浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2022-09-30 00:07:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「講演集」より


          講演集、 二

     東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

今決めていただきたいと思い、自らを裁きます。
皆様に私という人間を裁いていただきます。
(しばらくの間、会場の中に裁きの沈黙が続く。
そして会場の男性の方が泣きながら発言されました)
「先生は指導者と言われる人々の中で、未だかつて誰もできない、
偉大な勇気をもって、今私たちの前で自らを裁き、
自らを悔い改めておられます。

どうして私たちが先生を裁くことができましょうか。
『悔い改めよ、汝の罪は許されたり」先生の魂は
神様から許されているはずです。
どうぞ、いつまでも私たちを見捨てることなく、
お導き下さいますようにお願い致します。
会場の皆様の心も思うことは同じであろうと思います。


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「御垂訓」

2022-09-29 00:51:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


         講演集、 二

     東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

今日この場でも、皆さんの前で懺悔、告白します。
そして、私の思い、行いが、資格のない者ならば、
こういうお話会はもう止めた方がよいと思っています。
野に下って、せめて自分の身の一隅だけでも
照らさせてもらう生活のほうが
有り難いと思っています。

正法を行じる者は己に厳しく、人を許すのが法であるべきですが、
己を欺くことは許されません。
今皆さんの心の思いの中で、
「資格がないからお止めなさい」又は「続けなさい」
のどちらでも結構です。



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「御垂訓」

2022-09-28 00:15:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

皆さんの中にはあの先生は立派だ、
あの先生は信じられると思っていただいた方もあると思います。
しかし過去において、十年の独身生活の中で、
私は或る女性の方とお付き合いしたことがあります。
しかも皆さんには告白はしておりません。

そのような内緒事、
隠し事のある者には正法をお話させてもらう資格はありません。
今日は皆さんや先生方の前で自らを裁く為に沖縄へまいりました。
そして皆様の前で、己の愚かな、
人に知られたくないことを隠したりする
この愚かな己自身を見ていただこうと思います。
そして、今もし「お前のような者は正法を説く資格がない」と
判断していただきましたならば、
この場所で私を追放して下さい。

私は直ちに大阪へ帰らせていただきます」と言って、
皆さんに信じていただいた愛を裏切っていた己自身を懺悔、
告白させていただきました。
そして、皆様に裁いていただきました。
その結果、話を聞かせて下さいといって、
拍手で答えていただきました。

その時も話をさせてもらいましたが、
一般の者ならばプライバシーとして通るかもしれませんが、
しかし皆様から信頼を頂いて、至らないけれど皆さんの
リーダーとして法のお話をさせていただいている者として、
一点の曇りがあっても、
法を守る者の資格がないということをつくづく思っております。
前から見ても後ろから見ても、又上から、横から、
どこから見ても、曇りのない己自身でないと、
皆さんのリーダーとして、法を学ぶ者として失格だと思います。


※ご報告
ブログ開設(2008-11-11)から本日現在(2022-9-27)までの
5,069-195=4,874日間で:(不可抗力で投稿できなかった日数を
195日として計算しています)
トータル閲覧回数    1,347,005回  一日平均=276回
トータル訪問者数     511,267名  一日平均=105名
です。ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

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「御垂訓」

2022-09-27 00:31:56 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

それはもう元気になってくださいました。
それからすぐに会場に行って講演の時間を頂いて、
お話をさせていただきました。
二百四、五十名も入っておられたので、後ろのほうは遠いです。
講演でその方のことを話しておりまして、
「ここへ着くと早速こういう病気で辛い方がおいでになりました。
今ここへ、来ておられますか」と聞くと、「どうぞ」ということです。
「今いかがですか」と言うと、
向こうのほうで指を二本立ててVサインをして
おられるのです。
そのあと、ホテルのロビーをあちらへ行きこちらへ行きして、
写真を写して飛び回ってピンピンしていられました。
恐らく助かって下さると思います。

