浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「思いの中に生きる」より。

2016-04-30 00:09:38 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「思いの中に生きる」より


               喜びの体験記


           美しい心、優し心を教えられ  K.O.


先の続き・・・

先生、本当の“心の光”を私にお教えいただき本当にありがとうございます。
この先も、先生の心の光を私にどうぞ御指導して下さい。
お願いします。
今も、先生のテープを聴かせていただきながらお手紙を書いております。
先生が私のおそばで話して下さっているようで心が安らいでいます。
ありがとうございます。
私のような者がこのようなお便りを書かせていただき、先生にお時間を
お取らせしましたこと、お許し下さい。
未熟な文章ですが、どうぞお許し下さい。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
どうぞお身体を大切にして下さい。
三月二十日、又先生にお目にかかれること、今から心より楽しみに待っています。

(追伸)先月二月二十日、私の姉が先生に診ていただき、とても頭が痛かったのに、
今は頭がすっきりして本も読めるようになったと本当に喜んでいます。
先生、本当にありがとうございます。
先生のおかげで心も身体も安まる思いでございます。
感謝しています。
姉は山形から来て、十七年間苦しんだムチウチ症を先生に診ていただき、
楽になったと言って涙を流して感謝したものです。
本当にありがとうございます。
私は先生にお目にかかることができる機会をお与え下さった方、Oさん、
そして姉に感謝しております。


            ~ 感謝・合掌 ~




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「思いの中に生きる」より。

2016-04-29 00:12:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「思いの中に生きる」より


            喜びの体験記


        美しい心、優し心を教えられ K.O.


突然私のような者が偉大なる先生にこのような未熟なお手紙を書かせていただくこと、
本当にはずかしくおこがましいことと思いながらもペンを走らせています。
私は先日二月二十日姉にさそわれ、徳丸区民センターの会場に行き、初めて
先生にお目にかかりました。
先生のお顔、そして治療されるお姿に接し、講演を聴かせていただき、又、
今、こうして先生のテープ、御本を拝見させていただき、本当に心安まる思いでございます。
今までの自分を振り返り、何と私の心は汚れていたのだろうかと知らされました。

この世に私がこんなにも心安まる思いになったことがあるだろうかと思い、
先生にただただ感謝する思いでございます。
文章も字もとても汚い私ですが、
何かの形で先生にこの私の感謝の気持ちをお伝えしたくて書かせていただいております。
私はある病院で看護婦として働いております。
ほとんどが癌の患者さんです。
身体と共に心が病んでいる方がたくさんおられます。
そんな中で死を迎える方も何人もいらっしゃいます。

そのような時、私は今まで御苦労さまでしたと思う気持ちと、
この方は思い残すことなくこの世を去っていかれたのだろうかと思いながら、
お見送りをさせていただいています。
又、看護させていただいている中で、数々の問題にぶつかり、心の病など、
この未熟な私に問いかけられたこともあります。
そんな時、未熟なる私はその方に何の心安まることも言ってあげることができず、
困ってしまい悩んでしまう日々でございます。

しかし今日こうして何かのご縁で先生にお目にかかり、先生のお話を通して
心の美しさ、本当の優しい心を持つにはどうあるべきかを教えていただき、
今までの私の心がいかに未熟で汚れたものであったかを知ることができました。
ですから、心の病んだ方のお話を聴かせていただいても、自分の心が汚れていただけに、
その方に心安まる思いなどできるわけがなかったと思って反省しています。


             ~ 感謝・合掌 ~




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「思いの中に生きる」より。

2016-04-28 04:02:36 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「思いの中に生きる」より


             喜びの体験記


           心のしこりが消えた T.W.


