浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-10-03 00:06:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


     恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


       心の教えを正しく行うと証がついて回る


          個我の力ではない癒しのパワー

先の続き・・・

病気治しをする人で相手の病気をもらっているのは、
「自分が治してやった」という

「自分が 自分が」の「我」の中に相手の業を
受けてしまうのだということがわかったのです。
すべての謎が解けて以来、癒しの成果を

自分以外の方の力に帰しました。
その結果、あまりにも多くの方が救

われてくれましたが、
そのかわりに私自身の肉体のほうは

なんともないという有難い結果が出ております。
それは、人々の業が神様のほうへ行ってしまい、

その光の中で消されるからです。

「偉大なる光の王に導かれ 

我が身は動き口は語らん」当時の歌です。



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「垂訓」

2024-10-02 00:11:12 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


       心の教えを正しく行うと証がついて回る


          個我の力ではない癒しのパワー

先の続き・・・

「今いただいた力で少しでも多くの方を

救わせていただきたいです。
しかし、相手の業をもらうのは嫌でございます。


だから、治させていただいて、

相手の病気を受けない方法があるなら、
是非教えてください」と、

あつかましい祈りですが、

毎晩一時間、二時間、三時間と
真剣に祈りました。
或る時は朝まで祈りました。


百日も過ぎた頃に、

「汝の癒しを他にゆだねよ」という言葉が、
自分の心の中から湧き上がってまいりました。
この短い言葉ですべての謎が解けたのでした。


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「垂訓」

2024-10-01 00:00:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


       心の教えを正しく行うと証がついて回る


          個我の力ではない癒しのパワー

先の続き・・・

なぜ、そのようなものを受けるのか。
人の病気を治させていただきたいですが、

相手の病気をもたったら大変です。
これは嫌いです。
怖いです。


これも自己保存の心です。
病気には何とも言えない恐ろしいものまで

いろいろとあります。
そんな病気を自分が受けたらたいへんです。
そういうわけで、一時はとても悩みました。
そこで、その当時はまだ正法に

御縁はありませんから、
どこに神様がいらっしゃるかもわかりませんが、
もし神様がいらしゃったらということで祈りました。


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「垂訓」

2024-09-30 00:13:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

     第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


      心の教えを正しく行うと証がついて回る


        個我の力ではない癒しのパワー


先の続き・・・

拝み屋さんにしても、

不思議な癒しをされる人でも、

あるいは霊的に治す人でも、
相手の病を治すけれど、

自分が人々の業を受けて

苦しむ方がたくさんいます。
或る時、私より背の高い立派な紳士が現れて、

「もう生きる希望もありません。
仕事する気力もありません。

もう死にたいんです」と言われます。
「ああ、そんなものは心の病気です。

心を学んで心を正しなさい」と言いますと、
「いやあ、実は私はその専門家です」

とおっしゃいました。
よく聞く話しです。
精神病院のお医者さんが心の病になるとか、

癌の専門医が癌に倒れるとか、
よく聞く話しです。


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「垂訓」

2024-09-29 00:03:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


  恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


    第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


    心の教えを正しく行うと証がついて回る


      個我の力ではない癒しのパワー


先の続き・・・

相手の業を自分が受けてしまいます。
すべての癒しというのは、私たち以外の力により、

その御業がなされていると
いうことをしることが大切です。


今から二十五年ほど前のことです。
私の身の上にいろいろと不思議な事が

起きておりました。
「人さんに助かってほしい。

人さんを助けさしてほしい」

と私はよく思いました。
しかし「人を助けて我が地獄」

ということはよくあります。


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「垂訓」

2024-09-28 15:45:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
◆このお写真は恩師「長尾弘」先生を始めとして多くの
 学びの友の皆さんとサン・ピエトロ大聖堂を見学した時の
 ものです。
 
 いつ撮影したか確かな記憶がないのですが、このお写真が
 ありました。
 (30年程前のことですので、このお写真を学びの友の
  どなたかに頂いたものか、自分のカメラに写っていた
  のかは記憶に定かではありません。悪しからず)
 
