ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

MAKE-UPアルバム再発

2008年11月30日 | 音楽(主に日本のHR?)
ネットできない時に限ってニュースがあるもので・・・
amazonからおすすめメールが届いたのを見ていたら、
なんかMAKE-UPとか書いてある・・・?
STRAIGHR LINERが12月1日に発売されるというのですよ。
(発売というかまあ再発ですね)
しらぺて見たら、ちゃんとアルバム4枚とも+GLORY DAYSも再発になるようですね。

HMVの方がわかりやすいかな。

amazonはこちら
HOWLING WILL

STRAIGHT LINER

BORN TO BE HARD

ROCK LEGEND of Boys and Girls

GLORY DAYS

ちなみに今までMAKE-UPやGRAND PRIXのアルバムが入手できたあーる盤はサービス終了したんですね・・・それに伴う再発なのかな?
ボックスセットは相変わらず在庫があるので・・・12インチシングルの曲なんかはボックス買わないと入ってないですけどね。
しかしGRAND PRIXは再発しないのかな・・・
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レッドクリフ

2008年11月29日 | 映画
三国志はそんなにコアなファンではないけれど結構好きだったので、見に行きました。
最初レッドクリフと聞くと「?」ですが、しばらく考えると「あ、赤壁か・・・」と(笑)
関羽好きな私としては、なんだか孔明と周ゆがメインらしいということで、関羽の出番やいかに・・・と心配してましたが、出番少ないなりに関羽の魅力を押さえてくれてたので関羽的には大満足でした!
バーサンジャブさんカッコいい・・・
劉備がわらじを編んでくれることを、「すり切れたら新しいのを編んでくださるのだ!」と熱く語ってたのがかわいい(笑)
短い時間ながら、子供たちに学問を教えるシーンまで押さえてくれてたので、もう満足です。
ただ、なんでいつも徒歩なの? 赤兔馬は? 青竜刀は???
ほかのキャラクターもそうですが、出番少ない人たちの方が素直にもともとのイメージに合っていて、満足度高かったような気がします。なんかメインの二人がちょっとなあ・・・
趙雲の阿斗救出もしっかり抑えてたし(でも実際に映像見てて、あれじゃ首の骨折ったりとかしそうと思った・・・(汗))、張飛もイメージどおりでしかもなかなかカッコいいし、劉備はちょっと今までのイメージと違いましたが、やさしい人徳者な感じが出ていてgood。
曹操もなかなか良かったです。なんか時任三郎さんに似てるな・・・なんて思ってみてたんですが、後でキャスト調べてみたら、「覇王別姫 さらばわが愛」に出てたあの人かー! 言われてみれば確かに! なんだかちょっと嬉しかったです。
孫権がカッコいいなーと思いました。「ブエノスアイレス」とか出てたんですね。見てないけど(汗)
中村獅童さんの甘興もなかなかよかったです。なんかもっと大男なイメージだったんですが、ああいう甘興もいいですねー。暴れん坊な感じがgoodでした。
魯粛もなんかイメージぴったりでした! 横山版のマンガではぽっちゃり系のおじさんでしたが、ああいうのもありだと思いました。
とまあ、脇の皆さんはなかなかよかったんですが、肝心のメインの二人がなあ・・・(汗)
孔明は、演技のせいなのかそもそも演出のせいなのかわかりませんが、なんだかウェットすぎ熱すぎ、と感じました。もっとクールなイメージだけどなあ。
周ゆは、単独だったらああいうのもありかなあと思うのですが、いかんせん孔明と一緒になるとどう見ても周ゆの方がデキるように見えてしまうのが・・・いいのかそれで?
二人とも、関係ないシーンで大写しになりすぎでなんだかなあ、というところが多かったし、余計なエピソードも多かったしで、なまじ主役にしようという余計な工作がよくなかったような気がしてなりません。
もっと淡々と原作どおりのエピソードを重ねて行く作品だったら、もっと単純に面白い三国志として見られたんじゃないかと思って、残念ですね。
小喬もぜんぜん良くない! しなを作りすぎというか、色っぽくしようという作為が余計というか・・・もっと清楚な美人にはできなかったんですかねえ。
孫権の妹の尚香の方がずっと良かったです。あのキャラクターは現代の映画でクローズアップしない手はないでしょうからね。
でも、もしなまじ尚香をヒロインに、なんて話だったら、尚香は良くなかったにちがいない・・・良かった、ヒロインじゃなくて(笑)
全体的には、明らかに長すぎるし(汗)映画のつくりとしてはあまりうまくないと思いましたが、脇の人物たちを中心に、三国志を映像化したぞ、というあたりの面白さで、だらだら長いこと自体はあまり気にならずに楽しめてしまいました。
なので、孔明と周ゆの二人が残念だったなあ、やはり・・・
CGは、中華だと思うとかなりがんばってるなあと思いますが、すぐにCGだとわかってしまうあたり、まだまだだなあと思いました。まあ、明らかに変なCGで、見ていて違和感ありありで見る邪魔になる、ということはなかったので、okですけど。
というわけで、手放しで絶賛はできないけど、結構楽しんで見られたので、partⅡももちろん行きますよ! 関羽の活躍が楽しみです!

というわけで今年の映画鑑賞終了しましたので、次回は今年見た映画の総括を書きたいと思います。・・・っていつupできるのかなあ(汗)
果たしてレッドクリフは何位につけるでしょうか?(まだ決めてない(笑))
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1ヶ月ネットができなくなった理由

2008年11月29日 | 雑記
前の記事ではちょっと驚かせてしまったようで、ごめんなさい。
夜9時に、突然明日からネットできない状態になってしまい、慌てていろいろやったので・・・
LotROの支払い停止するの忘れたなあ・・・まあどうせ止めても1週間くらいしか変わらないからいいか。
なんでこんなことになったかという話をちらっと書いておこうかと思います。
今まで私の名義じゃないネット回線を使っていたんですが、それがいよいよ名義をちゃんと変更しなければならない事態になり、とりあえずプロバイダー(nifty)に連絡しました。
名義変更といっても、一度解約して新しく契約しなおさなければならないということは一応知っていたのですが・・・
前の名義人が故人だとバレてしまったために、即日解約になってしまったのでした。そのへんごまかしてればもうちよっと猶予あったんだけど・・・
で、普通は今使っている回線のIDを書き換えればそのままネットは使えるのですが、(IDが変わるのでメールアドレスとかHPのアドレスも変わりますが)そのためには手数料3150円と、1ヶ月は前のIDと新しいIDと、2つ分の料金を払わなければならないのでした。
この時点で回線をいったん撤去してまた引きなおす場合よりも7000円くらい多くかかるんですが(回線をひきなおすと新規契約のあつかいになり、キャンペーン中のために工事費用がかからないので)、回線変えると撤去に1週間、新しい回線工事に3週間、合計1ヶ月くらいネットできなくなるんで、そのくらいは仕方ないかと思うところなのですが・・・(1ヶ月ネットカフェ通ったらもっと出費あるし。)
実は今まで契約していたのはADSLで8MBという骨董級の回線で、現在はもうそんな回線契約は既存のもの以外はないそうな。
そして、今ある一番遅い12MBの回線でも、月々の料金は今までの回線の約半分だという事実が判明。
もし、今の回線を残してIDだけ変更したら、ネットはすぐにできるけれど、そのままずーっと倍の料金を払い続けることになるということがわかったのでした。
アドレスが変わらないならまだしも、どうせ変えなきゃならないし・・・ということで、不便だけど1ヶ月ネットできない道を選択することにした、というのが事の顛末だったのでした。
ちょうど年末にかかるので、1ヶ月で済むかどうかわからないけど・・・年末年始ネットできなかったら寂しすぎ・・・
いろいろ慌てましたが、まあHPのデータは全部PCに入ってるし、ブログはそのままだしメールもウェブメールだから特に変更必要ないし、お気に入りも消えるわけじゃないし、PCが壊れた時に比べればまだ楽かな。またHPのデータ全部アップしなきゃならなくなるのは面倒ですが。
しかし、ひとつだけ慌てたことが。旧指輪日記をココログに置いてたんですが、考えてみたらnifty会員のIDで登録してたんですよね・・・
400件近い記事をどうやって引越しさせるのか、と考えたら気が遠くなりかけましたが、ココログって読み出し機能というすばらしいものがあるんですね。とりあえず記事の内容をテキストでPCに保存できたのでホッ。
ココログにはほかのブログで作ったデータを読み込ませる機能もあるらしく、これを使えば簡単に復旧できるのかなあ。ネット復活したら試してみようと思います。
今のブログに地道にデータ引越しさせてもいいんだけど・・・400件近いのを手動で移動させるのはちょっと・・・なので(汗)
というわけで、しばらく不便ですが、あとはネットカフェを渡り歩きつつ、ちょこちょこブログ更新できたらいいなあと思ってます。
でも、この記事書くだけですでに3日かかってるからなあ・・・(汗)
しかし、ネットする時間が少なくなったら、睡眠時間も増えたし、いろいろと時間に余裕ができて、かなり健康的な生活になりました(笑)このまま復活しない方が生活面では良かったりして・・・(笑)
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ホームページ明日から一時閉鎖します

2008年11月25日 | 雑記
突然ですが、今日付けでプロバイダーを解約しなければならなくなり(汗)
ホームページ、「しだ家の馬小屋」「ANY TIME」ともに明日から閉鎖することになりました。急で申し訳ありません・・・
プロバイダー契約済んだら復活しますけど、アドレスは変わります。
また復活したらお知らせします・・・というかリンク貼りなおしますけど。
ブログと、メールもウェブメールなのでそのままです。
ただ、1ヶ月ほど自宅でネットできなくなるため、ネットカフェでチェックすることになるので、返信・更新遅くなると思いますが・・・
ブログの更新は当分できないなあ。レッドクリフの感想くらい書いておきたかったけど・・・忘れちゃいそうだ・・・
そんなわけで突然のネット落ちになってしまいましたが、また復活した際にはよろしくお願いいたします。
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ブーリン家の姉妹

2008年11月24日 | 映画
ナタリーポートマン今年4本目、見て参りました。
なんか意外に良くない・・・という話も聞いてたりして、どうかなあと思いましたが、結構面白く観られました。
しかし、なんか印象が薄いんだよなあ・・・。
話の筋自体はよく出来ていたと思うんですが、どうも人物の掘り下げがかなり浅かったように思いました。決してあらすじだけ追っている感じでもないんですが、全体的に人物像が浅いんですよね。
最たるのはヘンリー8世でしょうが・・・。基本的に何もしない、きわめて受動的な役柄でしたね。ただのスケベ親父というか(笑)
まあ、女性たちを中心に描いたらそういうのもありかもしれませんが、いくらなんでもローマ教会との決別がアンのいいなりになったからだけ、というのはないだろーと思っちゃいますが。
そんなほとんど掘り下げられていない役柄を、それなりに王の威厳とミステリアスなところも出していたエリック・バナの演技は良かったと思います。ひとつ間違えば本当にただのアホなスケベ親父になってしまうところを紙一重で救っていたというか。
とまあヘンリー8世の描写が足りないのは仕方ないとしても、なんだかアンもメアリーももうひとつ掘り下げが足りない気がしました。
メアリーは、素直で優しい正直な性格で・・・というのはわかるのですが、いくら心優しい大人しい人でも、もうちょっと葛藤とかあったらよかったんだけどなあ。
ヘンリー8世との会話で、皆が1番目の子に注目していつも2番目でいる寂しさみたいなものを言い当てられて・・・という場面がありましたが、結局この台詞以外ではそういう場面がなかったのが残念。
王を奪われたというだけでなく、アンに対してもう少し複雑なコンプレックスとかあっても良かったのになあ、と思ってしまいました。家族の中では父も弟もアンを崇拝してて、というあたりに。
メアリーがただの従順な良い子ってだけではなく、アンに対する複雑な愛憎の気持ちがあったりしたら、終盤のアンを救いに行くあたりはもっと感動できたんじゃないかなあ、と残念です。姉妹モノ、兄弟モノ好きなので、そのあたりはこだわってしまうなあ。
アンも、意外に掘り下げてなかったなあと。なぜそんなに権力に固執したのか、子供の頃から植えつけられたからなのか、生まれ持っての性質なのか、そのあたりもはっきりしなかったですね。
これも、メアリーに対するコンプレックスとかが理由で・・・というのがあったらよかったんだけどなあ。むしろ、なぜメアリーに負けてるのかわからない、という感じで、終盤ようやく気づく、という感じだったでしょうか。このあたり、アンが結構頭良くないじゃん、という感じにもなってしまって、残念でしたね。
ただ、脚本上はそんな浅い解釈になっていたアンを、ナタリー・ポートマンは演技で多少は深くすることに成功してたんじゃないかと思います。メアリーに最後通告をする時にもためらいがあったりとか。演説をしながらも処刑直前の恐怖に震えているところなんて、さすがですね。(というか最近こういう役多いよな・・・)
最初の頃から気が強くて頭が良い感じだったんで、フランス帰りで変わったというあたりをどう演じ分けるのか・・・と思ったら、基本変わらないのに雰囲気は変わっていて、上手いなあと思いましたよ。
でも、「宮廷画家ゴヤ-」の演技の方が良かったですけどねー(汗)熱演だったけど、ちょっと「ゴヤ」に比べるとステレオタイプというかわざとらしい感じがしなくもなかったです。
スカーレット・ヨハンソンは、立ってるだけで絵になる美女ですねー。ラブコメとかよりもやっぱり歴史モノの方が似合ってるなあと思いました。
でも、もうちょっと陰影が欲しかったかなあ・・・演出のせいもあるんだろうけど・・・
良かったのは、姉妹の母親ですね。男たちが勝手なことをいい、アンも訳のわからない行動に出る中で、一人真っ当なことを言い続けるんだけど、誰も聞いてくれず・・・
ただ、あの母親をもう少し上手い使い方もできたような気がしますけど・・・
そうそう、王妃キャサリン・オブ・アラゴンがなんと「ミツバチのささやき」のアナ・トレントだったんですよね! あらかじめ知らなかったらわからなかったと思いますが。
さすがに歳取ったなあ、とちょっとショックでしたが、つぶらな瞳がかわらずにチャーミングで、やっぱりアナだ! となんだか嬉しかったですねー。
人物の掘り下げが浅い人物が多い中、彼女は台詞も出番も少ないながら、とても存在感があって良かったと思います。瞳で語っていたというか。窓の向こうから立っているだけで色々と物語ってましたね。
彼女、大学生の頃、「女優を続けるかどうかわからない」とか言ってたと思うんですが、しっかり良い女優さんになってたんですね。なんだか嬉しかったです。
しかし、プログラムにも公式サイトにもキャスト紹介で彼女がない・・・なぜ?!
そういえば、なんでイギリス王妃なのにスペイン人?と思いましたが、「アラゴン」ってアラゴン王国のことか・・・設定に忠実にスペイン人の役者さんを使ったんですね。
でも、メインキャスト誰もイギリス人じゃないというのが評判?になってたと思うんですが・・・ここだけ設定に忠実にしたのか??
最後の終わり方は、まあ「アンの娘があのエリザベス1世なんだよ」というので終わりたいのはわからなくもないんですが、なんか唐突な感じで上手くなかったなあ・・・
というわけで、そこそこ楽しめたんですが、色々と「もっと面白くなったのに」というところが目についてしまった作品でした。

というわけで今年見た映画の順位。
1.イースタン・プロミス / 2.ミラクル7号 / 3.宮廷画家ゴヤは見た / 4.ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢 / 5.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 6.グーグーだって猫である / 7.西の魔女が死んだ / 8.ナルニア国物語第二章 カスピアン王子の角笛 / 9.落下の王国 / 10.スウィーニー・トッド / 11.夢のまにまに / 12.転々 / 13.TOKYO! / 14.僕らのミライへ逆回転 / 15.コドモのコドモ / 16.パコと魔法の絵本 / 17.コレラの時代の愛 / 18.エリザベス ゴールデン・エイジ / 19.あぁ、結婚生活 / 20.ライラの冒険 黄金の羅針盤 / 21.奈緒子 / 22.ブーリン家の姉妹 / 23.L Change the World / 24.クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男 / 25.ティム・バートンのアラジンと魔法のランプ / 26.スターウォーズ クローンウォーズ / 27.崖の上のポニョ / 28.デトロイト・メタル・シティ / 29.20世紀少年 / 30.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 31.カンフーくん / 32.フランシス・フォード・コッポラのリップ・ヴァン・ウィンクル / 33.ポストマン / 34.ミック・ジャガーのナイチンゲール
こんなに低くなくてもいいのかもしれないけど(汗)大筋が良いのに活かせてなかったという点でかなり辛口評価になりました。

あと1本で今年の映画感想も終わりです。このままイースタン・プロミスが逃げ切るのか?
ま、残り1本ってレッドクリフですけどね・・・(笑)
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崖の上のポニョ

2008年11月23日 | 映画
ようやく観てきました・・・(汗)観に行く映画が少なくなって余裕が出てきたら行こうと思ってたんですが、気がついたらイベントだらけで忙しい12月が目前になってしまい、結局3日連続映画鑑賞になってしまった・・・(汗)
どうもあまり評判が良くないというか賛否分かれているらしく、でも賛否分かれていたハウルは意外と好きだったりしたし、どうかなあ・・・と思いつつ観に行きましたが、うーん、私はダメだなあ、これ(汗)
いや、そんなに嫌いではないし、観ていてつまらないほどではなかったんですが、なんか「ふーん」という感じで見てしまったというか(汗)
なんだかハウルが難解だったということで、5歳の子どもにもわかる作品を、ということで作ったらしいですが、本当に5歳児向けなんだなあと・・・
もちろん、背景には5歳児には理解できないような設定があるんですが、そのありは敢えて説明しないで、ほぼ5歳の宗介の視点で理解できるような話になってましたね。
その辺が、まあ物足りなくもあったのですが、さすがに5歳児だと「子供が主人公でズルイ」とも思わず、わりと素直に見られたかな。これがラピュタくらいの「子供」だとなんかひっかかってしまうひねくれモノの私なんですが。
リサのキャラクターは宮崎アニメヒロイン嫌いな私としては微妙なところですが、まあギリギリセーフかな。あの忙しすぎなお母さん像はちょっと面白かったです。
大人があっさりあの不思議な世界に同調してたり、家が海の下になってるのにのんきな町の人たちというのも、ちょっと物足りなかったですね。許せないことはないけれど。あのあたりに癒される人もいるようですが、私はダメだったなあ。
でも、一番驚いたのは、絵があまり綺麗じゃなかったことですね。宮崎アニメと言えば映像美、と思っていたのでびっくり。
「ゲド戦記」の時も絵が汚くてびっくりしたのですが、あれは監督の力不足かな、と思ったのですが(予算的に(汗))、もしかしてジブリの作風が変わった? ハウルまでは綺麗だったのに・・・
町が海の下になって古代魚が泳ぐ世界は幻想的で、ここ「千と千尋-」みたいな絵の美しさだったら、映像だけで観に行く価値ありと思っただろうに、と残念でした。子供向けだから敢えて単純な絵にしたというのもあるのかなあ?
子供向けでも「トトロ」は絵がきれいでしたけどねえ。「トトロ」は作品としても好きなんだけどなあ。
ポニョの半魚人の姿がトトロっぽくてちょっと笑いました。そうか、ポニョってメイとトトロをミックスしたようなキャラクターなのか、もしかして。
さかなのポニョや妹たちの「魚っぽい」動きはさすがだなあと思いました。
あと、フジモトのマッドサイエンティストな海中の家とか、崖の上の宗介たちの暮らしぶりとか、おもちゃの舟が動く仕組みとか、そういうところも宮崎アニメっぽくてちょっと良かったですが。
フジモトの声の所ジョージさんは、いつもとは違う割と真面目なしゃべり方なんですが、真面目なしゃべり方のままコミカルな感じがでていて、さすがだなあと思いました。
エンドロール、キャストもスタッフも、主題歌歌ってる人たちも全部50音順に並んでいるクレジットにびっくり・・・あれじゃ誰が誰だかわからん(汗)
名前の前にそれぞれアイコンがついているのが、柊瑠美さんのところでは千尋とカオナシのアイコンになっていたのがちょっとかわいかったです。

というわけで今年見た映画の順位。
1.イースタン・プロミス / 2.ミラクル7号 / 3.宮廷画家ゴヤは見た / 4.ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢 / 5.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 6.グーグーだって猫である / 7.西の魔女が死んだ / 8.ナルニア国物語第二章 カスピアン王子の角笛 / 9.落下の王国 / 10.スウィーニー・トッド / 11.夢のまにまに / 12.転々 / 13.TOKYO! / 14.僕らのミライへ逆回転 / 15.コドモのコドモ / 16.パコと魔法の絵本 / 17.コレラの時代の愛 / 18.エリザベス ゴールデン・エイジ / 19.あぁ、結婚生活 / 20.ライラの冒険 黄金の羅針盤 / 21.奈緒子 / 22.L Change the World / 23.クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男 / 24.ティム・バートンのアラジンと魔法のランプ / 25.スターウォーズ クローンウォーズ / 26.崖の上のポニョ / 27.デトロイト・メタル・シティ / 28.20世紀少年 / 29.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 30.カンフーくん / 31.フランシス・フォード・コッポラのリップ・ヴァン・ウィンクル / 32.ポストマン / 33.ミック・ジャガーのナイチンゲール

今年中に観に行く映画は全て鑑賞終わったので、これから観に行くリストはなしです。「アラトリステ」は来年にしました・・・
あと2本の感想書いたら、今年の映画の総括をします。
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指輪原作再読その4

2008年11月18日 | 指輪物語&トールキン
なんだかなかなか指輪ネタを書く暇がないうちに、はやペレンノール野の戦いも終わってしまいました。今療病院の真っ最中。
読んでいていろいろ気がついたところもあったのですが、もう忘れちゃった・・・また来年読んだ時に感想書きます・・・(汗)
そんな中でも覚えていることを覚えているうちに・・・
まず、ピピンとベレゴンドがお弁当食べたりした城壁って、もしかしてあの一番上の、映画で言うとデネソールが飛び降りたあそこですかね??? すごいとこで食べてたんだなあ。そういや映画でもベンチらしきものがあったかも?
それから、ファラミアをラスディネンから救い出した後、なんと担架でガンダルフとベレゴンドが運んでたんですね。なんか絵を想像するとちょっと笑える・・・
しかも療病院に着く前にガンダルフが脱落?したので(アラゴルン呼びに行ったんだっけ? もう忘れてる(汗))、なんとガンダルフのかわりにピピンが担架かついだんですね・・・それ無理があるんじゃあ(汗)まあ、映画ではピピンが頑張って一人でファラミアを助けましたけどねえ。
と、とりあえず忘れないうちに気がついたこと書いておきました(笑)

話が少し戻りますが、「二つの塔」下、フロド・サム・ゴクリルート、読んでいてやっぱり映画は違うよなあ、と思ってしまいました。何度も書いたことですけど。
サムの優しさ、ゴクリを疎ましく思いながらもなんだかんだとかわいそうに思ったり・・・というあたりが、やっぱり原作はいいよなあと思いました。
突然じゅうの歌を歌って、笑ったフロドが迷っていた選択を決めることができたりとかも。
サムとゴクリのやりとりもなんだかかわいくていいコンビですよね。
ファラミアについても何か思ったことがあったんですが、忘れてしまった・・・(汗)

で、「王の帰還」上はやっぱりいいよなあ。もう読むのが楽しくて。
元からメリーが好きですが、今回はさらにメリーに感情移入して読んでしまいました。
置いていかれまいとデルンヘルムと戦いに行きながら、一体自分に何ができるのかと自問するメリーには等身大で感情移入できますね。
「一人の騎士のお荷物になって、鞍から落っこちないよう、駆ける馬たちの蹄にかけられて死んだりしないように願うのが関の山というところ!」って台詞、すきですね~
ガン=ブリ=ガンもカッコイイし、彼の「風の向き変わった!」もいいし・・・
この、「風向きが変わる」という変調が、原作ではかなりウェイトが高いのですが、映画ではなくて残念・・・
あと、やっぱりエオウィンが魔王を倒す場面ですね~! エオウィンの果断さがカッコイイ! 映画のおびえる等身大なエオウィンも悪くはないんですが、魔王に「私は女だ」と啖呵を切るところはもうちょっとカッコ良くあって欲しかったかな・・・
メリーが勇気を振り絞るところも良いし。この場面はラジオドラマも今イチだったからなあ。
あと、ピピンとデネソールのエピソードにも色々思うところあったのですが、結構忘れちゃったなあ。
デネソールがピピンが忠誠を誓うのにかすかに笑顔を見せるところ、やっぱりグッと来るなあ。デネソールなりにホビットに心を動かされてたんだなあと。
「息子を奪わないでくれ」というところは初読時からほろっと来ましたが、映画とはかなり雰囲気違うんで、久々に読んだらやっぱり良かったです。
私のイメージが一般的じゃないのかもしれませんが、デネソールってもっと冷徹な中に脆さがある感じで・・・映画はもちろん、ラジオドラマもなんか違ったんですよね。朗読CDはどうかな?(まだTTTです・・・)
もし私が役者で男だったら、デネソール演じてみたいなーとか思いますね(笑)
療病院でアラゴルンがピピンと再会するところも良かったですね。ピピンに会えて嬉しそうなアラゴルンが良いなあ。
まだ読んでないけど、目覚めたメリーとのやりとりも良いんですよね。アラゴルンのこういうところが好きだから、映画のアラゴルンはちょっと物足りなかったんだよなあ。RotKでメリーを見送るところは好きだけど。ああいうアラゴルンもっと観たかったな。

というわけで、もうじき「王の帰還」上も読み終わっちゃいますけど。読み終わる前にまた感想書けるかな?
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ジェダイ・クエスト7,8,9,10(ネタバレ)

2008年11月17日 | 読書




すっかり感想書く暇がないうちに、シリーズ最終巻まで読んでしまいました・・・

まずは7巻。要約すると、それまで数巻にわたって溝が深まっていたアナキンとオビ=ワンの関係が、アナキンが素直に苦悩を打ち明けたことで解消、という感じ。
なんだ、そんな簡単なことだったのか・・・とちょっと思わないでもないですが(汗)ようやくEP2の設定に近づいて来た感じです。
そうそう、EP2冒頭のオビ=ワンの台詞にあった「ガンタークの巣に落っこちた」というエピソードがでてきて、おお、という感じ。でも、ガンタークってなんか鳥みたいなイメージだったんですが、こんな人間型のモンスターだったんだ・・・なんかやだなあ。

そして8巻。ジェナ・ザン・アーバーを追って犯罪者をかくまう惑星に乗り込んだオビ=ワン、アナキン、シーリ、フェラス。アナキンが一皮剥けてフェラスと結構上手くやれるようになっているのにおお、という感じ。
今まで、アナキンが悪くてフェラスが正しい・・・という図式だったんですが、この巻ではオビ=ワンもフェラスの堅物ぶりにちょっといらだったり、フェラスよりもアナキンの方が友達が多いということもわかったりして、ちょっとアナキンの株が上がった?
でも終盤、堅物すぎると思われていたフェラスの考え方がやはり正しかったのでは・・・というニュアンスを含んで終わるのが、やっぱりなーという感じではありましたが。

9巻の内容をあまりおぼえていなかったりして(汗)
メインの話は、オビ=ワンの友人のアストリとの悲しい決別と、元老院議員の友人のなんとかさん(名前忘れてるし・・・)の死というあたりでしたが、ジェダイ・アプレンティスシリーズ読んでないし、特に感慨はなかったりしました(汗)
パルパティーンがアナキンに接触しだしたのがこのあたり、というのもちょっと面白かったですかね。まあまださわりだけ、という感じでしたが。

そして最終巻の10巻。久々に1巻に出てきたマスター&アプレンティスの4組が揃うのが、懐かしくも終末を予感させて悲しくなります。
最終的にどうなるのかは、スターウォーズ全史でわかっているはずだった・・・のですが、トゥルーが死ぬのかと思ってた・・・その意味ではちょっと衝撃でした。ダラ好きだったのになあ・・・
トゥルーがアナキンから離れてしまう理由は、わからないでもないけどちょっと厳しすぎるような気がしましたが・・・誰にだって過ちはあるし、それが許されないとなると・・・
まあ、友人の死につながってしまったという点では、取り返しの付かない過ちではあるのですが。
それとも、ジェダイだからこそ許されない、のかな。それもまた厳しすぎる気がしますが。
オビ=ワンも、この事実を知ったらアナキンを受け入れられたかどうか。
親友を失い、一人になりつつも、そういう感情を切り捨ててひとつ成長・・・というか強くなった、という結末は、ちょっとあっさりしすぎな気もしましたが。
しかし、この後にEP2でパドメと再会して、ああいう結果になるわけだから、このラストとはちょっとつながらないような気もしますが・・・
そういやグランタ・オメガ死んでましたが、なんかクローンウォーズのコミックスで出てきてたような気がするんだけど・・・?

とまあ、多少のつながらないなーというところはありましたが、子供だったアナキンが自尊心とジェダイとしての節制の間で揺れながら、EP2に登場する自信過剰な若者の姿になるまでの過程として、なかなか上手く描いていたかなーと思いました。
でも、こんなに長々と書く話でもなかった気もしますが・・・(汗)まあ、ファンサービスもあるのかな。
個人的には、ちょっとアナキンに冷たい設定かなーと思ったのですが。ダークサイドに堕ちたのは結局アナキンが悪かったという解釈なんだろうなあ。なんかラスト・オブ・ジェダイの解釈が好きになれなかったもんで・・・
フェラスがもうちょっと好きになれれば、ラスト・オブ・ジェダイシリーズも読むんだけどなあ・・・
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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(ネタバレ)

2008年11月16日 | 映画
ブロードウェイのオーディションの様子を撮った貴重なドキュメンタリーというだけでもきっと観に行ったでしょうが、そもそもこの映画に出てくるコーラスラインの再演、昨年、今年と見てとても良かったので、この映画を知った時には「絶対観なきゃ!」と楽しみにしていました。実際に舞台で観た人が出ているかと思うと楽しみで・・・!
実際には、私が観たときにはすでに最初のメンバーから入れ替わっていて、高良結香さんも出てなかったし(代わりに高良結香さんに負けたエレインさんが出てましたが)クリスティーン役の人も替わってたし。
しかし、最近は「その邦題どうなの?」という妙な邦題が多いですが、この邦題、私的には最悪なんですが・・・なんですか「♪」ってのは? 「ブロードウェイ ブロードウェイ」ってのもなんでそんな軽いタイトルになったのか・・・原題は「Every Little Step」ですよ?
ミュージカル=楽しいという固定観念からなのか、ミュージカル好きな人を呼び込むにはこういうタイトルでないといけないと思ったのか・・・
コーラスライン自体も、華やかな舞台の裏の物語ですから、この能天気なタイトルとは合わないと思うんだけど・・・

前置きが長くなりますが、私がコーラスラインを初めて観たのは、子供の時にテレビでやっていた映画でした。細かい内容は忘れていたけれど、とても感動したこととだけは記憶に残ってました。ラストの皆が金の衣装を着て踊るシーンだけはよく覚えてましたけど。
サウンド・オブ・ミュージックもそうですが、結構子供の頃からミュージカル好きになる素養はあったのかなあ? まあ、当時も特にダンスに興味がなかったんで(汗)ダンスに憧れたりとかは全くなかったですけど。
その後、数年前の四季の再演で初めて舞台を観たのですが、正直「映画の方が良かったなあ」と・・・。特に、最後に衣装を着て皆が踊るシーン、映画では最終選考に残った人たちだけでなく、落ちた人たちも全員出てきてどんどん増えて行ったのに感動したので、なんか物足りなくて。
しかし、昨年ブロードウェイの今回の再演を見て、すごく感動しました。レベルの高さにも圧倒されましたし(踊れる上に歌も演技もできる人がこんなにいるなんて、という)、一人ひとりの演技が素晴らしくて、ああ本来はこういう作品だったんだなあと感動しました。これ観ちゃうと、日本のはちょっと観られないなあとか思ったりして・・・
そんなわけで、コーラスライン自体好きだし、実際に観た人たちが出ていると思うと、もう楽しみでした。

実際に見てみて、オーディションのドキュメンタリーだけでなく、コーラスラインという作品ができた背景にまで迫っていて、とても面白かったです。
コーラスライン好きといいつつ、マイケル・ベネットのこととか全然知らなくて・・・。あの役者たちが語るエピソード、多くが実話だったとは知りませんでした。だからあんなに心を動かす舞台になったんだなあ・・・
ワークショップのハシリでもあったんですねえ。
オーディションに受かるメンバーを変更したりとか、かなり作品をいじっていたことも初めて知りました。
なんだか、たまたまドキュメンタリーを観たことがあるミュージカルが他にないからかもしれませんが、RENTを思い出しました。マイケル・ベネットにしてもジョナサン・ラーソンにしても、自分自身の思いと周囲の人たちの実話から、心血を注いで作り上げたというところが似ているかなあと。描いているのも当時の等身大の人間像だし。
まあ、マイケル・ベネットはダンサーとしても振付家としても成功して、トニー賞の授賞式にも出ているわけですから、ジョナサン・ラーソンほど薄幸ではないですが、44歳で亡くなっているのは夭折と言っていいですよね。(エイズで亡くなってたんですね。ちょっとRENTともつながりがあるような?ジョナサン・ラーソンはエイズではなかったけれど)
私も大好きなAt the Balletについて、オーディションの過程でも、作品を作る過程でもじっくり描かれていて嬉しかったですね。あの曲は毎回泣いてしまう・・・
マギーが歌要員だとは知りませんでした。しかし、最初のオーディションでは踊りだけで振り落としておいて、この段階に来て歌える人をピックアップするなんて、余裕の層の厚さだなあと思いました・・・
オーディションの映像では全てのキャストが映っているわけではなくて、ほんの一部の人しか出てきていません。
終盤に「愛した日々に悔いはない」を歌うディアナが全然出てきてなかったのにはびっくりでした。オーディション的にはそんなにドラマチックではなかったのかな。ナタリー・コルテスさんクローズまでずっとやってたみたいだけど・・・
ヴァルのジェシカさん、最初から自宅までカメラが入ってたけど、なぜ彼女をクローズアップしようと思ったんですかね。かわいいから?(笑)
私はジェシカさんは昨年はヴァルで、今年はキャシーで見ました。ヴァルの印象はあまりないんですが(汗)すごい正統派の美人だなー、と思ってました。キャシーとしてはシャーロット・ダンボワーズさんほどの印象はありませんでしたけど。
シーラをやってたディードラさん、舞台で観てとても好きだったので、(観客にも大人気でした。まあ、シーラっておいしい役ですけど)映っていて嬉しかったです。決定の知らせを受けた後の嬉しそうな表情にまた好感度大。
ディードラさんの印象が強いので、最終オーディションまで本命だったレイチェルさん(名前違ったかも(汗))の演技を見ても、「ディードラさんの方がいいのに」としか思わなかった・・・(汗)
彼女の「8ヶ月前の演技」がどんなものだったのかわかりませんが、過酷ですね、オ-ディションは・・・
ポールのジェイソン・タムさん、昨年の舞台で観ました。私も台詞の内容がまったくわからないながらも泣かされましたね・・・今年は違う人になってましたが、でも泣きましたけど。
キャシーのシャーロットさんは、昨年の舞台で観て本当に感動して、ああ、キャシーってこういう人だったんだ、と思った人でした。彼女のダンス、あの映画の映像よりも、本番の舞台の方がもっと良かったんですよ!
彼女のキャシーは、ソロダンスの場面を見ていて、踊りだけでキャシーの心情が伝わってきて、ダンスシーンで泣けたんですよね。
最終オーディションでは、私は結果を知っているとはいえ、やはり合格する人は他の人よりも抜きんでた演技をしていて、自ずと誰が合格するかわかるのがおもしろいな、と思いました。
高良結香さんは私は観たことがないのですが(「太平洋序曲」にも出ていたとなっていますが、私が持ってるPlaybillには名前なかったと思うのですが・・・)、元気でかわいいコニーでしたね。やっぱりエレインさんよりも良かったと思いました。バイヨーク・リーさんは気に入らなかったようですが・・・
クリスティーンになったクリッシーさんは、天然キャラでなかなか適役でしたね。歌は本当は上手いんですね(笑)彼女は残念ながら私は観てないんですが。でも昨年、今年と見た人も良かったですよ。
最後にはだんだんと時間を遡った映像になって、傘をさして劇場前に列を作る受験者たちの映像になるのが良かったですね。ちょっと映画のラストにもつながるように思いました。

なんだかついつい映画の感想というよりも昨年、今年見た舞台との比較みたいな話になってしまったような気がしますが(汗)ドキュメンタリーとしても、オーディションの映像、初演のスタッフへのインタビュー、初演の映像・・・といった素材を上手くつないで、面白い作品にしていたと思います。
ダンスのリズムに合わせて画面を切り替えていったりとか、テンポ感も良かったですね。
何よりも、コーラスラインという作品に対する愛情と敬意を感じましたね。それはそのまま、オーディションを受けた人たちに対しても感じましたが。
コーラスラインという作品の良さを上手く表現していたと思うし、オーディションに臨む人たちのドラマも良かったし。
というわけで、なかなかの名作ドキュメンタリーだったと思いました。

というわけで今年見た映画の順位。
1.イースタン・プロミス / 2.ミラクル7号 / 3.宮廷画家ゴヤは見た / 4.ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢 / 5.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 6.グーグーだって猫である / 7.西の魔女が死んだ / 8.ナルニア国物語第二章 カスピアン王子の角笛 / 9.落下の王国 / 10.スウィーニー・トッド / 11.夢のまにまに / 12.転々 / 13.TOKYO! / 14.僕らのミライへ逆回転 / 15.コドモのコドモ / 16.パコと魔法の絵本 / 17.コレラの時代の愛 / 18.エリザベス ゴールデン・エイジ / 19.あぁ、結婚生活 / 20.ライラの冒険 黄金の羅針盤 / 21.奈緒子 / 22.L Change the World / 23.クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男 / 24.ティム・バートンのアラジンと魔法のランプ / 25.スターウォーズ クローンウォーズ / 26.デトロイト・メタル・シティ / 27.20世紀少年 / 28.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 29.カンフーくん / 30.フランシス・フォード・コッポラのリップ・ヴァン・ウィンクル / 31.ポストマン / 32.ミック・ジャガーのナイチンゲール
ドキュメンタリーながら高順位です。でもまあ、コーラスラインそのものへの点も入ってるかなあ。

あと、今年中に観に行く映画のリスト。
公開中 「崖の上のポニョ」「ブーリン家の姉妹」「レッドクリフpart1」
12月13日公開 「アラトリステ」
いよいよ今年も残り少なくなって来ましたね。このままイースタンプロミスが逃げ切るのでしょうか!?
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ディズニーでSW

2008年11月15日 | 旅行
久々の旅行カテゴリー、アメリカ旅行の続きです・・・といいつつ最終回だったりするのですが。
最後がこの写真って・・・(汗)
これはディズニーストアでみかけた人形です。スティッチがなぜかパルパティーンなんだそうです。かわいいので買いかけたんですが、「どこに置くんだ?」という冷静な自らのツッコミによって購入を断念しました。

もちろん他のキャラクターもSWになってます。ルークとアナキンはミッキー、レイアとパドメがミニー、ダース・ヴェイダーはなぜかグーフィー、ハン・ソロがドナルド・ダックだそうです。ハン・ソロとミニーのペアでいいんですかね・・・?
この面子でなぜスティッチが・・・というのがよくわかりませんが、スティッチが一番かわいい・・・
しかし、アメリカ人ってこういうの好きなんですねえ。ディズニーまでこんなことを・・・とちょっとびっくりしました。

てなわけで、こんな記事で今回のアメリカ旅行記は終了です。
年末年始は旅行行かないことになったので、次は来年の夏かなー。
来年はどこに行くことになるでしょうか。何もなければイギリスなんだけど、いつも邪魔(!?)が入るからなあ・・・
その時まで円高続いてるといいなあ。
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