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赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



これまで30年以上に渡る人生の中で、「コンサート」とか「ライブ」と呼ばれるものに行ったことが3回(武道館の森高、横アリのサザン、同じく横アリのperfume)しかなかった。そんな自分がひょんなことからこの2週は連続でコンサートに行ってきて、それが自分としては実に珍しいので記録しておきたい。

(1)Golden Circle vol.15

10月24日(日)、静岡から帰ってきて、仕事こなして駅伝に参加した嵐のような一日の最後に武道館へ。正直なところ、間接的な知り合いがチケットを余らせているからということでお付き合いで行ったもので、武道館につくまで「寺なんとかさんのソロコンサート?」くらいの認識だったのだが、どうも寺岡呼人さんという方の縁のアーティスト大集合ってな具合。蓋を開けてみると、桜井和寿、ゆず、奥田民生、仲井戸麗市、中村中と、あんまり歌謡曲(という表現自体どうかと思うが)に敏感ではない自分でもほぼ名前を知っているビッグネームばかりでびっくりした。しかし一番びっくりしたのは桜井さんの人気ぶりで、隣にいた若いお姉さんなど甲子園のお祈り女子高生状態で、恐らく「抱きしめたい」とかもし生で聴いたら失神するんだろうなくらいな勢い。他方、ミスチルでは好きな「星になれたら」(作曲が寺岡氏)を聴けたのはラッキーだった。恥ずかしながら1週間後に知ったことだが、この寺岡さんはジュンスカのメンバーだったらしい。なるほどなあ。


(2)Perfume LIVE @ TOKYO DOME "1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11"

Perfumeの結成11年目祈念の東京ドームでのライブ。こちらはファンクラブに入っている友人が見事に取ってくれたチケットで本日東京ドームへ。東京ドームに行ったのは松坂の初登板か、あるいはNBA開幕戦が日本に来た時以来で、元巨人(というか原辰徳)ファンとしてはそれだけでもかなり懐かしかった。パフォーマンスは言うまでもなく、今回三塁側のスタンドで決して近い席ではなかったけど、やっぱり生で観るPerfumeは凄いわ。普段埼スタでは飛んだり跳ねたりしていながら、こういう場ではどうにもイマイチ乗り切れないのではあるが、存分に楽しめた。そういえば、恐らく国立から(´・ω・`)ショボーンとしながらそのままドームに移動してきたのであろうサンフレのレプリカを着た人がいらしたので、後姿にそっと合掌しておいたw



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いままで、映画はおろか、テレビでもほぼまったく見たことのなかった「海猿」の最新映画を見てきた。ストーリーは、日韓露の共同プロジェクトであるところの海上天然ガスプラントに船が衝突、海保がプラント内に残された人々の救出に出動。しかし台風が迫り来る中、数名が取り残されること。大規模な国家予算が投入されたプラントと、中に残された人々の人命が天秤にかけられたり、海保の潜水士が命がけで人命救助したりという内容で、これまでの伏線を知らないまっさらな状態でもそれなりにハラハラドキドキを楽しめた。いや、前に座っていた中学生の女の子たちの「どうせ今回も・・・だと思ったあ」(「・・・」はネタバレになるので敢えて伏せる)なんて会話を聞いた限りでは、基礎知識がない方が純粋に楽しめたのかもしれない。しかし、プラントの予算と人命を天秤にかけるような血も涙もないような官僚はいないでしょう、とマジレスしておく。

ちなみに、現在主役級になっているクラスのタレントさんがチョイ役で出てたりするあたりに、本シリーズの歴史の長さを勝手に感じましたです。

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最近自分にしてはハイペースで映画を見ているのは明らかに酷暑の影響で、週末も外を出歩く気に全くなれないのだ。この作品については、何を思ったか朝9時半という早い史上最高くらい時間から鑑賞してしまい、その割りにストーリー的には全くもって救いようがない感じで、お陰で午前中からどんよりする羽目になった。

