ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ドイツのホテル続報

2005年06月25日 | 旅行
ノイミュンスターのホテルですが、ベストウェスタンがやはり空かないので、駅の近くのもう一つのホテルを予約してみました。と言っても英語でメールフォームを送っただけなので、果たしてどんな返事が来るのやらまだわかりませんが。
ここもダメだったらかなり困っちゃうんですが・・・
一方、そろそろハンブルクの到着一日目のホテルも、と思ってみてみたのですが、どこもかしこも空室あり(汗)予約する必要もないかなーと思ったり・・・でも到着が夜遅いので、一応予約しておくつもりですが。
リューベックはホテル数もハンプルクよりは少なそうだし、インフォメーションでホテルの予約をやってくれるのかが今ひとつ不明なので、やや不安もあるのですが、やはり日程がはっきりしないので、現地で探すことになるでしょう・・・
気がかりはやっぱりノイミュンスターのホテルのみです。さてどうなりますやら。
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転調マジック

2005年06月25日 | 音楽(主に日本のHR?)
一昨日入手した「戦神MARS」のサントラの中で「明天」という曲が気に入ったと書きましたが、よく考えたらこの曲も転調しているのが原因のような気が(汗)
サピのところでさり気なく長調に転調してるんですよね。そのはかない明るさがツボなのかなと(笑)
前にも書きましたが、ヴィック・チョウとバービー・スーのデュエット曲も、キーの関係で男パートと女パートで転調しているのですが、このおかげでカッコ良くなってるんですよね。
松澤さんのDRAGON FLYの曲も、南さんがバッドルーザー時代にやっていて、松澤さんが手を加えた曲があるのですが、これもサビで転調したことで、曲が締まったというか、かなりカッコよくなかったと思いました。
転調って、聴いている者に生理的な快感を与えるものだと思いませんか?(笑)私はどうも転調に弱いですね。
でも転調って、さりげなく曲に織り込むのは結構高度な技だよなあ、と思います。
よくある、曲の最後に転調してどんどん高くなる、というのは別として、途中で転調してまた最初に戻るのって、上手く計算しないとさり気なく収まらないですよね。
ましてや、聴いている人に感情的な快感を与えるちょうどよい転調というのは、まさにプロの作曲家の職人芸だなあと思います。やり過ぎだとクサくなるし(汗)
そういう意味では、私が尊敬する作曲家である松澤さんや河野さんは、転調が巧みで・・・というか、私好みなんですね(笑)
転調やりすぎと言えば、石井一孝さんの曲でFLYINGという曲があるのですが、サビの部分2小節ごとに転調していてやりすぎです(笑)まあカッコイイんですけど、ちょっとスマートじゃないなあと(笑)
あるライヴのMCで、自分で「転調を覚えて嬉しくて沢山転調してどんどん曲が複雑になっちゃう」と言っていたので、ちょっと笑ってしまいました(笑)
敢えて転調をやりすぎで不快感を出しているのは、LotRの「ゴラムの歌」ですね。これも2小節ごとくらいに転調してますが、これはわざと不快感、不安感を出しているので、上手いなあ~と思います。最後のところで、ちょっと悲しげな感じになったりするのも絶妙で、もう職人技だなあと思いました(笑)
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世にも不幸なできごと3 大きな窓に気をつけろ(ネタバレ)

