浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2018-11-30 01:19:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

「この段階は神仏の心と己の心の
    調和度による光の量の区域なり」

先の続き・・・

そうであれば、私たちも、
自分にとって都合の悪い人々が現れた時も、
神様が私たちを許して下さるように、
私たちも他を許させていただくべきです。
どのようなお方も許させていただいて、
神が許し給う御心を私たちが行った時に、
私たちの心の苦しみは許されます。

もし嫌な人、許せない人にその思いを持つ限り、
私たちはその人への怒り、
恨み、憎しみから救われることはできません。
最もよくない苦しみは「怒り」ですね。
怒りの心を持たないことです。
神様は私たちを許して下さるのですから、
私たちも神様の心を行わせてもらおうと思い、
どんなお方でも許させていただく時、
自ら神を体験させてもらったことになります。


 ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-29 00:37:48 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 八

「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
      光の量の区域なり」

先の続き・・・

他の方を生かし、他の方の幸せのために
尽くさせてもらうのが、私たちが神の御心を、
この生身をもって体験させてもらうことです。
そして神は、つまり太陽の熱と光は、
私たちがどれほど過ちを犯しても、
罪を重ねても、いまだかつて、
ただ一度として罰せられた人はないはずです。
太陽の熱、光を頂きながら、その慈悲と愛の中で
罪を作り、過ちを犯し、そして嘘を言い、
或いは他を謗っていますが、
どれほど私たちが過ちを犯しても
燦燦(さんさん)と輝いて、
慈悲と愛を与え給うのみです。

決してお裁きにはなりません。
「お前、こんなことをしてはいけない」
「こういうことをしたら許さない」など、
お日様の熱と光はいっさいおっしゃいません。
神様の御心とは、そのようなものです。
私たちが何をしても、どんな過ちを犯しても、
どんな罪を作っても、
「目覚めなさい、そのような過ちを犯しておれば、
自らその苦しみを味わわなければならない、
早く気付きなさい、
目覚めなさい」と、ただ燦燦と愛を与え給います。
これは無限の許しです。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-28 00:16:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~

  講演 八

 「この段階は神仏の心と己の心の
       調和度による光の量の区域なり」


先の続き・・・

最も分かりやすく説いていただいたのが、
信次先生の、あの「太陽を見なさい」です。
「神仏を知りたければ太陽を見なさい。
太陽は自らの身を燃焼させて、自らの
身を犠牲にして、自らの命を燃え上がらせ、
その結果として現れる熱と光、
この熱と光こそ神の慈悲と愛である」。

この慈悲と愛を他に与え給う神の御心とは、
このようなものです。
私たちが神を行うのであれば、自分を燃え上がらせ、
自分の命を燃焼させて、
そして自分を犠牲にして、
その結果として他の方への愛の実践をすることです。


~ 感謝・合掌 ~



恩師のラジオ放送「心の扉」はブログの法話に初回から
連続にて投稿しておりますのでそちら(下記)にアクセス下さい。
https://blogs.yahoo.co.jp/tenzenhana



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「御垂訓」

2018-11-27 01:00:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


        講演 八

 「この段階は神仏の心と己の心の調和度による
        光の量の区域なり」

この段階というのは、神仏の心に自分の心が
どれほど近づいているか、
その人の光の量によって分けられます。
神仏の心と己の心の違いを、
まず思い知ることですね。

いつもお話しておりますように、神仏の心に
近づこうと思えば、
自分が神仏の心を知らなくては近づけません。
己のいやらしさ、己の罪の深さを知ろうと思えば、
自分の持っている悪い癖、欠点を知ることによって、
自分を知ることができますし、神仏の心に
近づこうと思えば、
神仏はどのようなお気持ちでいて下さるかを、
まず知ることですね。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-26 02:01:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 ~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


         講演 八

    「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

高橋信次先生は、あの世に帰られますと、
光の世界で眩しくて、
私たちはとても見えないでしょう。
お釈迦様もイエス様もそうだと思います。
下りてきてはいただけますけれども、
私たちがその世界へ上がろうとしますと、
自分の霊格が上がらない限りは上がれません。
自分とお釈迦様とを比べた時、
自分がどの辺りまで近づいているのかなという
ことは、すぐ計算ができます。


    ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-25 00:45:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

