浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2019-07-31 00:25:55 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「しかるに諸々の衆生は己の肉体に意識・心が支配され」

これほど完璧に守護・指導霊から愛をもって守られておりますのに、
己の肉体に意識・心が支配されています。

見えない世界では神の意識をそのまま頂いているのに、
肉体というものに自分の意識・心が完全に支配されて、
肉体の持っている意識、つまり五官から受ける感じが私たちの内に
坐す神なる意識を遮ってしまうのです。

神様が自分を表現するために人間の肉体をお造りになり、
しかも神ご自身が一人一人の中に坐しましながら、
肉体の五官という悪魔の化粧をなさっているのです。

五官とは悪魔の化粧であり装いであって、五官に振り回されますと、
必ずサタンの餌食になっていきます。
五官に捉われるとなぜ悪魔の餌食になるかというと、
五官には自己保存と自我我欲というものが与えられているからです。
この自己保存と自我我欲こそ、
キリスト教でいうところの「原罪」であり、
人間が生まれつきに持っているエゴです。



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「御垂訓」

2019-07-30 00:08:50 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「善導せるがために己の心は己自身に忠実なることを知るべし」

先の続き・・・

山彦の場合は、音波が向こうの山に当たって返ってくるだけですが、
これは私たちの想い、行いの場合も同じで、私たちの想い、
行いからは波動が出ていますから、
神の子として恥ずかしくない愛の実践をしますと、

この場合は精妙なる波動が出ますし、人を騙したり、
貪欲に捉われたり、怒ったり、
恨んだり、憎んだりしますと、必ず荒い波動が出て来て、
それは見えない次元の違った世界に突き当たって
自らにそのまま返ってくるようになっているのです。
原因結果の法則ですね。

これは何者も絶対逃れることはできません。
そういう中で私たちは修行をしているのです。
自分の想い・行い・言葉が間違ったことをしたら、
間違いの分だけ自分に返ってくるということを知った時、
日々の行・想・言がどれほど大事であるかということが分かってきますね。
この原因結果の法則さえ分からないで道を説いている方々もあります。

人の悪口を言えば必ずそのまま自分に返ってくるのです。
これは恐ろしいです。
私たちはできるだけ法則の中に生きたいと思います。


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「御垂訓」

2019-07-29 00:05:55 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「心は実在の世界に通じ己の守護・指導霊が常に善導せることを
          忘れるべからず」

先の続き・・・

次に「指導霊」とはどんなお方かといいますと、読んで字の如く、
私たちにいろいろと教えて下さりご指導下さるお方です。
この指導霊というのは、常に代わって下さっています。
私たちの魂が幼稚園に入るまで成長しますと、
ちゃんと幼稚園程度の指導霊が付いて下さるのですね。

そして小学校に進む程度に魂が進化しますと、
小学校の先生のように指導して下さる方が代わって下さるのです。
中学校に行けば中学校程度の先生が代わってくれます。
このようにして私たちの魂が進化しますと指導霊が
ちゃんと入れ代わって付いて下さるわけですね。
大変すばらしく造っていただいております。
守護霊に守られ、指導霊に導かれて私たちは日々の
生活をしております。

「善導せるがために己の心は己自身に忠実なることを知るべし」

良いほうに導こう導こうと常にしていただいているために、
己の心は己自身に忠実なることを知らねばならないとは、
他人に嘘をつくことはできても、
自分の心には絶対に嘘をつくことはできない、
いかに上手に人を騙しても、
自分では「ああ、今嘘をついているな」と、
知っているということです。

自分自身を欺くことはできないのです。
自分を騙すことができないのは、守護・指導霊が常にいいほうへ、
いいほうへと導いてくれており、守護・指導霊がそれを知っているから、
自分の心には嘘がつけないのです。
どんなに大天才の詐欺師でも
「私は今この人を騙しているのだ」ということをちゃんと知っています。
知っていながら人を騙しますと必ず苦しみが結果として
現れるように造られています。