初めてお便りを書きます。
長尾弘先生に一月十八日(日)午後一時に初めてお目にかかりました。
ある方から先生の話を聞きました。
「そんなばかなことがある訳がない」と、
興味本位で豊島区民センターに行きました。
私は自分自身のことでとても悩み苦しんでいたことがありました。
区民センターで先生のお話を聞く時、
とても息苦しく溜息が何回も出てしまいました。
区民センターでは暴言を吐き、口汚くののしったりもしました。
先生のまわりにいる女性の方々を
「親衛隊のおばさんがいやだネ」などなど。

そして、講演が終わって楽屋で生生にお会いした時
「何も出来ないくせに」などなど。
先生のお話を後でじっくり考えると、
先生の不思議な力が私にいろいろ与えてくれたのです。
先生は笑顔で「人を許すことによって神から許されるのです。
人間は大宇宙の神から魂にエネルギーをつけて、地上に旅に出され、
又、人間の恨み・妬み・憎しみ・苦しみを捨て、
大宇宙の神の元へかえるのです」とおっしゃいました。
私と言う人間は何でも人のせいにしてしまう、
とっても激しい気性なのです。
私の我がままな心をそのまま出してしまい、
まわりの人たちを傷つけてしまいます。
私達は結婚して十五年になります。

主人に対して、とっても憎しみを持っていました。
今は先生の不思議な力で憎しみもなくなりました。
今、心がとっても穏やかなような気がします。
主人にののしることもしません。
苦しんでいたのが嘘のようです。
日常生活は変わりませんが、
心の持ち方で生活に活力が出るように思います。
夜ぐっすり眠れるようにもなりました。
私は胃下垂です。

そしてのども悪く、右足も痛いです。
心のしこりをとってもらったのですから、
身体の痛みがあるくらいの方が、
他の人の心の痛みがわかるように思います。
私の息子の親友が再生不良性貧血なのです。
二月一日~三日も輸血のために入院をして、
薬を点滴してきました。
そして、長尾先生のことをお話ししました。
二月二十一日にまた東京にいらっしゃるので、
息子の友人を診ていただけたらと思います。
その人の母親は、藁をも掴みたい気持ちだと思います。
少しでも手助けをしてあげたいと思っています。
お身体を大切にして長生きをして下さい。
私の心のしこりをとってくだった不思議な力を持つ人へ
ありがとうございました。


            ~ 感謝・合掌 ~



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「思いの中に生きる」より。

2016-04-27 00:10:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「思いの中に生きる」より


             喜びの体験記


         「反省」がもたらした今の幸せ H.M.


先の続き・・・

私は今まであまりにも間違った思い・行いをしてきたと思うと、
妻や子供に済まないことをしてきた、
申し訳ないことをしてきたと初めて気付かせていただきました。
私は結婚してから正法にご縁があるまで、
よく尽くしてくれた妻に対して感謝の心もなければ、
やさしい言葉の一つもかけたことがありませんでした。
そのくせ、わたしは勝手気ままにして、気に入らないと言っては怒り散らし、
怒鳴りつけてきました。

私は、今までしてきたこと、思ってきたことが、何と愚かなことであったか、
神仏に背いたことでであったかと思うと、胸が締め付けられる思いで身体が
震えました。
自分の身体が不自由になったのも、今まで皆人のせいにしてきましたが、
実は、自分の今までしてきたこと、思ってきたことの過ちの結果として、
自分の身体に表れてきたということを、長尾先生のお話を聞かせていただいて
初めて解らせていただきました。

それから、結婚してから今までの自分をよく振り返って反省しました。
私は、一見おとなしく真面目に見えるそうですが、酒は飲む、遊びはする、
どうしようもない私でした。
それでいて内弁慶で、家に入れば亭主関白で、
自分の思いを通さないと気に入らない私でした。
こんな私に対して妻は悲しい辛い思いを与えられているにもかかわらず、
私の心・病気を何とか直そうと、ありとあらゆる努力をしてくれました。
そして、私がどんな我がままを言っても口答え一つすることもなく、
よく黙って辛抱してくれたと思うと、妻に済まなくて済まなくて、
申し訳ない心でいっぱいになり、心の奥底から込み上げてきてこらえきれず、
涙を流して男泣きに泣きました。

私のような無能な碌でなしによく今日まで一緒にきてくれたと思い、今まで
辛い悲しい思いをさせてきたことを心から詫びました。
これから心を入れ替えて正法を一生懸命勉強していこうと思い、
高橋信次先生の御著書を読ませていただきました。
私は頭が悪いので、何回も自分に理解できるまで読みました。
それから、長尾先生が講演に行かれる先々までご一緒させていただき、
いろいろと教えていただきました。

