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松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

医療負担金を猶予・減免

2016年04月22日 | 水害・洪水対策
 熊本地震の被災者で自宅が全半壊者らに対して、主たる生計者が収入を失った場合などは、国の負担で医療費の一部負担金を猶予・減免する事務連絡を市町村に出すことを決めました。
 21日の参議院厚生労働委員会で、田村智子議員の質問に対して、大臣が今日中(21日)に出すと回答しました。

「熊本地震」保険証や公費負担医療証がなくても受診できます。

2016年04月22日 | 水害・洪水対策
 厚生労働省は、地震による被災に伴って保険証や難病、小児慢性、自立支援医療などの公費負担医療証を紛失したり、家庭に残したまま避難先にいる場合でも、氏名、生年月日、連絡先、住所、電話番号を申し出れば保険扱いに受診できます。2016年4月15日付事務連絡。とHPに掲載しています。


 このような事務連絡について自治体職員に確認したら、2つの流れが考えられるそうです。

①厚生労働省ーー都道府県ーー市町村
②厚生労働省ーー日本医師会ーー都道府県医師会ーー市町村医師会ーー開業医

今回の「熊本地震」に関しては、
①厚生労働省が15日に事務連絡をHPに掲載。綾瀬市は21日の夕方時点で連絡を受けていないそうです。
②綾瀬市内のある医療機関に、21日午後に確認したら医療費事務を行う職員2名に尋ねたら連絡を受けていないそうです。

昨日も神奈川県に連絡して、取扱を確認しましたが調査に時間がかかり、途中で医療負担金を猶予・減免の連絡を厚生労働省が21日中に行うとの情報が伝わり、情報が混乱して神奈川県からの回答を不要と私から連絡をしました。
 今日22日に、再度県に連絡をして、厚生労働省の15日付け事務連絡の経過を確認する予定です。
 今後も大災害が起きた場合、国からの事務連絡が地方自治体や医療機関に伝わるのに、1週間も日数が必要では困るので、どこで情報が止まっていたのか調査します。

うわさによる不正確な災害情報、今年の18号台風関連での被害

2015年09月12日 | 水害・洪水対策
今週の東日本を襲った洪水被害は、神奈川から北関東、東北地方の各地で大きな被害が発生しました。
綾瀬市には、8日の夜半に大雨洪水警報が発令され、9日の小中学校の臨時休校が行なわれ、日中は大雨が降りましたが大きな被害は起きていません。
10日に地域の方から、綾瀬市内の有る地域でガケ崩れが有ったとの話を聞いたとの情報が寄せられました。
私は、この話が寄せられる前に、市の担当者に市内では災害は起きていない事を確認していましたが、再度市に確認しましたが市内の災害情報の連絡は受けていない事を確認しました。
寄せられた情報元を確認していこうとしましたが、又聞きなのでと言われ今回は確認を中止しました。
私としては災害が発生しても市に連絡をされていないケースが、沢山起きていますので確認したい所です。
災害情報などを聞かれた方は、いつ・どこで・誰が・何を・どうしたのを聞いて、情報の発信元を含めてメモを残して戴けると正確に伝わりますのでご協力をお願いします。

これまでの未確認情報で、寄せられた情報元を遡っていったら行政に連絡されていな事が明らかになった事例と、話が伝言ゲームのように内容が変化していたケースの両方が有りました。
災害時での情報伝達は、起きている事件の情報と、見た人や聞いた人の感想は別にして話して下さい。
他の人に伝える場合は、出来るだけ前の人の情報で個人の感想部分は伝えないで下さい。
正確な情報と感想部分が一緒に伝わると、話が違って行きます。

常総市の HP、トップページ が 災害 情報に 切り替え

2015年09月11日 | 水害・洪水対策
今回の大雨で市内の30%が被害を受けていると報道されている、茨城県常総市のホームページを見たらトップページの表示が災害用に切り替わっています。

(市のホームページ)
常総市のサイトは現在、緊急災害情報用のトップページに切り替えています。
通常の常総市トップページをご覧いただく場合はこちらをクリックしてください。
緊急災害情報の日時と内容、関連ページとして避難指令発令とう災害関連情報が表示されています。
災害時は情報入手作業が単純な方が、トラブルや、情報伝達ミスも防げます。


