ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ガンダルフの言葉遣い

2007年04月30日 | 指輪物語&トールキン
今日の朝日新聞の朝刊に面白い記事が載ってました。
よく昔話で「・・・じゃった」とか「・・・じゃのう」とかいう話し方があるけれど、あれってどこの方言なのか、という話です。
東北在住の読者が、周りのお年寄りでこんな話し方をする人はいないけれど、これってどこの方言?と疑問に思って投稿したのだそうです。
なんでこれに反応したのかというと・・・ほら、ガンダルフの話し方ですよね、これって。
実は、以前にガンダルフ口調で文章を書いてみようとした時に、変な感じがしたんですよね。こんな話し方する人いないよなあと・・・(汗)
というわけで興味深々で読んでみました。
「・・・じゃった」という言い方は、今では東九州や山口などの地域の年配の方が使っているのだそうです。
もともとは「・・・だった」という断定の言葉が、東日本では「だった」、西日本では「じゃった」になり、西日本でも京都を中心に近畿地方が「やった」に変化し、最終的に東九州近辺だけ残っているのだそうです。
それでは、昔話の「じゃった」は西日本の言葉かというと、そうでもないのだそうで。
どうやら、昔話らしい非現実感を出すための、いわば「昔話におけるエスペラント語」、人造語というか共通語というか・・・というようなものではないか、という結論でした。なんとなくそれらしい言葉遣い、ということで昔話に使われるようになったわけで、実際にはそんな喋り方をしている人がいたわけではないのですね。
で、ガンダルフの話ですが。
ということは、ガンダルフの喋り方(まあ瀬田訳のですが・・・でも山本史朗氏の「ホビット」も同じような喋り方してるのではないですかね?)なんですが、これはどこから来たものなのでしょう。
日本で最初に訳されたファンタジー作品が「指輪物語」になるのかどうかはわかりませんが、他のファンタジー作品に影響されてはいないということは確かだと思います。
考えてみたら、先に「ホビット」が訳されているわけですよね。「ホビット」は完全に児童文学の範疇で訳されていますから、おとぎばなしの魔法使いのおじいさん、という雰囲気で訳されたのでしょうね。
そしてそのまま「指輪」でもその言葉遣いが使われた、と。
で、気になるのが、ガンダルフだけにとどまらず、ファンタジーに出て来る老人って「・・・じゃ」といい話し方をしますよね。
ってあんまりないかな、そういう話し方・・・とりあえず思いつくのはハリポタのダンブルドアくらいですが・・・
これって「指輪」の瀬田訳の影響? と思わなくもないけれど、単純に昔話のおじいさん風の話し方をさせているだけなんでしょうね、多分。
そして、読んでいる方も違和感なくそれを受け入れているという。
昔話の「・・・じゃ」という話し方は、現実の話ではない、という感じを表しているそうなので、ファンタジーの世界でも自然とそんな話し方を求めている?のかもしれませんね。ファンタジーでも、よりリアルなものではこういう話し方ではないかもしれませんし。そうですね、どこか仙人っぽいイメージの人がこういう話し方かも。
いや~、ガンダルフって昔話風の話し方だったんだなあ、とちょっと目からウロコでした。
余談ですが、瀬田訳のサムの話し方も、実際にどこの方言というよりは、創作方言?っぽいですよね。それらしい話し方なだけで、実際にはこんな話し方ないよな、という。(サム口調もなかなか難しいです・・・)
いや、訳し方って面白いなあと思いました。
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朗読CDその11

