浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」~心の扉~

2019-03-31 01:08:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

やがて、こうした行いや心遣いは
その女性に返ってくるでしょう。
人の為に尽くすことは、心豊かになります。

心に本当に平和が欲しかったなら、
心に安らぎが欲しかったら、
先ず、人の為に奉仕をしなさい。
そして、自分の身近に居てくれる人に尽くしなさい。
その時、必ず心に平和が訪れます。

私はキリスト教ではありませんが、
これがキリストが言う隣人愛です。
自分を愛してくれる人だけ愛するのではなく、
私たちはどんな人にも
良い気持ちを送るようにしましょう。


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「御垂訓」

2019-03-30 01:17:36 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 十

  「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

今日は諸天善神について
勉強をさせていただきましたが、
神様の中にはいろいろと
種類があるということ、しかし、
それらは大いなる神ではないということをはっきり
知って頂いた時に、信仰というものについての
理解もしやすくなると思います。

教祖様とか、過去世が如来、菩薩だとか、
自分で自分を生き神様などと言う者、
または過去世の自分の名を名乗る者達は、
まあ信じないほうが無難かと思います。
私は皆さんと友であり、幼いお子も、お年のいった方も、
男も女も皆学びの友であり、学びの仲間です。


   ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-29 00:17:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

その女性が人に好かれるのは分かりますが、
もう一つ大きな理由があります。
ある時、男性の奉公人が押し入れに入れておいた
下着を洗おうとしました。

まあ、男ですから、洗濯は面倒なもので、
ひと月分ほど溜まっていたそうです。
ところが、その溜まっていた下着がありません。

探してみると、そのよく働く女性のお手伝いさんが、
洗っていてくれています。
そこで、この女性が言うには、
ああ、あんたのでしたか、
誰のか知らなかったけれど、
ついでがあったので洗っておいたのです。
と、こうなんです。

普通ならあなたの為に洗ってあげました。
と、言うところです。
この心遣いが人の気持ちを動かせ、
一番好かれる人にもなったわけです。



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「御垂訓」

2019-03-28 00:24:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 十

「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・
人間の身体に神の名を騙って入るのも、
私たちが神と思っていた中の一つですね。
しかし、ほんとうの神は、
私たちのような日々の生活をしているものには
お入りになりません。

その方が神と表裏一体までご自分を高められた
お方であれば、別に変な恰好をしなくても、
こうした普通のお話の中でも、
神はその方を支配なさいます。
その方の肉体を通して大いなる神理を
お説きになります。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-27 01:40:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

そうして幸せとはこの天の蔵から
やってくるのです。
では、何故人の目につくようにするのが
悪いのか、
自分の名誉の為、地位の為、
あとの立場を良くするため、
または、人から善人に見られたいためだとしたら、
真の善い行いとは言えません。

これで天の蔵に預金できるでしょうか。
答えは簡単です。
上方の落語にこんな話があります。
大きな庄家の男の奉公人が集まって、
女性のお手伝いさんで、
誰が好きかと言う話をしていました。
そこで一番になったのは、
小町と呼ばれるべっぴんさんではなく、
健康で陰日向なく働く一人の女性でした。



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「御垂訓」

2019-03-26 01:04:58 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


   講演 十

「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

この霊は私の話を聞いている間に、
自分の人生が間違いだったということを
お悟りになったのですね。

「あなたはすでにそのことを知ったのですから、
ほんとうの神に対して心から
お詫びをしなさい」と言いますと、
頭を深く下げて「どうぞ許して下さい。

私の犯した罪をお許し下さい」と
懺悔してくれました。
そうしますと、もうたちまち光に
包まれてきます。
「いかがですか」と尋ねますと、
「過去の苦しみは今はもうございません」。
そこで上へ上げてきました。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-25 00:16:46 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

早い話が銀行のキャシュカードの
暗証番号を人に喋って歩く人がないように、
良い行いもひっそりとするべきなのです。

世の中には大きな声で喋って歩くようにして
一見良い行いに思えることを
される方があります。
自分の名誉の為もあるでしょう。

社会的な地位を確保する為の
運動でもあるでしょう。
確かにそうすることで、
人に信用されたり、
名声を得たりすることもあるのです。

それならやっぱり堂々と人目に付くように
善い行いをするほうが
得だという考えもあります。

でも、それは一見善い行いであって、
本当の善い行いとはいえません。
天の蔵には何も積まれないどころか、
恐ろしいほどの赤字になっているはずです。




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「御垂訓」

2019-03-24 00:21:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 十

 「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

ですから、神様の種類の中には、幽霊もあり、
狐も狸もあり、蛇も神様、悪霊も凶霊も怨霊も、
もうすべてを神として祀って、信仰の対象として
いる場合がたくさんあります。
よほど神様というものを知らないと、
大変な間違いが起きてきます。

先週、沖縄へ招いていただきまして、
その時四十代女性の方ですが、もう帰る時間の
十五分前から、その女性に憑いておられる方を
その女性の中に入れました。

「どなた様でございますか」聞きますと、
「私は邪馬台国の卑弥呼でございます」
と、邪馬台国の卑弥呼さんが入ってきました。

「へえ、卑弥呼様でございますか、
なぜこの方に入ってこられましたか」と言いますと、
「救っていただくため」とおっしゃったので、
「あなたは救われておられませんか」と聞きますと
「救われておりません」、