この世界は光の量の世界ですから、
意識の調和度によって、
いく段階にも分かれています。
それは言葉を換えますと、
各人の光の量です。
調和度に高い方は光り輝いておられます。
そして不調和な方は光が少ないです。
如来といわれるお方が、

この世を救うために天下られた時は、
私たちの魂の兄弟の本体の方がお供して、
この世に下るそうですね。

なぜ本体が優先的に
出されるかといいますと、
あの実在界では、
如来といわれるようなお方は、
もう光の塊ですから、
その姿は眩しくて拝めないのです。

実在界では、そういう光の天使の姿は、
眩しくて拝めないのですが、
この現象界に出ますと、
どんなに偉大な光の大天使、
如来様でも、
私たちと同じような肉の身をまとわれますから、
光の大天使の姿を拝むことができるので、
魂の兄弟の本体が、
優先してこの世に下ろされるそうです。


 ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-24 00:30:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 ~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 八

「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

まず、自分の霊格を清め、
高めておくことです。
この高めるために絶対の
必要条件としまして、
腹を立てないこと、
愚痴を言わないこと、
人の悪口を言わないこと、
人を妬まなこと、
このほか諸々十項目余りを、
日々繰り返さないように
努力することです。

素晴らしい先生に
ご縁を得たといって、
一生懸命勉強している人に、
あることで「それは正しくない」と
言いましたら、
突然顔の色が赤黒くなって
怒り出されました。
これはもう正しくないのです。
怒りは法に背いています。

その人に、恨んだり、憎んだりする心が
あるかないかによって、
正しいか正しくないかを
見分ける方法を掴むことができます。
自分もその過ちを犯してはならないし、
また人様にもしそういうところがあれば、
「これは偽物だなあ、正しくない」と、
判断することができます。
ですから、自分を知ることは、
他を知ることになります。


  ~ 感謝・合掌 ~


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「御垂訓」

2018-11-23 00:33:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

  「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

怒っている人の息を取って
うまく水の中にいれますと、
金魚がみんな死んでしまったという話を、
先生から何回も聞かせてもらいました。

そんなことがほんとうにあるのかな、
ほんとうにあるとしたら恐いことだなあと思って
おりましたら、その後何年か経って、
昭和五十四年頃でしたか、

アメリカのお医者さんがこの研究をなさって、
やはり同じように怒りを吐き出す方の息には
猛毒があるということを、
科学的に証明されていましたね。

高橋信次先生から聞いた話はやはりほんとう
だったなあと、その時思わせてもらいました。
ですから、毒を自分の体の中で
発生させて自分を痛め、
そして周りにも毒をまき散らす「怒り」とは、
いかに恐ろしいかということです。


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「御垂訓」

2018-11-22 00:59:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


   講演 八

 「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・

高橋信次先生はご講演の中で、
こんな話をなさいました。
凄く腹を立てた人が来たそうです。
そこで、
「ちょっとこの風船を
ふくらませてみてくれませんか」と
言われたところ、その人は余計怒ったのです。

「わたしは腹が立っているのに、
そんな風船どころではない」と。
「ああ、それがいいんだ。その空気が欲しいから、
この風船をふくらまして下さい」と言って、
その怒っている人の空気をもらったのですね。

水を入れた試験管の中で、
その空気をよくかき混ぜてから金魚鉢にいれますと、
金魚はみな死んだとおっっしゃっています。
私たち人間の肉体を保存するために、
一生の間に耳かき一杯ぐらいの
量しか出ないアドレナリンとか、
名前を忘れましたが、
そういうホルモンが出るそうです。

これは猛毒で、体内に毒が入った時に、
その毒をもって制したり、
私たちの体を調和させる
働きをしてくれてるのです。
怒りますと、
それがものすごく多く出るのだそうです。


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「御垂訓」

2018-11-21 01:59:39 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

「意識の調和度により 段階あり」

先の続き・・・
霊格を落とす原因は何かというと、
度々お話しますが、
怒り、妬み、謗り、愚痴です。
そして恨み、憎しみ、要らぬ取越し苦労、
不安、恐怖、嘘、盗みです。
それから貪欲です。

これらの想念、行為を日々の生活に
繰り返しておりますと、
霊格は知らない間に低く低くなっていきます。
ですから、これらの想念、
行為をまず止めることですね。
「そんなことを言っても、
人間だから腹を立てて
当たり前だ」と言って、一生懸命怒ったり、
悩んだりしている人があります。