2007年04月26日 | 指輪物語&トールキン
イッキミ前後のあたりですっかり中断していた朗読CDですが、忘れそうなので(汗)ここまでの感想書いておきます。
いよいよエルロンドの会議に入りました~。
邦訳で読んでいた時はたいして気になりませんでしたが、エルロンドの会議って長かったんですね・・・(汗)延々と話が続く感じ。まあつまらないわけではないんですが。
ボロミアはわりとすぐ出てきましたが、レゴラスが出てくるまでが長い長い(汗)いつ出てくるんだろ、と思いながら日々聴いてました(笑)
話を知っているので英語ながらわりとスムーズに聴けて(読めて)ますが、初めて読んだら、固有名詞も謎だし、ちんぷんかんぷんですよね。って日本語でもそうか・・・私はわからない話をスルーして読み飛ばせるのであまり気にしませんでしたけど(汗)
で、ボロミアですが、なかなかワイルドな声で演じてますね~。なんかちょっと悪人声? アラゴルンもワイルド系なので、人間がエルフやホビットに比べて無骨な存在に思えますね。
でも、ラジオドラマのボロミアも、ちょっと悪人声だったけど、最後は泣かせてくれましたからね~。今後に期待大です。
聞いていてあれ? と思ったのは、ボロミアがアラゴルンを侮った時、原作ではビルボがアラゴルンの出自を明らかにしていたんですね~。5回読んでるのに忘れているという・・・(汗)
なんだか映画でレゴラスが「侮るな」とか言っていたイメージが強くて・・・。いや原作でレゴラスがそんなことやってなかったのはもちろんわかってたのですが、そもそもそんなシーンなかったのかと勘違いしてました。原作ではビルボが、だったんですね。映画ではビルボは会議に出てないので、かわりにレゴラスに言わせたということなのかな?
レゴラスに言われると、なんだかな~ですが(すいません(汗))
レゴラスの声は、エルフらしく優しい二枚目声ですが、グロールフィンデルみたいに気取った感じではなく、ちょっと気さくな感じもします。
グロールフィンデルも発言してましたが、なんだかRob Ingrisさん、グロールフィンデルの声気取りすぎでは?(汗)エルロンドもガルドールもエレストールも別にそんなに気取ってなかったんで。うーん、Ingrisさんのイメージではグロールフィンデルってそんな感じなんでしょうかねえ。
しかしレゴラス、ゴラムを逃がしたという大事な話を会議の席まで取っておいたんですか・・・(汗)悠長というか・・・やっぱ変わってる・・・(笑)
もしかしたらガンダルフやエルロンドには報告してたかもしれないけど(そういやガンダルフはゴラムの逃走の話をグワイヒアから聞いたとか言ってたような?)、少なくともアラゴルンは知らなかったわけですよね、苦労して捕まえて闇の森のエルフたちに預けた本人なのに・・・ちょっとヒドイ・・・(汗)
サルマンの声も出てきました! 相手を騙そうとする時には高めの声ですが、本音が出てくると低い、クリストファー・リーに似たような渋くて深みのある声になります。こっちの方がカッコイイじゃん、と思ったりして(笑)
しかし、まだビルボとフロドの指輪を持って行く宣言まではたどり着きません・・・やっぱ長いかも、会議~(汗)
そして、ギムリの声は裂け谷を出発しないと聞けないですよね、確か。やっぱり先は長い・・・(汗)
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GRAND PRIX復活です!

2007年04月25日 | 音楽(主に日本のHR?)
昨日私がさっさと寝てから、重大な発表があったようで・・・。今日メールチェックしたら、皆さんから驚きのメールがたくさん入っていて、それで事実を知った次第ですが(笑)
なんと、あのGRAND PRIXが年内に(秋以降らしいです)オリジナルメンバーで再結成するそうです!
NoB OFFICIAL WEBSITE河野陽吾Official Websiteの、それぞれのブログで発表されてました!
いやー、びっくりしましたが・・・でもそう言えばこのところURUGOMEでも、先日発売された遠藤正明さんのソロアルバムでも、「GRAND PRIXが続いていたらこんな音楽作ってたのかな」と思わせるような曲が増えてきていたので、こうなってみると納得、という気もします。
ようやくGRAND PRIXをやれる心境になったんですね・・・良かったなあ、と思います。
MAKE-UPの再結成はお祭りのようなもので一夜限り、という雰囲気がありましたし、新曲も結局作ってはくれなかったけれど、GRAND PRIXは昔の曲をやるだけでなく、「今のGRAND PRIX」の音で新しい曲も作ってくれそうなのが嬉しいな、と思います。(いやまだわからないけど、多分)
でも、そんなにテンション高くない私(汗)いや、河野さんと信夫さんが一緒にやっているのはさんざん見ているからだと思います・・・(汗)
GRAND PRIXの曲を聴くことも今はしていないのですが、河野さん選曲のGRAND PRIXのベストアルバムを聴いた時は、曲順がそのままライヴでやりそうな曲順で、聴いていてなんともいえない懐かしい気持ちになりましたね・・・
今でも桜の季節になると、GRAND PRIXが解散して悲しかった時の気持ちを思い出したりもします。MAKE-UPが一番好き、と公言はしている私ですが、GRAND PRIXのライヴに通い続けたあの4年間は、「青春」と言うのはどうかと思うけど(笑)間違いなく私の人生の中でのかけがえのない一時期だったと思います。
だからやっぱり、GRAND PRIXも特別なバンドなんだな・・・
URUGOMEも好きなので、今のペースで活動して行って欲しいですが、GRAND PRIXの今後も楽しみです! (なんて、まさか一夜限りの再結成ではないですよね?(汗))
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クリーヴランドでまたLotRシンフォニーが!

