浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「心行の解説」より。

2013-12-22 04:28:04 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                            ~ 恩師の「心行の解説」より ~


               先の続き・・・

               「今日一日増上慢にならなかったか 自信過剰にならなかったか」
               「今日一日卑屈になってはいなかったか 今日一日謙虚に生きられたか 
               礼儀正しく生きられたか 柔和であったか」
               「今日一日相手の立場に立ってものを考えられたか 心から相手の立場に立てたか
               人々に対して差別の思いはなかったか 人様を心から許させていただいたか」
               「何か一つぐらい善いことを行ったか」と、このように自分自身を毎日毎日調べてみますと、
               いかにできていないかということが分かります。
               できていないことが分かりましたら、次は実践し、行えばいいのです。
               できていない分を行うことです。これを行いますと知らない間に魂が浄化していきます。

               ですから私の所に禅定に来られる皆さんのお顔はすごく安らいでおりまして、綺麗なお顔です。
               皆さんが安らいだお顔に変わっていかれるのは魂が浄化していくからです。
               魂とお顔とは比例して、魂が浄化されると顔も浄化されます。
               この肉体は私たちの魂の表現体、お顔は魂の看板、眼は魂の窓です。
               ですから窓の中をちょっと覗きますと、その人その人の心の中は丸見えでございます。
               立派な窓を付けているのですから、なにも不思議なことと違います。
               私たちは反省することによって、魂が浄化されていきます。
               このことを悟りなさいと、「心行」に書いていただいております。


                                 ~ 感謝・合掌 ~



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「心行の解説」より。 | トップ | 「心行の解説」より。 »
最新の画像もっと見る

浄心庵 長尾弘先生垂訓」カテゴリの最新記事