浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2019-05-31 00:44:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

先ほどの指のちぎれたお嬢ちゃんの
ご両親が見えた時の話です。
子供さん二人いつも二階で休んでおられて、
お父さんはめったに上がらない
二階の子供の様子をそっと身にいったそうです。
するとその部屋で私のテープをかけているのですね。

それが日本語で話を一言しますとその後外国の言葉で
話しているのですね。
また日本語で話して声は同じだのに次は外国語で話、
そういうテープがずっと流れていたそうです。

そして二階から下りようとすると、
奥さんが飛んで上がってこられて、
「お父さん、来て、来て、こんな不思議なことがある、
このテープは全部先生のお話ばかりだったのに
外国の言葉で説明がついている」と言われて、
お父さんはまたびっくりされましたて、
「なぜそういう力を頂けたのか」と
尋ねられたのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-30 00:29:23 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:自分自身に目覚める方法


先の続き・・・

お釈迦様は、重ねて聞かれました、
ここに一人の人がいて、物を盗み、嘘をつくなど、
あらゆる悪事をしたとします、

そして、その人が死んだ時、また、この人が
天上の世界へ帰れますようにと、
供物を捧げ、経文を唱えて合唱したとすると、
どうでしょうか。

その人は経文や合唱の力によって、
天上の世界へ帰れるでしょうか。
と、聞きました。

そこでも、弟子は、いや無理でしょう。
と、答えるしかなかったのです。
お釈迦様は、まさにその通り、
私らは自ら穢れ、自ら重くなり、

自ら沈むものである。
それを、他の者がどうして救うことが出来よう。
と、おっしゃったお話があります。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-29 00:39:16 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

この間、一月の東京講演に行きましたが、
相変わらず忙しゅうございまして、
講演直前まで治療をしていて、「ここが痛いんです」
「ああそうですか、―――治りましたか」
「あっ、治りました」と、
こんなことばかり言って癒しておりますから、
前以てお話の段取りができればいいのですけど、
もう全くそんな時間は与えられないですね。

そしてすぐ壇上にあがりまして
お話をさせていただくのですが、
一時間、二時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。
その時間に何をしゃべったのかなあと思うようなことで、
「皆さん、一月早々からつまらない話で、
どうぞ許して下さい、
何をしゃべったのか、
知らない間に時間が過ぎってしまったのです」と、
控室に入るなりお詫びをしたのですね。

すると「いや良かったですよ」と言っていただきました。
その時、今日もお見えになっていますが、
Kさんのご主人が入ってこられて
「先生、今日のお話は良かったですなあ」と言って下さり
「本当ですか、今お詫びをしていたところです」
「いやいや今日のお話は筋だっていてすごく良かったです」と
褒めていただきました。

不勉強の上に、勉強する時間を頂けませんので、
聞いて下さる方に申し訳ないのですが、
そんな申し訳ないテープでも病気が治ってもらえるのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-28 01:30:22 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:自分自身に目覚める方法


先の続き・・・

すると、お釈迦様は、それでは、私から其方に
質問させて欲しい。と、おっしゃって、
池の畔にあった、一つの大きな石を指さして、
この石を前に池に投げ込んだら、
この石はどうなるか、
と、聞かれたのです。

これは誰でも分かることです。
弟子は 石は沈みます。と、答えました。
お釈迦様は、まさにその通りである。
それでは、今、沈んだあの大きな石に対して、
この池の周りに祭壇を組んで、

良き戒名をつけ、石に対して供物を捧げ、
更に、バラモン衆が来て、石を上がれ、
石を上がれと、
経文を唱えて踊れば、石は上がるだろうか、
と、聞かれました。
弟子もそれは無理でしょうと、
答えるしかありません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-27 00:19:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

しかし、これは天上界ではちゃんと計画していただいたことだと
思います。
ある時期が来るまで―――そしてその時期が来た時、
忽然としてご縁によりまして全国へ広げていただきました。

しかもこんな拙い話で申し訳ないと思っているのですけれども、
そのテープを聞いて病気が治ったり、
首の骨がずれていたのが治ってしまったり、腰痛が治ったり、
三十年来動かなかった腕がその場で治ってしまったり、
そういうお便りをいっぱい頂いています。

テープを聞いていただくだけで、心臓や肝臓が治ったと聞きますと、
私は「それは本当ですか」と言うのです。

「本当に治ったのです」「それはありがたいことですね」。
私のこんな話を聞いて病気が治ったり、家庭が調和されたり、
ノイローゼが治ったりするのなら、
私も一生懸命しゃべらなくてはいけないなあと思っています。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-26 02:04:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:自分自身に目覚める方法


