赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

サプライズ

2010-07-03 01:41:30 | Football
2010 FIFA World Cup, Quarter Final
Netherlands 2 x 1 Brazil @Port Elizabeth Stadium, Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth

世界は驚かなかったかもしれないが、オレは大いに驚いた。なんなんだこの「きれいな西村して」は。強豪国同士の対戦で、両チームともいい具合にヒートアップしてきたところで、オレもヒートアップしていよいよ心配4割、スリル6割に逆転したってのに、期待を裏切る実にまともなジャッジメント。待望のレッドカード提示も極めて妥当。かくなる上は、これからは敬意を表して「世界の西村して『さん』」と呼ばせてもらうが、是非Jリーグでもあのくらいまともなジャッジをお願いしたところ。てか、どうしたらJリーグでもまともな裁きをしてくれるだろう。やっぱりブブセラ吹いたり、日本語喋らなかったりして雰囲気づくりでもしなきゃいかんのだろか・・・。初めてのエッチかと。

と、主審の話はこれくらいにして試合の話。開始早々ものの見事に裏を取られて先制を許したオランダ。その、キラ星のごときオランダのアタッカー陣は今大会は堅守で評判のブラジル代表にろくに仕事をさせてもらえず、ただただ悪戯に時間が過ぎていく展開。てっきりあのままブラジルが堅実に逃げ切ると思っていたのだが、オウンゴールによる失点で同点に追いつかれてから流れが一変。流れを掴んだオランダがCKから逆転に成功、浮き足立ったブラジルは西村してさんからレッドカードの配給まで受ける始末で、そのままオランダ逃げ切り。チーム力はどう見てもブラジルのが上だっただけに、何とも勿体無い試合。個人的にファン・ボメルが大嫌いな選手なのでオランダの勝ち上がりは残念。

勝ち点3を取って波に乗った日本代表のように、例えラッキーなオウンゴールであっても、ゴールによって波に乗ってそのまま試合を制してしまったオランダ代表。湯浅さんじゃないけど、「サッカーは心理ゲーム」ということをあらためて感じさせられた。これで南米勢4強独占は早速なくなったわけかあ。うむ。

2010FIFAワールドカップ 準々決勝
オランダ代表2×1ブラジル代表@エリスパークスタジアム