幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

春の海のように

2012年01月14日 19時35分10秒 | ひとりごと
 幸せの整理術に影響されて
今日もせっせと身の回りを整理している。

書き溜めたノートから
今も必要な言葉だけを書き抜き
その他のものには感謝してさようなら、だ。



 そんな作業をしていたら
ずっと心に残ってはいるものの
どこにメモったかわからなくなっていた言葉が見つかった。


加藤タキ氏のお母様シヅエ様の言葉だという。



“ 年を重ねるというのは
  知識ではなく知恵を
  そう知恵を
  たくさん積み重ねて
  心の襞を深く
  幾重にも
  折り畳むこと


  人間だから
  一喜一憂することもあるし
  落ち込んでふさぎ込むこともある

  そうしたとき
  春の海を想ってごらん

  キラキラと
  光が反射して輝き
  白波ひとつ立たない

  春の海は とても穏やか

  そうした
  春の海のような心で在りたいわね ”





 1997年に書き留めたようだ。
もう15年もたっている。

15年もたっているのに
私の心の中で
この言葉は今も光り輝いている。



「春の海のような心で在りたいわね」

全文を覚えていたわけではないけれど
時折この言葉だけは
私の中に蘇ってきていた。


そうして
この言葉を思い出すだけで
私の思いが
春の海のようになるから不思議だ。


それこそ
この言葉自体が
私の中で
春の海のように
穏やかに
静かに
キラキラと輝き続けているのだ。





 言葉というものは
まったくすごい力を持っている。

どんな言葉を自分の中に積み重ねるか、
どんな言葉で考え
どんな言葉を発するか、
それによって
己の波動までが変わってしまうような気がする。



それゆえに
自分の内面が、
自分のエネルギーが、
穏やかに美しくなる言葉たちと
仲良くして暮らしたいとつくづく思う。