これは参考になるので、綾瀬市の防災担当者に情報を知らせました。
この方法は綾瀬市でも同じように、ページづくりを行なっていれば大きな災害が発生したら切り替え操作で災害対応が出来ると思います。
お昼に市役所に出向いて、ホームページ担当の職員に確認しますが、綾瀬市では現在同じようなシステムが出来ている事を期待します。



台風18号、昨年は綾瀬市内で被害大、今年は北関東で

2015年09月10日 | 水害・洪水対策
昨年10月4日・5日の台風18号は、吉岡地域のマンション裏のがけ崩れや上土棚や落合地域の床上浸水など大きな被害が発生しました。
今年の台風18号は、昨日9月9日に関東地域を影響を与えています。綾瀬地域は8日23時過ぎに大雨洪水警報が発令され、9日の朝から小中学校が臨時休校になりました。
9日14時前には、土砂災害警戒情報が発表されました。
報道によると、台風18号に伴う秋雨による被害は、栃木県方面を中心に南北に長く雨雲が居座っています。
栃木県日光方面は、9日午前4時から10日午前4時までの24時間に528ミリも降ったと報道されています。
皆さんの家に、24時間で深さ50センチ以上の雨水が降って来たら、河川に流れず大変な状況になります。

9月議会の一般質問は、9月2日に質問項目を提出しましたが、今年も洪水被害が発生しそうなので、総合的治水対策について取り上げます。
具体的には、(河川の整備計画)(河川に流入する前の調整池や遊水池)(公共施設の雨水貯水に施設)(民間施設の貯水施設)(工場等への貯水タンク補助制度の拡大)(貯水タンク補助金の見直し)等について質問します。

洪水被害は、地球温暖化の影響で年々被害が大きくなっているようになっていると思われます。以前の洪水対策の考え方では被害が解消しません。
9月議会の一般質問の通告者は、20名の議員中16名が行ないます。私に質問順位は11番目で、上田議員が10番目です。
質問の予測時間は、17日(木)の午前中の最後か午後の始め頃と想定していますが、私より先に質問される方の質問時間で変わってきます。
17日の朝、議会事務局に電話で確認して頂けると、質問者の進行状況がわかります。

下水道雨水管きょ施設整備工事の入札中止

2015年08月08日 | 水害・洪水対策
昨日ブログを書いた後に、市役所に行きましたら、入札中止のお知らせと写真の説明文がレターケースに入っていましたので,見て下さい。
市の担当者に確認して判明したことは、入札前の業者からの内容確認や質問が、6月30日から7月17日の間に有った事、8月3日の改札後に複数の業者から疑義の申し立て受付期間の翌日4日までに有りました。
その後、疑義の申し立てについて、調査を行ない入札の中止を7日に行ないました、
入札と同時に参加企業は、入札の内訳書を提出しています。
今回の設計や公表している積算金額の計算は、工事業者とは別の設計会社に任せて、最後の確認を市の職員が行なっています。
競争参加資格確認申請書受付期間及び提出書は、平成27年6月30日13時00分から7月27日13時までに、特別共同企業体手続き要綱の提出書類を管財契約課に持参する。
設計図書等の質問方法は、公示日から平成年7月17日20時までとする。
設計図書等の質問回答は、27年7月24日までに、かながわ電子入札共同システムで回答。
入札書提出期間は、27年7月30日8時30分から20時00分及び7月31日8時30分から17時00分まで入札金額内訳書の添付が必要。
改札予定日時は、8月3日9時30分以降
疑義申出期間は、開札から8月4日正午まで。

今回は疑義申立て、入札の中止を行ないましたが、本来業者からの質問や問合せ時点だ調査して対応すべきでした。
今回の小園地区浸水対策バイパス管工事は、税込みの設計金額は10億2162万6000円の工事です。
市は再入札を行なうが工事終了時期は変更しないで工事を完成させると述べています。

綾瀬市の災害対策の取り組み

2015年08月07日 | 水害・洪水対策
吉岡東1丁目のマンション裏のガケが崩れて、マンションの周辺や室内の土砂が入っての被害に対して、崩壊から30分以内に市役所職員の派遣や市内の土木団体に対して、現在工事を行なっている箇所の工事を停止して災害復旧を優先させました。
当初市職員は、消防や建設部門だけで対応するとの話を聞いて、私から市役所全体の応援体制で対応すべきと考えるが検討して欲しいと訴えました。
土砂に埋まって中が真っ暗な所は、消防が対応して室内の土砂を外の公園までの運搬は、毎日交代で派遣される約50名の職員が1週間人海戦術で行ないました。
建物の外は土木団体が対応して貰いました。重機の借り上げなど土木団体への支払いは約1672万円になりました。職員や業者の方のなど多くの方の対応で、住民からの行政に対しての苦情は聞いていません。

