ愛用でした。
 考えてみると「一字一字ていねいに書く」ことなど久しくやったことがありません。「意識してやってみよう」と思ったこともありません。手書きの文を「パソコンで打ってほしい」と言われれば、すぐに打ってあげました。「手書きでていねいに書く」必要もないし、書きたいとも思いませんでした。
 しかし、昨日、一字をていねいに書き写しながら思いました。「時間をかけてていねいに書くのは気持ちのいいことだ」。時間は充分ある。こんなとき、時間をかけて、字をていねいに書いてみる。
「筆記用具で時間をかけて字を書く」。84歳になるおじいさんが、そんなことを言うのはおかしいでしょう。ですが、思ったより生きるのが長びいているので、しばらくこのテーマで生きてみます。
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