~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「善導せるがために己の心は己自身に忠実なることを知るべし」
先の続き・・・
山彦の場合は、音波が向こうの山に当たって返ってくるだけですが、
これは私たちの想い、行いの場合も同じで、私たちの想い、
行いからは波動が出ていますから、
神の子として恥ずかしくない愛の実践をしますと、
この場合は精妙なる波動が出ますし、人を騙したり、
貪欲に捉われたり、怒ったり、
恨んだり、憎んだりしますと、必ず荒い波動が出て来て、
それは見えない次元の違った世界に突き当たって
自らにそのまま返ってくるようになっているのです。
原因結果の法則ですね。
これは何者も絶対逃れることはできません。
そういう中で私たちは修行をしているのです。
自分の想い・行い・言葉が間違ったことをしたら、
間違いの分だけ自分に返ってくるということを知った時、
日々の行・想・言がどれほど大事であるかということが分かってきますね。
この原因結果の法則さえ分からないで道を説いている方々もあります。
人の悪口を言えば必ずそのまま自分に返ってくるのです。
これは恐ろしいです。
私たちはできるだけ法則の中に生きたいと思います。