はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(88)    中華 「萬福」   野毛

2012-03-20 00:50:20 | 日記



見るからに 昭和の中華屋さんの外観

前から気になっていた野毛の「萬福」さん






赤のノレンが凄くいいなぁ
これが昭和の中華屋さんの定番ノレンである

この赤いノレンを見ているだけで なんかそそられてしまう
息なんか はぁはぁはぁ となり興奮していく
頭には べっとりと頭の油に混ざり汗がにじみ出てくる
顔が上気してくるのがはっきりと分かる

あ~~  もうだめ  許して
(お前はアホ)




そんなこんなであったが (ここは寿じゃ~ねぇんだ)と己に言い聞かせ
沈着冷静平穏無事な顔をして中にはいった










壁の一面にメニューがずら~りと書いてある





中は広くはなく テーブル席二つ
厨房のカゥンター席 あと壁に張り付いたカゥンター席

はげまるは入口近くの壁に張り付いたカゥンター席に座った







座って見上げると渋い扇風機

う~ん  そそられる





じゃ~~~ん  じじゃじゃ~~~ん

食べた しいたけそば





肉厚のしいたけを噛んでみると中から じわ~っとシイタケの肉汁があふれ出して
サンマーメン風のとろとろのタレとスープにからまり
あへあへふぐふぐ状態に相成り候う








はい  しっかりごちそうさま
 
650円の大満足であった

今度はセットメニューの 半チャーハンとラーメン(またはワンタン)720円
でも食べるつもりである







おまけです

その「萬福」さんの通りにある建物

(夜なので画像が荒れております)






この建物の上のほうのあたり

なんでこんな造りにしたのかなぁ





滑り台でも中に作って遊んでいるのかなぁ



コメントがありました
  中は屋上に上がる階段だそうです。


コメント (13)
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(87)    焼き鳥 「いっちゃん」  都橋商店街  野毛

2012-03-17 10:16:31 | 日記
今回は副題として「焼き鳥食べながら川を見る」
野毛都橋商店街にある焼き鳥屋さん
「いっちゃん」の話である

な~んだ 食べながら川が見れる焼き鳥だったら
そこそこ そんな店はあるぞ~
とのお声が聞こえてきそうである

まあ待ちなさい
話はそんな単純ではないのである





都橋商店街の夕方







この「いっちゃん」には看板というか名前が出てない
店に入ってみたら 店主が野毛「阿武茶」の常連さんであったので
 びっくりしたなぁ~もぅ





わあ~  出ましたよ 牛の煮込み






肉が大きくて お味も凄くいい
500円で大満足の一品






レバの焼き鳥(タレ)

うっめ~~
(またまたヤギさんです)







銀杏焼き

熱熱はぐはぐ  たまりまへんへんへん







まあ こんな感じ
そうそう この「いっちゃん」には 久しぶりに出会った女性と行ったのであり
彼女の行きつけの店みたいである







店の中はカゥンター席ノミ  5人で満席
入ってスグに満席になってしまった

テレビの下の鍋がいい味だしているなぁ
普通の店だったらテレビの下には神棚なんかあったりするのだが
ここは 大きな鍋である

  流石です





年季が入る過ぎているなぁ





う~ん   火でハゲ焦げた(ギクッ)あたりがたまらなくいい

これは連れの女性が撮った写真
彼女もノリがいいのである







彼女が「この小窓を開けると大岡川が見えるのよ~」
なんて言った
はげまるの頭が入るくらいの本当の小窓である







どれどれ ものは試しである

仕事しかり遊びしかり食い物しかりおね~さんしかり(どさくさまぎれだな)
何事も試さなくては結果はでないのである

小窓を引いて開けたら 外からホコリがぶぁ~っと風に吹かれて入ってきた
それも大量のホコリである
たまらず ゴホゴホゴホ ぶほ~ とむせるはげまる

透明な布ぽいカーテンにホコリが沢山こびりついていたみたいだ
何年もこの小窓を開けてないみたいである

ゴホゴホむせながら 大岡川を見てみたが
まだ冷たい風が吹き込んでくるので即窓を閉める事にした






都橋から 大岡川と都橋商店街の裏側を望む







桜の時期に撮った都橋商店街と大岡川の写真







今度は暖かい時期にまた「いっちゃん」に来て 小窓からハゲ頭でも出してみるか
その時は 川の反対側から
誰かさんにその写真を撮ってもらう事にする。
川の反対側から見た人が
「なんか やかんが窓に出て動いているなぁ」

