赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

小京都、白銀に染めて(後)

2008-01-20 01:47:02 | アウェイじゃないけどぶらり旅
秋田の旅・前回のつづき。

親子丼と稲庭うどんと、ランチとしては明らかに食いすぎの食事を終えて再び角館の街をふらつく。角館は武家屋敷街ももちろん結構だが、それ以外に趣のある建物が街中に散見されて、個人的にはむしろそっちの方が気になった。


常光院という、雪のせいかまったく人気がなかったお寺。戊辰戦争で戦死した官軍側の方々の墓があったが、雪深くて立ち入ることができず。思いのほか時間があったので他にもいろいろ寺社仏閣を回ったが、どれも雪深くて人気がなくてちょっと入っただけで挫折。まあ時期が悪かったかな。


常光院の入口には懐かしい婦警さんと道を渡る子供の人形みたいな置物。いわゆる緑のおばさん?が振る旗か何かを入れておくものだっけ?つか正面から撮影したら不気味で何気に怖ぇ・・・。


明治とか大正くらいの建物だろうか。石造の立派な建築物で一瞬見とれてしまうのだが、よく目を凝らしてみると何のことはない雑貨屋さんだったw その辺のコントラストが面白い。


前述の「安藤醸造元」のレンガ造蔵座敷。「上がってお茶でもどうぞ」なんて書いてあったがさすがに何も買わずにというのも気が引けたので外から眺めたのみ。お店のウェブサイトによれば、「座敷を火災から守ろうと外装をレンガ造りにした」とのこと。


これは「冬囲い」と言って、寒冷地では庭の木々を積雪や冷気から保護するために板や藁なんかで囲んでいるらしい。なるほど勉強になりました。


見返りうぃあー。企画乙でした。

秋田の旅2日目はこのとおり最後にひととおり角館をぶらぶらし、そうこうしているうちに帰りの新幹線の時間になってそのまま帰京。寒い冬に敢えて寒冷地に行くというのはまあ酔狂なことかもしれないが、うまいものを食べて宿で温泉にも浸かって、短いながらもなかなか充実した旅だった。いやそれでもスキーは嫌いだが。

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