 サン・ピエトロ大聖堂は使徒ペトロ(初代ローマ法王)の
 墓所を祀る聖堂です。
 
 ピエタ(イタリア語:Pietà、哀れみ・慈悲などの意)とは
 聖母子のうち、磔刑後十字架から降ろされた我が子イエスを
 抱く母マリア(聖母マリア)の彫刻や絵の事を言います。
 この不思議な像は彫刻家ミケランジェロのピエタ像の
 モデルになったものと思われます。
 
 (不思議写真の一枚です。)
 

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「垂訓」

2024-09-27 23:59:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

     第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


   心の教えを正しく行うと証がついて回る


     個我の力ではない癒しのパワー

先の続き・・・

こういう話をしていると、自慢話しばかりだと

言われる方もあると思います。
ただ神が現わしてくださる御業を神の子として

述べ伝えさせていただいてるだけのことです。
神はこのようなお力をお持ちです、
このようなお力をお現わしです、

ということをお伝えしているだけなのです。
「神が病気を癒し給い、医者がその手柄を横取りする」

という言葉もあります。
お医者さんといえども、ただ自然治癒能力の

お手伝いをしているだけです。
それを「わしが治してやった。

わしが治してやった」と思っていると、
いつの日か必ずその業を受けます。


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「垂訓」

2024-09-27 00:02:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


        心の教えを正しく行うと証がついて回る


            個我の力ではない癒しのパワー


先の続き・・・

その水を運んでくださり、飲ませているうちに

癌がすっかり消えてしまったということです。
その方はある新興宗教系の大学を出られ、

宗教団体の幹部だったそうです。
他の信仰には耳を貸さず、

私とはまったく会う機会もなかった方です。
水も飲めなかったのが、

一週間もしたらコーヒーが飲めるようになり、
食事を受け付けるようになったそうです。
九月に退院し、十月から職場復帰され、

年末には死にかけていたはずの方が
全快して島根の銘酒を三本下げて、

そのお医者さんのお母さんのお宅に御礼に
訪れたそうです。
そのうち一本をいただきました。


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「垂訓」

2024-09-26 00:39:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


        心の教えを正しく行うと証がついて回る


            個我の力ではない癒しのパワー

体中に癌が出る多様性の癌という

病気に罹った方がいらっしゃいました。
七月の終わりにもう盆までは命は

持たないだろうと診断され、体力がなくなり
電灯を見る気力もなかったそうです。
その方の主治医は私の縁ある方の息子さんでした。


お医者さんのお母さんは癌の方が

息子の友人でしたから、かわいそうに思い、
当方に見えて、彼に飲ませるお水に

光を入れてくださいと言われました。
そこで、水に対して祈りました。
「水は命の親様です。この水を通して

命をお与えください」と。


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「垂訓」

2024-09-25 00:06:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

          心の教えを正しく行うと証がついて回る


                ミラノの聾唖者の少女

先の続き・・・

ちなみに、ラザロの場合は、
イエスが世間に名声を博すことを心配したユダヤ教の人々が、
暗殺者を差し向け、せっかく蘇生したラザロは、

その日の夜また
殺されたと言われています。
イエス様も十字架にかかって亡くなる時に、

泣いてすがる、彼を愛した人々に
向かって、「泣くことはない。

あの者たちを恨んでもならない。彼らは自分の
過ちを知らないからである」と言われたそうです。
人間が本来神の分け御霊であるということ、
本来は永遠の生命につながっているのだということ、
死んだらまた光輝く魂のふるさとに帰るのだということ、
そして人の命の生殺与奪の権は

すべて神の御手にゆだねられていること。
これらの真理を一日も早く人類すべてが

悟るべきであると思います。


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「垂訓」

2024-09-24 00:06:44 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

◆お写真は恩師「長尾弘」先生「喜びの旅イスラエル」に 

 同行させていただいた折、聖墳墓教会内に安置されている 

 聖母マリア様の像をカメラに収めたものですが、

 ご覧のように白い光線がマリア様の像に写っています。

 (不思議写真の一枚です)


       恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


          心の教えを正しく行うと証がついて回る


                ミラノの聾唖者の少女

先の続き・・・

聖書にはラザロの復活という蘇生の一場があります。
私も似たようなことがありました。
頼まれて病院にかけつけると、

お医者さんが御臨終ですと言われ、
家族の人々は泣いていました。
しかし、その方のそばに行くと、

まだ大丈夫だという気がしました。
そこで、「あなたはまだ肉体を去ってはいけない、
肉体の中に帰って来なさい」と言いますと、

その方は直ちに生き返ってくれました。
目をあけて、「僕はどこへ行ってましたんや」

と尋ねられるので、
「あなたはあの世に行ってたんです」

と答えました。
水がほしいと言われます。
氷を一つもらってきて、

口を開けなさいと言うと、口を開けました。
もう何日も食事をしていないから、

口を開けると茶色の糸がたくさん引きます。
その口に氷を入れてあげると、

今でもありありと印象に残っていますが、
「あー、おいしい!」とおっしゃいました。
当時二十四歳の青年でした。
まだ元気に生きています。


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「垂訓」

2024-09-22 23:59:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


       恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


          心の教えを正しく行うと証がついて回る


                ミラノの聾唖者の少女

先の続き・・・

東京にも同じケースの方がいらっしゃり、
やはりこちらが何か言うといっしょになって笑っていました。
これは医学では考えられないことです。
しかし、事実です。
それから、強度の弱視者の方ですが、

手を引かれてやっと連れて来られた方が、
十分もしないうちに正常になってしまわれました。
これも考えられないことです。
ロンドンの青年は十三年もの長い間、
交通事故のために車椅子の生活をしていましたが、

その場で立ち上がり、
歩行できるようになりました。
聖書にはイエス様が現わされた奇跡がたくさん書かれてあり、
その奇跡のゆえに聖書が信じられないという人がよくあります。
しかし、ああいう奇跡は実際に起こるのだということを

数限りなく体験させていただき、
また周囲の方々にも見せられてまいりました。


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「垂訓」

2024-09-22 00:00:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


          心の教えを正しく行うと証がついて回る


                ミラノの聾唖者の少女

先の続き・・・

サーラは私の名前をナガオと教えますと、

最後の「オ」をとくに長く伸ばして
一音ずつ一生懸命に発音してくれました。
翌日は、すでに百何十キロと離れたところの

レストランにおりましたが、
もうほぼ正常になったという連絡が

お母さんから電話で入りました。
生まれてから十何年も声というものを

聞いていなかったら、

たとえ耳が聞こえるようになっても、
それが何を言っているのかわからないのが普通です。
それが不思議なことに、その状況の中で

周囲の人々の愛に支えられながら理解できたのです。
コレットの社長が言いました。
「あなたは偉大な方だ」
日本から行った人たちが言いました。
「今ごろ気が付いたのか。遅すぎるよ」


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「垂訓」

2024-09-20 23:58:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

◆お写真は恩師「長尾弘」先生のご講演中を学びの友の方が

 カメラに収めたものですが、ご覧のように恩師も机の上に置かれていた

 花々も歓喜で踊っているように見えます。(不思議写真の一枚です)

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


        心の教えを正しく行うと証がついて回る


             ミラノの聾唖者の少女


先の続き・・・

その音と言葉の意味が結びついて、

誰を指す言葉かということは、
教えられないとすぐにはわかりませんでした。
が、そのうちに生まれてはじめて、

お母さんに向かって「マーマ」と発声できたのです。
それとともに拍手と歓声が上がりました。
感動的な場面でした。
しかし、さらに彼女が、嬉しさのあまり饒舌に

なっているお母さんに向かって
鼻の先に人差し指を立てて「シ―ッ」と

やったシーンが最も感動的な一瞬でした。
ずっと沈黙の世界に生きてきたこの少女にとって、

人の声はあまりにも
新鮮な尊いものとして聞こえたと思います。


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垂訓」

2024-09-20 00:00:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

   第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


   心の教えを正しく行うと証がついて回る


       ミラノの聾唖者の少女


先の続き・・・

そこでは鹿やキジが見られ、

門から相当の距離を車で走ります。
彼女は当時十九歳でした。
親以外には吠えるばかりでした。
人が怖くて握手を求めると手を引っ込めてしまうのでした。
「神との約束を果たしなさい。

神との約束とは大調和です。耳は本来の使命を
果たしなさい。はっきりと聞きなさい」

と言いながら、横たわるサーラの耳に
何度となく息を吹きかけながら話しかけると、

だんだんと聞こえ始めました。
彼女は起き上って、最初は教えられたままに、
「マーマ」と口真似して声を発しようと努力していました。


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