ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ダヴォス村駅

2009年08月31日 | 旅行
チューリヒ近郊で慌しくトーマス・マンめぐりをした翌日は、「魔の山」の舞台になったダヴォスに行きました。これもチューリヒから日帰りの強行軍でしたが・・・
「魔の山」は大好きですが、今回スイスに行こうと思い立たなかったらダヴォスには絶対来なかっただろうな・・・なんだか不思議な縁です。
「魔の山」冒頭の記述だと、当時はドイツからはボーデン湖を渡り、ロールシャハから汽車にのり、ラントクヴァルトから登山鉄道に乗るというルートで行ったようです。
なんでわざわざ湖渡るのかな、列車も通ってるのに・・・と思ってましたが、列車だと一駅だけオーストリアを通るんですよね。それで昔は直通とかなかったのかなあ。
チューリヒからだと残念ながら途中までかなり違うルートになりますが(でも後日ロールシャハの駅は列車で通過しましたけど)、ラントクヴァルトで乗り換えというのは同じです。当時はスイッチバック式の登山列車だったようですが、今は普通の列車が通ってます。ということは当時とはルートも違うのかな・・・
でも、最後の湖が見えてきて・・・というところは同じでした。
途中の車窓の景色もとても美しくて、さすがスイスだなあと思いました。
で、ダヴォス・ドルフ駅に到着! ダヴォス村の駅ですよ~!
このホームで、ヨーアヒムが「やあ来たね」と窓から声をかけて・・・と、「魔の山」ファンは妄想が膨らんでテンションも上がります(笑)もちろん当時の駅とは全然違うはずですけど。
でも、後でシュタンベルク湖畔のトーマス・マンの仕事場に行った時、当時の登山列車の写真が展示されてましたが、機関車なのはさすがに違うけれど、客車は今と似たような赤い列車だったんですね。いやあれは「魔の山」の時代じゃなくて、カーチャ夫人が療養していた時代のか・・・

ところで、今回、ユーレイルジャーマン・スイスパスが1等しかなかったため、初めて1等客車というものに乗ったのですが・・・いやーいいですねえ1等!
2等は人でひしめきあっていても、1等は比較的空いていて、席にも楽々座れました。帰りは日曜だったせいか結構混んでたんですが、1等はちゃんと座れましたし。
座席も2等より豪華できれい。まあ日本のグリーン車と普通車ほどの違いはないんですが。
区間が短い列車だと1等の席が1両の半分しかなかったりとかしたんですが、意地でも1等の席を捜して乗ってました(笑)
2等しか乗ってなかった頃は、どんな金持ちがわざわざ1等に乗るんだろう・・・なんて思ってましたが、確かに1等は楽ですねえ。グリーン車ほど金額に開きがあるわけじゃないし、ゆっくり座りたい人が買うんだなあ、ということが今回初めてわかりました。いやー何事も経験ですねえ。(?)
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RENT2回目

2009年08月31日 | ミュージカル・演劇
来日RENT、2回目の感想です。1回目の感想はこちら
前に行った時はグッズ売り場と別にプログラムを売ってたんですが、この日はアダム・パスカルのCD売り場と化していて、プログラムはグッズ売り場と一緒に。CDの方売り切りたかったのかな。最後のサイン会って言ってたし。
同行のRちゃんがプログラムを買わなければならず、仕方なく休憩時間にグッズ売り場に並んだのに付き合ってたら、思わずTシャツを買ってしまいました。いや好きな色のがあったんで・・・なんかしてやられた感が(笑)
しかし、今までの来日公演ではプログラム客席まで売りに来てたような。なんで今回はやらないんだろう。やっぱりグッズも一緒に買わせるため?

またもやテンション低めの書き出しになってしまいましたが(汗)舞台の方は相変わらず良かったです。
アダムさん、3日前よりも声の調子よくなってましたね・・・どんな喉してるんだ(笑)
でも、やっぱりOne Song Gloryが泣けなかった・・・なんでだろ。映画は泣けたんですが。
ただ、今回は、Halloweenのマークとの言い合いの時、ミミに対してすごく気持ちが入っていて、良かったなあ。いや前回も十分良かったんだけど。やっぱりHalloween~Good-bye Loveが最高でした。
前回の感想でベニーのこと書いてなかったですが(汗)ジャック・C・スミスさんのベニーいいですねー。コミカルな感じで。モーリーンがサングラスした後、たいていのベニーはうんざりしたような顔してゆっくりサングラス外すのに、彼のベニーは慌てて外しててかわいかった(笑)
Seasons of Loveではニコニコと客席を観ながら歌っていて、ちょっと笑顔にやられました(笑)
そういやTake Me or Leave Meの時、前回はエンジェルが笑っていたんですが、今回は終始苦しそうでした・・・その時によって違うのかな。
前回はなぜかI'll Cover Youのrepliseじゃない方で泣けたんですが、今回はその前のSanta Feから泣けました。Santa Feで泣けるのはよくあるんですが。
なんか、Michael McElroyさんのコリンズが優しいんだなあ。Santa Feはコリンズが要なんですねえ、今更ですけど。優しいコリンズと、仲良さそうな3人と、一緒に踊ってるアンサンブルと、観ていてすごく暖かい気持ちになって、それで泣けてくるんだなあ。
最後の、コリンズ、マーク、ロジャー3人のSanta Feのハモりも最高にきれいだったし。
そういや昨年ブロードウェイで観た時には、元気のいいエンジェルにコリンズが振り回されてるように見えましたが(笑)さすがにこの二人のコンビで回数を重ねたんですね、なかなかいいコンビネーションになってました(笑)
暖かい気持ちになると言えば、Tango Maureenもいいんだよなあ。ジョアンヌがいいんですよね。マークももちろんだけど。さばさばきっぱりしているジョアンヌと優しいマークのコンビを観ていると、笑えるシーンなのになぜか暖かい気持ちになるというか。ちょっと泣きそうになってしまいました(汗)
そういや、前にRENTの訳詞のことを書いた時に気になっていたジョアンヌが「プーキー」って言われた後の台詞、やっぱり「You've never called me Pooky.」じゃなくて「You never call me Pooky.」としか聞こえませんでした。(CDにはここ歌詞じゃないから載ってなかったので・・・)となるとやっぱり「今までプーキーって呼んだことないじゃない」という訳はおかしいのでは・・・?
ついでにもうひとつ、Halloweenのマークの「'Cause I am the one to survive.」の「one」は、別に一人だけ生き残るって意味ではないと思うので、「俺は生き残る 一人」という訳も変だと思うな・・・余談でした。
グウェン・スチュアートさんもやっぱりいいですね。歌が上手いだけでなく、演技がいいというか、作品をよく理解しているというか。
I'll Cover You-repliseでは、コリンズが歌ってても泣けなかったのですが、グウェンさんが歌いだしたらすーっと泣けて来ました。まさに魂のこもった歌ですね。
プログラムのインタビューを読んで、常にジョナサンを思って歌っている・・・というのを読んで、だから泣けるんだなあと。あのシーン、グウェンさんはエンジェルを想って歌っている設定だけど、いつもジョナサンのために歌っているんだろうなあ・・・と思ったら、泣けるのも当然だなあと。
あと、二幕の始まり、中央から出てきて正面で見栄を切った後、一番端に歩いて行くマークがいいなあ。なんてことないシーンだけど、歩いてくるアンソニーがマークそのもので。そして、真ん中でなく一番端にいるのがまたマークなんだよなあと・・・。本当になんてことないシーンなのにそんなところで揺さぶられてしまいました(笑)
アンソニー・ラップのマークは当たり前だけど本当に完璧なマークで、そんなマークを観ているとなぜかやっぱり山本耕史さんのマークが見たくなってしまうのでした。彼のマークは間違いなくアンソニーのマークの流れを汲んでいる直系の?マークだったし、何よりも私にとってマークの原体験だったので。そして私にはやっぱりマーク=RENTだからなあ・・・
昔のJAPAN RENTの歌詞で歌うの聴きたいよな、とかも思ったり。「キャンドルに灯を!」っての好きだったなーとか。なんかやっぱり、RENTの原体験を思い起こさせる舞台だったな、と思います。
などなど、色々なことを思いつつ、最後のRENTを堪能しました。あと何か書き残したことはないかな(笑)
最後にこんな素敵な舞台を見せてくれたことにただただ感謝、です!
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チューリヒのトーマス・マン資料館

2009年08月30日 | 旅行
キルヒベルクのお墓を後にして、急いでチューリヒに戻りました。
トーマス・マン資料館に行かなければならなかったので・・・
この資料館、水曜と土曜の14時から16時までしか開いてないというやる気のなさ。いや研究機関としてはちゃんとやってそうですが、展示という点で・・・
入場無料なので文句も言えないですけど。
某ガイドブックに要予約なんて書いてあったのでわざわざfaxで問い合わせたりしたのですが、予約いらないという返事をくれました・・・(ちなみに「地球の歩き方」には載ってもいません(汗))
住所もわかっていて、チューリヒに戻ったらすぐたどり着けるかと思っていたのですが、住所に出ている通り自体がチューリヒ工科大学の構内にあるため、どこから入れば状態で、結構迷ってしまいました・・・
なんとか15時すぎに到着。見る時間が足りないかな、と思いましたが、結構小さい展示スペースで、十分でした。
ちなみにハンブルクのブラームス博物館も週2日2時間のみ、という開館時間でしたが、ブラームス博物館よりは人が入ってましたね。もちろんそんなに混んではいないですが、入れ替わり立ち代わり誰かいるという感じ。ドイツ語圏ではやはりトーマス・マンって結構人気があるのでしょうかね。
トップの写真が建物です。トーマス・マン資料館は木の枝で隠れて見えない3階(欧州風に言うと2階)にあります。