2007年04月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日HowardShore.comを観たら、LotRシンフォニーの日程のところに7/21 Clevelandというのが出てました! おお~、またクリーヴランド管弦楽団でやるのか! と小躍りしながら(嘘。座ってました)クリーヴランド管弦楽団の公式サイトを観たら、確かに出てます!
いや~、クリーヴランド管、今まで聴いたLotRシンフォニーのオケの中では一番良かったので(オケだけならオリジナルのロンドンフィルよりも・・・)、またやることがあったらぜひぜひ、と思っていたので、嬉しかったです~!
しかも指揮はショア! 出演者は変更の可能性あり、とはなっていますが、昨年2月のコンサートの時も「こんな素晴らしいオーケストラと一緒にできて光栄だ」と連発していたので、きっと振るんじゃないですかね~。
しかし、よくよく見たら、野外音楽祭なんですねえ。うーん、せっかくクリーヴランド管でも、音響が今ひとつじゃなあ・・・
でもあの演奏はまた聴きたい・・・うーん、やっぱり行くかな・・・?
もしかしたらサバランスホールよりもステージ広くて、ティンパニ2セットあるかもしれないし!(昨年はティンパニが1セットしかなくて、それだけが残念だったのです・・・)
そして、会場を調べていたら、クリーヴランド近郊のクヤホガ・バレー国立公園内にある会場なんですね。うーん、アクセス悪すぎ・・・(汗)車がないと厳しいですねえ・・・
さすがに歩いて行ける距離のホテルもなさそう。うーん、行きはタクシーで行くとして、帰りは・・・? タクシー予約しておくか、駐車場でヒッチハイクか(笑)
レンタサイクルとかもありそうなんですが、終わるの12時くらいでしょう・・・深夜国立公園をチャリンコって怖いよなあ、やっぱり。うーむ。
ちなみにこのクヤホガ・バレー国立公園、2000年に国立公園になった一番新しい国立公園だそうですが、アメリカの国立公園の中ではショボイものらしいです・・・まあイエローストーンとかヨセミテとかと比べたらねえ・・・
地球の歩き方の国立公園シリーズにも載ってないし、あらゆる国立公園ガイドでも「クヤホガ・バレー国立公園以外全て網羅している」とか書いてあって、どの本にも載ってないらしいっす・・・
うーん、「地球の歩き方」にすら載ってない町に行くのは一昨年のノイミュンスターで経験済みですが・・・
でも、行く手に困難があるほど燃えるんだよなあ。(何か違う(汗))
しかしこの国立公園、調べていたら、なんとBrandywine fallという滝があるらしいです! 地図で観るとBrandywine Roadなんて通りもあったりして。うーん、行きたい! でもどうやって・・・?(汗)
音楽祭の方は、LotRシンフォニーの翌日にもクリーヴランド管の演奏でプロコフィエフのピアノ協奏曲3番とかチャイ5とかやるようなので、交通手段が何とかなったら翌日も聴きたい・・・
アメリカ行くなら、あとはN.Y.でミュージカルとか見たいですが、せっかくだからボストンのタングルウッド音楽祭も行けたらなあとか、むくむくと行きたいところが出てまいりました。(タングルウッドも交通アクセスがネックですが・・・)
来年はぜひタングルウッドでボストンポップスの演奏でLotRシンフォニーを! なーんてね(笑)
どうせならチャールズ・ロスのOne Man LotRもやってないかな、と思ったら、6、7月はイギリスでツアーやるらしいです。まあ、今はスターウォーズしかやってないみたいだしなあ。
とまあ一人で盛り上がっているのですが、今年は指輪ミュージカルでロンドンじゃなかったんかい・・・(汗)バーミンガムまたお預け?
まあ、トロントよりはバージョンアップしてそうとは言え、ショア指揮でクリーヴランド管のLotRシンフォニーには負けますねえ、指輪ミュージカル・・・(汗)
まあ、LotRシンフォニーの夏シーズンのスケジュールはこれから発表になるでしょうから、まだなんともいえませんが、ショア指揮&クリーヴランド管を超えるコンサートはないと思うしなあ・・・
まだわかりませんが、急展開でアメリカ行きが濃厚になってまいりました。なんか毎年このパターンのような気もしますが・・・(汗)
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ガルシア=マルケスに葬られた女