早園小学校北側の雨水による冠水被害対策として、冠水地域から小学校の下を通って東名の横の公園、更に目久尻川までの地下排水管工事が、3年間で約11億円の工事を行なっています。

落合地区の洪水対策は、取内橋と芝原橋の間に約2万立米の遊水地を設置します。
今年度に設計を行ない来年度に用地の買収を行う計画です。

蓼川や引地川に大量の雨水を流している厚木基地内の調整池の工事も、国が当初計画より10年近く遅れていますが、漸く1箇所目の工事を漸く始めました。

上土棚中5丁目の宅地内の汚水の逆止弁設置工事も狩猟しました。
神奈川県が工事を行っている、引地川横の遊水地設置工事も遅れています。

残された箇所の、災害対策取り組んでいきます。に

市内マンションの管理組合役員より、私に嘆願書が来ました

2015年08月06日 | 水害・洪水対策
市内のマンション管理組合では、河川氾濫による施設の被害が起きているが、行政や関係機関の対応では問題が解決しなくて困っているとのお手紙でした。
松本春男の綾瀬市レポートを見ると、他の同じような建物、マンションでの対応が書いてあるので、河川対策に力を入れられているので、懇談を設けて欲しいとの内容です。
手紙を読んで電話をしようと時計を見たら、午前6時前でしたのでもう少し後に連絡します。
災害直後に、このマンションに隣接した水路を回って、住民の方に話を聞き、洪水時の宅内への汚水の逆止弁の設置工事が、10年近く前に綾瀬市の補助金を受けて対策を取っている事や、その逆止弁の取り付け工事を行なった作業員を訪問して話も聞きました。
市の担当職員に話を聞いても、綾瀬市が補助金を出して対策を行なっていた事を把握している職員は直ぐには見つかりませんでした。
過去に綾瀬市が工事費を負担して、床上浸水を防止するため対策を行なっていたのに、他の住宅の工事を直ぐべきと職員に要請しました。
昨年の洪水直後は、逆止弁の手配が出来ませんでした。
戸建ての家と違い、集合住宅の対策は住民の同意が必要です。他のマンションでも全部の入居者に影響する問題は同意が得れますが、被害を受けている世帯が少ない場合の対策は、特に配慮して望まないと、時間が長引く事になります。
役員の方々とお会いする時間を、決めたいと考えています。、

比留川の土砂浚渫工事が行なわれました。

2015年08月04日 | 水害・洪水対策
準用河川の比留川は、上流は市内北部の寺尾地域から、市内の南側に向けて流れていますが、県管理の蓼川近くになると大きく迂回して、南西方面から北東方面に向かって流れる箇所も有ります。
そのため、蓼川に合流する手前の落合橋近くの右岸側には毎年大量の土砂が溜まって流れを悪くします。
過去には、水位が下がる冬場に土砂の浚渫を行なっていましたが、梅雨や台風時期には土砂が溜まってしまうので、浚渫時期を夏場に変更して貰いました。
写真の正面の石垣で、色が変わっているラインが土砂が溜まっていた場所です。
毎年行われる浚渫工事で、大雨時の河川の流れが大きく違います。
下流の松山橋方面から藪根橋までの区間は、県が業者に作業を発注します。
県は、河川の土砂浚渫作業が効率的に行えるよう、上土棚新橋の左岸側に道路から河川にトラックが降りれるようスロープを設けています。
昨年は、上土棚中地域では、床上浸水や床下浸水で大きな被害が発生しました。
落合北の取内橋と芝原橋の間の市が工事を行なう遊水地、厚木基地内の国が行なう遊水地、藤沢市内の引地川横に県が工事を行なう遊水地のそれぞれの工事が急いで行なわれる事を期待します。、