簡単に言うとシングルマザーの女性教師が、自分が担任していたクラスの生徒に我が子を殺められ、復讐するというもの。特に最後のシーンの「巻き戻し」には絶望させられたように、繰り返すが本当に救いようがないストーリー展開。しかしながら、それでいて映画としては見応えがあった。でもやっぱり、朝から見たのは失敗(笑)合間合間の雲のシーンがなんとなく印象に残った。

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毛嫌いしている韓流モノを、諸般の事情から平日に鑑賞。そんなわけで、昔CMで浜辺を海から上がりながら「アナタガスキダカラー!!」と叫んでいたチャン・ドンゴンという俳優しか認識できなかったが、韓流ファンに言わせれば有名な俳優がたくさん出演しているらしく。内容は、韓国の大統領3代の公私に渡るストーリーを青瓦台(官邸?)の料理長目線からオムニバス形式で描いたもので、一緒に行った方のひとりも言っていたが、韓国版"Love Actually"みたいな映画。ストーリーといい絵といい可もなく不可もなくというのが正直な感想。日本ではよく政治モノのドラマは受けない定説なんてのを聞くが、韓国ではどうなんだろうなあというのは少々気になる。映画中、唐突かつ非現実的な「旭日旗」の使い方とか、「東海」っていう表現とか、そういうのは「はいはい」と鼻で笑っておけばいいのではないでしょうか。

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思うところあって、学生時代に読んだ本を再読。我が国を代表する保守の論客であった故・江藤淳氏がいろいろな雑誌の求めに応じて行った談話や対談を集めたもので、タイトルの「保守とはなにか」も実のところ1/11でしかない。それにしても、普段余り考えることのない「保守」の定義というのはなかなか興味深いもので、曰く、保守の源流は英国にあり、その英国では「保守」」とはイデオロギーや主義ではなく、エスタブリッシュメント(既得権益)の感覚であるという。そして英国では貴族だけでなく工場労働者にも保守の感覚が息づいているとのエピソードが印象的だった。翻って、我が国において「保守」と言えば明治維新から戦前にかけての「古きよき」とされる時代を志向したイメージ。しかしながら、個人的な認識を言わせてもらえば、ひとくちに「保守」と言ったところでどこを起点にするのかによって何を志向するのか異なる。例えば明治時代は性に対して極めて慎重であったことから、いわゆる極右勢力は純潔教育や性教育反対を唱えたりするが、これが江戸時代まで遡ればかなり性には開放的だったという説もあったりするわけで(笑)ま、んなこと言いながらも自分はどっちかというと右寄り、保守的なわけですが。

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先々週日曜に渋谷シネパレスという小劇場(?)にて鑑賞。コメディ部門で数々の賞を戴きながらも日本での上映はなかなか実現せず、署名だか何だかを経てようやく日本での上映が実現した映画だという。ストーリーは、アメリカで結婚前に独身男性が同姓の友人と羽目を外す”Bachelor party”という慣習?があるのだが、それを題材にした痛快コメディ。そのBachelor party拡大版として野郎4人でラスベガスに行って飲んだくれて酔っ払って大暴れという、ひたすらおバカ、その上お下劣なネタも満載で見る人を選ぶ映画なのかもしれない。2時間近く笑いっぱなしで、これはこれで痛快な映画だった。ちなみに"Hangover"とは「二日酔い」って意味だったかと。

公式サイト

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仙台遠征前後に読破。「真正保守派の若手論客」であるところの筆者が全国各地津々浦々の名城を巡ってまわった上で、その薀蓄を惜しげもなく(と言ってもきっとごく一部なんだろうけど)披露している作品。30もの城についてそれぞれ数ページに渡るちょっとした歴史や背景が認めてあり、これを読んで幾ばくかの予備知識を携えて城を巡ればまた楽しみも増えるというもの。今後幣ブログの城ネタはこれが主な種本になると思われますところ、予めご了承下さい。


と、明日は参院選ですな・・・。

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機動戦士ガンダム :静岡に立つ! 実物大立像、光り輝くビームサーベルを装備 報道陣にお披露目(毎日新聞デジタル)