山に向かって叫べば必ずそのまま自分の声が
返ってくるのと同じで、山彦現象が起きます。
「アホー」と言えば必ず「アホー」と返ってきますし、
「ヤッホー」と叫べば
「ヤッホー」と返ってきます。



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「御垂訓」

2019-07-28 00:03:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「心は実在の世界に通じ己の守護・指導霊が常に善導せることを
       忘れるべからず」

先の続き・・・

「守護霊」といいますのは、
私たちが両親の縁を頂いてお母さんのお腹の中に宿りますと即、
守護霊が付いて下さいます。

そしてこの世の人生航路を終えて死の世界に帰るまで
ずっと共にいて見守って下さっています。
この方は他の方と交代することなしに、ずっと付いて下さるのですね。
私たちの魂の兄弟は六人をもって構成されていますが、そのうちの一人が
守護霊として付いて下さるのです。
そして私たちを守護すると同時に、
この地球の環境をあらかじめ予習していられるわけです。

というのは、時代が変わり環境も年月と共に変わっていますから、
その中に突然入ってきますとあわてなくてはなりません。
ですから守護しながら時代や環境の変化をちゃんと
学んでおられるのですね。

そして私たちが無事にあの世へ帰った時、
肉体の生命というバトンをその守護霊さんに渡すわけです。
そうしますと、バトンを受けて、私たちの代わりとして、
オギャーと人生航路の旅に発ってくれるわけです。

その方が出た時、次に生まれる方が守護霊として
付いて下さるようになっています。
このようにちゃんとうまくしていただいています。


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「御垂訓」

2019-07-27 00:08:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~



「肉体の支配者は己の意識なり己の意識の中心は心なり」

私たちの意識が肉体を支配し動かしていますが、
その意識の中心に心があり
心の奥底に魂があります。
自らの神なる魂に目覚めることです。
意識をあやつるものは心です。
「心は実在の世界に通じ己の守護・指導霊が常に善導せることを
忘れるべからず」

心は実在の世界に通じているということですね。
実在とは内なる世界のことで、
心が魂の通して内なる世界に通じているということです。
「心行」にはこのように深い意味が全部説かれています。
ただ私たちが理解できなくて分からなかっただけです。

「心は実在の世界に通じ己の守護・指導霊が常に善導せることを
         忘れるべからず」

私たちの守護・指導霊といわれるお方も、
常に私たちをいいほうへ導こうと努力して下さっていると
いうことを知ることですね。
良き方へ導いてあげようと努力して下さっていることを知り、
いつも感謝の心をもって忘れないことです。

ここで、守護・指導霊の説明をちょっとさせていただきます。
守護・指導霊という言葉はよく聞きますが、
しかし目に見ることはできません。

私たちは誰も、普通の者は見ることはできません。
しかし間違いなしに守護・指導霊は私たちをちゃんと守っていて下さり、
その導きを受けておりますね。
これは実在界のお方です。


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「御垂訓」

2019-07-26 01:18:16 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「神意の仏国土を造らんがため生まれ出でたることを悟るべし」

神意、つまり神様のご意志である争いのない平和な世界、
それをこの地球上に造らんがために私たちは生まれてきました。

別の言い方をすれば、
一人一人自らが神の表現体であるということを自覚して、
神のご意志を現していった時、
この地球上は仏国土ユートピアが建設されるということです。

争いのない、お互いに生かし合い、
お互いに愛し合う幸せな地球が誕生します。
一人一人が神様の意識に目覚めるだけでいいのです。
「宇宙即我」も、自ら目覚めることによって「自らが宇宙である」と
いうことが理解できるということです。

「今、日本国中に火の手が上がりました。
やがて地球上に教えは広まる」と、
高橋信次先生が予言されていました。
「この正しい法は日本を拠点として世界中に広がるでしょう」
おっしゃっておられました。

予言された時とは差がありますけれども、現実に今、
私のような者がしゃべっておりまして、
このお話が世界各国に広まっております。
私がそういうことを望む、望まないに関係なく、
見えない世界ではこの教えを広げなければならないという
必要をもって日本中に、
また世界各地へと広げていただいているようですね。

これは正に天の計らいです。
今学んでいる私たちの数は知れていますが、
お一人お一人が知った方に核となって広がっていくのです。
「自分だけが聞いておけばいい、自分だけが安らいだらいい」と
いうのでは法の実践にはなりません。
まず自分が幸せになり、その幸せを人に伝えるべきです。
そのようにして一人から一人へ、またその方から縁をもって広がった時、
私たちの想像以上の早さでこの地球上に神の国が建設されるはずですね。


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「御垂訓」

2019-07-25 00:15:24 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真はイギリス・ロンドンを恩師「長尾弘」先生が癒しで訪問された時、
11年間車椅子の生活をされていた青年が恩師の癒しによって歩けるようなられました。
翌日会場にこられて、その青年が皆様の前で喜びの報告をされているところです。


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「己の意識・魂を磨き」」

先の続き・・・

大変苦しい辛い体験をなさっている方はこの世の中には
いっぱいおられますね。
しかし一般の宗教、信仰はそれに対して
「あなたは前世で悪いことをしたから、
今その裁きを受けているのです。

だから辛抱しなさい」とか、「前世の因縁が
今生に現れているのです」とか、こういう教え方をしています。
しかしそれではその方は救われません、
夜が来ればそれは必ず朝が近づいているということであり、
闇が来れば必ず光が近づいてくるのです。

このことを知って、
私たちは生活の上で勇気を持っていかなる暗闇の中にあっても、
「自然は夜が来れば朝が来るようになっているのだから、
私の人生も必ず夜明けがやって来るはずだ」と、
強く確信を持つことです。
私たちは何か苦しい暗い体験を一つしますと、
「ああ、また同じことが起きるのと違うだろうか、
またこんな辛いことが起きるのではないだろうか」という
想念を持ちやすいのですが、その想念が次の苦しみを形造るのです。

良くないことが二度続くということがありますのは、
その人の想念が悪い事態を呼び寄せてきたのです。
しかし「必ず良くなるのだ」という強い信念を持った時は、
災難は一度でおさまるはずです。
すべては自分の想いによって作っているのだと知ることが
大事かと思います。



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「御垂訓」

2019-07-24 00:10:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「己の意識・魂を磨き」」

先の続き・・・

人は環境の中に生きていると錯覚を起こしますが、
ほんとうは想いの中に生きており、
自分の想いのままの人生を送ります。
悪いことを想えば必ず悪くなっていき、
よいことを想えばよいことが起きてきます。

現在、たとえ環境に恵まれず苦しい立場にあっても、
その中にあって自らの想いを光に向けて、
暗いほうに向けることなく、「大難・小難の想い」をもって
生活した時は、必ず環境は光に満たされてきます。

どんなに不調和な環境の中にあっても、
その人の想い方によって必ず調和されてきますから、
このことを知った時、私たちは何も恐れるものはなくなります。

大地に種を蒔いても土もかぶせずに放置した時は、
根も芽も出てきません。
しかし、種を土の中に埋めた時は、
適当な水分と太陽の熱・光さえあれば必ず根を出し芽を出します。

このように穴を掘って土に埋められた時、
私たちは真っ暗になって苦しく辛いのですが、
しかしこの暗闇を与えられて始めて芽が光を求めて伸びていくのですね。
苦しみは闇です。

今の私たちが体験するいろいろな苦しみ悲しみや辛いこととは、
私たちから魂の芽を出させるために神が与え給うた大きな愛なのです。
この苦しみあってこそ根も出せるし芽も出すことができます。

私たちの人生で、今は土の中に埋められたような光を失って苦しい辛い
環境にありましても、それは神が私たちを目覚めさせるための
大きな愛なのだと思わせていただいた時、また希望も出てくるはずです。
自然はそのように造られております。


