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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

早朝の飛行機雲がきれいでした。

2010年08月09日 05時14分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 朝5時20分、起きてウッドデッキに出てみると東の空に飛行機雲がグングン伸びていきます。太陽は山際の雲に隠れていますが、飛行機雲だけは朝日で輝いています。カメラをさがしに行き、撮った一枚です。
 この時間(5時半)くらいから畑に行き、二時間仕事をしてから朝食という段取りにすればいいのに、朝はぐずぐずしてしまいます。そして日の高くなる9時頃に畑に出るのですから時間の使い方が下手です。なにをどれだけしなければならない、というノルマ・義務・責任はないのでダラダラしていますが、もっと上手に時間をつかう人になりたい、という気持ちはあります。
 きのうネットで『胡麻栽培』を検索しました。胡麻の葉には、大人の手の指より太い巨大な青虫がつくのですが、名前を知りたいと思って。『クロメンガタススメガ』という名前でした。はじめはドキッとするほど緑色です。それがだんだんまだらの茶色灰色の混ざった色になり、サナギになり、蛾になります。この幼虫が胡麻につくと葉っぱが丸坊主になります。そこで道子さんは胡麻を点検して、バケツに十数匹とったのを見せてくれました。一匹一匹が巨大ですからバケツの底にうごめいているのを見ると存在感に圧倒されます。おまけにこの幼虫は「鳴く」「咬む」と書いてあるブログもありました。どう処分するかきいたら、道の向うの山に引っ越してもらうそうです。彼らは胡麻の葉を食料にしているので、枯葉などの上に置くと消滅するのでしょう。
 ネットで見ていたら国産胡麻は0,1パーセントもなくて、日本では「絶滅危惧種に準ずる植物」なんて書かれています。そういえば中国からだけでなくパラグァイなどからも輸入しているんですものね。ですから散歩で胡麻をつくっている家庭菜園を見かけると「同志よ、頑張ろうぜ!」と声を掛けたくなります。つくってるのは道子さんで、ぼくは見てるだけですが。近隣のでは一軒だけ胡麻をつくっている家庭菜園があります。先日淡路島に行ったときには、廃寺寸前のお寺の畑で胡麻の畝を見かけました。細々とでも生き延びますように。
コメント (2)
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