~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「神意の仏国土を造らんがため生まれ出でたることを悟るべし」
神意、つまり神様のご意志である争いのない平和な世界、
それをこの地球上に造らんがために私たちは生まれてきました。
別の言い方をすれば、
一人一人自らが神の表現体であるということを自覚して、
神のご意志を現していった時、
この地球上は仏国土ユートピアが建設されるということです。
争いのない、お互いに生かし合い、
お互いに愛し合う幸せな地球が誕生します。
一人一人が神様の意識に目覚めるだけでいいのです。
「宇宙即我」も、自ら目覚めることによって「自らが宇宙である」と
いうことが理解できるということです。
「今、日本国中に火の手が上がりました。
やがて地球上に教えは広まる」と、
高橋信次先生が予言されていました。
「この正しい法は日本を拠点として世界中に広がるでしょう」
おっしゃっておられました。
予言された時とは差がありますけれども、現実に今、
私のような者がしゃべっておりまして、
このお話が世界各国に広まっております。
私がそういうことを望む、望まないに関係なく、
見えない世界ではこの教えを広げなければならないという
必要をもって日本中に、
また世界各地へと広げていただいているようですね。
これは正に天の計らいです。
今学んでいる私たちの数は知れていますが、
お一人お一人が知った方に核となって広がっていくのです。
「自分だけが聞いておけばいい、自分だけが安らいだらいい」と
いうのでは法の実践にはなりません。
まず自分が幸せになり、その幸せを人に伝えるべきです。
そのようにして一人から一人へ、またその方から縁をもって広がった時、
私たちの想像以上の早さでこの地球上に神の国が建設されるはずですね。