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「御垂訓」

2019-07-23 00:02:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「己の意識・魂を磨き」

先の続き・・・

そうしますと、お一人お一人はみな神様ですから、
もし喧嘩をして人を責めたり、謗ったり恨んだり憎んだりしますと、
それはとりもなおさず神様を謗り、
神様を侮った行為に繋がっていきます。

お一人お一人はみな神様なのだと思わせていただいたら
間違いありません。
ただ問題なのは、このスモッグやカーテンによって、
神の意識と人間の意識を遮っているということです。
これを取り払う修行をするために私たちは生まれてきております。

カーテンを取り払った向こう側の神の世界は、
永遠にして不滅、永久に滅びることのない生命そのものが、
私たちの魂の奥底に脈々として生き続けております。

なぜかというと、
神のご意志が私たちの中にそのまま与えられているからです。
「死」というのは、
ただ傷んでしまった肉体の船から私たちの船頭さんが
下りるだけのことです。
船は傷んで使いものにならなくなり、朽ち果ててしまいます。

しかし、傷を受けて滅んだのは肉体だけで、
その肉体を動かしてくれていた船頭さんは健康にして傷むことなしに、
全く肉体とは別なもので健康体で生き続けているのです。

この神理を知らないで、肉体が痛い痛い、
苦しい苦しいと言って死んでしまいますと、
死んだ後までその苦しみが続いていきます。
あの世もこの世も、生きている時も死んだ後も
「想いの世界」に生き続けるのです。


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「御垂訓」

2019-07-22 00:05:23 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真は高橋信次先生に邂逅(かいこう)されて間もない頃の
恩師「長尾弘」先生です。

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「己の意識・魂を磨き」

「魂を磨く」という表現をしていただいておりますが
私たちの魂そのものは
ほんとうは磨く必要がないのです。
なぜかというと、神様の生命、神のご意志がそのまま
私たちの中に入って下さっているからです。

では、磨くとはどういうことかというと、
魂の表面意識と内なる神の意識との間を遮っている
五官煩悩を取り除くことです。
こちら側は私たちの意識であり、向こう側は内なる神の意識で、
この間を遮っている曇ったもの、スモッグやカーテンのようなものを
取り払うために私たちはこの世に生まれてきています。

こちら側は私たちの肉体の意識であり、向こう側は内なる神の意識で、
この間を遮っている曇ったもの、
スモッグやカーテンのようなものを取り払うために
私たちはこの世に生れてきたのです。

この曇りを取り払った時、
内なる光り輝く神の意識に通じていくように
造っていただいているのです。

父なる神は自らを何とかして表現しよう、自らを示し、
表に現そうとするご意志によって人間を造って下さいました。
私たち一人一人はみな神様そのものの意識を
魂の奥底に頂いているのです。
私たちを造って下さった父なる神様そのものの意識を
魂の奥底に頂いているのです。



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「御垂訓」

2019-07-21 02:40:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「過去世において己が望み両親より与えられし肉体という舟に乗り
       人生航路の海原へ」

先の続き・・・

母なる方の体内において、
父なる神がその御業をもって人をお造りになるのです。
人はみな神の御子です。
この親子の縁というものは、自分が望んで両親から頂いたということ、
そして神が造り給うた肉体という舟に、
私たちの魂が船頭として乗り込んでいることを知らなければなりません。

こうして私たちは人生航路の海原へ航海の旅に出るのですね。
その人生航路の中には霧の日もあれば嵐の日、凪の日もあります。
風はなく、安心して艪を漕いでおりますと、海の底から突き出た暗礁の上に
ガーンと乗ってしまって船底が破れたりする場合も起きます。
全く自然界と同じことです。
この厳しい現象の世界に何のために生まれてきたのかというと、
己の意識魂を磨くためだったのです。


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「御垂訓」~心の扉~

2019-07-20 02:44:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

お釈迦様が大悟されたブッダガヤの敷地内に建立されている
マハーーボディ寺院内正面に安置された黄金に光り輝く
お釈迦様のレプリカの像です。
少し頭が被写体の中にありますのは小生の後頭部です。


恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:誰でもが持ちつ持たれつの
        関係で生きている


先の続き・・・

それを自分の都合で乱すのは人間なのです。
環境の事ばかりではなく、
心の調和も乱す事があります。

人と人との調和を乱すわけです。
これも放っておけば、荒れた心は周囲に影響を与え、
そして、どんどん広がっていくのは、自然や宇宙の
秩序が乱れた時と同じです。

見事な自然の調和の中に生きさせてもらっている、
生かされているのです。

そのことを本当に心から認識するのが、
私たちの正しい生き方なのです。


恩師のご講演ラジオ放送は今回で全回分終了です。
長い間、当ブログへのご訪問、
ご愛読ありがとうございました。
恩師のご著書「心行の解説」は引き続きまして
掲載してまいります。


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「御垂訓」

2019-07-19 00:23:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真はお釈迦様のご生誕地ルンビニの旧摩耶堂に安置されていた
天上天下唯我独尊のポーズをとられた生誕後、まもなくのお釈迦様です。

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「過去世において己が望み両親より与えられし肉体という舟に乗り
           人生航路の海原へ」

先の続き・・・

天上界での夫婦の縁ができますと、今度はその子供たちが
「どうぞお父さんになって下さい。お母さんになって下さい」と
頼みに来てくれるのです。

「それではあなたは私の子供となって、共に学んで下さい」と
了解をして、まず両親がこの地上に出られ、
夫婦の約束の時期が来て結婚なさいます。
すると、親子の縁を頂いた者が子供として、
そのお母さんに魂が宿るのですね。
肉体はお父さんとお母さんがこしらえてくれたと思います。

しかし一個の卵子と精子が結ばれてできた、
たった一つの細胞がわずか数カ月の間にどんどん細胞分裂を起こし、
お母さんのお腹の中で人間の形を造り上げていくのですね。
この力こそ神の御業以外の何ものでもありません。



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「御垂訓」~心の扉~

2019-07-18 00:39:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:誰でもが持ちつ持たれつの
        関係で生きている


先の続き・・・

小さな野の草花の生命から途方もなく
大きな宇宙まで、全て一つの秩序で結ばれ、繋がり、
影響し合っています。

これを分かり易く言うと、
全ては、持ちつ持たれつの関係と言えます。
動物も、植物も、皆なこの秩序、リズムを乱すことなく、
生まれては地上で生活し、また帰っていきます。

生態系と言うのは、このリズムの一つです。
食物連鎖と言う言葉もあります。

生物の食べるものは全て持ちつ持たれつ繋がっています。
ですから、どこかで、何かの生物が絶滅したなら、

長い目で見るなら、やがて生物全てが絶滅する切っ掛けになります。
それほどに宇宙は正確なリズムで調和を保っているのです。


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「御垂訓」

2019-07-16 23:59:48 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「過去世において己が望み両親より与えられし
       肉体という舟に乗り人生航路の海原へ」

先の続き・・・

両親と親子の縁を頂きますと、次に夫婦の縁を頂きます。
「どうか夫婦となって共に修行をさせて下さい」と、
お互いに約束をするのです。

天上界は精妙そのものに計画がなされていて、
なにかの事情で夫婦の片一方が
欠ける場合は、ちゃんと第二、第三候補まで天上界において
約束されているそうです。
仮に片方が欠けても縁によって第二候補が現れます。

天上界で夫婦としての約束ができていましても、
その二人は環境も場所も
教育も思想も全く違う世界へ生まれてきて、
別々の習慣の中で自らを造っているのですが、
約束の時が来ましたら縁によって、或いは恋愛によって、
ある方は職場の縁によってというようなことまで、
ちゃんと計画がなされていて、
その時期が来ますと巡り合い結ばれるというように、
この世のすべては計画通りに事が運ぶようになっております。


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