黄金町ガード (1984年撮影)
またしても☆☆☆さんからの写真であります
この写真は貴重である 何故なら
このあたりは夜がメイン地区であるので地元の住人は別として
昼間の姿はあまりお目にかかれないのである
はげまるも う~ん見たこと無かったなぁ
夜にでもなると川沿いには沢山の怪しい提灯やらネオンが
悩ましくらんらんと輝き
店の外には若いおね~さんからおばさんまでが
「おに~さん ど~お~」なんちゃって
(年齢層が広いのである)
若い男からじじぃまでが川沿いの桜見物のごとし
ガード下を徘徊していたものである
セーラー服ルーズソックスをはいたおばさんがいたりして
歩いているだけで楽しかった
このあたりの話を書き始めると きりが無い
ノリがいいのでコメントも沢山くるのでヤメとして
みなさんのコメントを待つことにする
前の☆☆☆さんの写真と同じ場所から撮ったモノ
緑の木々が多くてよく分からないのが残念である
今度真冬にでも撮って写真を入れ替える事とする
映画「スロ~なブギにしてくれ」に出てくる場所あたりが見える
(コメントで教えてもらったこの映画 ガード下の場面が多々出てくるので凄い)
さてと 今回の話の題
「アウトサイダーズ」と けんぞ~の
OUTSIDERS であります(右側のお店)
けんぞ~の話を書き込みしていたら
半年ほど前誰かさんから
「けんぞ~が亡くなる少し前の写真が OUTSIDERS という店のブログに
載っている」という情報があり 早速見てみた
けんぞ~が相変わらずのへろへろ状態の時の写真であり
亡くなる一カ月ぐらい前の日付があった
それ以来一度は「OUTSIDERS」に行って けんぞ~の思い出話でもするか
と思っていたのである
前にも書いたが 初めてのお店に入る時は緊張する
まして夜中の はげ頭は場所柄もあり特に怪しまれる
店に入る時などは緊張のあまりはげ頭には油汗
手と足が同時に出てきたりする
ぎこちない感じで中に入っていく
店主
「いらっしゃいませ」
はげまるは無言でぎこちなくカゥンターに座る
お店はカゥンターのみの静かなバー
常連さんと思われる女性客がひとり
店主は30代後半と思われる いい男
はげまる緊張のあまり
「牛丼並み~ 味噌汁付き」
(これはウソ)
目の前にはそこそこのスコッチウィスキーが並べてあった
目の前に角でもあったなら 角を注文したのであるが
初回である なめられたらいやなので
そこそこを注文して
「う~ん なめんなよ~この~」
の態度で店主をジロリと見る
二杯目はジョニクロである
「ど~だ」
しばらく飲んでいて マスターとけんぞ~の話なんぞぽちぽち話始め
緊張もどんどん和らいできた
ふと壁のメニューを見たら500円~ ウィスキーと書いてあった
う~ん 今度は500円だなぁ と堅い決意で心に決める
(じじぃになってくるとドンドン人間としての
器が小さくなってくるなぁ)
トイレ方面を見ると けんぞ~の店にも飾ってあった
カップスのルイズルイス加部さん(通称マーちゃん)の
映画「ONE MORE TIME」のポスターが見える
トイレの中
初めての店でトイレに行くときは必ずカメラを持って入る
流石である(鼻の穴ひろがる)
天井方面
しばらくけんぞ~の話をしていたら マスターが
けんぞ~追悼ライブのポスターを見せてくれた
はげまる これ以上鼻の穴が広がらないくらい広げて
「おほん ごほん
あ~ それねぇ 僕が撮った写真で作ったポスター」
もちろん それからマスターはただのハゲではない
本物 混じりけの無い 完璧ハゲ として
わき合い合い 話が弾んでいったのである
これは 1984年に大火災を起こして何十人と亡くなった
「ホテル ニュージャパン」のマッチ
めずらしいのでマスターが見せてくれた
けんぞ~は亡くなってからもよく話に出てくる
けんぞ~がへろへろで暴れた店とか
けんぞ~がタクシーとぶつかった場所とか
けんぞ~がひっかけた すっげ~変な女とか
けんぞ~にバイヤグラ二錠あげたら二日間店を休んだとか
(はい あげたのは はげまるです)
話は尽きないのである
どうやらけんぞ~は野毛界隈では弘法大師化されていてる感じである
そう弘法大師が水を飲んだ場所とか
弘法大師が座った石とか
弘法大師が浸かった温泉とか
みたいにね
完。