うむ、マジでビームサーベル持ってやがりますよコイツ。いい歳してアホとわかっていても見に行きたい・・・いやむしろ切られたい。

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本日は留学時代の友人とジャズライブ鑑賞で、3年以上ぶりのBody&Soul@表参道。向井滋春(tb) 、鈴木央紹(ts) 、井上ゆかり(pf) 、山下弘治(b) 、小山太郎(ds)の5人。トロンボーンがリーダーというのは日本では初めて見た。テナーサックスの鈴木央紹さん 、ピアノの井上ゆかりさんは圧倒的じゃないか我が軍はという感じ(ガンヲタ的表現で恐縮)で、特に今回は初めて、ご覧のとおりピアノのすぐ後ろの席だったもので、井上さんの時に力強く、時に艶っぽい鍵盤さばきを満喫させて頂いた。3曲目の"You've changed"もトロンボーンメインのバラードで面白かった。しかしそのトロンボーンの向井さん、どこからどうみてもクールビズのサラリーマンという井出達で演奏していて、「飾らない」という意味ではアメリカの場末のジャズクラブみたいで何とも粋で、ある意味「現実」と「非現実」の狭間に迷いこんだような心持にさせられた。ともかく、素晴らしい演奏でした。 


んなわけでW杯は今日はお休み。開催国南ア危し。そして韓国はアルヘンに大敗も、ギリシャの金星により俄然予選リーグ突破に近づきやがりましたな。むむむ。

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ビームサーベルの輝きは伸縮する 静岡ガンダム、大地に立つ直前リポート(IT media News)

ビームサーベルも装備してる・・・すごい・・・。

アウェイ磐田戦は10月23日なわけだが、もしそれまでに撤収されると仮定すると、そうなるといい歳こいてガンダムだけのためにノコノコと静岡まで行くことになる悪寒。いや、その時は他にも用事を作って、例えば刺身を喰うとか、いやほらガンプラ工場にも行くとか・・・あれ・・・?


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戦後我が国は米国というフィルターを通してしか世界を見なくなってしまい、その結果見失ってしまった歴史や、脈々と続いてきた米国以外の国々との関係があること。その米国フィルターに代わる世界観として、大中華圏、ユニオンジャックの矢、ユダヤなど、世界に張り巡らされた「ネットワーク」という観点から世界を眺めるべきとの提唱。エネルギー革命、グリーン・ニューディールによる分散型ネットワーク社会に向かう世の中。我が国おける政権交代の意味。米中関係の裏返しであるところの日米関係。日本として、アメリカがアジアで孤立しないように配慮しながら、アジアからの信頼を確立していくべきとする「新米入亜」論。そして「友愛」の行方。参院選後までには降板することが濃厚になってきた鳩山総理のブレーンとも言われる寺島氏によって、ひとつの「視点」が示されていて興味深い本だった。

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この本を読み始めた頃はまさか自民党を出て新党とは思っていなかった(というか、既に読後3週間ほど経過していてやや記憶も風化しつつあり・・・)。何かと胡散臭く感じてしまいがちな政治家先生の書いた本を読んだのは学生時代以来かもしれない。文字通り、舛添要一参議院議員による、在任期間としては最長だという752日間に及ぶ彼の厚生労働大臣としての在任中の回顧記。

時に「平成の伏魔殿」などと称される向きもある厚生労働省。国民の生活や命に直接関わるような非常に重いミッションを背負った役所であるがゆえに、批判の矢面に立ちやすくもある。批判の矢面に立ちやすいからこそ益々保守的になり、その結果として、役所の中の役所と言えるような現状があるのかもしれない。副題の「厚労官僚との闘い752日」は安易な官僚叩きで売り上げを伸ばそうという意識が見え見えで良い感じはしないが、確かに役人の中でも特に「カタい」部類とは言えるのかもしれない。

