はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(167)     サヨナラ 60’ポップス「ウーリーブーリー」 長者町

2012-06-19 00:21:39 | 日記




はげまるがこの店「ウーリーブーリー」に初めて入ったのは もうかれこれ20数年前の頃
という事は マダはけまるが苦悩と試練のカツラの時代であった
(後半はやけくそで深夜飲み屋でカツラ回していたけどね)

現在「ハート&ソウル」という大きなライブハウスのオーナーである
ハ○君と「ビートルーズ」と言うビートルズのコピーバンドをやる前から
そのハ○君に誘われて何度も行った思い出がある







なにしろ大のビートルズ大好き人間のはげまるは
この「ウーリーブーリー」の表の看板を見ただけで
ヘナヘナになったのは語らずとも想像がつく事と思う






イギリスの国旗にカタカナで「ウーリーブーリー」の看板がたまらなく
そそるのであった

このあたりは若い頃ならいざ知らず 今ではおね~さんの太ももより
そそられてしまうのが ちとつらいなぁ
(しょぼん)





ど~だ 
ラディックのバスドラムに「THE Betles」のロゴがたまりまへんへん







ここで「ウーリーブーリー」という店の名前について書いてみる

「ウーリーブーリー」という曲をご存知の人は はげまると同年代
またはその前後の世代の人であると思う





サム・ザ・シャムとファラオス-Sam The Sham and the Pharaohs - Wooly Bully




全員アメリカ人であると思われる
ここでネットで見つけた記事を載せてみます
(もちろん無断転載である  ごめんちゃい)


<1965年に全米ナンバー1ヒットになった「Wooly Bully」このグループのリーダー、
サム・ザ・シャムは、本名をドミンゴ・サミュディオと言って
テキサス州ダラスの生まれのメキシコ系アメリカ人と思われます>

この曲は誰かさんのコピーだそうであるが とにかくそのバンドの風貌が変わっていた
リーダのサム・ザ・シャムさんが立ちながらオルガンを弾いて歌うのであるが
もう楽しいのである

この頃アメリカではビートルズに負けじと沢山のバンドが
雨後のたけのごとく乱立した時代であり当然
サム・ザ・シャムとファラオスのような奇抜なスタイルで
登場したバンドも多々あった

騎兵隊スタイルのゲーリパケットとユニオン・ギャップ
中世貴族スタイルのポールリビァとレイダーズとかが
当時1960年代後半の白黒テレビ時代に
アメリカの音楽番組なんかによく出ていたのである
しばらくしてそのブームが去るとそれらのバンドも
雲散霧消してしまった


このサム・ザ・シャムとファラオスは
そのあと一曲ぐらい少しヒットした曲を出して
すぐ消えてしまった感じであり 詳しく知りたい人は
おのおのかくかく調べてくださいね







開店以来ぜんぜん店の中は一切変わっていないのが凄い
















「ウーリーブーリー」のうりは すべてレコードからの音楽が基本ではあるが
たまににレコードからCDへマスターが編集した音が流れている








マスターが
「CDの音源より レコード>CD にした音のほうが なんか
柔らかく まろやかな音になるねぇ~」
なんて言っていたのであるが

そのあたりは はげまるもレコードからデジタル化した音源で聞いていたので
「そうそうそう  音がいいよね」

なんていう会話があったのが思い起こされる







「ウーリーブーリー」のカゥンター  席は4席





入り口付近の写真






店の壁には45回転のシングル版のレコードジャケットが
ずら~り 並んでいる

一枚一枚が 見ていて楽しく
はげまるの心は1960年代にタイムスリップして行く











もうたまらない







横浜の昭和の味がする ナポリタン・スパゲッティ

そういえば 昔は パスタなんて言わなかった
飲み屋さんのスパゲッティはナポリタンしかなかった
少し気の利いた食い物屋さんに行くと ミートソース・スパゲッティ
なんかがあった時代の話である 







昔の味がたっぷりと染み込んだ味

うまい







「ウーリーブーリー」閉店二日前のマスターの写真






10年前以上前に撮ったモノクロフィルム写真

60’ポップス「ウーリーブーリー」さんは2012年6月18日
29年の歴史に幕を閉じました

マスター  楽しい時間ありがとう。

コメント (19)
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