さきほど行ってきたキルヒベルクの家の仕事場を再現したという部屋。窓からチューリヒ湖が臨めてなかなか眺めの良い素敵な部屋です。窓の外写ってないけど。

仕事机の上。このあたりの小物は実際にトーマス・マンが愛用していたものなのかな? 仏像とかも?
エジプト関係のものは、「ヨゼフとその兄弟たち」を書いてた時に集めたものなのかなと思いました。
左の写真立ての写真はカーチャ夫人の写真ですよね、多分。
その手前にある子供の写真は、「ファウストゥス博士」のネポムクのモデルになったという孫の写真と思われます。

他の部屋に展示されていた同じ写真。ネポムクのモデルになったお気に入りの子は上の子とか言ってたような気がするのですが、どっちがお兄ちゃんかなあ?(汗)

これも愛用の品?

部屋の片隅に展示されていたストーブ。キルヒベルクの家にあったものなのかな?

トーマス・マンのパスポートが展示されていました。

この他、自筆原稿や初版本らしきものもたくさんありました。
あと、トーマス・マンのデスマスクも展示されていたんですが、なんか写真撮る気になれなくて・・・デスマスクだから当たり前ですが、いかにも死んでる顔なんだもん・・・(ブラームスのデスマスクも展示してあったなあ@ブラームス博物館)

というわけで、駆け足でなんとかチューリヒ周辺のトーマス・マン縁の地を1日でめぐることができました。本当はもっとゆっくりしたかったんですけどね。特にお墓・・・
この後、シャガールのステンドグラスがある聖フラウエン教会に行ったりしました。マインツの聖シュテファン教会と違って写真撮影不可だったので写真はありませんが。
ステンドグラスの数もマインツほどたくさんではなかったんですが、赤、緑、青の色調に分かれたステンドグラスが素敵でした。
しかし、一箇所、ものすごく高いところにあって、細部がよく見えないステンドグラスがあって勿体無かった・・・写真で観たら結構面白い模様だったのに全然見えませんでした・・・
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コーラスライン

2009年08月30日 | ミュージカル・演劇
2日で3公演第三弾はコーラスラインでした。
コーラスラインは、幸いにも大評判だったブロードウェイのリバイバル版を昨年一昨年と観ることができて、すごく感動したんですよね。
もちろんその後ドキュメンタリー映画も観ましたし。
というわけで楽しみにしていましたが、どうやらキャストがブロードウェイとはほとんど重なっていないということがわかってちょっとがっかり・・・
実際観てみて、残念ながらやはりブロードウェイの舞台には及びませんでした。
ただし、最近の四季のコーラスラインしか観ていなかったら、すごいなーと思ったでしょうね。ブロードウェイで観た時に感じた、「踊れる上に歌も演技もできる人がこんなにいるんだ!」というのは同じでしたから。
ただ、全体的にちょっとずつレベルが落ちるというか・・・。やはり、単に踊れて歌えて演技が出来て、というだけの問題ではないんだなあ、と思いました。
昨年も一昨年も、最初に「何人取るのか・・・」と歌いだしただけで泣きそうになりましたけど、そこまでじゃなかったなあ。何がいけないのかわかりませんが。
いやでも、ブロードウェイ観てなかったら素直に感動してたんじゃないかなあ。
でも、一番期待してなかったというか、「どうせシャーロット・ダンボワーズさんと比べたら誰でも見劣りするから」と思っていたキャシーが、意外に良かったです。いやシャーロットさんの方がいいことはいいんですが、ちゃんと心を揺さぶるキャシーだったんですよね。演技が良かったです。(ちょっと熱すぎだったかもしれないけど)
特に、「彼らは素晴らしい。彼らの一員になれたら誇りに思う」と言うシーン、泣かされてしまいました。ここ、At the Balletに次いで好きなシーンなんで、良かったです。
昨年見た、映画でもたくさん出ていたヴァル役のジェシカさんがやってたキャシーよりは全然良かったですね・・・
コニーは昨年見た人と同じだな多分・・・
ポールは泣けなかったなあ・・・。
シーラはディードラさんの印象が強いのは仕方ないとしても、なんか四季の人の方がインパクトあったような気が・・・
ヴァルは、そこそこ笑わせたけど、昨年ジェシカさんのアンダーで出ていた人の方がもっと笑えましたね・・・
どうでもいいけど、ヴァルって「どうせ整形するならもちょっと美人にすればいいのに」って感じの人がやることが多いような(ジェシカさんは別・・・)。コメディセンスを取るからそうなるのかな。
逆にビビは「えーかわいいじゃん」という人がやることが多いような・・・。ビビの人もなんだか昨年見た人と同じような気がしましたが・・・(プログラム買わなかったのでキャストわからず・・・)。ビビは一昨年観た人が好きでしたが。
マギー役の人の声があまり好きじゃなくて、At the Balletが今ひとつだったのが残念。いや単独で歌うと上手いと思うんですが、声が細くて甲高い感じで、3人で歌うとバランスが今イチだったかな・・・
クリスティーンは結構面白かったけど、昨年、一昨年と観た人の方が面白かったな。映画に出てた人ではなかったんですけど、それでも面白かったので。
とまあ、ブロードウェイと比べてしまうのでちょっとレベル落ちるかなあ・・・と思ってしまいましたが、いい舞台だったとは思います。でも来日公演ってこんなもんだよなあ、というのも思い知ったというか。今回の来日RENTは異例のことですよね・・・
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RENT1回目

2009年08月28日 | ミュージカル・演劇
2日で3公演の第二弾はRENT。少しでも良い席を取りたいと平日マチネで取ってみたのですが、土曜日の席もたいして変わらず(汗)ソワレでも良かったかも・・・
プログラムが赤=マーク、黒=ロジャーが表紙裏のポスターになっているというものなんですが、なぜか開場して結構すぐに買ったのにマークが売り切れてました・・・同じ日のソワレでは普通にマークも売ってたそうです。マーク好きな人が集まってた回だった???
グッズもものすごい列ができてたので、観に行きもしなかった(汗)チラシでみて、携帯ストラップはいいかなーと思ったけれど1800円って高いなあ。
終演後にアダム・パスカルのサイン会が・・・となっていたけれど、よくよく聴いたらアダムのCD買った人だけだと。なるほど、なんでアダムだけやるんだろうと思ったらCD売るためか~。(まあ、そういう縛り?つけないと際限なく人が並んじゃう、というのもあるだろうけど)というわけでサインはもらいませんでした。

なんかテンション低めの書き出しですが(汗)舞台は良かったです。
ここ数年は、来日公演は言わずもがな、ブロードウェイの舞台ですらピンと来ないこともあったりしたのですが、心から満足できるRENTが観られました。おそらく最後のRENT(東宝がまた来年やるみたいですけどねー)で、ちゃんとしたものが観られて良かったです。(もう一回観ますが)
あ、私のRENT歴?ですが、昔のJAPAN RENTの初演を観たのが最初で、以来JAPAN RENTは再演もガラコンサートも観てるし、来日公演も全部観ていて、ブロードウェイでも6回くらい観ています。
席は、前過ぎて字幕が全く見えなかったですが(笑)一人一人の表情がじっくり見られて最高でした。

生で観るアダム&アンソニーは、生で観られて感激というよりは、完璧なロジャーとマークを観られた、という感じでした。本物の、と言ってもいいかな。
マークの最初の台詞、「クリスマスイヴから始めよう」を聴いただけでじわっと来てしまって・・・。マークには一番思い入れがあるのですが、ここ数年はどうも気に入らないマークも出てきてたりしていたので、なんか思い通りのマークにほろっとしてしまいました。
アンソニーのマークは、映画で観た時も思いましたが、優しい表情にグッと来ますね。当たり前だけど、「Me? I'm here, nowhere.」という台詞の言い方も完璧に私の思いいれ通りで。最近はここの感情のこめ方が「えっ?」という感じの人多いんですよね・・・
Halloweenのソロでの苦悩も完璧。マークの思いに心揺さぶられてしまいます。この後のロジャーとの言い合いも、Good-Bye Loveも良くて、一番泣けました。この一連のシーンが一番好きなので・・・
しかし、最後に映写機で映す映像、マークの自分撮りがメインなのはどうなんでしょう!? ちょっと笑っちゃったんですけど。もっと他のメンバーの映像観たかったんですが・・・(汗)

アダムは、髪切ったらすごい若返りましたねー。アダムのロジャーは、常に優しげに笑っているのが印象的でした。苦悩しているはずなのに、仲間たちには優しげでちょっと寂しげな笑顔を見せるロジャー。ロジャーの優しさと、一人で苦しんではいるけれど、仲間たちのことは大好きで信頼してるんだな、というのが感じられて、なんかグッと来てしまいました。
マークの優しさもそうだけど、ロジャーの仲間に対する笑顔が、このカンパニー全体の結束感を表しているようでもあって、嬉しかったかな。RENTが良いかどうかは、個々の役者の力量だけでなく、カンパニー全体の一体感にもかかっていると思うので。
ただ、なぜかOne Song Gloryで泣けませんでした。一昨年見たTim Howerの方が泣けたなあ(汗)声が本調子でなかったのもあるかもしれませんが、感情を爆発させるのではなく、抑えた感じだったからかもしれません。(アダムの演技が良くないのではなく私の感性がついて行ってないんです、多分(笑))

アダムとアンソニー、彼ら個々も良かったけれど、何よりも二人のコンビネーションが良かったですね。一昨年ブロードウェイで観たロジャーとマークも、やんちゃで若くて、仲の良い親友、という感じですごく良かったのですが、若くない二人(爆)でもしっかり「親友」に見えて、若いもんには負けてませんでした(笑)
RENTでの掛け合いも良かったし、何よりもHalloweenの言い合いが良かったですねえ。二人の、思い合うが故の本音のぶつかり合いが。マークに「逃げてるだけだ」と痛いところをついて来るロジャーに、「俺は生き残るからな」とぶつけてしまうマーク。このあたりの感情のぶつけ合いに揺さぶられましたねー。いやー良かったです。

ロジャーとマークのコンビネーションも良かったし、カンパニー全体の一体感も素晴らしかったですね。
オリジナルそのままの演出のせいもあるのでしょうが。初めてJAPAN RENTを観た時から大好きだったのが、メインで誰かのシーンをやっている時、アンサンブルや他のキャストがじっと彼らを見つめている、というところでした。RENTでもメインで歌ってるマークとロジャーを他のキャストが見つめていたり。
一番好きなのは、ライフサポートのメンバーがロジャーとミミを見ているシーンなんですが、最近はブロードウェイでもロジャーたちを観てなかったりすることがあったりしたんですが、ちゃんと全員で観ていてくれて嬉しかったなあ。
サンタ・フェでも、マーク、コリンズ、エンジェルの3人と一緒に踊っているアンサンブルの人たちが、皆で同じ気持ちを共有している感じがすごく好きですね。映画でも地下鉄の乗客を巻き込む、という上手い手を使ってましたが、やっぱりオリジナルの皆で踊ってるのが好きだな・・・

ミミはメインキャストでは唯一の今回初参加、のレクシー・ローソンでしたが、いやー良かったです。
Out Tonightの時は「まあまあかな」くらいで観ていたんですが(汗)ロジャーと一緒のシーンの芝居がすごく良かったです。
Another Dayでも、Without Youでも、Good-bye Loveでもしっかり泣かせてくれました。今回トータルで一番泣かされたのはミミかも。

コリンズは昨年も見たMichael McElroyでしたが、昨年はあんまり好きなコリンズじゃないかな・・・なんて思ってしまったんですが(汗)今回はいいな、と思いました。この方結構コリンズ歴長かったんですね・・・(汗)
でもなぜかI'll Cover You-repliseが泣けないんだよな・・・
あ、でもコリンズとエンジェルのカップルがすごく自然にラブラブな感じで良かったです。観ていてあったかくなる感じ。
なぜかrepliseの方でなく、普通のI'll Cover Youが泣けました。I'll Cover Youで泣けたのって初めて・・・やはりコリンズ歴もエンジェル歴も長い二人だからこそ、だったかな。

エンジェルは私は3回目のジャスティン・ジョンストン。今までの2回の印象は、とっても元気が良くて、踊りも上手いし、パーカッションがちゃんと叩けてる唯一のエンジェル(笑)という感じでした。
ただ、元気良すぎてちょっと下品かなーというところもあったのですが、今回はそのあたりは抑え目でしたね。アメリカでは下品なネタ?が結構ウケてたんですが、日本ではウケないからかな。
しかし、3回目にしてジャスティン・ジョンストンの株が上がった私。間近で観たからかな・・・(今までも結構前の席で観てたんですけどね)
Seasons of Loveでのエンジェル、初来日公演でのショーン・アールがニコニコしながら客席を見ていたのにノックアウトされて(笑)以来彼を超えるエンジェルはいないな・・・と思っていたのですが。昨年のブロードウェイでも、アンサンブルで出ていたショーン・アールが、Seasons of Loveの時、昔のエンジェルと同じようにニコニコと客席を観ていたのに気を取られて、ジャスティン・ジョンストンは全然観てなかった(汗)(ショーン・アール、今回のツアーにも出て欲しかったな・・・)
しかし、今回観ていたら、ジャスティン・ジョンストンのエンジェルは、Seasons of Loveの時はドラッグクイーンのエンジェルではなく、素のままの、ちょっとシャイな笑顔を浮かべているんだ、ということに気がついて、一気に好きになってしまいました。目の前だったからかなー(笑)
Take Me or Leave Meでのジョアンヌのモーリーンのやりとりを観ている時も、既に病気が進行している設定だろうに、「しょうがないなあ」という感じで笑って観ていて、ああエンジェルらしいなあ・・・と思ったら変なところで泣けて来てしまいました。
シーツをひきずって退場するところ、昨年、一昨年とちょっと違ったな・・・マークの台詞で振り返って笑って欲しかった。
あ、エンジェルの葬儀のシーン、弔辞?の最初の台詞を全員で言ってるのでびっくりしました。初めて観たなあこういう演出・・・

ジョアンヌのハニーファ・ウッド、多分私ブロードウェイで観てる・・・
すっごくパワフルで、観てて気持ちいいジョアンヌですねー。マークとのコミカルなやりとりも最高。
モーリーンの二コレット・ハートも一昨年観てますが、ちょっと歳取ったかなー(汗)でも相変わらずキレたモーリーンでよかったです。

グウェン・スチュアートさん、昨年見てるような気がするんだけど気のせいかなあ?
やっぱり最高の迫力でした。また目の前で見ちゃったからなあ・・・
I'll Cover You-repliseでは、隣の空いたエンジェルのスペースを見つめていたり・・・と、ただ歌が上手いだけでなく、オリジナルキャストならではの演技も良かったです。

高良結香さん、小さくてコロコロしてて(失礼)子犬みたいでかわいかった!
声もきれいだし、英語の発音もきれいですごいなあと思いました。あのアレクシーの早口を言っちゃうんだもんなあ。
でも、アレクシーとしてはもっとアクが強くて笑わせる人の方がいいかな、とは思いましたけど。
コニーで観られなくて残念、と思ってましたが、自らRENTを選んだんですね・・・わかる気がします。今回のカンパニー素晴らしいメンバーですしね。

というわけでとりとめない感想ですが・・・
すごく良かったけれど、今までで一番いいRENTだったかというと・・・私自身の感性が何度も見ていてすり減っているというのもあるからなあ(汗)
今までで一番感動したRENTは、やっぱり初来日の文京シビックホールで見たBenny Teamかなあ。マット・カプランのマーク、マーク・フォードのコリンズ、ショーン・アールのエンジェルが大好きだったな・・・
でもやっぱりいい舞台でした。もう一回観られるのが楽しみです。
同時に、なぜか山本耕史さんのマークが観たくなってしまったなあ・・・東宝RENTに出て欲しいわけではないんだけれど。

過去のRENTの感想のリンク集を作ってみました。自分のインデックス用に(笑)
2004年の来日公演の感想も旧日記サイトにあったのですが、たいしたこと書いてなかったのでリンク貼るのやめました。
映画の感想
2006年来日公演の感想
2007年ブロードウェイの感想(アダム・パスカル&アンソニー・ラップ復帰前)
2007年来日公演の感想
2008年ブロードウェイの感想
2008年東宝RENTの感想
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チューリヒ近郊のトーマス・マンめぐり12

2009年08月27日 | 旅行
こちらがトーマス・マンが埋葬されている墓地にある教会です。
この墓地、延々と坂道を登っただけあって、すごく眺めのいい場所にあるんですよね。お天気も良かったので、眺めは最高!

お墓も素敵だったし、本当はもっとのんびりしていたかったのですが、この日はまだチューリヒに戻って、4時に閉まってしまうトーマス・マン資料館に行かなければならず・・・この時点で2時を回っていたので、慌しく墓地を後にしました。残念・・・機会があったらもっとゆっくり来たいところです。


駅までの途中の道から見たチューリヒ湖。パノラマ合成はちょっと失敗してますが(汗)
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ダンス・オブ・ヴァンパイア

2009年08月27日 | ミュージカル・演劇
2日で3つ舞台を観るという、ブロードウェイに行ったのかよ、なことをしてしまった・・・
というわけでその第一弾、帝劇のダンス・オブ・ヴァンパイアです。
前回の東宝の舞台を観て、まあ一回見ればいいや、と思っていたのですが、教授を石川禅さんがやるというので、じゃあ一度くらいは見ないとなあ、と見ることにしました。
帝劇自体久々で・・・いやー相変わらずひどいですねえ、オケが・・・(汗)
ちなみにこの作品、ハンブルクでドイツ版を観ています。ドイツで観た時には迫力で圧倒され、また観てみたいな、と思わせましたが、前回見た東宝版は予想通り色々とスケールダウンしていて、ま一回観ればいいや、という感じだったんですが。
まあ今回も同じような感じでしたね。
禅さんの教授は、まあ市村さんみたいに笑いを取るのは無理だよな・・・とは思っていたので、そのあたりは予想よりは良かったかな。あのにこにこ顔を活かして、かわいいおじいちゃんになってて良かったです(笑)
あと、ここ最近観た作品の中では一番かも、くらい禅さんの歌を堪能できました(笑)教授って実は歌多いですよね・・・
本当は教授は駒田一さんの方が合ってると思うんですけど、クコールやり続けるんだろうなあ・・・勿体無い・・・クコール劇場とかやってるから活躍してるようだけど、クコールって出番も少ないし、たいした役じゃないですよね・・・
ダブルキャストでは、アルフレートは泉見洋平さんで、というのだけ選びました。だって泉見さんのアルフレートはちゃんとくるくるパーマのホビット風カツラをつけてくれるから(笑)私にとってアルフレートはメリーなのですよ・・・
泉見アルフレートはかわいいですねえ。いくつなんだよ! とツッコミたくなりますが(笑)
サラは特に選ばずに知念里奈さんだったんですが、良かったです。サラなんて、ちょっとかわいくてきれいな声で歌えればOK、程度であまり重要視してなかったんですが、前回見たサラよりも良かったです。どこがどうと言われても説明できないんだけど・・・サラに求められている物を全て満たしている、という感じでした。
知念里奈さん、以前はあまり好きじゃなかったんですが、昨年のミス・サイゴンのキムがすごくよくて、成長したのか単に役にハマったのか・・・と思ってましたが、どうやら本当に成長したんだな、と思いました。
正直、以前は台詞も棒読みだったけど(汗)歌も上手いはずなのに、台詞と同じく棒読み風というか、感情をこめて歌うというのが全然できてなかったんですね。
ミス・サイゴンで、そのあたりが変わっていたので、成長したのかどうか・・・と思ってましたが、今回もちゃんと感情を乗せて歌えていたので、本当に上手くなったんだなあ・・・と思いました。今度エポニーヌも見るのですが、エポニーヌも良かったら本物だな・・・とちょっと楽しみです。
マグダのシルビア・グラブさんは、ドイツで観た時に真っ先に思い浮かんだキャストだったので、満を持して・・・という感じで楽しみにしてましたが、期待しすぎだったかな(汗)もっと地声でロックっぽく迫力で歌ってくれると期待してたのに。
でもお色気な感じとかも含めて、イメージどおりのマグダでしたね。
アンコールのソロがメチャクチャカッコ良かったですねー。
安崎さんのシャガールは、見た目すごく若くなったような気がしましたが、別に18の娘がいてもおかしくない年齢ですよね・・・(汗)
阿知波さんも相変わらず上手いし、キャストの歌唱力は完璧になりましたね(笑)アンサンブルも上手いし。
吉野圭吾さんのヘルベルトは相変わらずすごいなー(笑)彼のヘルベルトだけはドイツ版を超えてますね(笑)
Carpe Noctemのヴォーカルは、前回と違う人・・・ですよね? 前回よりも上手いと思うのですが、なぜか前回のCarpe Noctemの方が印象に残りましたね。前回のはCarpe Noctemの歌だけもう一回聴きたいかな、と思いましたから。ちょっと無理して歌ってる感じが良かったのかな?
後はだいたい前回の感想と同じかな・・・(手抜き)
あ、席が取れなくてA席の1階後ろの方だったんですが、客席でウロウロしてるキャストの行動がよく見えて、むしろ良かったかなーと思いました。
そうそう、アンコールの手拍子が無茶苦茶走るんですが・・・表で拍取るからだよなあ。あんなシンコペーションだらけの曲、表で拍合わせようなんて無理。4拍全部叩かないで2拍目と4拍目叩くとかすればいいのに。
実はRENTの最後のバンド演奏のI'll Cover Youの手拍子もそうなんですが・・・あっちはまだテンポがそんなに速くないのでまだマシですが(でも走りがちですよね)。
レミゼとか「美女と野獣」なら表拍でいいんですけどね~。ま、伯爵も表拍で取ってるからいいか(爆)
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チューリヒ近郊のトーマス・マンめぐり11

2009年08月24日 | 旅行
そんなこんなでようやく墓地に到着。教会では結婚式をやっていたようで、参列者用のマイクロバスが停まってました。新郎新婦用のカンカラをつけた車もね。
墓地はそんなに広くないですが、やはりしらみつぶしに捜すのは無理・・・
墓地の入り口あたりに、トーマス・マンはじめこの墓地に眠る有名人のお墓の位置を示した地図があって助かりました。(他は全然知らない人だったけど・・・)
でもちょっと捜してしまって、他の人たちに「トーマス・マンかい? こっちだよ」と教えてもらったという・・・(汗)
そういやトールキンのお墓もミヒャエル・エンデのお墓も他の人には出会わなかったですが(トールキンのお孫さんに遭遇したことはありましたが・・・)、トーマス・マンのお墓は他に2組も見に来ていて、トーマス・マンってドイツ語圏では人気あるというか有名なんだなあ、と思いました。日本ではどんどん知名度下がっているような気がするけれど・・・
で、お墓ですが、ネットの写真なんかで見たイメージでは結構暗いイメージだったんですが・・・
お天気が良かったせいもあるかもしれませんが、なんかすごく小ぎれいで明るいお墓でした。ちょっとびっくり。
墓地のゴミひとつ落ちてない掃除の行き届き方も今まで見た墓地の中で一番でした。この墓地規模も小さく、なかなか地元の人と認められないと入れないとかどこかで読んだのですが、かなり土地の名士のための墓地なのかも、と思いました。

メインの墓石にはトーマス・マンとカーチャ夫人の名前しかありませんが、エーリカ、モーニカ、エリーザベト、ミヒャエルの子供たちの名前があります。お嫁に行った娘もこのお墓に入ってるんですね・・・

ゴーロだけはちょっと離れたところに別にお墓があります。

さて、駅の近くの八百屋さんからずっとバラを持ち歩いていた私ですが、先に家の方に行ってしまってその後迷ったりしているうちに、ただでさえ長い茎がくたくたに・・・(汗)最終的には花束としてはかなり崩壊してしまいました。
お花持ってお墓行く場合は、先にお墓行った方がよいですね・・・特に夏は(汗)
その崩壊した花束を芝の上に放置して、逃げるようにその場を去り(汗)先にゴーロのお墓に行ってからまた戻って来たら、誰かが(というか間違いなく他の見に来ていた人たち)バラだけ花を入れるところに入れておいてくれて、包装紙の残骸も棄ててくれたようでした。うわー申し訳ない・・・(汗)
ま、きっと彼らも花を活けた状態で写真取った方が良かったんでしょうということで・・・(汗)
バラ3本のしょぼい花束で、しかもくたりかけてましたが、それでもちょっとは華を添えられた・・・かな?
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英光塾@浅草KURAWOOD 09.8.23

2009年08月24日 | 音楽(主に日本のHR?)
8月のライヴは浴衣で集合、ということでメンバー全員浴衣or甚平といういでたち。
皆実は毎年同じのを着ているということが明らかになりましたが・・・覚えてないものですね~(笑)
永野さんはまたカールおじさんで登場する予定が、麦藁帽子が売ってなくて帽子なしになったそうです。
フジケンさんは家から甚平で来たそうな・・・(笑)
相変わらず不思議なことするライヴで(笑)せっかくの生演奏なのにずっとスクリーンの映像見せられたり。シュールな映像はおかしかったけど(笑)
夏にちなんだ歌に乗せて、メンバーの写真を合成して色んなところに行かせるんだけど、合間に宇宙人が出てきたり、明らかにブログで見た干しイカの写真が出てきたり・・・(笑)
以前もリーディングとかやってましたが、今回は怪談の朗読なんてのもありましたが・・・元の話がよくないみたいで全然怖くない・・・BGMの選択は笑いましたけど。
誰が書いた話かしらんが、「病院関係ないじゃん!」とツッコミたくなるオチ・・・前置きも無駄に長すぎるし。
あ、そういやハッピーバースデーの歌やらなかったな・・・
というわけで相変わらずのゆるゆるなライヴでした。英三さんのアコギツアー終わっちゃったし、こういうのも英光塾しかなくなっちゃうのかなと思うとちょっと寂しい・・・また江古田やらないかなあ。
次回は11月2日、高田馬場らしいです。人(塾生じゃなくてバンドメンバー塾講師の方ですね)たくさん呼びたいからいつもより大きいところだそうです。
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チューリヒ近郊のトーマス・マンめぐり10

2009年08月22日 | 旅行
無事にキルヒベルクの家も見たので、あとはお墓参りです。
家から墓地まではSバーンの駅を挟んで反対側なので、駅からだとさほど遠くないかもしれませんが、結構な道のりでした・・・
しかも、墓地はまた結構高いところにあるので、また登り道・・・
エアレンバハといい勝負で登ったかも。
しかも、道が結構ややこしく、ショートカットできるかな・・・と行って見たらなんか迷ってしまったりして(汗)
でも、近づいて行くと教会が見えてきたので、それを目指してなんとか到着しました。
ちなみに墓地はVillage Cemetaryというらしいのですが、ドイツ語名が不明・・・
googleで調べてもヒットせず困りましたが、航空写真と照らし合わせて「ここかな」と思うところを目指してみたら、幸い合ってました。
墓地よりも、教会を目印にした方が良いですね。教会までの案内の矢印がたまに道路脇に出てました。

途中でみかけた素敵な庭先。
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