~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
四、スンダリカ・バーラドーヴァジャ
474、欲望にもとづくことなく、遠ざかり離れることを見、
他人の教える異った見解を超越して、
何らこだわってとらわれることのない〈全き人〉(如来)は、
お供えの菓子を受けるにふさわしい。
475、あれこれ一切の事物をさって、
それらが除き去られ滅びてしまって存在しないで、
平安に帰し、執着を滅ぼしつくして解脱している〈全き人〉(如来)は
お供えの菓子を受けるにふさわしい。
476、煩悩の束縛と迷いの生存への生まれかわりとが滅び去った究極の境地を見、
愛欲の道を断って余すところなく、清らかにして、過ちなく、汚れなく、
透明である〈全き人〉(如来)はお供えのお菓子を受けるにふさわしい。
~ 感謝・合掌 ~