浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2019-07-25 00:15:24 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真はイギリス・ロンドンを恩師「長尾弘」先生が癒しで訪問された時、
11年間車椅子の生活をされていた青年が恩師の癒しによって歩けるようなられました。
翌日会場にこられて、その青年が皆様の前で喜びの報告をされているところです。


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「己の意識・魂を磨き」」

先の続き・・・

大変苦しい辛い体験をなさっている方はこの世の中には
いっぱいおられますね。
しかし一般の宗教、信仰はそれに対して
「あなたは前世で悪いことをしたから、
今その裁きを受けているのです。

だから辛抱しなさい」とか、「前世の因縁が
今生に現れているのです」とか、こういう教え方をしています。
しかしそれではその方は救われません、
夜が来ればそれは必ず朝が近づいているということであり、
闇が来れば必ず光が近づいてくるのです。

このことを知って、
私たちは生活の上で勇気を持っていかなる暗闇の中にあっても、
「自然は夜が来れば朝が来るようになっているのだから、
私の人生も必ず夜明けがやって来るはずだ」と、
強く確信を持つことです。
私たちは何か苦しい暗い体験を一つしますと、
「ああ、また同じことが起きるのと違うだろうか、
またこんな辛いことが起きるのではないだろうか」という
想念を持ちやすいのですが、その想念が次の苦しみを形造るのです。

良くないことが二度続くということがありますのは、
その人の想念が悪い事態を呼び寄せてきたのです。
しかし「必ず良くなるのだ」という強い信念を持った時は、
災難は一度でおさまるはずです。
すべては自分の想いによって作っているのだと知ることが
大事かと思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする