松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

人口減少を踏まえた既存ストックのマネジメント強化

2018年03月12日 | 市役所

 綾瀬市平成30年度予算概要版に、人口減少を踏まえた既存ストックのマネジメント強化が掲載されています。
(必要性)公共施設の資産・改修履歴などの情報集約は一定の範囲にとどまっており、施設修繕・改修においては事後保全型の対応となっています。また、学校施設では国から学校施設長寿命化計画の策定が要請されています。
(事業内容)・資産管理システムの導入。公共施設の劣化状況、維持管理費、工事実績、運用・利用状況など、様々な情報の一元的な集約・活用を可能とするシステムを導入します。
・市内小・中学校15校の施設老朽化調査の実施。コンクリートの傷み具合や屋根、外壁など部位ごとの劣化度を点検します。
(目標・効果)資産管理システムにより、事後保全型から劣化状況に応じた予防保全型の維持管理へと転換します。
・老朽化調査の結果を受けて、学校施設長寿命化計画の策定に取り組みます。(概要版37ページ)

 (インターネットには既存ストックとは、道路や河川、公園等、これまでに整備された都市基盤や公共施設、建物等の都市施設)
 建物老朽化の調査を行いますが、綾瀬市の公共施設にはもう一つの問題が有ります。建設時の施工業者の手抜きが有ります。
 綾瀬市学校新設時の殆どは、建築担当の課長は2年交代で県の職員が派遣されていました。
 当時建設された早園小学校の校舎は3階建て、建設から約10年後に発覚しました。校長先生がいつも賑やかな時間帯には気づかなかったのですが、静かな授業中に教室を回ったら、自分が歩いているとコンクリートの建物の床が揺れていることを発見して、市が調査したら、2階と3階のコンクリートの床が12センチ必要なのに、8センチしかありませんでした。市が施工業者に対応を依頼しましたが、業者は10年を経過しているので、無料では改修できないと回答。議会の全員協議会に報告されましたので、松本は「業者の不正行為は明らかなので訴訟を行い、マスコミに公表すれば、誰も仕事を依頼しなくなる」と業者に伝えて欲しいと発言しました。市が伝えたら、業者の責任で改修工事を行いました。


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