ありがとうさえ言えないときは

どんより曇り空。　　

重いなぁ。重いよ。

こんな日は身体も心も重くなる。
人間も自然の一部、
自然に左右される生き物なんだなあ、ってつくづく思う。




”「ありがとう」が幸せの祝文（じゅもん）だと重々知っています。
　だから、普段からたくさん言うようにしています。
　でも、
　今、
　どうしてもその言葉さえ言えなくなってしまったんです。

　「ありがとう」がどうしても言えなくなったらどうしたらいいですか？　”

そんな電話を頂きました。



どんなにしんどい事でしょう。

「たいへん」の真っ最中、精神的どん底にいらっしゃいます。
そのせいで、お身体も壊されたとか。



⓵　「人生」は自分の想念が創り出すゲームです。
　　結果がどうあれ
　　思いつくかぎりの手を尽くしましょう。
　　ゲームだと意識して作戦を練ってみましょう。

⓶　そのゲームはやめちゃいましょう。
　　ストーリーと登場人物を変えちゃいましょう。
　　とくに主人公のキャラクターを変えちゃいましょう。
　　どんなキャラクターが良いですか？
　　そのキャラを信じ込んで、その通りに演じることから始めませんか。

③　ゲームの主流の登場人物たちに「ありがとう」が言えないならば
　　まったく違うものに言ってみれば好いかもしれません。
　　たとえば、自分の手足にや臓器に「今日も動いてくれてありがとう」とか
　　咲いているお花に「一生懸命に咲いてくれてありがとう」とか
　　お日様に「今日ものぼってくれてありがとう」とか。
　　「ありがとう」を言う対象を「人」から外せば、少しは言えるようになるかもしれません。
　　そしてそれが積み重なればきっと「祝文（じゅもん）」の効果は出てくると思います。

⓸　無理して言うのはやめちゃいましょう・
　　「ああ、今はありがとうさえいえないんだな」って
　　「いいじゃん、言えなくたって。今はそれさえ言えない自分を体験しているんだもん」
　　って、開き直って、そんな自分を傍観してればそれでよいのではないでしょうか。

⓹　「どうせ幸せにしかなれないんだから、そのうちまた、何かが変わるよ」
　　　って投げやりになっちゃうというのも手だと思います。
　　　「どうせ幸せにしかなれないんだから」・・・これ最強の祝文です！！


とにかくいえるのは
どんなことにも共通する真実がひとつ。
それは
必ず、事態は変化する、と言うことです。
永遠なんてないのです。


どの道を選ぶかは自由です。
どの道もありです。
続けても、逃げても
あたふたしても傍観しても
どうしたって良いのです。

要は「どうしたいか」だけなのです。

どうしたって大丈夫！！

晴れない空はありません

　　2020・5・11　　7；09a.m.

　同上