その方が健康になってくださって、
地下の会場へ行きました時、C先生が講演をしておられて、
その話の終わりに、「このたび大阪から偉大な先生に来ていただきました。
それは長尾先生です」と紹介されて、「どうぞお願いします」
ということで演壇に立ちました。
「今、ご紹介で偉大な師とか、偉大な先生という言葉を頂きました。
しかし私はそんなに偉大な人間ではありません。
私を信じますと言っていただいたS先生、C先生方に対して、
私がどれ程過ちの多い人間かということを懺悔、告白させてもらう為に、
このたびここへ来ました。


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「御垂訓」

2022-09-26 00:13:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より


        講演集、 二

   東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

このような癌も、或いは他の病気も病魔に冒されているのです。
ですから、「病魔は自分から離れて先生の中に行きなさい。
癌はこの私から離れて先生の中に行きなさいと、
一心に祈りなさい」とお願して、私も命がけで祈りました。
この方の息子さんが医科大学の四回生で、
その息子さんの勧めで私のところに命がけで来たとおっしゃっていました。
奥さんが「主人も大事ですけど、
先生に癌が移ってしまったら申しわけありません」とおっしゃるので、
「いや、構いません。私にできるのはこれぐらいのことです。
皆様も一緒に癌が先生の中へ行きなさいと真剣に祈ってください」と言いました。
皆様も泣きながら一緒に祈られました。

「病気は私の中に来なさい。癌であろうが何であろうが構いません。
この方に災いしていたら、あなたは救われません。
しかし私の心の中に来ればあなたは救われます。
私の中に来なさい」と呼び込みますと、
その方の唇の色はサッとよくなりましり、
顔の血色も忽ちよくなって、元気なお顔になられました。
「先生、私は今病人であって病人でないような気持ちです」
「そうです、病人とは違います。あなたの病気はもう消えたのです。
どうぞ自信を持って下さい。今、心に思っていることが現実なのだから、
あなたはもう病人ではありません」



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「御垂訓」

2022-09-25 02:09:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より


        講演集、 二

   東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

このように話しをさせていただきましたら、
癌の方の顔がだんだん安らいできました。
お話させていただく前はもう、
ものを言う気力も返事をする気力もなかったのですね。
それが、「そう思います」と返事をして下さるようになりました。
「死を宣告された方に死ぬ話しをしまして、
誠に申し訳ないことでした。
しかしこれは神様が持っていらっしゃいますから、
人間はどうすることもできません。

病気を治すのは医者ではなくて、
神様がその人の持っている寿命のところまで
持っていかれただけのことで、
医者はただ神の御業、自然治癒力のお手伝いを
しているだけであり、人間の預かり知らないことです。
私にはあなたの命を救う力はありませんが、
しかし祈ることはできます。
あなたの為に祈ることはできます。
どうぞベッドに寝て下さい」と言いって、休んでもらいました。
病気は昔から病魔といいますね。


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「御垂訓」

2022-09-24 01:51:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


         講演集、 二

   東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

最終的に末期が訪れますと、
病院のベッドの鉄の手すりをグニャーと曲げてしまう方がよくあるそうですが、
あの鉄のパイプを痛み苦しみの為に曲げてしまうのですね。
まだ法にご縁のなかった頃、私の知った或る方で、
乳癌の苦しみから自分の頭の毛を全部引き抜いた方がありました。
又、畳の上で死ぬ時、その痛みに耐えかねて畳をかきむしって、
その中の藁を全部引き出すぐらいの激痛が襲う場合もあります。
苦しみもいろいろと段階があります。

私も恐らく罪が深いから、
そう楽に死なせてもらえるとは思っておりません。
今から覚悟しております。
少々の苦しみは、それは致し方のないことですね。
お互いに覚悟はしておかなくてはいけませんね。
楽にコトンと死ねたら幸せですけど、そんなにうまいことはいきません。
うまくいけば幸い、いかなくて当たり前です。
しかし、覚悟だけはしておかなくてはいけません。
いよいよ最期が訪れた時は苦しみも襲うでしょう。

