~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
五、マーガ
494、偽りもなく、慢心もなく、貪欲を離れ、わがものとして執することなく、
欲望をもたぬ人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
494、実に諸々の愛執に耽らず、すでに激流を渡りおわって、
わがものという執着なしに歩む人々がいる。
―――そのような人々にこそ供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
495、この世でもかの世でも、いかなる世界についても、
移りかわる生存への妄執の存在しない人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
~ 感謝・合掌 ~