ははは
(馬鹿だねぇ  ホント)




追加写真であります

「セントラルグリル」に追加加筆しました








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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(86)   「紅梅キャラメル」と 「梅香亭」   関内

2012-03-14 01:59:19 | 日記
今回は大正12年オープンの洋食屋さん「梅香亭」

「セントラルグリル」「安楽亭」と廃業の店を書いてきた
今回もその流れである

そうなのです やけくその 廃業シリーズ第三弾であります
(なんだ)

出足から話はそれるが
はげまるは この「梅」という言葉を見ると
子供の頃の「紅梅キャラメル」というのを思い出してしまうのである
キャラメルは全然ウマクは無いのであるが(ほんと)
中に巨人軍野球選手カードなるものが入っていて ひととおりのカードが集まると
グローブなんかに交換してくれるのである

そのひととおりのカードが曲者でね
最後の一枚がなかなか入ってないのである
確か巨人軍の川上選手のカードだったと思う
(違ってたらごめん)

子供の頃 誰一人 このグローブを交換できた友はいない
今思えば 子供だましの走りだったのかなぁ

にっくき紅梅キャラメルの「梅」なのである  






前置きが長くなった
早いとこ「梅香亭」について書いてみる事にする








なにしろ渋い老舗がどんどん解体されていく中で
渋さ満点昭和のレトロ感あふれる建物

外には 横書きに「洋食 梅香亭」さらには
カレーライス ハヤシライス カツ丼 900円の字も見える
それにしてもカツ丼である カツライスではないのが流石 戦後の日本式洋食屋さんである
ビール 日本酒 お食事は一階で

う~ん  二階が飲みながら食事が出来るみたいであった

「梅香亭」には10年以上前に一度だけ入った事がある
とにかく店の外観は日本風本格派洋食屋さん

はげまるは一階の席にひとりで座り
食べたのは ここの名物である「ハヤシライス」であった






閉店近くに入ったみたいであり 客は誰もいない
カゥンターの中にはかなり高齢の女店主さん


記憶に残っているのはカゥンターの隅に乗っている沢山の雑誌であったり
音楽が流れていない静かな事だったり
なにやら営業をしている店で食べたと言うより
見知らぬ普通の家に上がりこんで遠慮しながら食べている
感じがしないでもない


女店主さんとの会話は一切無かった
 
「ハヤシライスください」という言葉以外は何も発せなかった
ひとりで静かに食べるスプーンの音が 店の中にかすかに響く

暗い話がどんどん暗くなってくるな~







それでも食べた「ハヤシライス」の味だけはしっかりと覚えている
トロミ満点の味で凄く美味かった
それが今でもはっきりと思い起こされる

昨年の暮れに廃業したそうです

残念無念 ハヤシライスの写真が撮れなかった事が
心残りである
  

   サヨナラ 「梅香亭」。 

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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(85)   「安楽園」  中華街

2012-03-11 01:08:43 | 日記



中華街の「安楽園」が解体されるというコメントをもらった
こりゃ~ 古い 渋い 汚い の散策のプロとしては現地視察に行かねばなるまい

テナ事で早速ハゲチャリのまたがって中華街に行ってきたのである

 
まあ ご覧の通り

ははは・・・(やけ笑い)

なにしろ10代の後半あたりからこのへんで遊んでいたもんで
また昔の景色が消えてしまったなぁ~と 
えらく落胆したのは言うまでも無い


ロックの「レットシューズ」「コルト45」
ジャズの「ストーククラブ」なんかは音楽大好きのはげまるにとっては
たまらない刺激であったし

この近くの喫茶店「ブラジル」とかその狭い路地に入ったところの銭湯なんかにも
よく通ったものである

その頃はまだベトナム戦争真っ盛りでアメリカの兵隊さん
それを相手にして商売をする日本女性がいる小さいバー
地元の悪ガキ達なんかが
夜にでもなればゴキブリホイホイ満杯状態で溢れていた頃の中華街の思い出が
またひとつ消え去ったのである