2007年04月21日 | 読書

おりしもガルシア=マルケス全作品集の刊行が始まったころ、便乗するように店頭に一緒に平積みになっていたこの本。ガルシア=マルケスに便乗したミステリーか何かかと思っていたら、なにやら「予告された殺人の記録」のヒロインのモデルになった実在の女性についてのルポルタージュだというので、これは読まなきゃな、と思って読んでみました。
読んでみて、まあ面白かったです。色々と知らなかった事実に「へえ~そうだったんだ」と思うところが多々ありましたし。
「予告された殺人の記録」が実際の事件、しかも加害者も被害者もガルシア=マルケスの親族だった、というのは後書きにもありましたから知ってはいました。当初は親族に反対されて発表できず、関係者の多くが亡くなってようやく発表できたということも。
しかし、関係者が亡くなってからだというので、当然アンヘラ・ビカリオのモデルの女性も亡くなっていたのかと思っていましたが・・・存命中に、しかも本人にはなんの断りもなく、彼女の話を聞くこともないままにあの作品を発表していたというのです。これはちょっと衝撃でした・・・
私、なんだか勝手にあれはガルシア=マルケスの親世代くらいの話だろうと思っていたんですが・・・しっかり同世代の話だったんですね・・・うーん、それは確かにひどいかも・・・
著者は、「予告された殺人の記録」の最後のエピソード、アンヘラ・ビカリオが自分を捨てた一夜限りの夫バヤルド・サン・ロマンをずっと思い続けて手紙を書き続けたという部分に違和感を感じたそうで、それがこのルポルタージュを書く動機になったようです。
確かに私もあの最後のエピソードは余分な気がしてはいましたが。サンティアゴ・ナサールの死で締めくくるので綺麗にまとまっていたように思いましたし・・・
映画で、アンヘラ・ビカリオとバヤルド・サン・ロマンの再会がやけにドラマチックに描かれていたのも興ざめに思いましたね、確かに。(あの映画はあまり面白くなかった・・・(汗))
著者は、ガルシア=マルケスのあまりにもマルガリータ(アンヘラ・ビカリオのモデル)に対してひどい仕打ちをしたということを痛烈に批判しています。
そもそもガルシア=マルケスの作品に流れているのが、女性軽視のマチスモの思想なのだということにも、言われてみればそうだなあと・・・
しかし・・・何かがひっかかるんだよなあ・・・うーん。
どうも、著者が最初からかなり感情的になっているのが気になって。ルポルタージュというなら、もっと感情を抑えた書き方しているものの方が好きだなあ。
まあ、これを書こうとした動機がそもそも感情的なものなので、それを隠して客観的なフリをしていないのは良心的なのかなとも思いますが。
でも、どうも著者がマルガリータのために憤っているのを読んでいて、こそばゆい気がしてなりませんでした。いや、あなたも結局は男でしょ、という・・・
作中に出て来るフェミニズムの女性学者や、マルガリータの親族の女性、マルガリータの記事を書いて、その後聖職者としてずっとマルガリータと関わってきたという男性がガルシア=マルケスのことを非難している言葉は素直に読めるのです。
でも、どうも著者が感情的になって言っているのがこそばゆい・・・
どうも、著者はマルガリータに感情移入しすぎではないか、と思うんですよね。それも、共感というよりは、一種の憧れのような感じ? これは著者自身も認めていますが・・・。マルガリータを理想化しようとしているようにも思えました。
実際にマルガリータに取材することができないまま、彼女が他界してしまったということもあるかもしれませんが・・・。会わなかったからこそ余計に理想化してしまったのかも。
私自身、ガルシア=マルケスの作品を読んでいて、女性として不快に思うようなことは特になかったのですが・・・。日本人の男性作家の作品では、時としてあまりに男性に都合の良い女性が書かれていて腹を立てるものですが、そういうのはガルシア=マルケスには特に感じませんでした。
まあ、南米のマチスモの考え方に馴染みがないから、遠い出来事として読むことができるからかもしれません。日本の男性が求める女性像の方が、身近なために腹が立つのかも。
そういう意味では、むしろ日本人男性である著者がマルガリータのために憤っていることの方がこそばゆいのです・・・結局は男が書いてるんだよなあという。
著者は、世界中で色々な取材を重ねている人で、安易に女性擁護を書いているわけではないはずなのですが・・・
このこそばゆさは、やはり多分、著者のマルガリータへの思いいれ過多のためなのかな、と思います・・・
著者のガルシア=マルケスに対する批判は、フェミニズムの立場からというよりは、同じジャーナリストとしての批判、という意味合いもあるようでした。これは素直に頷けるのですが。
ガルシア=マルケスは、事実を書くのにも、面白くするためには虚構を織り交ぜることも必要だ、と言っていて、これをジャーナリストとして著者は許せないことだ、と言っていました。これは確かにそう思います。
ガルシア=マルケスは、根っからの物語の語り手なのだなあと。人間としてひどいことをしたとしても、ジャーナリストとして失格だとしても、彼の語り手としての才能は間違いなく本物だなあと思います。
この本を読んで、「予告された殺人の記録」の見方は少し変わるかもしれませんが、やはりあの作品が見事にコントロールされた素晴らしい作品であることに変わりはないと思います。あの世界観と、現実と幻想を自在に行き来する筆致は、誰にも真似のできるものではないですね。
そうするとやはり、芸術のために人を傷つけて良いのか、という話になるのでしょうね・・・これについてはなんとも言えません。マルガリータは確かにかわいそうだと思うけれど、「予告された殺人の記録」も素晴らしい作品で、あの作品に出会えて読むことができたのは幸せだとも思うし・・・