大雨注意報や警報時に、警告の回転灯と音声放送

2015年07月08日 | 水害・洪水対策
県が管理している蓼川に、気象庁が大雨注意報や警報を発表すると、自動的に黄色い回転灯と音声で注意を行ないます。
この場所は、綾瀬市が管理している綾南公園が両側に有り、行事等を行なう時には河川敷に降りられるようになっています。
市内に有る神奈川県の東部センターの説明では、大雨注意報が発令されると自動的に黄色い回転灯が回り始め、同時に注意報が発令されたと音声が10分間だけ流れます。
次に、警報が発令されると警報が発令されたと10分間放送されます。
回転灯は、注意報や警報が解除されると自動的に停止します。
尚、河川敷に夜間は降りない事や周辺住民の方に配慮して、回転灯や音声放送は夜間は動作さません。
放送を聴くのは発令から10分間だけの動作のため、なかなか聴けませんが回転灯は昼間の発令中は動作しています。
写真右下の黄色い明りが、注意報で動作している状況です。
私は、河川災害が予測されると、何時も被害を受ける比留川・蓼川・目久尻川の10箇所程度の確認ポイントを回っています。
河川で異常を感じたら、090・1113・6959まで連絡をお願いします。


県会議員の加藤なを子さんを新幹線下の排水路に

2015年06月03日 | 水害・洪水対策
1日に、長後駅に迎えに行き、引地川から蓼川、比留川を車で回って説明しました。
特に、新幹線の下の河川のバイパス部分が殆ど塞がれている状況には、驚かれていました。
今日、県庁で担当者に実情を訴えられました。
県の回答は、藤沢分の遊水地工事は250億円との事。4箇所の内、1箇所は平成30年度に完成予定で進めている。その遊水地が使用出来ると、綾瀬市の新幹線下の塞いでいる矢板をもう一枚(60センチ幅)を撤去出来るのではないかとの考えを述べられたそうです。
県の遊水地の工事が遅れている原因は、国の交付金が東日本大震災の影響で減額になったとの話しとの事ですが。綾瀬市の新幹線下のバイパス工事は、23年前からの工事です。

下水道の逆止弁、落合地域でも必要かも

2015年01月13日 | 水害・洪水対策

洪水時に、下水道管にに雨水が流れ込んで処理場に流れずに、家のトイレやお風呂場に汚水が溢れることを防ぐため、逆止弁の取り付け工事を市が行なっています。
先日、上土棚地域5世帯と報告を受けて、ブログに書きましたが、落合北の住宅で道路より一段低い住宅で玄関まで水が溢れ、トイレの水位が上がったとの話が有りますので、下水道課職員に現場を見てもらう事になりました。市内で洪水時に排水被害が発生した方は連絡して下さい。


洪水被害を受けた比留川の護岸外側のコンクリート

2014年11月23日 | 水害・洪水対策

台風18号による蓼川や比留川の被害状況については、これまでブログに書いてきました。
比留川の新幹線近くでの溢水によって、河川や道路のジャリ石が畑に流れ込み耕運機などの機械が使用出来なくなりました。
農家の要求で、新幹線を挟んだ2箇所の畑の表土約5センチをフルイにかけて選別してジャリ石を取り除いて、新しい土を搬入する作業が人海戦術で行なわれました。

今回気づいたのは、新幹線近くの箇所で比留川から護岸を越えて水が流れた箇所での工事でした。
河川沿いの道はジャリ道ですが、護岸の外側を約50センチ幅でコンクリートで長く補強されています。
これまで河川からの溢水現場を見ていますが、一般的なイメージでは川から溢れた水は大きく膨らんで斜め下に落ちると思われますが、実際の現場では河川が満水になり護岸のブロックを越えた水は、護岸外側の真下にすごい勢いで落ちて土砂をえぐってしまいます。
今回の護岸外側のコンクリート補強は、今後越えた水がジャリ道を掘りかえさない予防対策です。
議会で何度も取り上げていますが、新幹線上流地域に調整池の設置と、タウンセンター区域の調整池の能力で雨水を蓄える能力が不足しているので、対応出来る調整池の追加工事を早急に行なわないと裁判問題になります。

、20数年前から、タウウセンター区域の無駄な橋の建設より、雨水調整池の適正な増強を求めて来ました

綾瀬市が私の指摘を受け入れて、まともな判断を行なっていれば、今回の洪水被害は小さくて済みました。雨水は上から下に流れますので上流地域の開発では下流域に被害を出さない対策を最低限行なうべきです。