お釈迦様のおっしゃったことに、
こんなお話があります。
お釈迦様が弟子と共に説法の旅に出られた時、
池の畔で休息されました。

その時、弟子が時に先生、
西の方から来たバラモンの
教えによれば、

この世において罪、過ちを犯し、
暗い世界へ落ちた者でも、
バラモン衆が来て、供物を捧げ、
経文を唱え、その者のために供養をつめば、
救われると聞きました。
先生もそのようにされるのですか、
と、質問したのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-25 00:52:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

ちょうど一昨年になりますね。
それまで私たちは五、六十人或いは七、八十人集まりまして
この場所で十年余り勉強会をしておったのです。
まあ招いていただきますと遠い所で四国、山口、丹後の宮津、
京都、岐阜あたりは回っていたのですね。

その後横浜にご縁を頂き、そのご縁で東京のある先生が
「私の所で一度話をしてください」と言って招いて下さり、
そこでお話をさせてもらいました。
その時のお話のテープをその先生が会の読者の
皆さんに送って下さって、
それで一遍に日本国中に広がってしまいました。

問い合わせやら何やら頂いて、
自分ではしょうもない話しかできないし、
そんな大それた思いなど持っておりませんが、
大勢の方がすごく喜んで下さり、
「私のところにも是非話しに来て下さい」
「どうぞ私のほうにも来て下さい」と
言って全国からお招きを頂くようになりました。
自分で想像もしていないことですね。

私はこのようにして法をお伝えしていきたいとか、
人々に広めたいとかいう思いはこれっぽちもなかったのです。
ただ縁ある方たちでこの法を守っていきましょう、
法を曇らさないようにしていきましょう」と言って
学んでいた勉強会だったのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-24 00:39:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:自分自身に目覚める方法


さて、私たちはこの世を去りましたら、
天上の世界へ帰れますように、と思いますが、
確かにこの世で幸せであれば、
必ずあの世へ行っても幸せです。

続きの世界ですから、
何ら変わった所へは行きません。
腹ばかり立てていたら、腹立ての世界へ行き、
妬んでばかりいたら、妬みの世界へ行きます。

自ら蒔いた種ですが、
そう云う世界へはまってしまうと、
なかなか出て来られません。

子孫がいくら拝んでも、
お祀りしても、良い戒名を付けてもらっても、
救われません。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-23 00:32:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

その約二年後昭和四十九年十一月に
高橋信次先生の教えにご縁を頂きました。
先生は妹さんに常におっしゃっていたそうですね。

「大阪から私と全く同じ教えを説いてくれる方が
必ず出てくれるはず、
その方がまだ姿を見せてくれないから
僕はあの世に帰るのが
もう一年遅れているんだよ」と。

全く同じ教えを説いてくれる方―――まあ私などは、
そんな大それたことは夢にも思ったことはございませんし、
ただ先生の教えを、光の天使の教えを曲げないように、
曇らせないように一生懸命塵払いをしていこうと
思っただけですけれども、
先生のお話とよく似ているそうです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-22 01:23:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:自分自身に目覚める方法


おはようございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひととき
ご一緒に心の夜明けを迎えましょう。

今朝は目覚めについて
お話させて戴きます。
今朝はどんなふうに目覚められたでしょう。

目覚まし時計の音ですか、
それとも誰かに起こされてですか、
目覚め方にもいろいろありますが、

一番気持ち良く爽やかなのは、
自然に自分で目が覚めたときでは
ないでしょうか、

もう少し眠っていたいのに、
ジリジリと目覚まし時計の音で起こされたり、
誰かにいつまで寝ているんですか、
と、起こされるのは、

あまり気分の良いものではありません。
まして、間違い電話で起こされたときなどは、
一日中不愉快だと言われる人もおられます。

つまり、私たちは自分から目覚めなければ
爽やかな気持ち良い目覚めは戴けないようです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-21 02:24:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

人は皆そのような力を神様から頂いているはずです。
ところがその力の出し方を知らないでいます。
なぜ出し方が分からないかというと
正しい法を知らなかったからです。
私は幼い頃から不思議なことは
いっぱい体験させてもらいましたけれども、
小学校へ行くようになり、
だんだん自分の心を曇らせてきますと、
もうただの凡夫になってしまいます。

