松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

⑥学校給食に地元農産物を使用しないか

2019年02月07日 | 36年間の議員活動

 1990年(平成2年)9月議会の議会質問。
 綾瀬市の野菜は都市近郊農業のため、収穫後すぐに消費者に届きます。道端では」近くの畑で取れた品物が並べられ、消費者は毎日購入しています。市場を通してくると半日から1日は遅くなります 
 学校給食で綾瀬市内で生産された食材の使用状況を聞いても、答弁は地元食材(神奈川県内)としか答弁しませんでした。
 食材の仕入れルートは、JAや農家からの購入ルートないので購入して箱に神奈川産と明記されている箱の集計でした。
 

2014年(平成16年)12月議会質問。
 市内小学校10校、中学校5校がセンター方式で給食を提供しているが、地元農産物の使用は、鶏卵を使用する料理が月に4回ある内の2回だけ綾瀬市産の卵を使用しているだけでした。市内で生産している肉や野菜など綾瀬市産の農産物を使用しないかと求めました。
 最初は豚肉が導入され、繰り返し議会で織り上げ、現在は市内野菜も使われています。
 昨日、給食センターで綾瀬市内で生産された農産物の使用を確認したら、タマゴ、豚肉、ブロッコリ、トマト、キュウリ、キャベツ、ニンジン、ゴボウ、大根、長ネギ等が使われています。
 毎月、児童・生徒に渡されている献立予定表には、綾瀬産トマトなど等地元の食材と明記されています。

 現在、綾瀬市の学校給食はセンター方式ですが、各学校で調理する事項方式にすると、例えば誰々さんのおじいちゃんが育てたトマトだよと言えるようになります。


⑤要綱等を整理して、市民に開示しないか

2019年02月06日 | 36年間の議員活動

 2008年(昭和63年9月議会で一般質問)、条例、施行規則以外に、要綱、要領、基準、手続、規定、事務方針、要項、会則、細則、内規の基準の運用、規約、細目など各課で作成していますが、その制度はほとんど市民に知らせていませんでした。
 市民を規制する制度は、各課が勝手に作成しないで全庁的に整理して、市民が見れる環境を求めました。
 当時の市長の答弁は、実数については各課にどのような要綱があるのか、調査をしてみたいと思っております。
 総務部長の答弁は、部単位のファイリング出来ないかとの質問ですが、部数そのものが実態が相当数あると私は確信、思っておりますが、その中で実態の調査をまずしてみたいと思います。それによって必要があるのかないのか、それも結構相当あると思います。その後そういうかたちの中でひとう検討させていただきたいと、このように思います。

 この質問を行う前に、時間をかけて各課を回ってどんな書類が有るのか聞きだし整理して質問しました。ほとんどの課が私の調査に対して、自分の所の書類は対象外と述べていましたので、いま教えてくれないと質問後に全庁的に整理した時に、あなたの課の書類が対象外になると困るので教えて下さいとお願いしました。
 その後、文書担当部署が全庁的調査を行い、複雑な呼び方を整理しました。
 新しい要綱等を作成するときには、必ず文書法務課と協議して作成されています。
(一般質問を行い文書が整理されてから、5年程度過ぎてから自分で各課を回って追跡の調査を行ったら、3か所から合議しなくて勝手に作成された文書が見つかりました)制度改正が出来ても、対応してもらえない職員は出てきますので、必ず追跡調査が必要です。事務棟2階の文書公開コーナーに冊子が置いてありますので、時々見て下さい。

 

 


森友学園の「地中ゴミ」の写真が同一箇所と判明

2019年02月06日 | 国政

 地中に大量のゴミが埋まっているので8億円も値引きしていた森友学園、土地の調査資料で提出されていた写真3か所がなんと同一箇所を3枚写して、3か所にゴミが埋まっていたと政府は示していました。日本共産党の辰巳参議院議員が4日の予算委員会で自分で調査した専門家の分析を示して政府に誤りを認めさせました。
 工事を行った施工業者に事前に質問書を渡して回答をもらいました。
 施工業者の回答は、異なる複数の試掘孔のものと説明していた写真が、いずれも「同一の試掘孔の写真」だと認めました。
 国会でくり返し追及されているのに、偽装が発覚したら単純ミスとして逃れようとしています。


