松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

下水道汚泥で発電

2022年04月13日 | 市役所

 綾瀬市終末処理場の汚泥を活用した消化ガス発電事業の業者選定で、指名型プロポーザルを行いました。
 最初に、業者からプロポザールに参加する表明書を4社から戴き、1社が途中で辞退届を提出され、3社から書類の提出がありました。
 綾瀬市では、選考委員会を設け、副市長を委員長に3人の部長、2人の課長で選考しました。
 選考委員会の下に、企画提案評価員を4人で設け、総括副主幹2人、担当2人の4名で内容の精査を行いました。
 3社の内で、月島機械株式会社 横浜支店が綾瀬市との優先交渉権を獲得しました。
 今回、情報公開手続きで市から事業者に提案した書類、3事業者が綾瀬市提出した資料等373枚を受取り、文書を確認しています。
 企業情報が多く、黒く消された部分が多い資料です。内容的には詳しく作られた書類でコンサルタント企業が大部分を作成したと思われます。

 市から提案書、3社から提案内容の合計370枚の資料で、ガスタンクの構造、検査体制、安全性など市民が一番気になる項目の表示がなく、近隣住民の不安が起きることが心配です。公開された資料の黒塗り部分にタンクの項目が掲載されているとは思いますが、ガスタンクとの表示がこれまで確認出来ません。
 工事の工法などが企業情報として公開出来ない等は理解出来ますが、ガスタンク等の表示に触れることも企業情報として考えて、非公開を希望する企業体質に疑問を持ちます。今回の情報公開で企業情報に関する部分は綾瀬市に資料を提出した企業の判断です。
 近隣市民が一番心配するガスタンクの安全性に触れる項目は非公開を希望する企業体質が見えました。
 井戸の地下水を水中ポンプで汲み上げ、高さ2m程度のタンクに溜めるだけで溶接部分が弱いと重いタンクが壊れて高く飛んで行きます。
 今回は発電に使用するガスタンクの構造、安全性、検査等の対応についての確認が出来ませんでした。
 373ページの公開された資料を再度確認を行います。


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