七転八倒の苦しみが襲うかもしれませんが、
この世のあるだけの力をふりしぼって、
私は身近にいて下さる皆様一人一人に「ありがとうございました。
お世話になりまして、心からお礼申し上げます」と,
感謝の言葉だけは言わせていただきたいと思います。
もう少し余裕があれば、
「今ここにいていただけない縁ある方々にお礼を申し上げて下さい」と、
言付けをお願いしてあの世に帰りたいと思っております。
その代わり、死んでしまったと思いましたら、
もう振り向きもしないで極楽の世界へ一目散に走っていこうと思います。


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「御垂訓」

2022-09-23 00:03:42 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「講演集」より


         講演集、 二

   東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

それはまず、この世に生を頂きました以上は、
必ず死を約束してこの世に生まれているということです。
いや、そんな約束をしたことはないと思われるかも知れませんが、
人は死を約束してこの世に生まれるのです。
その証拠には人は全部死にます。
永遠に生きる人は一人もありません。
そしてめぐり会うことは、別れることを約束のもとにめぐり会っております。
ただ、その約束の時が遅ければそれだけ生き延びます。
そのように、私たちは死の約束のもとに今、生きさせてもらっています。
あなたも、今がもしその約束の時であれば、
これを素直に受けるのが人間としての生き方です。
避けることはできません。

私がもしお迎えを頂いた時には、どのようにするか常々心掛けておりますし、
お話もさせていただいております。
昔から「死病と金儲けとはおろそかにはできない」と言います。
お金を儲けるのもそうですが、死んでいくにしてもおろそかには死ねないのです。
私たちの心に応じてそれぞれ死にゆく時に裁かれます。
それは例えば、自分の心を苦しめるものが十あるとしますと、十の苦しみを
受けないと死ねません。
或いは自分の心を百苦しめておりますと、百の苦しみが襲います。
ですから、常に反省して自分の心を軽くして罪を少なくしておかないと
死の時に裁きがきます。


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「御垂訓」

2022-09-22 00:30:56 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


           講演集、 二

      東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

ご主人はまさかと思っているのにあと二か月、三か月の命と言われて、
ショックを受けられたのですね。
それは当然だと思います。
大きなホテルの地下の大広間で講演会をさせてもらったのですが、
部屋へ入るところに受付がありました。
その前の廊下の壁にそのご主人が凭れておられまして、
もう両足を抱きかかえて全く生きた骸のような、
自分で自分の身体を支えることができないような状態なのです。

その人を支えて連れておいでになりました。
この方に坐ってもらいますと、唇の色は無く、
顔色は青いというか黒いというか全く死んだ人のようです。
人間は生きる気力を失いますとそのようになります。
ものをいう気力もありませんでした。
先刻、その人の症状を書いたものを見せていただいておりますから、
前に坐っていただいて慰めの言葉もありません。
残酷なようですが、正しいほんとうの真理を伝えさせてもらいました。


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「御垂訓」

2022-09-21 00:04:51 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


           講演集、 二

      東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

沖縄へ来てほしいと招いていただいた時、
ほんとうならご遠慮させていただこうと思っておりましたが、
しかし自分のありのままの姿を見てもらわなくてはいけないと思って、
沖縄へ寄せてもらいました。
向こうへ着きますと、
ホテルの畳の部屋で皆さんが何人か雑魚寝でお休みになっていました。
私たち大阪から行きました四名のうち、
K先生と私の二人は大きい部屋に入れていただき、
あとの二人は別に一部屋頂いて泊めていただいたのです。
私に部屋へ案内して下さった方が、早速「先生、これを見て下さい」と言って
病状を書いたものを持ってこられました。
五十八歳の男性の方です。

その方が肺癌でもう二、三か月の命とお医者さんから宣告されているそうですが、
ご本人が知ると生きる希望を失い、自殺する危険性があるから、
絶対に秘密にしなさいというお医者さんの指導で、
奥さんもそれをかくしてご主人に分からないように努めておられたとのことです。
ところが、福岡に癌専門のよい病院があるから、
沖縄から福岡へ患者さんを送ることになったそうですが、
ご本人は癌ということを聞かされていませんから、
「なぜ私が福岡へ行かなくてはいけないのか」と言われる。
「行ってもらわなくてはいけません」「どうしてか」というやりとりがあって、
私が沖縄へ行かせてもらう前日の晩に、
とうとう「実はお医者さんから癌でこれだけの寿命と言われました」と奥さんが
ご主人に言ってしまったのです。


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「御垂訓」

2022-09-20 00:08:54 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

帰宅した翌日にそのテープを届けて下さったのですが、
それを聞かせていただきますと、
次のようなお話をなさっていました。
「長尾先生はほんものです。私は先生の弟子になります。
ほんとうの弟子にしてもらいます。
私は先生が大好きです。先生を愛します。先生を信じます」
そいうご講演をなさっていたのです。

とんでもない、私のような者が皆さんの前でC先生から
そのように言っていただくなんて、
これはえらいことが起きたなと思ったのです。
私という人間をそんなに過大評価していただいて、
もちろん私たちの心の友も皆さんもそうですが、
中にはまるで聖人君子のように思っていただいている
お方もありました。
或いは神だ仏だと言って下さる方もあります。
これはとんでもない間違いです。
自分を振り返りまして、
これはえらいことを言っていただいと思いました。
これでは、私はそういう偉い先生方を裏切ることになります。


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「御垂訓」

2022-09-19 00:34:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

これは私たちの日々の生活において大切なことだと思いますね。
「私がしてあげた」「私が助けてやった」という我の中に
間違いなく相手の業を受けます。
「無我」つまり己を滅したその心掛けの中には
業を受ける心配はありません。

東京では五時に帰らせていただきましたが、
そのギリギリまで皆さんに取り囲まれました。
身体の悪い方に神の光を頂いておりますと、
皆さんが治った治ったと喜んで下さるのですね。
「奇跡の連続でした」と言って、喜んでいただきました。
その晩にC先生が夜の講演をされました。


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「御垂訓」

2022-09-18 08:18:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

そういうお医者さんは、やがて又「自分が」という
「我」の中に相手の業を受け入れていかれますので、
お医者さん自身、身体の悪い方が非常に多いのです。

癌専門の医者が癌になったり、精神科医の有名な先生が
精神病になったりすることがよく起きます。
それは「儂が」「儂が」ごという中に、
相手の業を受けてしまうのですね。



※ご報告
ブログ開設(2008-11-11)から本日現在(2022-9-18)までの
5,059-195=4,864日間で:(不可抗力で投稿できなかった日数を
195日として計算しています)
トータル閲覧回数    1,345,132回  一日平均=277回
トータル訪問者数     510,049名  一日平均=105名
です。ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

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「御垂訓」

2022-09-16 23:58:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

しかし、これは私が治させていただいたのではないのです。
ただ「治りなさい」と言えば、治っただけのことで、
私の知らないことです。
「ほんとですか」って聞いたのですが、
これは神様が治して下さったのですね。
人間の私にそういうことができるはずはありません。
「どうぞこの方をお救い下さい。

この方に神の光をお与え下さい」と祈って、
「足よ、しっかりしなさい」と言うと、治ったのです。
「神が病を癒し給い、医者がその手柄を横取りする」という
言葉があります。
名医が病気を治したとします。
しかし本当は神様が治されたのです。
それをお医者さんは「わしが治してやった」と錯覚するのです。
神様の御業を医者が横取りする。



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「御垂訓」

2022-09-16 00:28:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
  恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

「ああ、動きます」とびっくりされて、
「反対の足は、まだ動きません」と
言われるので、「いや、その足はまだやっていません」(笑い)。
高橋信次先生は「あなたの足を今両方とも治すと、
あなたはもうこなくなります。
だから片方は残しておいてあげましょう」と
よくおっしゃったのですけれど、
私はバカですから、両方治しましょうと言って、
「はい、こちらの足も治りなさい」と言いますと、
すぐに治ってしまいました。

控室に入って私が着替えておりますと、
そのおじいちゃんが、昔、軍人さんでしたから直立不動になりましてね。
マイクを持って、
「私は、四十年動かなかった足を
今このように治していただきました」と言って、
動いた足を振って皆さんにお見せして、
泣いて泣いて涙を拭いておられました。
皆さんも貰い泣きして共に喜んで下さいました。
いろんな超能力の先生方がお見えになっていましたけれど、
それには皆さんもびっくりなさったそうです。


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