そして、自分自身に少しですけれど、気付いてまいりましたので、
思い・行いを少しずつ正していくうちに、身体の不自由さも、
病気の辛さも忘れてしまい、身体の障害も気にならなくなりました。
先生に教えていただいたように、
怒り・愚痴・謗りといった言葉をださないように努めておりますと、
お陰様で家の中も明るくなり、今のところ子供たちも
真面目ですし、今はとても幸せに過ごさせていただいております。
このように幸せになれたのも、
長尾先生にいろいろとご指導していただいたお陰です。
それにTさん、Kさん、皆様のお陰です。
先生にご縁が無かったら、今の幸せはありませんでした。
長尾先生、本当にありがとうございました。


               ~ 感謝・合掌 ~





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「思いの中に生きる」より。

2016-04-26 00:15:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「思いの中に生きる」より


              喜びの体験記


          「反省」がもたらした今の幸せ   H.M.


先の続き・・・

そんなある日、妻はどこそこの神様がよいと聞けば私を連れて行き、
又こちらの拝み屋が良いと聞けば私を引っ張って行きました。
その時、私はただついて行くだけで、いくらお参りしても拝んでも私の
身体は治るとは思っておりませんでした。
それでも妻は私のために一生懸命になってくれていましたので、
妻の言うがままに仕方なくついて行ったようでな次第でした。

このような生活を何年か送っていましたが、泉大津のMさんのご縁でKさんを
紹介していただき、昭和五十六年十二月九日だったと思います。
Kさんから「磯上に長尾先生とおっしゃる立派な先生がおられますが、お宅の
主人を連れて行かれたらどうですか」と、お話がありました。
妻は私に「一度行ってみようか」と言って、翌朝さっそく先生のお宅に寄せていただき、
治療を受けました。

一週間後、妻はまた治療に行こうと言うので、「俺の身体は何回治療しも
治ることはない。それよりか、うまい物でも食べた方が余程ましや」と言って、
ほとほと妻を困らせました。
それから何カ月かして、長尾先生の正法のお話をKさんのお宅で聞かせていただきました。
だけど、ただ漠然と聞いていたので、話が身に入りませんでした。
二回目のお話を聞かせていただいた時、その法話の中で、「思い方・見方を
変えることによって、人は皆救われのですよ」と教えていただきました。

また、「花はなぜ美しいか。それは、花は自分の美しさを他に自慢したり誇ったしないで、
どんな厳しい環境の中でも、ただ一生懸命咲いている。
人が見ていようが、見ていまいが関係なくただ一生懸命に咲いている。
だから花は美しい」と言われ、そして「結構の源やん」の話をされました。
源やんという人は、どんなことが起きても「結構結構」と言って、
いつも感謝の心で過ごされたと話されました。
この話を聞いて、
私は「ああそうか、思い・行いを正していかなければいけないのだな」と思いました。
また、「原因があるから結果がある。原因なくして結果はないのです。
間違った思い・行いをしていると、周囲にも身体にも不調和が起きてくるのです」と聞かされて、
頭を何かでガ―ンと殴られたような感じを受けました。


               ~ 感謝・合掌 ~





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「思いの中に生きる」より。

2016-04-25 00:19:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「思いの中に生きる」より


               喜びの体験記


          「反省」がもたらした今の幸せ H.M.


私は、今振り返ってみると、
十五年前に身体の調子がおかしかったのです。
見掛けは別に悪い所がないし、いたって健康でした。
それがちょっと仕事をすると疲れてくるのでした。
朝起きようとするのですが、
どうも身体全体がだるくてなかなか起き上がれない時もありました。
この頃は店の方も忙しかったので、仕事の疲れかなと思って、
別に気にも留めずにいたのですが、一年、二年と経つうちに、
腰がだるく足が重く感じてくるようになってきました。

この時から病魔に少しずつ蝕まれいたのですね。
五十年四月、何日かは忘れましたが、突然足腰がだるく歩くのも困難になり、
物を下げることもどうすることもできなくなってしまいました。
一度大きい病院で診察を受けてみようと思い、
同年八月、国立泉北病院に検査のため四十日間入院しました。
入院して、
脳波・心電図・筋電図、それに目、耳とありとあらゆる検査を受けましたが、
病気に繋がる原因は無かったようでした。
結局、原因は、はっきりしませんでした。