あと、この本がこそばゆいもう一つの理由としては、やはり、ガルシア=マルケス全作品集が刊行され始めて、ガルシア=マルケスが売れているこの時期に、一緒に平積みにされて便乗して売られているということでしょうかね(汗)これは著者の意向ではないんでしょうけど・・・(汗)
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ハワード・ショアの講演会!

2007年04月21日 | 指輪物語&トールキン
微妙に指輪ネタではないんですが、ハワード・ショア関連はこちらでは指輪関連ということで・・・
RSSリーダーのキーワード検索で、またまた素敵な記事に遭遇しました!
ハワード・ショアの母校でもある、ボストンのバークリー音楽院に留学中のNaotsさんのブログで、ハワード・ショアが母校で講演会をした時の様子を書いてらっしゃいます!
実際に映画音楽について学んでいる学生さんたちを対象にした講演ということで、きっと専門的な話が中心だったのでしょうが。
naotsさんも印象的だったと書いてらして、私も「ほほう」と思ったのが、曲を作るとき、調(ハ長調とかニ短調とかの調ですね)を意識せずに作曲している、という話でした。
実際、フィルム音楽の世界では楽譜に調号は書かないものなんだそうです。そうだったんだ~。知りませんでした。
確かに、LotRなんかまだメロディがはっきりした曲が多いですが、ショアの他の作品なんかだと、ほとんどメロディもないような抽象的?な曲が多いですもんね。
調がないといえば、LotRサントラでは「ゴラムの歌」がまさにその最たるものですが。1小節ずつ何度ずつ上がっていって・・・とか解析しようとしてたけど、全然意味がなかったということがわかりました~(笑)
この他、ショアは手書きで作曲をするのですが、(シャーペン使って書いてるんですよね)見た目が美しいスコアは音も美しい、と言っていたそうです。うーん、視覚からも作曲してるのか・・・カッコイイなあ~。
オーケストレーションの作業も、音を音を頭で想像するというよりは各楽器の音量や音域を計算する作業だ、と言っていたそうです。うーん、なんか意外。
ショアが曲を作るときコンピューターに打ち込んだりしないのは、そういう技術がないからだ、と前にどこかのインタビューで冗談まじりで言ってましたが、それ以前にショアにとっては必要ないんでしょうね、そういう作業は・・・。なんというか、職人だな~と思いました。
(LotRサントラでは専門のチームがコンピューターに打ち込んだ仮の音源を作っていたという話ですが、これはショアのためというよりは、PJや映画のスタッフに聴かせるためのものだったんでしょうね)
さらにその上に、ここはこういうシーンだからこの楽器を使って・・・とかも考えてオーケストレーションをする訳ですよね。LotRだと、ホビットだからティンホイッスルにするとか、ホビットでもちょっと暗めでクラリネットを使うとか、進化形でフルートを使うとか。なんか素人には気が遠くなるような作業だ・・・(汗)
でもこんな話を聞くと、またゆっくりじっくり聞き込んでみたくなりますね~。
RotK完全盤サントラでもまたどんな薀蓄が聴けるのか楽しみです。(そういやMusic from the Lord of the Rings filmsの出版はどうなったんでしょう・・・)
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北京行きたい・・・

2007年04月20日 | 音楽(主に日本のHR?)
ファンキー末吉さんのサイトを観ていたら、5月4日に北京で「日中お友達Rockイベント」をやるんだそうです。
出演者を見たら・・・秦勇だあ!?(元黒豹のボーカルの)
うわー、観たいなあ・・・連休だし、飛行機さえ取れれば北京行ってしまいたいところですが、新文芸座でLotR連続上映があるので、行けません・・・
まあ、飛行機取れるかとか、どうやって行くんだとか、色々と問題はあるので、いけないのがはっきりしているのは逆に良かったかもしれませんが・・・
あー、でも秦勇の新バンド見たかったなあ。こういう時のために末吉さんのサイトチェックしてたのに・・・(すいません(汗))
今度ぜひそのメンバーで日本でもライヴやってくださいね~とこっそり希望を述べておくに留めます、今回は・・・
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ウィーン版エリザベート

