赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

空母ではない加賀の旅(6)

2018-07-16 13:51:00 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

金沢城を後にして、これまた一大観光地となっており、時に「金沢の台所」などと呼ばれる近江町市場に周遊バスで向かいます。「市場」や「港」というワードは無条件にグッとくるものがあります。



昼飯時を過ぎて夕方に差し掛かろうという時間帯になればさすがに少しは落ち着くのではないか、との目論見でしたが、さすがに連休のピークタイムに比べれば人手は少な目だったのでしょうが、それでもやはり観光客の姿は少なからずでした。



前回往訪時同様「鮨処源平」さんへ。それでも多少待つことにはなりましたが、無事カウンターの一部をおっさん4人で占拠。これまた前回同様の「あげは」(12貫2,600円)をいただきましたが、安定の美味。のどぐろなど魅力的なメニューは他にもあれど、財政上の制約からここはぐっと我慢なのでした。



遅めの腹ごしらえを終えて向かったのは長町(まがまち)武家屋敷跡。こちらも金沢の有力観光スポットのひとつとして有名なところで、旧加賀藩の上中流武士の屋敷跡が立ち並んでいます。ご覧のとおり今風に言えば大変「フォトジェニック」なスポットということで、この手の歴史的建造物スポットにしては若い女性の姿も少なからずみられます。



お城同様こちらにも土塀・石垣に関する解説がありました。



前回訪問時には土塀の屋根には苔の姿も見られたのですが、吹き替えを行ったのか綺麗になっていました。苔ファンとしては、目線レベルで愛でることができる稀有なものがなくなってしまい、その点はやや残念でした。



当然ながら数多の外国人観光客が闊歩していました。我が国における外国人観光客と言えば最近ではアジア系の方々がマジョリティですが、この道中の金沢ではむしろ白人の観光客の姿の方が目立ちました。





武家屋敷の土塀沿いを流れる大野庄用水です。灌漑、物資運搬、防火、防御、そして融雪など多目的な用水路とのことです。



旧野村家の屋根越しに望む秋空です。



こちらは鞍月用水と思われます。このあたりの高低差についてはブラタモリ金沢編でかなり突っ込んでましたね。「秋吉」という赤提灯の看板が見えますが、これは当時開店直前だった焼き鳥屋さんのものです。最近知ったことですが、福井が地場の有名チェーン店だったようで、金沢まできてなんだけど食べたかったなあと。




(つづく)

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