米軍厚木基地所属の米兵が、民家に侵入してシャワーを浴びる

2019年02月05日 | 爆音基地問題

 報道によると、2月2日早朝、海老名市内の民家に無断で侵入してシャワーを浴びて全裸で出てきたところで住民と出くわし取り押さえられたそうです。
 この事件に対して日本共産党は、4日昼前に厚木基地に出向いて、司令官あての抗議文を手渡し、担当者に状況の問い合わせを行いましたが、ノーコメントの繰り替えでした。
 侵入した米兵は、勤務中なのか、米兵の住まいは基地内なのかなどを質問しても、ノーコメントを繰り返すだけでした。
 参加者からの繰り返しの質問で、「事件は重く受け止めている」だけでした。
 今日(5日のしんぶん赤旗4ページ)に記事と写真が掲載されていますが、右側に立っている私の写真が斜めに白くなっています。原因を調べてみたら、太陽光が右側を照らしていました。
 参加者は、はたの君枝衆議院議員、しいばかずゆき比例候補、あさか由香選挙区候補、
綾瀬市、大和市、海老名市,座間市、相模原市の議員が参加しました。


④住居の南側にブロック塀の工事が始まる

2019年02月05日 | 36年間の議員活動

 市内の北部地域にお住いのAさんから、30年以上前に相談が有りました。
 一連の住宅が並んでいるAさんの土地より、南側に隣接したBさんの土地は1m程度高い場所で以前バスの折り返し場所として使用されていましたが、折り返し場所が廃止になり、整備して住宅造成の計画で作業が始まっていました。
 現場を確認したら、Aさんの建物と隣接したBさんの敷地までは!m程度で、敷地境界にBさんは2mの高さのコンクリートの擁壁を積み上げる計画で進められていました。 
 県の土木事務所で確認したら、Bさんは工事の申請行為をしないで擁壁を作ろうとしていました。(施工業者にすべて任せていたようです)
 県の職員と交渉して、違反行為なので指導を求めました。
 その後、Bさんの代理人の施工業者が、Aさん宅を訪れて敷地から南側に1m下がって高さも1mの擁壁工事に変更するとの連絡が有りました。
 Aさんの並びの住宅地は日陰にならずに済みました。
 なお、隣のBさんは影響力の大きい人で、かなりの覚悟をして取り組みました。


③春日台中学校の壁面から結束針金が飛び出す

2019年02月04日 | 36年間の議員活動

 2005年(H17年12月)、2006年(H18年3月・6月)議会で質問。
 市内の春日井中学校は、問題が起きた時は学校建設から20年程度過ぎていました。
 私が学校の校舎を見ていたら、3つの校舎のすべてのモルタルの壁から針金が出ています。
 設計図面で確認したら、結束した針金と外壁の間は40ミリの間隔が必要なのに、建設から20年過ぎたら壁のあちこちから針金が飛び出していますので調査を求めました。
 2006年1月に専門業者の非破壊検査が行われ判明したのは、コンクリートの厚さはありましたが、壁の中で針金で固定する作業が行われいない箇所が有り、194箇所で針金が飛ぶ出だしていました。
 情報公開請求で入手した資料では、2005年11月15日から建設を請け負ったゼネコンと市の職員が、「春日台中学校校舎外壁劣化問題」として、協議が行われいました。
 文書の内容は、非破壊検査を行う前から話し合いを行い、一部を大手ゼネコンが調査して補修を行い、それ以外は他の学校と同様に市がやると11月30日に結論が出ていました。
 手抜き工事を行った業者が、補修工事で更に仕事を請け負うことになりかねませんでした。
 これらを指摘して、全額施工工事を行ったゼネコンに負担を求めました。
 補修工事が10年以上過ぎていますが、新たな壁からの針金の飛び出しはないようです。 

 

 


 

 

 

 

一部を施工業者が調査して


36年間を振り返って②新幹線上の橋が危ない

2019年02月03日 | 36年間の議員活動

 2008年(平成20年)6月議会で斜面の拡幅を求める質問をしました。落合南1丁目から落合小学校に向かう新幹線上の橋は幅3メートルと狭く斜面の頂上が橋のため、新幹線を越えようと斜面を登ったら対向車と出くわす。狭いため片方がバックするしか有りませんが下り坂になるので、口喧嘩が頻繁に起きていました。地域の方と話し合い10数人で、5月22日に午前6時から午後8時までの14時間の交通量の調査を行いました。自動車が346台、バイクが84台、自転車256台、歩行者725人。調査中に片方がバックした車両が8台ありました。
 市長の答弁は、松本議員の交通量調査のデータを拝見いたしますと、生活道路であります市道1286号線の1日の自動車交通量は246台であり、交通量は多いと感じました。新幹線を渡る第二早川跨線橋の南側は、のり面の用地に余裕もございますので、今後この用地を有効利用いたしまして、自動車待機の整備に向け検討いたしたいと考えております。
 その後、工事が行われトラブルはなくなりました。この橋の西側に県道が4車線で整備されたので、落合小学校の前を通過する車両も減りました。


