赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

城ではない、どこかへ

2008-08-03 02:03:13 | アウェイじゃないけどぶらり旅
本日は小田原へ。といっても今回は城ではなく花火です。花火を見に小田原まで行くというのは余りロジカルではないが、まあそんなことばかりの日常なわけで・・・。小田原と言っても降りるのはJR鴨宮駅(小田原市だが)で、駅から徒歩10分ちょいの酒匂川(さかわがわ)の河川敷が会場。

熊谷の花火をみて育ってきた自分は実は花火には結構シビアだったりする。学生時代に見た江ノ島の花火なんて海とそのロケーションに胡坐を欠いた子供だましの花火としか思えなかったし、隅田川みたいな人ごみの中で落ち着かないまま遠くから眺める花火など有り得ないとも思っている。

しかし今回は19年目というこの酒匂川沿いの花火、クライマックスが凄くて満足のいくものだった。酒匂川の両岸にクレーンが配置され、川を横切るように結ばれたワイヤー?を使っての「ナイアガラ」と、その背後で展開される大玉の連発は圧巻。いつものサッカー観戦の調子で頭の上で拍手をしてしまったのはご愛嬌。

このクライマックスのスポンサーは小田原名産のかまぼこの大手「鈴廣」で、さすが地元の老舗といったところか。そういえば熊谷の花火でも地元の老舗百貨店・八木橋スポンサーの花火が凄かったってイメージが残ってるなあ。5,000発で所要時間わずか1時間というのはやや物足りない気がしたが、東京から1時間電車に揺られて行った甲斐は十分あった。