浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-05-05 00:02:55 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


          第五章 心の曇りをとるための反省

          父母の恩を知り孝養を尽くすき

人生航路はなかなか厳しいもので、
晴れた穏やかな日もあれば嵐の日もあり、
それにともない凪いだ海もあれば、
荒れ狂う海もあります。

私たちはそうした海を航海していかなくては
ならないわけですが、その際に
必要な人生の進むべき方向を示す指針を
与えてくれるのが航海で言えば
羅針盤にたとえられると思います。

何をするにつけても、親が喜んでくれ、
その親の喜びの大きいほうを取っていきますと、
人生は間違いなく進むことができます。
長い人生では右か左かと迷い悩む局面も多々あります。
その時に親の喜ぶ道を選ぶという
羅針盤を持っていない方は、人に頼ります。

つまり、拝み屋さんに頼ったり、
自分の崇拝者に依存してしまったり、
あらゆる宗教の門を叩くうちに変な
教団にひっかかってしまったりします。
何もそんなものに頼らなくても、
両親の喜ぶほうへ進めば、間違いはないし
不幸になることもありません。


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