はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(153 )   「今は無き伝説の店シリーズ第1弾」 根岸屋  若葉町

2012-05-01 01:51:21 | 日記
みなさんGWはいろいろあって忙しい事と思います

はげまるも なんだらかんだら忙しいので今回は
短くまとめてみることにした
手抜きと思われると困るので

大々的にGW特別企画として

「今は無き伝説の店シリーズ第1弾」
黒澤明監督の「天国と地獄」にも出てきた

どんどんどん  (またまた太鼓の音)

「根岸屋」
さんの話である







根岸屋という酒場は若葉町二丁目にあった
「天国と地獄」に出てくる「根岸屋」さんは
黒澤明監督が実物の倍以上の広さの映画セットとして造ったそうである
(物知りの飲酒記憶喪失の工○君から聞いた話である)


はげまるがこの「根岸屋」さんに入ったのは確か42年前と記憶している

学生の時この近くにあった美空ひばりさんの弟
小野透さんがやっていた「おしどり」にバンド見習いとして
ほとんど毎日明け方までバンド見学をさせてもらっていた

もちろん学業は二の次三の次おね~さんの次
その時にバンドの先輩に連れられて二度ほど入った思い出がある

この写真はどこかから見つけてきたモノ

なにしろカメラなんか持って無かった時代の事である

明け方の「根岸屋」さんは大混雑
外人さん(兵隊さんベトナム戦争真っ盛りの頃である)
洋パンさん(外人専門の娼婦さん)
ヤクザ屋さん 愚連隊さん
(ヤクザ屋さんは仕事でやっているが 愚連隊さんは仕事ではなく
徒党を組んで遊びと悪さをしていたそうである)

もちろん一般の酔っ払い客と日本人ホステスさん
バンドマン他
それらの人達が わいわいがやがや満員であった

店の奥にはバンドが入っていて ジャズやら歌謡曲やらを演奏していた
何を食べたか何を飲んだか全然記憶には残っていないのであるが
その当時の溢れ出る熱気に圧倒された思い出がある


では 実際の「根岸屋」さんはどんな店だったのか
そんな写真なんて見たこと無かったしあきらめていた

そんな平凡な真夜中

どんどんどん (また出ましたよ)

野毛「キネマ」に行ったら古いもの大好きマスターが
はげまるに

「あの~  凄い映画がありましたよ」
と見せてくれた映画があった

これからの写真は店のテレビから撮ったモノであります

この映画は藤田敏八監督の「新宿アウトロー ぶっとばせ」
主人公は今は亡き名優 原田芳雄さんである







原田芳雄さんが立ち上がる場面(真ん中ブルーのシャツ)











ほらね 「根岸屋」さんの外観






車も外車のジープである

ほんと渋いなぁ

キネマのマスター に感謝です。


書き込みの一部を加筆しました

<よんぼうさん

今でもかんかん帽をかぶって、ストライプのジャケット着た
トランペット奏者をの人を覚えています。

たまに中でチンドン屋が回っていたり、
おかまのお姉さんが踊っていたり、
当時のヤンキー達は私服では無く、
みんなセーラー服を着ていた様に記憶しています。

火事で焼けた時に慌てて駆けつけたのを、今でも覚えています。

ここは私の音楽の原点かもしれません>


そうそうストライプのジャケット着たバンドさん出てましたよ
確かアコーデオン バイオリン もいたと記憶しております
終戦後すぐのバンド形態だったので
すっげ~ 
(その頃 こちとらB.S.Tなんか聞いていたもんで わらい)


<さも次郎さん

よんぼうさん、片腕の用心棒 O高さんのことですね
私も75.6年頃に入ったことがありますよ

近くのシャークに通ってましたので
この辺の深夜食堂定番コースかな十八番、長八、根岸家、コトブキ。
店内の記憶は、天井に提灯が並んでてカウンターに、でかい酒樽
出入り口に鳥居があったと思います(映画と同じように)>


そうそう天井に提灯が並んでいたいた(お祭り風のやつ)
みなさん行っていてよかったですね

 
コメント (9)
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