これまでの36年間の議員活動を紹介します。①綾中体育館

2019年02月02日 | 36年間の議員活動

 1985年(昭和60年)市議会議員3年目の年、綾瀬中学校の生徒の保護者から訴えられました。
 綾中で部活を行っている生徒が、ひざや足首が痛いと病院に通院して子がたくさんいるので何とかして欲しいとの話でした。
 調べてみると、卓球や体操、バレーボールの部活の生徒が病院にかかっていました。
 バスケットボールの生徒が、足を痛めていないのが不思議でしたが、調べてみると、バスケーの靴底が厚いので被害がないようようです。
 体育館の床の構造が、コンクリート床に直接ウレタンのマットが貼られていました。
 文科省補助の体育館は、金属のスクラップで浮かして、その上に木製の床を張りますが、防衛省の補助は安上がりの構造でしので、事業費も半分程度の安さです。
 木造の講堂を防衛の補助を受けてコンクリート建物に改修して、2~3年で生徒が足を痛めていました。
 議会の一般質問で、部活を行っている多くの生徒が、足の故障を訴えているので改修を要求したら、教育委員会の答弁は、大人が使う東京の体育館もウレタン使用で実業団の試合を行っているので、改修は必要ないとの答弁でした。
 大人と成長中の中学生では体が違うので、早急な改修を求め安全なスプリングを取り付けた床に改修できました。
 その後は、足首やひざを痛めている生徒の話はなくなりました。


松本春男後援会事務所開きに参加していただきありがとうございます。

2019年02月02日 | 後援会

 1時から2時までの時間でお粉ました。、山田後援会長がインフルエンザでダウンしたので会長の開会の挨拶を省略して、同僚の上田議員の連帯の挨拶、岡崎地区委員長の情勢報告、松本春男の決意表明、業者後援会の激励、メッセージ紹介(しいばかずゆき比例、あさか由香神奈川選挙区、はたの君枝衆議院議員)、地域のお二人の方から激励のお言葉を戴き、鹿目選対本部長から具体的選挙戦の取り組み、ガンバロウを佐瀬さんの音頭で行いました。


沖縄県民投票が、全県で実施確実

2019年02月02日 | 日記

 沖縄県内41市町村の内、5つの自治体が県民投票に不参加を表明していましたが、県議会で賛成・反対の2択から、「どちらでもない」を追加した3択に、変更して全会派で可決したのを受けて、参加しないと表明していた5自治体も投票に参加することになりました。
 2月24日の名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票が全自治体で行われます。


野田市の教育委員会や学校の対応

2019年02月01日 | 日記

 報道によると千葉県野田市で1月24日に10歳の女の子が浴室で死亡し、父親が逮捕された事件に関して、野田市は、10歳の少女が児童相談所に一時保護されるきっかけになった「父親に暴力を受けている」「先生、どうにかできませんか」と訴えたアンケートを市の教育委員会が、父親に渡していたことや、小学校の校長が、今後、少女を保護する際にはすぐに父親に情報を開示することなどを約束する「念書」を書かせられていたことを記者会見で公表しました。
 野田市教育委員会は、恐怖感に屈した部分が多かった。一時保護に納得できない訴訟も辞さないというような怒りを鎮めるために、恐怖心から(アンケートを)出してしまった部分が大きい。また、市は一時保護の後、父親が小学校の校長に対し、今後、保護する際にはすぐに父親に情報を開示することなどを約束させる「念書」を書かされたことを明らかにしました。
 市は、父親に渡した行為は、情報公開条例違反に当たる可能性もあるとみて、関係者の処分を検討していると報道されています。

 このような事件が起きるといつも思うのですが、担当者が間違った判断を行う前に、上司に判断を求めなかったのか残念です。
 担当者や校長が自分で判断できないときには、教育委員会の幹部職員、教育長や市長、そこで判断できないときには、児童相談所や、県の教育委員会に相談すべきでした。
 教育委員会の職員や校長の判断ミスのせいで、被害を訴えた少女の尊い命をなくす一因になった可能性があります。
 現在、日本中で家族からの虐待を受けている児童が、自分も虐待被害を受けているが、教育委員会や学校でで行っている被害を訴えるアンケートに素直に書くと学校から家族に知らされて、さらに酷い虐待が行われたり、殺さることを考えて公表しなくなることが心配です。