あ~  サ・ヨ・ナ・ラ 「安楽園」さん

それではみなさん さようなら。




とならないのが はげまるの散策である 






しっかりと写真を撮っているのである
(流石です)

またまた はげまるの大きい鼻の穴がさらに広がるのである

ここで他の人が詳しく写真入りで「安楽園」さんを書いている記事からの
無断転載でありんす

「創業が明治30年代といいますから100年以上続く名店です。
まるで銭湯のような独特の建物は戦後に建て直したもので、
50年以上、修繕しながら守ってきたそうです
昨年5月に閉店したそうです」


だそうです(はげまる)











窓なんか ホント 渋すぎる






しっかり中も撮っていた

そのとおり しっかり「安楽園」さんで食事までしているのである
 ど~だ  恐れ入ったか~ 

(さらに鼻の穴が広がり痛いくらいである
当分元の鼻の穴にもどりそうもない)
















 サ・ヨ・ナ・ラ 「安楽園」さん。
コメント (8)
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(84)  サ・ヨ・ナ・ラ 「セントラル・グリル」  日本大通

2012-03-08 00:50:05 | 日記




昨日の真夜中 日本大通をハゲチャリで帰宅途中「セントラル・グリル」の前を通ったら
ぬぁんとぬぁんと こんな光景であった 
あまりの驚きに 自転車がこけそうになり あわてて飛び降り
三回転ひねりで無事道路に着地  得点9.23であった

なぁんてそんな事ができる訳ない
運動神経ほとんどゼロのはげまるである
体は硬い 頭皮も硬い ○○○○は柔らかいがね
(御注意  ○○○○= ミミタブ です
変に考えてもらっても困る)






この「セントラル・グリル」さんは終戦直後の1946年に開店の老舗の米国洋食屋さん

何故 米国洋食屋さん と書いたのか
これはブログで検索していたらどこかのブログに書いてあったのである

米国洋食屋さん   いい響きである
終戦後すぐの日本では 洋食=高価 であって一般庶民が口にできる食い物では無かった
食べられるのは外人さん アメリカの兵隊さん(進駐軍)
裕福な家庭の人達ぐらいしか 食べられなかった

なにしろ子供のご馳走であった あつあつホクホクのコロッケが5円の時代である
(杉浦茂さんの漫画の中に コロッケ5円の助 という名前の人物が登場していたくらいである)


その時代からあった「セントラル・グリル」さんは
様変わりしてしまった日本大通でも
昔からの外観そのままの貴重な店であった







横浜市開港記念会館から日本大通を見る
ほらね「セントラル・グリル」さんが写っているでしょ

昔はここに市電が走っていてたのである
当然市電のレールが走っていた
(あたりまえだ)

はげまるが若い頃最初の奥さんと結婚する前に
桜木町から市電(確か15円)に乗ってこのあたりを
ふらふら観光した思い出がある

その時は金が無いので ここには入れませんでしたがね







その当時の写真です (パソコンの画面から撮った)
右側が桜木町方面 左側方面の次の角に「セントラル・グリル」さんがある







それからしばらくして二度ほど ここ「セントラル・グリル」さんで食事をした思い出がある
もちろんアメリカの味がした・・・と記憶しているのではあるが
覚えてない  まあ味噌汁がついていて下町の米国洋食屋さん 
て感じであったなぁ

ここ20年は入ってない






閉まるなら もう一度中に入って米国洋食屋さんの味をかみしめたかった

 「う~ん  流石 米国洋食屋さんの味^^ 」なんてね。



追加写真です




2009年7月撮影夕方6時

夕方から夜の時間帯は営業をやってなかった
県庁相手のランチのみだったのかもなぁ




はい 貴重な写真です
コメント (5)
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