2007年04月20日 | ミュージカル・演劇
というわけで、横浜イッキミから新幹線で直行で、梅田芸術劇場のウィーン版エリザベートを見てまいりました。
今回の来日公演、東京はコンサートバージョンだということで、やむを得ず大阪まで観に行くことに。まあウィーンに行くことを考えれば近いもんですから・・・
徹夜明けで寝てしまうのでは、というのが一番の心配でしたが、LotRイッキミで結構寝ていたのが良かったのか(笑)モカドリンクを飲んだらちゃんと起きていられました。(隣の人が寝ていた・・・(汗))
まだウィーンで見たことはないのですが、昨年シュトゥットガルトで一度観ているので、日本との違いにはそれほど驚かずに見られたかなと思います。革命家三人組やツェップスが出て来ない、というあたりとか。
と言っても演出はやはりシュトゥットガルトともかなり違いましたね。私は東宝初演の演出が一番好きなんですが、ウィーン版はシュトゥットガルトよりは好きだなと思いました。照明が印象的なシーンなどもかなりありましたし。
あと、シュトゥットガルトでは当たり前ですが字幕がありませんでしたから(笑)日本版の翻訳との違いなども「ほうう」という感じで興味深く観ました。
エリザベート殺害の凶器ってヤスリだったんですか・・・字幕で初めて知ってちょっとびっくりでした(汗)そうか、あの橋みたいのはヤスリだったんですねえ・・・
へえ~、と思ったのは、エリザベートが最初からトートを「死」と認識していたところですね。日本版だと最初はよくわかっていない感じですよね。
これは翻訳ではないですが、トートとルキーニが対立するような様子を見せていたのも面白かったですね。

キャストは、エリザベートだけが1stキャストではないRuth Krausさんで、あとは1stのキャストだったようでした。
Ruthさんは歌はものすごく上手かったですが、演技的に今ひとつピンと来なかったかな・・・。シュトゥットガルトの強すぎるエリザベートよりは良かったですけど(汗)まあ、席が遠くて表情がよく見えなかったのはあるかもしれませんが。
個人的に、一路真輝さんのクールなエリザベートの解釈が好きなもので・・・日本人好みというのはあるかもしれませんけど。
あ、精神病院のシーン、シュトゥットガルトもそうでしたが、途中からエリザベート一人になって、エリザベートの独白、というかたちになるんですね。なんだか最後に「あなたと同じよ」と言うところでヴィンディッシュ嬢の姿がないのは寂しいような気がしてしまいます。このシーン好きなので・・・
Mate Kamarasさんのトートはさすが~。上手いですねえ。カッコいいし。
でも個人的にはシュトゥットガルトで見たHaldorさんのトートがベストな私・・・(超少数派ですな・・・もう二度と見られるかどうかもわからないし(汗)Haldorさんはまだベルリンでヘルベルトやってるんでしょーか・・・)
Bruno Grassianiさんのルキーニは、エキセントリックさがあまりなくてインパクトには欠けるのかもしれませんが、カッコイイから好きです(笑)歌も上手いし、素直に観られるルキーニかも。
あ、日本語歌詞上手くてびっくりでした~。イタリア人には日本語って発音しやすいとか?
ルドルフのLukas Permanさんは、若くてカッコイイ上に熱演で、なかなかのルドルフでした。でもルドルフは井上芳雄くんがベストですけどね、個人的には。
ゾフィー役のChrista Wettsteinさんも良かったなあ。最後のシーンはじわっと来ました。今回のキャストの中で一番感動したかも・・・
ゾフィーと言えば(?)フランツ・ヨーゼフに女を、の陰謀のシーンのチェスの演出、皆さんステップがあまりにも見事で、フツーに見られてしまいました(汗)シュトゥットガルトで観た時は、大の大人がスキップしながら移動しているのがかなり笑えたのですが・・・
ゾフィーは今回の方の方がいいな、と思うのですが、シュトゥットガルトの方の方がコミカルさはあったような気がしました。かなり若い人だったしなあ・・・(あれ、もしかして私ドイツ語版だとゾフィーが結構好きなのかも?)

