赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

泣かないで

2010-07-01 01:13:01 | Football
2010 FIFA World Cup, Round of 16
Paraguay 0 x 0 Japan (5:3 PSO) @Loftus Versfeld Stadium, Tshwane/Pretoria

件名は舘ひろし風にどうぞ。

この試合に限っては、W杯突入後の「見たことない日本代表」でなく、どちらかというと「見たことのある日本代表」のように感じられた。土壇場で守備重視に転換して結果は残したけど、付け焼刃のやり方では根本的な問題の得点力不足までは解決できなかったということでしょうか。

さはさりながら、望外の結果を残してくれたことには惜しみない賛辞を送りたいと思います。そもそも、グループリーグを突破してくれた時点で、後はオマケみたいなもんで「選手が楽しんでくれればそれでいい」というヌルーい心持で見守っていたので個人的には実にさばさばしたもの。勿論、チャンスは十分あったので何とか勝たせて上げたかったのですが・・・。

本田の「若い選手はどんどん海外に行くべき」というのも真。個人としてスキルを伸ばすこと、短期的に個の力をレベルアップするにはそれが正解なんだと思う。しかし、国内リーグが確固たる力を持たないとその国のサッカーの地力はついていかない。そういう意味で我等が長谷部の「次は、ほとんどの選手がJリーグでプレーしてるんで、足を運んで盛り上げてもらいたい」という言葉もまた真。自分としてはこちらを大いに支持したい。

うちの阿部も海外かな・・・。残念だけどそれが彼の夢なら気持ちよく送り出してあげたい。

2010FIFAワールドカップ
パラグアイ代表0×0日本代表(PK5-3)@ロフタス・バースフェルド競技場

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2010 FIFA World Cup, Round of 16
Brazil 3 x 0 Chile @Ellis Park Stadium, JOHANNESBURG

退屈退屈いいながら何だかんだとブラジル代表の試合よく観ている。ただ、この試合の主目的は今大会評判の良かったチリ代表で、これが初観戦なのだった。しかし残念ながら、それが彼らにとって今大会最後のゲームになってしまった。チリの監督が次期日本代表監督候補のひとりであるビエルサ氏という意味でも注目。とか言いながら、チリ代表なんて、正直ササコンビ(notサルセード)あたりから記憶が止まっていたのだが・・・。

小気味良くボールを動かしながら後ろから人が飛び出してくるチリのサッカーは、何となく今の浦和っぽいのかもしれない。てか、割りに点が取れないところまで似ているような・・・。むしろこのゲーム自体最近の鹿島×浦和みたいに思えたのはもはや被害妄想の域か。面白い試合ではあったが、如何せんブラジルの堅実さと強さばかりが引き続き目立った試合。

2010FIFAワールドカップ
ブラジル代表3×0チリ代表@エリスパークスタジアム


浦和も合宿の仕上げにクロアチアのクラブとの練習試合を終えていよいよオーストリーから帰ってくるのか。祭りは続きますが、「日常のフットボール」も着実に近づいてきていますね。