浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-05-23 01:11:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


        第五章 心の曇りをとるための反省

    幼い頃から今日までの自分の姿を立体映像で見せられる

先の続き・・・

行きたい、行きたいと思うのです。
ところが、そこへどうしても行けない。
稲束を渡す役目をしなかったら叱られますから、
その場から逃げることができないのです。

これと同じようにどうすることもできないことが、
十代であれば十代においてあり、
あるいは二十代であれば二十代で、
同じようにしがらみの中で涙を流しながら、
精一杯生きている己の姿をみせられ、
心の底に焼き付けられました。

あまりにも哀れな自分の姿を短い間に
全部見せていただきました。
思わず「かわいそうだったなあ」と、
自分に対して涙がとめどなく流れてきて、
こういう厳しい中でよく頑張って生きてきたなあ
という思いが溢れてきました。
そして、その時にやっとこう思いました。

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