演出的には、前にも書きましたが、東宝初演には及ばないもののシュトゥットガルトよりはずっといいな、という印象でした。
その中でも、Hussのシーンの演出はちょっと印象的でした。だんだんテンポが速くなっていくのが怖い感じで・・・。
ただ、終わり方があっけなかったかな。東宝版のように「闇が広がる」につながるような感じだとかなり印象が強くなるのですが。
「ミルク」も、東宝初演には及ばないものの(汗)なかなか良かったです。

衣装も素敵でした。
そうそう、人間たちの衣装は、男も女も、デザインにかかわらず、体の左側に、縦に緑色の樅の葉のような、海藻のような、ギザギザが入っていたのですが、あれって何か意味があるんでしょうか。あるんでしょうねえ・・・ちょっと気になりました。

そして、今回一番素晴らしい! と感動したのは、実はオケでした~。すごく上手かった! 開演前の練習の音からして違いましたからね。クラシックのコンサートを聴きにきたような感じで・・・。ソウルの「ミス・サイゴン」のオケも上手かったですが。さすが音楽の都ですね、ウィーン。こういうの聞くとやっぱり一度はウィーンで見ないとね、と思ってしまいます。
トランペットとか、音外したり音程が合ってないようなところもあったのですが、それでも音がもう全然違いましたから、多少外したのなんか許せてしまいました。(○劇のオケで金管が音を外すとものすごく萎えますが・・・(笑))
ハンガリーの戴冠式のシーンでしたっけ、トランペットのソロの人が舞台の上にまで出てきて吹いていたのもカッコ良かったな~。ちょっとびっくりしたけど(笑)
ただ、ロック調のナンバーの時のドラムのノリがイマイチ・・・。すごく上手くて音も綺麗だったんですが、見事に指揮どおりでツッコミとかタメのようなノリに欠けてました。テンポもゆっくりめだったしなあ・・・。Mateさんとか歌う人はちゃんとロックしてたので、そこだけとても残念でした。
でも、パーカッションも上手かったですねえ。Hussなんか素晴らしかった! だんだんテンポが早くなるのが怖いくらいで。ここはテンポが超正確なのが効いてましたね~。

とまあいつものごとくとりとめのない感想ですが・・・
まあ一度は観てみたかったので、観られて良かったと思いました。いつか本場でも見てみたいですね。
でも今は「エリザベート」よりは「モーツァルト!」な私ですが・・・再演楽しみです。
その前にコマ劇場のコンサートバージョンですね~。
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指輪ミュージカルのキャスト詳細

2007年04月20日 | 指輪物語&トールキン
TORnの記事にロンドンの指輪ミュージカルのことが出てました。プレスリリースとなってますが。
公式サイトでもキャストは発表されていますが、より詳しく過去の参加作品なども紹介されています。
公式サイトには出ていなかったセオデンの名前もありますね。よくよく公式サイトを見てみると、Stewardって役名になってました。執政ってなんなんだろうなあ、デネソールは出てないはずだし・・・と謎だったんですが、なんだセオデンのことだったんですね。でもなんでSteward?
しかし、エオウィンはやっぱり出てこないのかなあ・・・トロントにはいたんですが。まあ、出て来ないでも問題ないような扱いでしたけどね・・・(汗)
ちなみに公式サイトをよくよく見てみたら、木の鬚はしだ家のビルの役の人が二役でやるんですね。トロントではバタバーさん役の人だったんですが。まあどうでもいいことですけどね、これも(汗)
で、メインキャストのプロフィールを読んでいたら、なんとメリー役のRichard HendersさんてDommerwear HouseのPacific Overturesに出演していたというではないですか。えー、私観たのに・・・全然覚えてません(汗)どの役だったのかなあ・・・パンフレット探さなきゃ。
なんてことを考えつつ、Richard Hendersさんがたくさん映っているビデオダイアリーのその3を観ていたら・・・あれ、もしかして万次郎&オランダ提督の人??? あのつぶらな瞳、もしかしてそうかも・・・(当時はユアン・マクレガーに似てるなーとか思ったものですが)いやでももっと背が高い人だったような気も・・・あれー?(汗)
ちなみにもし万次郎の役の人だったとしたら、殺陣がすっごい下手でしたよ・・・(汗)オランダ提督ではかなり笑わせてくれましたけどね。
アラゴルン役のジェローム・プラドンさんもPacific Overturesに出てたんですよね。(将軍の母とフランス提督役で・・・(汗)これもかなり笑わせてくれました)そうかあ、アラゴルンとメリーは共演してたんですね。
なんだか妙に観たことがあるキャストが多いなあ今回の舞台・・・。Pacific Overtures組の他に、ゴラムのマイケル・テリオルトさんとガラドリエルのLaura Michelle Kellyさんはブロードウェイの「屋根の上のヴァイオリン弾き」で見ていたらしいし・・・。テリオルトさんのモーテルはなんとなく覚えてましたが、Kellyさんのホーデルはほとんど記憶にないですが・・・(汗)チャヴァの方が印象強かった・・・
そうそう、ビデオダイアリーではその5がupされてます。衣装の話です。メインキャストではレゴラスだけで、あとはピピンのアンダーキャストの人が出ています。
衣装、なかなかいいですよね。レゴラスのたすきがけ(?)みたいな衣装が結構好きだったりします。
ミュージカルのレゴラス、なんか好きなんですよねえ。でも、トロントの人の方がカッコ良かった・・・(まだ言ってる(汗))

とまあそんな訳で、いよいよプレビュー開幕まで2週間ほどになったわけですね。どんな舞台になっているんでしょうかねえ。
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ウィーンのLotRシンフォニー!

2007年04月19日 | 指輪物語&トールキン
色々と話題はあるのですが、何はさておきサントラ関連の話が最優先な私(笑)
というわけで、13日にウィーンで行われたLotRシンフォニーの話です。
ちょうど横浜イッキミでRotK見ていた頃、ウィーンではLotRシンフォニーやってたんですよね・・・行きたかったなあ。
同じ時期にドイツでも連続でコンサートがあって、まだ何公演か残っているのですが、ウィーンとは別企画らしく、詳細はわからないものの、どう考えてもウィーンの方が演奏のレベルが高かったもようです。
だって、指揮者はLotRシンフォニーをいまや一番たくさん振っているMarkus Huberさんだし(ウィーンがHuberさんということは他のドイツのコンサートは違う人のはず)、少年合唱はなんとウィーン少年合唱団だったんですよ! どこのコンサートでも一番難しいのが少年合唱だったので、これは贅沢ですよね・・・!
このあたりの情報は、大人の合唱のWienner Singakademieの一員として参加されたUchikoさんに教えていただいたのですが、そのUchikoさんが実際のコンサートの本番や練習の様子をブログで書いてくださっています! こちらから、本番、ゲネプロ、オケ合わせ、ピアノ伴奏による合唱合わせ、の様子を書かれています!
本来だったらどんな様子か、誰が出ていたかも全くわからないところだったのに・・・様子がわかるだけでも感謝感激、なのに、出演者の裏方からの視点でレポートしてくださっているので、もう興味津々で読ませていただいてしまいました!
女声ソリストはアメリカから来た方だったということで・・・ということはKaithlyn Lusk? 欧州はAnn de Renaisさんが歌うのかと思いましたが、もしかしたらドイツの他のコンサートの方に出ていたのかもしれません。
Markus Huberさんが呼んだんでしょうかねえ。はっきり言ってKaithlynさんの方が良いので、ウィーンのコンサート、現時点ではベストの布陣だったと言ってよかったようです。
オケの演奏の方も、Uchikoさんが練習の段階で感動した、とおっしゃっているくらいなので、良かったんでしょうねえ。ああ、聴きたかったなあ・・・

合唱の練習の時の、Huber氏の指示がなかなか面白かったようです。
第二楽章冒頭の裂け谷のテーマは、「島でシャンパンを飲みながら遠くの船を見るイメージ」なんだそうです。なんか意外~
ロリアンの贈り物のシーンの後の、アンドゥインに入る直前のコーラス(多分)は、「アクアリウムに魚が泳いでいるイメージ」だそうで、これも面白いですね。
「一行の離散」は家路につくイメージなんだそうです。離散なのに・・・面白いですね。
ファンゴルンのシーンは、「痛みを表現」するように、だそうです。ああ、あれは痛いのか・・・
エントの行進の、最初の女声コーラスだけの部分は、アマゾネスのように、なんだそうです。なんか納得~(笑)
面白いですが、なんだか今後聴くときにふと思い出してしまいそう・・・(笑)

ゲネプロや本番の様子では、合唱の方はやはりスクリーンは全然見えないのだということがわかりました。何やってるかと思いますよね。
そして、照明が暗くて楽譜が観づらかったのだそうです。照明の色が変わると、特に青の時が見づらくて困ったのだとか。見ている方は綺麗ですが、演奏する方にとってはそんな苦労があったんですね。

とにかく、お話を読んでいるうちに、とってもLotRシンフォニーが聴きたくなってしまいました・・・。今年夏はイギリスで指輪ミュージカルの予定なので、しばらくLotRシンフォニーはお預けなのですが・・・でも欧州でどこかでやるようならセットで行きたくなってしまうかも・・・でもそしたらオックスフォードかバーミンガムかどちらかは諦めないとだなあ。うーむ。
本当は9月にシンシナティであるらしいコンサートに行きたかったのですが(シンシナティ・ポップスがやるなら・・・)、どうしても無理な日程なのでした・・・あと1週どちらかにズレてくれてればなあ・・・
ああ、なんかLotRシンフォニー熱が再燃してしまいました(笑)CD早く出ないかなあ・・・その前にRotK完全盤が出ないと、ですけどね。(もちろんこちらも楽しみですが)
コメント
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