2005年06月25日 | 読書
順番メチャクチャですが、図書館の予約が来た順で読んでおります(汗)
この巻も、さほど面白くはありませんでした(汗)が、5巻よりはいいかな・・・
4巻後半で面白いと思った、あれはたまたまだったんでしょうか(汗)
この巻までが映画化された分ですが、やはり映画のクライマックスのオラフ伯爵の結婚陰謀?とサニーの籠吊りは1巻の内容のようです。
そして、4巻、5巻を読んで思ったとおり、映画で出てきたような、ジョセフィーンおばさんの火事つながり?という話は全くありませんでした。望遠鏡の話も。
映画ではジョセフィーンおばさんはヴァイオレットに小さい頃会ったことがあるようでしたが、原作では全くの初対面。で、一応血縁関係のある人になってました。
うーん、あの謎が知りたくて原作読み始めたのになあ。もっと後になって出てくるのでしょうか。そう言えば5巻にもそれらしい話が出て来てましたね。
そして、訳者あとがきを読む限りでは、この時点でまだボードレールきょうだいの家を放火したのはオラフ伯爵だとは判明していないようだったのですが・・・映画かなり変えてますねえ。
変えていると言えば、崖の上の家が崩壊する時のエピソード、映画のはまるっきりオリジナルなんですね。うーん、映画らしい派手な変更というか・・・(汗)LotRで言うとモリアで橋に亀裂が、というあたりのようなものですね(笑)
その代わり、ヨットの上でヴァイオレットが救援信号を考えるくだりがなかったりして。こっちの方が「発明」っぽかったのになあ。(まあ、月の光で火をおこすのは強引だなあと思いましたが(汗))
そして、サニーがシャム船長の義足を噛み砕く場面もなく、映画の後半、ヴァイオレットの発明とサニーの噛み付きがあまり活躍してなかったな、という印象になるほどと思いました。カットされてたんですねえ。
でも、映画オリジナルだった、ジョセフィーンおばさんの心配どおりにラジエーターが爆発したり冷蔵庫が倒れたりドアノブが砕け散ったり、が実現しちゃったのは面白かったですけどねえ。
あと、映画には出てこなかった、ジョセフィーンおばさんのプレゼントの話がちょっと面白かったかな。普通喜びそうな、人形、模型の列車、ガラガラ、がボードレールきょうだいにはあまり興味がなく、ヴァイオレットが人形をサニーに譲り(噛み付き様に(笑))、クラウスか模型をヴァイオレットに分解用に譲ったら、クラウスにはガラガラしか残らなくなった、というあたりはちょっと笑えました。
このあたりも含めて、やっぱりジョセフィーンおばさんは大人の愚かしさを代表しているような気がしますね。子供の個性を考えず、画一的なおもちゃを与えるところとか。
でも、映画は上手くまとめてあったなあとは思いましたが。ヴァイオレットとクラウスのやりとりとか、映画オリジナルで面白いのもあったし。
最後のオチ?も、映画のほのぼの路線とやや似ていたので、一応原作準拠だったんだなあと思いました。でもやっぱり映画は感動的にしすぎという気もしますが。
そしてこの最後で、ちょっと面白いことが書いてありました。
この作者が敢えて物語に入れていないと思っていた「教訓」について、レモニー・スニケットが語っているんですね。
でもその教訓の例が、「『白雪姫』の教訓は『林檎は食べるな』ということだし、第一次世界大戦の教訓は『フェルディナンド皇太子は暗殺するな』だったが」とかなっていて、なかなかシニカルで笑えました(笑)
そしてそれに続いて、「この物語の教訓は『3人一緒で良かった』ということかもしれないが、そうでもないかもしれない」と自ら書いていたのが「ほほう」と思いましたね。
やはりこの作者は、既成の児童文学へのアンチテーゼやアイロニーとしてこの物語を書いていると思えました。ここで自ら教訓になりそうなことを取り上げて、「違うかも」としているところが、「こういう教訓の話だと思うなよ」と言っているようで。
それでも否定はしていないし、ある程度はそのとおりなんだと思うのですが、それだけがテーマではないよ、と言っているのでしょう。
しかし、望遠鏡の謎と火事の謎は未だ解かれず・・・やっぱり続きを読んでいくしかないみたいですね(汗)
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どこかで見たような・・・?

2005年06月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日NHKのドイツ語講座(テレビ)の7月号のテキストを買って、何気なくグラビアを見たら・・・んん?なんだか見たことあるなあこれ?? という写真が・・・
ヒルデスハイムというところの聖ミヒャエル教会の内部の写真だったのですが・・・こちらで写真が見られます。上から3番目の写真です。(リンク貼っていいのかよくわからなかったけど貼っちゃいます(汗))
この写真だと正面アーチの上部が欠けていますが、テキストの写真だともっとアーチがはっきり写っています。側面のアーチも、この写真だと右側しか写ってませんが、もちろん反対側にも同じようなアーチがあります。
この写真見て、何か思い出しませんか・・・? そう、ミナス・ティリスの王の間と色違い!と私は即座に思ってしまったのですが・・・(笑)
教会なので、ベンチがずらっと並んでいるのはかなり違いますが、ベンチを取って両脇のアーチの下に彫刻置いて、正面に玉座の階段を置いたら、もう王の間そのもの! と思って一人で騒いでました(笑)(まあ正面アーチがちょっと大きくて奥行きもありすきけですけど)
初めてあの王の間を見た時、なんだかコルドバのメスキータみたいだなあと思ったのですが、もしかしてモデルはこっち・・・?
ちょっとイスラム風な様式が珍しいなあと思ったんですけど、ちゃんとヨーロッパにもこういう建築物があったんですね。ここだけじゃなくて、他にもこういう様式の教会とかあるんでしょうか。
この教会、世界遺産にも登録されているそうで。お近くまでいらっしゃる際にはぜひ王の間をご覧になってはいかかでしょうか。とか言って自分はドイツ行くけどヒルデスハイムまでは行きません・・・ハンブルクからそんなに遠くないようなんですけどね(汗)
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