この間来た方は、
「人間は感情の動物、神様から怒るために感情を
もらっているのだ」と、おっしゃっていました。
それで、腹を立てないと損だと思って怒っています。
しかし、腹を立てて苦しむのはご本人であり、
周りの者へも苦しみを与えますから、
腹を立てることは決して自慢にはなりません。
自分が損をしますし、周りの方も損です。


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「御垂訓」

2018-11-20 00:21:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

 「意識の調和度により 段階あり」

来世は、
その方その方の意識の
調和度によって段階が
あり、それはその方が、
この現象界でどれだけ
良き行いをしてきたか、
その良き行いの数によって、
意識の段階が分かれます。

もし過ちを多く犯しておれば、
意識は低くなりますし、
過ちを止めて、
良き行い多く積めば積むほど、
今肉体を持っておりましても、
その方の意識は
上がっていくのです。

霊的なことを言う先生は、
人を見まして、
「あなたのオーラは綺麗に出ています。
黄金のオーラが出ています」とか、
「あなたはだいぶ綺麗になりました」、
或いは「あなたのオーラは灰色です」とか、
「赤い色をしています」とか言うのですね。

しかしその先生が、
黄金のオーラが出ていると見られても、
その人の日々の生活ができていなかったら、
ほんとうは出ていないのです。
霊能者がそれを感じているだけであって、
ほんとうはその人の日々の生活において、
良き行いがどれだけ多いかによって、
光が多くなるのです。

日々の実践において、どれだけ人を救ったか、
人様のために尽くしたか、
人に喜びを与えたか、調和を果たしたか、
これらによって光の量が変わってきます。
つまり意識の段階が変わってくるのですね。
そして、この世に生きて肉体を持っておりましても、
良き行いを多く積まれた方は必ず光が出ます。
過ちを多く積まれた方からは光が出ません。
次第に汚い色が出てきます。

あの人は霊格が高いとか、
霊格が低いとか言う霊能者も
ありますが、霊格というものは、
つまり光の量のことを言うのです。
その方が日々の生活で、
どれだけ良き行いを積まれたか、
どれだけ過ちを犯さなかったかによって、
霊格が高くなったり
またその逆で低くなったりします。


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「御垂訓」

2018-11-19 00:49:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

先の続き・・・

私たちは自分を知っただけ、
相手を知ることができます。
これは、
「わが身をつねって人の痛さを知れ」という
諺のように、
自分がつねられて痛いということが
分かれば、
人をこれぐらいつねったら痛いだろうなと
言うことが分かります。

まず自分の持っている悪い癖、欠点を
見付けること、
それから、それを改めること、
元の位置に返してしまうことが
大事かと思います。
現象界とは、私たちが今、
住まわせてもらっている
世界であって、実在界とは、
ここに説かれている
肉体を去りし諸霊の世界です。

或いは私たちの生まれる前の、
次元の違う世界が
実在界ですね。
「死」とは、私たちがほんとうの世界、
つまり次元の異なった実在の世界に
帰ることで、
その世界を「来世」と表現してあります。


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「御垂訓」

2018-11-18 00:14:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

先の続き・・・

私たちは自分の持っている悪い癖、欠点、
先祖代々からの、或いは自分の魂の持っている
カルマを一つ一つ修正して、
そして曇りのないきれいな魂になって、
最後に神の意識の中に帰らせてもらうのであり、
そのための修行をしに、この世に来ております。
地球はものすごい猛スピードで循環していますから、
表に回り裏に回ります。

お日様が出てこられて昼になり、
沈んで夜になるように、
夜の世界が死の世界であって、
光の世界が生の世界として
巡回しているだけですね。
回転する間にカルマの修正、
自分の持っている悪い癖、
欠点を少しでも少なくしていくのです。
少なくするためには、
前回もお話しましたように、
自分の持っている悪い癖、
欠点は何かを知ることです。
ある先生のところへ、
ご婦人が二人相談に見えたそうです。

お一人の方はいくつかの自分の
過去の過ちを知っていて、
「私は過去にこのような過ち犯し、
こんな迷惑をかけました。
ですから、
何とかこれを正そうと思います」と言って、
ご相談なさったのです。

もう一人の方は「生まれて今日まで、
過ちはただの一度も
犯したことがありません。
間違いをしていないから
自分を正すことはないのですが、
それでも正す方法があれば
教えて下さい」と言って
見えたそうですね。

