赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

Choo-Shii-Train (3)

2008-08-09 02:18:17 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

再び銚子電鉄に乗り込み銚子駅まで戻る。鹿島方面に行く電車まではまだ大分時間があったので市内をぷらぷらして誘われるように銚子港へ向かう。暑さのせいなのか人影はまばらでただただパチンコ屋の駐車場だけは満杯というのはいかにもな光景。

海近くにあったお神輿を戴く神社だが、ネットで調べたところ(恐らく)白幡神社。夜に来ると結構ヤバい的な話もあって今思えばちょっと怖い。何も映ってなくてよかった・・・。これがお祭りで街中の神社のあいだを練り歩くという神輿だろうか。



利根川を跨ぎ、千葉県銚子市と茨城県神栖市を結ぶ銚子大橋。全長1.5km近くに達し、架橋当時は日本最大級の橋だったが老朽化のため2010年完成を目指して斜長橋が建設されているんだとか。赤いトラス橋が古い方。



銚子港には、昨年4月頃に訪れた際より多くの船が。燃料高騰の影響とか思うのは勘ぐり過ぎだろうか。であるならば、食べるものの肉から魚へのシフトが年々加速度的に進んでいる身分としては憂慮すべき問題なのだが。



銚子市内をぷらぷらしていたらこんなお店が・・・。言わずと知れた某元アルゼンチン代表と同じ名前になるわけだが、一体全体これどういう意味なんだろ。代表者の方の苗字に「丸」がつくからそのせいだろうか。



その葬儀屋さんの隣には「公正」図書館なる、レトロな雰囲気の建物が。ヤマサ醤油の店主が設立した「公正会」という財団の建物が市民に開放されていたものが、戦後銚子市に移管されたという、実に銚子らしいエピソードのある建物だった。なるほど通りの向こうには醤油工場が。



しかし何より銚子における一番のサプライズがこれ。避暑と時間潰しのために寄った駅前の喫茶店の本棚に見かけて一瞬我が目を疑った。第2巻だけ全部読んだが(読んだのかよ)、どうやら「セパハン」という渾名の非ヤンキー走り屋青年の青春バリバリ疾走ストーリーといったところか。どうも「セパレートハンドル」の略なのかな?いずれにせよ今でこそ検索サイトで「セパハン」と入れれば真っ先にヒットするのはイランのフットボールクラブばかりになっちまったけど、古はなぁ・・・というところなんだろうか。



(つづく)