主治医が言われるには、
「あなたの病気はク―ゲルベルグベランデル氏病といって、
病状は急に進まないが、治らないと思います。
八百屋を続けていくことは無理ですから、
何か他に身体に合った仕事を考えなさい」ということでした。
その言葉を聞いて、私はすごくショックでした。
こんな身体になって、これから先どうなるのだろうと思うと、
目の前が真暗になり、不安な想いで愕然としました。
病気は一年一年進んでいきました。

「このままいくと、まもなく車椅子の世話になるのとちがうやろか」
「寝たきりの身体になるのではないか」と思うと、夜も眠れないこともありました。
「この上、妻や子供に苦労をかけると思うと済まない、申し訳ない」とか、
「車の中に排気ガスを引き込んで死のう」とか、いろいろな思いが交錯して、
毎日イライラ、クヨクヨして過ごしておりました。
このような私を見て、妻は「お父ちゃん、そんなにクヨクヨせんでええよ。
なるようにしかならないのやから、何も心配しなくてええ。
店の方は私がお父ちゃんの分まで働くから。

お父ちゃんはお陰で車の運転ができるのやから運転だけしてくれたら、
それだけでええのや。
私が仕入れするから」と言って慰めてくれました。
その時は「すまないな、申し訳ないな」と思っているのに、その思いと裏腹に、
身体の自由がきかないものですから、妻や子供に当たり散らす毎日でした。


            ~ 感謝・合掌 ~





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「思いの中に生きる」より。

2016-04-24 00:12:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「思いの中に生きる」より


             死のとき


先の続き・・・

〈このお話をされた時、引用された旧約聖書の一節を紹介しておきます。
聖書を表面的にではなく、その奥を霊的に読み取りますと、先生のお話と
一致することがわかります。〉

(略)主は言われた。
「ソドムとゴモラの罪は非常に重い、と訴える叫びが実に大きい。
私は降って行き、彼らの行跡が、果たして、私の届いた叫びのとおりかどうか
見て確かめよう」
(略)アブラハムは
進み出て言った。まことにあなたは、正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。
あの町に正しい者が五十人いるとしても、
それでも滅ぼし、その五十人の正しい者のために、町をお許しにならないのですか(略)」
「もしソドムの町に正しい者が五十人いるならば、その者たちのために、町全部を赦そう」
(略)「もしかすると、四十人しかいないかもしれません」
「その四十人のために私はそれをしない」
(略)「主よ、どうかお怒りにならず、もう一度だけ言わせて下さい。
もしかすると、十人しかいないかもしれません」
「その十人にために私は滅ぼさない」

(略)二人の御使いが夕方ソドムに着いたとき、ロトはソドムの門の所に座っていた。
(略)ロトがぜひにと勧めたので、彼らはロトの所に立ち寄ることにし、
彼の家を訪ねた。
ロトは、酵母を入れないパンを焼いて食事を供し、彼らをもてなした。
彼らがまだ床に就かないうちに、ソドムの町の男たちが、若者も年寄りも
こぞって押しかけ、家を取り囲んで、わめきたてた。
「今夜、お前のところへ来た連中はどこにいる。ここへ連れて来い。
なぶりものにしてやるから」

(略)夜が明けるころ、御使いたちはロトをせきたてて言った。
「さあ早く、あなたの妻のとここにいる二人の娘を連れて行きなさい。
さもないと、この町に下る罰の巻き添えになって滅ぼされてしまう」
(略)彼らがロトたちを町外れへ連れ出した時、主は言われた。
「命がけで逃れよ。後ろを振り返ってはいけない。低地のどこにもとどまるな。
山へ逃げなさい。さもないと、滅びることになる」
(略)太陽が地上に昇った時、ロトはツォアルに着いた。
主はソドムとゴモラの上に天から、主のもとから硫黄の火を降らせ、
これらの町と低地一帯を、町の全住民、地の草木もろとも滅ぼした。
ロトの妻は後ろを振り向いたので、塩の柱になった。
(創世記の記述を要約)


             ~ 感謝・合掌 ~




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「思いの中に生きる」より。

2016-04-23 00:24:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「思いの中に生きる」より