そこで先生は、自分の罪を知っている方に
「あなたは表に行って、自分の罪が
三つならば、三つの石を拾ってきなさい」と
おっしゃったそうです。
もう一人の過ちを犯したことのない人には、
「小石をいっぱい拾ってきなさい」
と言われたのです。

一人の方は石を三つ持ってこられ、
もう一人の過ちのない人は小石をいっぱい
持ってきました。
そうしますと、その先生は、
今度は「その石をもう一度元の場所に
返してきなさい」と言われたそうです。

二つや三つの石なら、
元の場所へ戻すのに、
この石はここにあった、
これはあそこにといって、
すぐ返せます。
ところが小石をいっぱい拾った人は、
もうどこへ置けばいいのか
分からなくなってしまいます。

これと同じことであって、
自分は過ちを犯していない、
自分は罪を作っていないと
思っておられる方は、
その罪に気付くことなく、
次々と小さい罪の石を
積み重ねているということです。

反省をしますと、
「あの時私は悪いことをした。
あれは申し訳ないことだった。
二度と繰り返すまい」と心に決めて
再び犯さないようにするから、
自分を正していくことができます。
ですから、私たちはまず、
自分を知るということが
第一条件です。


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「御垂訓」

2018-11-17 00:38:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

先の続き・・・

私はあちらこちらから
よく招いていただいて旅を
しておりますが、
いっさい求めるものなしに、
たださせていただいて、
その帰りの新幹線で
「ああ、今日もご使命を
果たさせてもらった、
神との約束を
今日も果たさせてもらった」と
思いますと、
もう何とも言えない心の広がりを感じて、
「ああ良かったなあ、求めることなく
たださせていただいた」という、
何ものにも代え難い喜びを覚えます。

この尽くさせていただく実践は、
ほんとうに心が広く豊かです。
そして苦しみがありません。
求めないですから、
苦しみがなくて当たり前です。
その心でおりますと、
この世を去った時に、
この世で実践した良き行いを
お土産にして、
次元の違う世界、
来世のあの世へ帰ることができます。

次元の異なる世界は、
「肉体を去った諸霊の世界」と
書かれております。
肉体を去った世界から、
また、肉体の世界へ輪廻します。

なぜそのように死んだり
生きたりしているのでしょうか。
サイクロトロンという機械があるそうです。
プラスとマイナスの強烈な磁場の一方に、
原子を猛スピードで吹き付けますと、
原子が磁場の周りを猛回転しながら、
プラスのほうへ上がっていきます。
その間に浄化し、進化していきます。

同位元素であれば鉛が金に変わり、
炭素がダイヤモンドに変わるそうです。
それと全く同じように、地球という北極、
南極の強力な磁場の中に、
私たちの魂が神の意識によって
送り出されるのです。

そうしますと、
この磁場の周りを巡回するのですね。
それで表に回った時は生の世界、
裏に回った時は死の世界、
それが表に回り、裏に回りして、
これを繰り返しながら
魂の進化をさせています。
完全に進化向上しますと、
やがて神の心の中、つまり、
プラスの世界へ帰って行くように
造られているそうです。


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「御垂訓」

2018-11-16 00:27:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 八

先の続き・・・

これを小鳥に譬えますと、
空を自由に飛びまわる羽がありますが、
心に生きた時その羽は自由に使えるのに、
肉体に生きた時は羽を使わないで、
弱い足でひょっこひょっこと歩いて、
目的地に行くことになるようなものです。

肉体に生きるか、
心に生きるかによって変わってきます。
「心」は全く自由です。
その時、自分の心は自由になれます。
反対に、求める心を持ったら、
苦しみに捉われていきます。

何をさせていただいても、
たださせていただくのみで
いっさい求めない時、
自分の心は自由です。 
相手の笑顔、礼の言葉、あるいは喜び、
ましてやお返しの品物やお金を求めますと、
もうすでに自分の心は捉われています。

何ものをも求める心なしに、
ただ、させていただいた時に、
自分の心は羽を持って飛びまわる
鳥のようになれます。
お礼を求める心を持った時は、
弱い足でひょっこひょっこ歩く
小鳥のようなものです。

同じ目的地に行くのに、翼を生かせば一瞬に
飛んでいけるものを、よちよち歩いていくような
愚かなことを繰り返しています。
他に求める心をいっさい持たない時は、
ほんとうに自由です。


    ~ 感謝・合掌 ~


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