第三 大なる章
四、スンダリカ・バーラドーヴァジャ
468、全き人(如来)は、平等なるもの(過去の目覚めた人々、諸仏)と等しくして、
平等ならざる者どもから遙かに遠ざかっている。
かれは無限の智慧あり、この世でもかの世でも汚れに染まることがない。
(全き人)(如来)はお供えの菓子を受けるにふさわしい。
469、偽りも無く、慢心もなく、貪欲を離れ、わがものとして執着することなく、
欲望をもたず、怒りを除き、こころ静まり、憂いの垢を捨て去ったバラモンである
(全き人)(如来)は、お供えのお菓子を受けるにふさわしい。
470、こころの執着をすでに断って、何らとらわれるところなく、
この世についてもかの世についてもとらわれることがない(全き人)(如来)は、
お供えのお菓子を受けるにふさわしい。
~ 感謝・合掌 ~