無論、政治家の著作だけに多少の誇張や大げさな表現は含まれているのだという前提で読んだ。それにつけても、彼の厚労大臣在任中は「消えた年金」、「毒餃子」、「妊婦たらい回し」、「新型インフルエンザ」など、当時世を大いに騒がせたトピックが多かったこともあり、それぞれ当時の役所の混乱ぶり、関係者とのやりとりや事の経緯はなかなか興味深く、面白かった。あらためて、政治家というのは責任が重く大変な仕事だと思う。

念のため誤解のないように言っておくが、自分は特に支持政党はないし、とりあえず官僚を叩いて票や視聴率を稼ごうとする政治家やマスコミには正直辟易している部分もある。そして舛添さんについては、タレント時代からむしろ「生理的に好きになれない」部類の人間とさえいるのかもしれないw 自民を出たことから彼にとって吉と出るのか凶と出るのか、その点については興味深いところではある。

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バグダットを舞台に、米軍の爆弾処理班が現地で過ごす張り詰めた日々を描いたもの。タイトルは、Wikiによれば『アメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する』とか。先日のアカデミー賞では数々の賞を受賞したのは記憶に新しい。とりあえず上映予定を調べて「新宿武蔵野館」を訪問。チケットは昔の映画館を思わせるレトロなものだし、何よりスペースがこじんまりとしていて規模が著しく小さく、上映スクリーンも小さくてびっくり。

正直面白くて仕方ない、という感じではない。しかしながら、終始嫌な汗をかくような緊張感が続き、そのスクリーンの小ささをも忘れさせるくらい映画には引き込まれてしまった。そして終了後はぐったりというかげんなりというか・・・。ちなみに、冒頭の"War is Drug"という言葉を頭に刻んでおくと、最後部のセリフ群が重くのしかかってくるのではないかと。

映画後は新宿の繁華街の片隅にある「上海小吃」で中華料理に舌鼓。てか、戦争映画の後にあんまり肉類を喰う気になれなかったというのが正直なところw



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録画したままなかなか追いつけずにいたドラマ「不毛地帯」をようやく見終わった。昔仕事で商社の方々とご一緒することも結構あったので、ある程度は商社の仕事の何たるかはわかっているつもり(つもり、だけかもしれないけど)なので、総じて楽しく見させてもらった。しかし、何といっても岸辺一徳さんの弾けた演技が最高だった。最近のCMで一徳さんがラーメン屋の店主に扮してブチ切れるのがあったけど、もしかして不毛地帯でのブチ切れ場面をパクったものだったのかな?

それしてもここのところ「鹿男あをによし」とか、「官僚たちの夏」とか、この「不毛地帯」とか、視聴率の低いドラマもよく見ているような気がするな・・・・。

以上Twitter並みの投稿でした。

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残業に追われた昨日とは打って変わって、こんな天候の日に限って会社を早く脱出できたので、前の会社の同期に誘われるままに1年9ヶ月ぶりのジャズライブ。雪降る中を、本日月1?のノーチャージデーである赤坂B♭(ベターフラット)へ。出演は三木俊雄 Special Quartetで、三木俊雄(ts), ユキ・アリマサ(p), 上村信(b), 柴田亮(ds). というメンバー構成。ピアノのユキ・アリマサさんは洗足音大で教えているそうで、ノーチャージデーということもあり、ジャズバーには珍しく、彼の教え子と思しき「若者」の姿が多くて新鮮だった。

何せ音楽の成績が2か3で、しかも1年9ヶ月ぶりにライブに行った程度の人間が言ってもいまいち説得力がないと思うが、メンバーはひとりひとりみんな相当な実力があって圧巻のライブで、雪が積もってやしないかという心配も仕事のストレスも吹っ飛ばしてくれた。ベースフェチの自分だが、今回は特にピアノのユキさんの奏でる切なく、時に力強い旋律が印象に残った。と、やっぱライブはいいなあ、っていつも思うの割りにいつも間が空いてしまうんだよなあ。

さて、あと3日頑張ろう。

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