~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
四、スンダリカ・バーラドーヴァジャ
465、貪欲を離れ、諸々の感官を静かにたもち、
月がラーフの捕らわれから脱したように(捕らわれることのない)人々―――
そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば、
466、執着することなくして、常に心をとどめ、
わがものと執したものを(すべて)捨て去って、
世の中を歩き廻る人々、―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば、
467、諸々の欲望を捨て、欲にうち勝ってふるまい、
生死のはてを知り、平安に帰し、清涼なること湖水のような(全き人)
(如来)はお供えの菓子を受けるにふさわしい。
~ 感謝・合掌 ~