~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
五、マーガ
488、尊い師は答えた、「マーガよ。施しの求めに応ずる在家の施主、
福徳をもとめ福徳をめざして供物をささげる人が、
この世で他人に飲食物を与えるならば、
まさに施与を受けるにふさわしい人々とともに目的を達成することになろう。」
489、マーガ青年はいった、「施しの求めに応ずる在家の施主、
福徳をもとめて福徳をめざして供物をささげる人が、
この世で他人に飲食物を与えるに当たって、
〈まさに施与を受けるにふさわしい人々〉のことをわたしに説いてください。
先生!」
490、実に執着することなく世間を歩み、自己を制した〈全き人〉がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
~ 感謝・合掌 ~