                死のとき


先の続き・・・

やがては、皆あの世に帰らなければならないのですが、
私達がこの世を去りました時に、どうすれば良いのか。
これはどこに行っても話させてもらうのです。
極楽に間違いなしに帰る方法。
これは、まあ皆さんにそうして下さいと言ったらあれですから、
私が死んだ時にしようと思っていることです。

もしお迎えをいただいたら、もう渾身の力を振り絞って、
自分の身近な方に「ありがとうございました。お世話になりました。
本当にありがとうございました。
どうぞお会いできん方らによろしゅう礼を言うてください」と、
命懸けの力を振り絞ってお礼を言わせてもらいます。

そして、お礼が済むと、もう今度は、
いよいよお迎えが来まして息絶えた時に、
皆さんにパッと尻を向けたら、もう絶対に振り返りません。
家も財産も何もかも全部、この世のものは全部この世に置いて、
そして、私達が本当に帰って行く故郷に向かって、
極楽へ向かって振り向かないで突き進みます。
この時、絶対に迷いません。

しかし、まあ心をきれいにしておかなければなりませんね。
自分の心が汚ければ、汚い世界へ自分ではまってしまいます。
ですから、私はそのようにして死にたい。
今こうして親しくお付き合いをしていただいていても、
私が死んだら、振り向きもしません。

このようにしてこの世を去りますから、もう皆さんが病気されようが、
苦しまれようが、どんなにされようが、そんなこと私は知りません。
この話をしましたら、「先生、水くさいでんな。死んでも私ら守って下さいよ」
と言われます。
「いやー、いやー、私は死んだらもうよう守らん」と言います。
で、これは私だけと違います。

皆さんが常にその心積りを心の中にしておいていただいたら良いですね。
死のときはいつの日か必ず来るのですから、そのときになりましたら、
私が話したとおりに、渾身の、この世の命懸けの力、
全生命力を果たしてでも、お礼を言います。
そして、命が終わった時は、もうパッと背中を向けて、
絶対に振り返えってはいけません。


              ~ 感謝・合掌 ~




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「思いの中に生きる」より。

2016-04-22 00:17:38 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「思いの中に生きる」より


               死のとき


生命力の強い時は死の世界から遠く離れています。
これが生と死の境とします。
こちらからは向こうはあの世の世界、
こちらは私達の生きている世界とします。
健康に生きている時は、死の世界からずっと遠いのです。
ものすごい病気をしたり、
あるいはだんだん年を取って肉体的に衰えてきましたら、
だんだん死の世界に近づいていくのですね。

生と死の境界線に近づいていきます。
で、心悟った方はここからさっと遠い方へ遠い方へ離れて行かれます。
極楽の世界に離れて行かれるのですね。
そして、「ああ、死にとうない、わしゃ、まだ後、心残りいっぱいあるし、
死にとうないんや」と、生への執着、あるいは物とか、財産とか、名誉とか、
そんなものに思いを強くもっていましたら、肉体は死んで無いのですけれど、
その心は生と死の境をさまよっているのです。

だんだん境に近づいてきましたら、ここをウロウロしている人が、
この人と近いものですから寄って来るのです。
だから、死ぬ前になると、心のきれいな方は、
「ああ、きれいな人が迎えに来てくれはる」と言って、
心の汚い人は
「ああ、怖い奴じゃあ。もう来なー(来るな)、もう来なー」
と言いながら虚空を掻きむしって、死ぬ人があります。

あれはその人の心に応じたものが迎えに来るのです。
「おとろしよー。怖い奴が来たー。怖い奴が来たー」と、
掻きむしって死ぬとよく言うでしょう。
あれは皆、その人の心に応じた人が、迎えに近寄って来ているのですね。
だから、怖い。

心のきれいな方の中には、
ここから離れた世界から紫の雲に乗って迎えに来て下さった言って、
亡くなる方もあります。
こういう方はだんだん死の世界に近づいてポッといきましたら、
これはもうあちらの世界にサッと行かれるのですね。


           ~ 感謝・合掌 ~










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「思いの中に生きる」より。

2016-04-21 00:15:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      恩師のご著書「思いの中に生きる」より


           救われるということ


先の続き・・・

最もわかりやすいのは仏壇とお墓ですね。
仏壇とお墓はたちまちにして万人が見て万人がわかります。
亡くなった方がそのようにして救われたり、
真っ黒になっているお仏壇がサラになって、
お洗濯をしたようになったり、
五十年も六十年もたった墓石がつくりたてみたいに
変わったりする場合があります。

あるいは、今日お見えになっている前田さんの
石川県に行かせてもらったら、
墓石の中から金がいっぱい出てきて、
これ取れるん違うかなと思っても取れないんですね。
まわりがキラキラになって、
石の中から金が浮き出てきても落ちないのです。

また、さすりますとキラキラになるお墓もあります。
こういうものは全部、見えない世界、霊の世界のことです。
といいますのは、この現れた世界の中に見えない世界の
エネルギーが満たされているのです。
あの世の世界、
私たちの心の有様によって暗い世界のものが支配したり、
あるいは上の世界から私たちの心を支配したりします。

上から下から、それは簡単明瞭です。
重い心をもった時は、必ず地獄から応援に来ます。
砂袋の中に砂をつめるたびに「もっとやれー、
もっとやれー」と応援に来ますから、
苦しみがだんだん大きくなります。
その代わり、風船のように浮き上がっておりますと、
上の世界から、「頑張って下さい。
もっと人のために尽くして下さい。

私たちも協力は惜しみません。
あなたの行為によって私たちが働きますよ」と言って、
エネルギーを注入して下さいます。
光の世界から自分がご協力を戴こうと、
闇の世界から戴こうと私たちの自由です。

その方法を知らなかったのです。
ですから、こうして私とご縁ある皆さんは是非、
光の世界からご協力いただけるような
日々の生活を行じて下さい。
必ずいただけます。


          ~ 感謝・合掌 ~




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「思いの中に生きる」より。

2016-04-20 00:14:16 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「思いの中に生きる」より


             救われるということ


先の続き・・・

それからピタッと苦しみがなくなりました。
そして、三日後に極楽往生されたそうです。
「おおきに(有難う)、おおきに」と言って死なれたそうです。
だから、私たちはたとえ九十年百年、間違った生活をしてしまっても、
この世を去る間際に自分の過ちに気付いた時、
神様はそのような者でさえちゃんと救って下さるのです。
だから、法とは如何に有難いかです。
そんなものは私の力とは違います。

その言霊によってご本人が正しい心に目覚められた時、
その方は救われるようにちゃんとして下さるのですね。
本当に自分の心が目覚めるということは尊いことです。
私も未熟者でございまして、
こうして皆様の前で話をさせていただくのも恥ずかしくて
しょうがないのですが、そのような私にさえ神様はいろいろと
形をもって表して下さいます。
たとえば、今見ていただきましたあの金。
皆さんに見ていただきましたね。

名刺に張ってあったあの金。
あのようなものを行った先々で見せていただいたり、
自然界に変化を見せてくださいます。
花が開いたり閉じたり、まあ花咲かじいさんですね。
また、暗いくらい山が一遍に昼のようになったこともあります。
お宅も勿論そうですね。
真っ暗の何とも言えないあの不思議な陰気臭いお宅が
たちまち光に満たされます。


          ~ 感謝・合掌 ~



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「思いの中に生きる」より。

2016-04-19 00:09:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「思いの中に生きる」より


               救われるということ


先の続き・・・

このお話もよくするのですが、
九十何歳のおばあちゃんが亡くなられた時のことです。
生きておられた時に、
そこの息子さんが「先生、私の母親は、こんなん言うたら恥ずかしいんですけど、
死にはったら絶対に間違いなしに地獄へ行きます。
そやから何とか地獄に落ちんようにしてもらえへんか」と言われますので、
「しかし、そんな九十過ぎたようなお年寄りに、私らみたいな仕様のない者が
お話しても聞いていただけません。

だから、その時になれば何とかしましょう。必ずその時が来ます」と言って
帰っていただいたのです。
それから一、二年しましたらその時が来ました。
あの世に帰る時は、私たちのこの世の生活の総決算をしなければ帰れないのです。
その決算は何によってするか。
それは苦しみをもってします。
過ちが多いほど苦しみが大きく現れます。
そして、その苦しみの世界へ帰って行くのです。
そのおばあちゃんがいよいよ入院されました。

息子さんがまた見えまして、「子供が交替で看病についているんですけど、
その苦しみをもう見るにしのびません。
何とか助けてください」とおっしゃる。
ものすごい苦しみが襲ってきたのですね。
そこで、「それじゃあ、私のお話会のテープ、いつのテープでも一緒です。
どこのテープでもよろしいからそのおばあちゃんに聞かせてやってください」

(まあ、いつもどこのお話も皆一緒。というのは、
私は同じことばっかりしゃべっております。で、
この間も東京から電話がありまして、「先生のテープ
聞かしていただいているんやけど、
最初の間はこの先生どこへ行っても同じことばかり言ってはると思った。
しかし、何回も何回も聞かしてもろたら、
だんだんとこりゃすごい話やとわかってきました」と言われました。

だから、どのテープでもいいのです)と言いますと、
「そんなもん聞ける状態と違います」
「表面の意識が聞かなくても私たちの内在された潜在の意識が聞いて
くれはります。
だから、声を小さくしぼってもいいから耳元でかけてやっといてください」
そうしますと、
「アー、苦しい、痛い」と言ってのたうちまわっている人ですから、
最初はそんなもの聞けませんが、そのうちだんだん痛みがおさまってきたのです。

そして、その苦しみがおさまると同時に、
「アー、己が悪かったー、己が悪かったんじゃー」と言って泣き出したそうです。
たまたま「己が悪かったー」と泣いているところへ母屋の息子さん夫婦が尋ねて見えたそうで、
部屋に入って来るなり「己が悪かったー」と言われるから、
息子さんは、自分のことを言われていると思って「ほんまにクソババァ、
死ぬまで己が悪いちゅうて」と言われたそうです。
それで、テープを持って行ってくれた方が「いや、兄さん違うんです。
このテープ聞かせてもろてから、おばあさんが『自分が悪かった。
自分の生き方が悪かったんや』言うて泣き出してん」と説明されると、
お兄さんもやっと安心されて、
「アー、よかったなァ」と喜ばれたそうです。


            ~ 感謝・合掌 ~





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「思いの中に生きる」より。

2016-04-18 00:15:44 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「思いの中に生きる」より


            救われるということ


死後硬直は、まず顎から始まり、それから首、肩、
そのようにずっと起きる順序まで決まっているのですね。
その硬直の度合いを見て、
これは何時間前に事件があったか割り出す医学が法医学ですね。
しかし、心の世界ではそんな物質の常識を破ってしまうのです。
といいますのは、法のお話を伝えさせてもらった時に、
その場で硬直が解けてしまうのです。
極端なお方は皺なんか完全に消えます。
もう何とも言えない安らかなきれいな顔になります。

では、何故そういう不思議な現象が起きるかです。
それは肉体の生命が終わりましても、
意識はちゃんと生きているということです。
意識は皆生きております。
だから、その意識に対して話させてもらえば、
その方が悟ってくださるのです。
反省してださるのです。
そして、自分の過ちを心の底から本当の神に謝ります。
そこから祀った神や仏では駄目ですよ。

たとえば、お釈迦様の像があります。
これを拝めばよいと思って一生懸命拝んでも駄目です。
これは形だけです。
本当の御神仏(これはお姿も何もありません)に対して、
心から反省して過ちを悔い改めたとき、
その人の罪は即許されてしまうのです。

ですから、
その人のこの世の人生が八十年九十年たっておりましても、
息を引き取ってからでも、
反省して悔い改めれば救われるようになっております。
ましてや生きている間だったら、
私たちは皆救われるようになっております。
自ら悔い改めることです。
その時神様はすべてをお許し下さっております。
法とは本当に有難いものです。


          ~ 感謝・合掌 ~


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「思いの中に生きる」より。

2016-04-17 00:25:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「思いの中に生きる」より


                言葉の力


先の続き・・・

こんな仕様のない自分の癖をずっと拾い出してみたのです。
その中で、一番悪い癖、いろんな癖の根本は一体どこにあるのかと思って、
いろいろ探してみましたら、やはり怒りと愚痴でした。
「では、この怒りと愚痴を取るのにどうすればよいですか」と、自分の内なる
良心に尋ねました。

そうしましたら、これは普通一般の方には理解できないのですけれど、
中国の守護霊さんが中国語で教えてくださいました。
中国語は私にはわかりませんから、日本語でお願いしましたら、
片言の日本語で、「アナタ話大変下手アルネ」と言われます。
私は腹立てで愚痴っぽい。

これを直すのにどうすればいいですかと聞いたのに「アナタ話大変下手」と
言われますから、「こりゃおかしい。守護霊さん間違ってはんのかな。
ひょっとしてこれ偽ものかいな」と思っていましたら、
「アナタ言葉相手通ジナイ。相手理解デキナイ。ソノタメ相手ノ方アナタノ言ウコト聞カナイ。
ソコデアナタ腹立テル」こうおっしゃたのです。

ああ、なるほど、今まで私の言うことを聞いてくれない、私が言っても一つも
言うことを聞かないと思っていたけれど、
私が聞いてくれるように話をしていなかったということに気付かせてもらったのです。

「おい、これをしとけよ。あれしとけよ」と言っても、
相手が理解してくれなかったらしてくれません。
で、その時言っていただいた言葉は、「コノ口カラ出ル言葉、相手ノ方無上ノ喜ビニ導ケマス。
マタ、同ジ口カラ出ル言葉、相手ノ方二死ヨリ辛イ思イ与エマス。
アナタ口ヲ開ケバ人々ニ安ラギ与エナサイ。喜ビヲ与エナサイ。

希望ヲ与エナサイ。ソレ以外ノ言葉口ニ出スコト駄目ネ」と、こうおっしゃった。
本当にこう聞かせてもらってましたら、その通りでした。
日々の生活の中で、家内や子供に対して本当にぼろくそに言ったり、
言葉でもって相手を傷をつけてきました。

特に私は河内生まれの泉州育ちでございますので、もう口の悪いことと言いましたら、
これ以上の悪い口はないような言葉を使います。
「何してんねん、ドアホー」「どたま(頭)どついてこましたろか」言ったりして、
仕様のない言葉使いです。

そういう風な言葉を聞く方にしたら、どんな嫌な思い、どんな辛い思いをしたことか。
そういうことも知らずに四十過ぎるまで過ごしてきました。
しかし、その言葉によって喜びも与えられるし、
また、ものすごく辛い思いも与えられるということに目覚めさせていただいて、
これは言葉に気を付けなければならない、
言葉はこわいということを教えていただいたのです。


               ~ 感謝・合掌 ~



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「思いの中に生きる」より。

2016-04-16 00:09:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「思いの中に生きる」より


              言葉の力


いつもお話させていただくのですけれど、この世の中では、
どんなものでも原因があるから結果があるのです。
原因なしに現れる結果は何もありません。
私たちが自分で気付く気付かないにかかわらず、日々の生活の中で間違った
原因を次々と作っておきましたら、必ず間違った結果として実ってきます。
その収穫を他人は絶対にしてくれません。
全部自分が収穫しなければなりません。

ですから、少しでもよいことをしておけば、
良い原因が必ず良い結果として実ってきます。
そしてその収穫は自分自身ができます。
自分の蒔いた種は絶対他人は収穫してくれません。
全部自分がします。
悪いことも良いことも。
悪い原因というのは、何も殺人をしたり、よそのものを盗んだり、
それだけではないのです。
言葉によって、人に死ぬよりも辛い思いを与えます。

しかし、同じ口から出る言葉で、無上の喜び、
これ以上の喜びはないというほどの喜びも与えられます。
言葉はものすごい力をもっています。
ですから、
常に言葉によっても悪い原因・悪い種を蒔かないようにしなければなりません。
この話もよくさせてもらいますが、
もう十年近くになりますけど、
私もものすごい腹立て(怒りっぽい性格)でございまして、
愚痴ばっかり言いますし、

都合の悪いことが起きたらいつの間にか皆相手のせいにして
うまいこと言い逃れするような仕様のない人間だったのです。
それで、正法のお話にご縁をいただきまして、
「自分の持っている一番悪い癖・欠点を十ほど自分で探してみなさい」
と教えてもらいました。
で、探してみましたら、さあ自分の悪い癖・欠点がいっぱいありました。
書き出していったのです。
よくないことが起きれば人のせい、いいことが起きれば全部私のせい、
そして自分をかばうために平気で嘘を言っておりました。


          ~ 感謝・合掌 ~




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