そして四十半ばまで凡夫のままで来たのです。
四十半ばになりまして、
高橋信次先生のご縁を頂く一年前ぐらいから
いろいろと不思議なことが起きました。
自分では全く予期しないのに、
私の所へ来て下さったおばあちゃんの足が
一遍に治ってしまったのです。

膝が痛くて動けず、お医者さんに行きますと
「骨がぐちゃぐちゃになってしまって
これは治しようがない」と言われて、
お医者さんの帰りに寄ってくれたのです。
「それは気の毒な、どこが痛いのですか」と言って、
足をさすりますと一遍に治ってしまったのですね。

今度お医者さんに行くと骨がちゃんと
できてしまっていたのです。
「おかしいな」と言ってレントゲンを撮りましたら
骨が元通りになっています。
これは不思議なことだと言っておばあちゃんが
一生懸命宣伝してくれまして、それが人の口から口へ伝わり、
今は日本全国に伝わっています。
外国にまで伝わっています。

まあ私のところの電話も国際的でございまして、
フランスから、イギリスから、香港から、
アメリカからといって
各地からの電話を頂きますね。
光はそこまでみな届いているのです。

電話でお祈りさせていただいたら、
「本当に助けていただきました」という喜びが頂けます。
そのように自分がこうしようと思っていないのに
全く予期しないことが次々に起こり出して、
なぜこのようなことが起きるのかと、
あらゆる宗教の門を叩きましたが分かりません。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-20 01:24:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

勿論、それは相手にも
周囲の人にも伝わり、
結局は自分自身の苦しみとなって
戻ってきます。

大きな苦しみの原因を
作ることになります。
私たちは決してある一面だけを見て
物事を評価してはならないのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-19 00:45:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

一昨日、「先生はなぜそんな力が頂けるのですか」と
質問を受けました。
その方は車のドアを閉めた時に、お嬢ちゃんの手をはさんで、
その指の先がちぎれてしまったそうです。

これは痛いです。
ぐちゃぐちゃになってちぎれてしまった肉を
くっつけたのですけど、
お医者さんはもう腐って駄目かも分からないと
おっしゃったそうです。
そのお母さんが、お嬢ちゃんとそのお兄さんの、
お子さん二人といっしょに私のテープをずっと聞いていますと
指先がちぎれているのに全然痛くなくなったのです。

ここへ連れてきて、また光を頂いたあとお医者さんへ行きますと
「あっ、先ができた」と言われたそうです。
もう切ってしまわなくてはいけないとお医者さんが言わたのに
ちゃんと肉ができてきたのです。

それで早速お礼にいかなくてはといってご夫婦とお子さんとで
見えました。
お父さんが「なぜ先生はそういうことができるのですか、
先生はいくつの時からそんなことができましたか」と言って、
いろいろ質問を受けたのです。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」~心の扉~

2019-05-18 01:22:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―3

主題:沢山の視点を持って見れば
    人や物事の新しい一面を
        見ることができる
 (観自在菩薩の見方をする)


先の続き・・・

すると、必ずあの人は
なんと素晴らしい人だな、
私のこんな面を
ちゃんと知っていてくれる。

あの人の為なら
命をかけてもいい。と、言うほど
その人の心をつかむことができます。

これはその人の為ばかりではなく、
自分自身にとっても
大きな喜びとなります。
その人の隠れた
素晴らしい面に気付かず、

つい、人の嫌な面ばかり見て、
それがその人の全てであると思えば
憎しみは益々強くなり、
そのことで益々相手が
嫌な人に見えてくると言う
悪循環になります。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2019-05-17 00:15:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「肉体を有する現世の天使は」

先の続き・・・

お陰で心の活動をさせていただく蓄えを頂いて、
今、全国を回らせていただいております。
どこへ行かせていただきましても
交通費や講演料を下さいとは
言わなくてもいいのです。
たださせていただくのみです。

会場によっては百人も二百人も
治療させてもらう場合があります。
難病奇病が治っても「ああ、それは良かったですね、
神様に感謝してください。
あなたが神様とめぐり合ったのですから、
そのように奇跡を頂いたのです」と言います。
「後の私の心の管理はどのようにしたら良いのですか」と
尋ねられますから「せめて朝五分、夜休む前に五分、
心を静めてほんとうの神様に感謝してください。

ありがとうございましたと感謝の祈りを
三分でも五分でも続けてみて下さい。
必ず神の光は注がれます。
私への感謝はいっさい要りません」というのですね。
それは私が治しているのではなく、
私という肉体を通して、
神がその御業をなし給うから病気が治るのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする