
今日の写真はボストンのMuseum of Sienceのロビーのアルゴナス像です。廊下の幅が広すぎて、両方写真に収めようとするとこんなに小さくなってしまうという(汗)ちょっと間抜けですねえ。会場はこの廊下をずっとまっすぐ行って(途中に売店や食堂があるフツーのエリアです)、左手の階段を登った2階にありました。他に飾るスペースなかったのかなあ。
ところでこのアルゴナス像、台座にプレートがついているのですが、なんとそのプレートの名前、
イシルドゥアとアナリオンが逆になってたんですよー(汗)びっくりです。まだ始まって3日目でしたから、気がついてなかったのかなあ・・・その後が気になります。
さて、すでに3日前の話になってしまいましたが、お台場3部作連続上映に行ってまいりました。
いやー、疲れましたね~(汗)TTTまでは余裕だったんですが、RotK終わった時にはなんだかへろへろに・・・(汗)平日の、しかも月曜というのは鬼ですよね~。月曜休んだにも係わらず、長かったっすよ、今週(汗)
奇跡的に眠らずに全部見られたのですが、やはり集中力が今ひとつで、淡々と見てしまったような感もありました。まあ、20回以上(RotKは20回行ってないか?)見ているからかもしれないですけど。
まず最初にフジテレビの新人女子アナが登場。前説?をやったのですが、結構空気が読めていたのが良かったかも(笑)
つづいておすぎのビデオ解説が。色々と語る間に映画の場面や世界各地のプレミアの映像が流れたのは良かったかも。
そしてその後FotR(SEE)、TTT(SEE)、RotKが約30分の休憩を挟んで上映されたのでした。
観客は、コアなファンばかりだと思われ、鑑賞態度は概ね良かったのですが、一つだけとても気になったことが。
FotR、RotKともエンドロールは当然のようにしーんとしていたのですが、TTTだけ、なぜか「ゴラムの歌」が始まったとたんにあっちでもこっちでもベラベラ喋りだしたんですよね。これにはびっくりしました。
なぜTTTだけ? 長くて集中力が切れたから? それとも「ゴラムの歌」はどうでもいいから? TTTは感動しないから?
TTTのエンドロールがとても好きな私としてはなんだか釈然としないというか、正直かなりムッとしてましたね(汗)LotRファンばかりなのに、というのが余計に情けなかったです・・・
さて、本編の話を。
まず最初に思ったのは、「サントラの音が小さい・・・」(←コンサート後遺症(笑))裂け谷の場面など、「コーラスが小さいんですけど!」と思ってしまいました(汗)
コンサートですっかり好きになってしまって、ちょっと楽しみにしていた、SEEの裂け谷を出発する場面や、Farewell to Lorienも、コンサートの方が良かったですね。コンサートで聴く前はそれでも良かったと思っていましたが、音楽だけ聴くと、その美しさと情感にノックアウトされます。コンサートこれから行かれる方、どうぞお楽しみに!
あ、でもオリジナルのモリアのマオリコーラス隊の掛け声の迫力には「やっぱりこうだよね~」と感動しました。これもこれからコンサートに行かれる方は、思わず笑っちゃわないように心の準備をしてくださいませ(笑)情けないですからね~。
あ、久々に聴いたエミリアナ・トリーニの「ゴラムの歌」が新鮮でした。いつの間にやらシセルバージョンに脳内を塗り替えられていたようです(笑)
アニー・レノックスのInto the Westも新鮮でした。やっぱり味がありますね。でもシセルバージョンもいいですので、コンサートに行かれる方はこれもお楽しみに!
思わずサントラ話になってしまいましたが(汗)
他に、LotR展で実物を見てきた後での発見もいろいろとありましたが、これは指輪サイトの方にレポートで書こうかと。
あ、発見と言えば。TTTのエンドロールのクレジットで、デネソール役の人が
John Nogleという人になってました。(誰・・・(汗))
今度こそ本編の話を。
まずFotRですが、誕生パーティでガンダルフの花火とか誕生日の木とか見ていたらちょっとじわっとしました。滅びの山のフロドの台詞を思い出したのかも・・・
そして、久々にサムが「ここから一歩踏み出せば知らない土地になります」という場面でだーっと来ました(汗)
その後のエルフの一行を見る場面も、幻想的なエルフの歌のせいもあって、なんだかかなり来てしまいました。サムの「なぜだか悲しくなります」という台詞も、RotKを見た後だとうっと来るものがありますね。考えすぎかもしれないけれど、この後灰色港で自分が体験する別れを無意識に予感していたのか・・・いや予感はしていなかったのでしょうね。だからこそ余計にこの後のサムの運命を思うと、私まで悲しくなります。
その後は結構淡々と見ていたのですが、ガンダルフが落ちた後の場面はやはりちょっと泣けましたね。ガラドリエルの贈り物の場面も、久々に見てしみじみと心にしみました。ギムリがかわいかった!(笑)
今回連続で観て一番面白かったのはTTTかもしれません。連続でというか、RotKを見まくった後に見て、という意味でなのかもしれませんが。
なんだか、エオウィンとかセオデンとかファラミアとかが出てくると、懐かしいというか、嬉しいというか、そんな気持ちになっている自分が面白かったです(笑)
これはわかばで見た時にも思ったのですが、エオウィンのキャラクターがRotKを見た後だとしっくり来るというか、「映画のエオウィンはこうなんだな」というのが納得できるような気がしました。原作のエオウィンも好きですが、映画のエオウィンも好きですねえ。等身大でかわいいです。
セオデンも、RotKでどうなるかが分かってみると、「カッコイイな~」と思えますね。まあ、RotK観る前からカッコイイと思ってはいましたが(笑)今回TTTで一番来たのはセオデンが鎧をつける場面でしたね。でも、アラゴルンに諭される?場面はどうもムッとしてしまうんですよね、やはり(汗)
TTTのファラミア、カッコイイと思いましたね~。私は映画ではRotKよりもTTTのファラミアが好きですね。フロドを尋問したり、禁断の池に連れて行く場面も、知将って感じがしていいと思うのですが。
RotKの、健気さを前面に押し出したファラミアは、悪いことは全然ないのですが、なんだか私の中ではちょっと下がってしまったなあという感じなんですね。ダメとか嫌いとか、そういうのでは全然ないんですが。後はSEEのエオウィンとの場面でどのくらい挽回してくれるか、というところですね。
そしてTTTをSEEで観るといつも思うのが、フロドの出番少ないなあ、ということなんですが・・・(汗)
RotKの頃にはもうかなり集中力も切れていたのもあるし、最近まで見まくっていたのもあると思うのですが、割と冷静に淡々と見られてしまいました。
今まで結構RotKに不満もあったのですが、続けて見たらそんなに違和感なく観られたような気がしました。TTTから続いている話として・・・。
ただ、やはりフロド、サム、ゴラムルートには激しい違和感が。最近原作再読でもようやく指輪棄却まで言ったので、さらに違和感を感じてしまった面もあったと思います。
でも、灰色港の別れには素直に泣けました。ビルボに優しいエルロンドにも久々に来ましたね。
という訳で、日にちが開いてしまったので感想もおぼろげになってしまったのですが・・・やはり体力・気力の許す範囲で、3日連続とかにしておくのが正しいのかもしれません(大汗)
といいつつ、また連続上映とかあったら行ってしまうのだろうなあ・・・(汗)RotKもSEEでの上映になったらすごいですよね~(笑)