「では、先程からの私の講話を、
あなたも共に聞いたはずですが、
あなたがこの地上で生活をなさった時、
私の話とあなたの人生を比べていかがですか」、
「ほんとうに恥ずかしい人生でございました。
権力と争いと財産のために、あらゆる心の悪を
犯してまいりました」。


 ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-23 00:40:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・・

お分かりだと思いますが、
良い行いは常に隠れて積むことです。
表に出したらもう天の蔵には入らないのです。

隠れた徳、つまり陰徳を積み重ねることです。
その時、見えない世界の天の蔵には
宝物がいっぱい積まっていきます。

そして私たちのその時、
その時の必要に応じて天の蔵から
また出てくるのです。

そして喜捨した何十倍の物を
自然から報酬として与えて戴けます。
つまり、預金をしているようなものですね。



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「御垂訓」

2019-03-22 00:49:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


       講演 十

    「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

日本人はこの諸天善神の中の一つで、
あの恐ろしい四谷怪談のお岩さんまでも
神として祀っております。
あれは幽霊さんを神として祀っているのであり、
お岩さんの祟りが怖いから、
祟りのないように、お岩さんを神として祀っているの
ですね。

つまり、
諸天善神の中には悪霊をも神として祀っているものが
あるのです。
これを鎮魂といいます。
災いを起こしたら怖い、暴れ回った怖いから、
何とかその魂を鎮めなくては
いけないというのでお祀りした神は、
日本にはたくさんあるのです。

これはどんな事情がありましても、
自分にとって都合が悪いからといって、
霊の世界に入って後、人々に災いを起こすとは、
これはもう善霊とは絶対にいえません。
災いを起こすものは悪霊であり、凶霊ですね。
災いを起こされたら叶いませんから、
「何とか鎮まってほしい、何とか災いを起こさないで
ほしい」と言ってお祀りし、物を供えて、
「ちゃんとお祀りしますから、どうぞ鎮まって下さい」
という神様はたくさんあります。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-21 01:09:24 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

私は三十年間ほど毛布の生産を
しておりました。
二十歳代からずっと私よりも
恵まれない方の為に毎月、
あるいは貯めて置いて、
年に一回喜捨をさせてもらってきました。

毛布をトラックに積んで、
施設に配らせてもらうことを
ずっと続けきました。

今も年末の助け合いの折などには、
心ばかりの喜捨をさせて戴いております。
こういうことを自分で話してしまうと
自慢たらしく聞こえます。

たった一つ良い行いをして、
それを一人の人に喋るだけで
帳消しになるのですから、
百人に喋ると九十九の赤字です。

ここでこうしてお話すれば大きな赤字です。
私が損をするというのはこのことです。
しかし皆さんに心豊かになって戴ければと、
天の蔵から放出するつもりで、
そのコツをお話させて戴きましょう。




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「御垂訓」

2019-03-20 00:14:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 十

「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

この諸天善神をよく知って、私たちが神と思い、
神としてお参りし、或いは賽銭を上げ、
奉納金を献上してきた神々は、ほんとうの神では
なかったということを理解して下さい。

諸天善神さんの段階と思えばいいと思います。
あの祝詞を上げるのを聞きますと、
「神魯岐、神魯岐の命」と言って、
神主さんはたいへん偉い神様のように
拝んでおられますが、
これは真の神様とは違うのです。
かみ様には違いない上様です。


    ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-19 00:31:12 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で天の倉に
        心の宝を貯める


お早うございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひととき
ご一緒に心の夜明けを迎えましょう。

今朝は心の平和について
お話させて戴きます。
これを話すと私は損をするのです。
と、言ってもお金の損得ではありません。
皆さんの心が豊かになる為ですから
損をしてお話させて戴きます。



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「御垂訓」

2019-03-18 00:46:22 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~

    講演 十

 「さらに諸天善神あり」


先の続き・・・

これは誰でもできます。
しかし自分が見えもしない、分かりもしないのに、
そんなことを言って、霊から「お前、何を言っている
のだ」と取り付かれたら困りますから、
まず自分自身の魂を高めることです。
自分自身の魂を清めることで、これは反省するしか
ありません。

反省をして、これは間違いであった、
これは正しかったということをはっきり
掴んで、次に周りの隣人の方が幸せになって下さる
ことをさせていただくのですね。
縁あるすべての方が幸せになられることさせていただき、
その方々が不幸になるようなことは、
絶対にしてはなりません。

人々が幸せになることをさせていただいた時、
自分の魂がだんだんと清められ、
魂の汚れが消えていきます。
そして魂が広く豊かに広がっていくものです。
これが仏道です。
そしてキリスト教です。
イエス様は「汝の隣人を愛せよ」と強く
おっしゃいました。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」~心の扉~

2019-03-17 06:03:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:自然の法則に従う


先の続き・・・

自分の中に取り込むばかりだったら、
もう入って来ません。
これは尾籠(びろう)な話ですが、
食べ物が好きだかと言って、

食べたままで出さなければ、
もう次の食べ物を体内に
入れることは出来ません。
心もお金も同じです。

喜んで世の為、人の為に心を開いて
周りに与えれば、
その作用が反作用を生みます。
エネルギーは不滅ですから必ず
自分に返ってきます。

常に心のバランスシート、つまり、
家計簿に美しい利益が記入できるように
努力すること、それが大自然の
法則に生きることです。



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