ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

連続上映行って来ました!

2003年06月30日 | 旧指輪日記
いやー連続してみるだけでこんなに楽しいとは思いませんでした! FotRは久しぶりだったのですが、毎週のように見ていたTTTまで何だか新鮮に感じてしまって・・・。
FotRの方は、最近「フロドかわいそうモード」だったのもあって(笑)とにかくフロドに感情移入してしまいました。裂け谷でビルボと赤表紙本を見ながら寂しそうに「ホビット庄に帰りたい」というシーンなど、TTTのフロドを観ていると余計にかわいそうで、なんだかやけに泣けてしまいました。そして、エルロンドの会議で仲間たちが名乗り出るところが今までになく泣けましたねー。
ビルボにボロミアに、灰色のガンダルフも「懐かしい!」と思ってしまいました。
で、TTTですが、FotRと続けて観て面白かったのは、登場人物たちの変化ですね。アラゴルンたちが、メリピピを追いかけているうちに友情と信頼を深めていく様がすごくよくわかったように思いました。あと、アルウェンがTTTの方がずっといいですねえ。
思わず物語に引き込まれてしまってサントラにあまり注目してなかったので(汗)今度は気をつけて聴こうと思うのですが、TTTになって、最初に「ローハンのテーマ」のサワリが流れた時にちょっと「おおっ」と思いました。今までと違う物語が始まるんだなあ、という感じで。あと、「アニロン」よりも「EVENSTAR」の方がいい曲だなーと(笑)
そして、フロドの出番の少なさと(汗)エオメルの存在感のなさに今更ながら愕然としました(汗)
私、TTTよりもFotRの方が好きだと思っていたのですが、いやTTTもなかなかいいな、と。まあ、原作との違いを乗り越えた上での話ですが・・・
FotRの方が確かに感動するのですが、でも描かれている苦悩はフロドとボロミアと、アラゴルンがちょこっと、というくらいのものでした。それが、TTTではほとんどの登場人物の内面が、短い時間できちんと描かれていて、その苦悩もより複雑なもので、FotRでのストレートな感動とは違った感動を起こさせるなあ、なんて思ったりして。いや、なんかセオデンがカッコ良かったんですよー(笑)FotRにはない魅力ですよね(笑)
そんなこんなでTTTもFotRも魅力再発見してしまった連続上映でした。来週も行こう(笑)
しかし、何度観ても、さすがに感動は薄れますが、見飽きることのない映画ですね。すごいなあと思います・・・。

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連続上映の話

2003年06月27日 | 旧指輪日記
明日から三軒茶屋シネマでの連続上映ですね。と言っても、初回だけFotRで後はTTTを上映するだけのようですが。
この映画館、昨年夏にFotR観に行きましたが、古くてなかなか辛いところでした。今回も連続上映でなければ行かないつもりだったんですが(汗)まあ、浅草東映パラスよりはマシでしたが・・・。あそこは本当に二度と行かん!と心に誓ったものでしたから(笑)でも、もし浅草東映パラスが今でもあって、やはり連続上映するなんて言ったら、私は観に行ったでしょうか? わからない・・・(笑)
で、三軒茶屋シネマ、どうも休憩が5分しかないみたいで・・・(汗)しかもトイレの個室も確か2つか3つしかなかったはず。なので、水分取らずにトイレ休憩なしで頑張ろうと思います。果たして耐えられるでしょうか(汗)それに、あの狭い映画館に果たしてどのくらいの人が押しかけるのか・・・。はてさてどうなることやら。
ちなみにこの三軒茶屋シネマでの連続上映、大手LotRファンサイトのThe One Ring Netで紹介されていてびっくり(汗)ひょっとして世界初の連続上映だったりして・・・?(汗)
その後には新文芸座が控えてますが、こちらは画面も大きくて音もなかなかよくてシートもいいのですが、混むでしょうねー(汗)休憩も15分ありますが、トイレの数もそんなに多くないし、どうなるやらです。
新文芸座は昨年の様子を見ると、また12月くらいに連続上映やりそうな気がしますね。それから、うちの近所の公民館でも1月くらいにやるかも・・・去年FotRやりましたから。私は行けなかったんですが、今度やったら行きたいですね。
そしてもうひとつ。うちの近所のシネコンで「LotRフェローシップチャレンジ」とかいうスタンプラリーをやっていて、高ポイント獲得者は「リングの夕べ」にご招待、とかなっていたのですが、(なんかLotRというよりも貞子が出てきそうですが(笑))これも連続上映ではないかとふんでいるのですが、その後あれはどうなったのかなー(汗)HPにも何も載ってないし。
あとは、DVDが出たら自宅で連続上映もやらねば! ですが。まだ3ヶ月もありますね(汗)
ああ、それにしてもFotR久しく観ていないので、FotRだけでも早く見たい! という訳で頑張って三軒茶屋行って参りますー。

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コロンビアVSカメルーンでした

2003年06月27日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
昨夜(今朝?)また頑張って睡眠時間削って(汗)コロンビアVSカメルーン観ました。
13年前の因縁の対決、なんて思っていたら、本当に13年ぶりの対戦だったんだそうで。そして、どちらかというとカメルーンにとって記念すべき試合として記憶されていたようだったので、へー、と思いました。
しかし、内容的には13年前の再延長まで行った名試合とは大分違う内容合でした。(ちなみに13年前のW杯で再延長まで行って次の試合に負けるチームが続出だったせいか、その後二度と再延長まで試合することはなくなりましたね・・・)13年前は素晴らしい個人技と激しい中盤の攻防で、点は入らないながらも息を呑むような素晴らしい試合だったんですが・・・。
13年経って、カメルーンがすっかり強豪になってしまって、コロンビア引き離されてしまったなー、というのを実感しました(汗)日本戦で見せていたような華麗なパス回しが、カメルーン相手にはほとんど観られませんでした。エルナンデスも結構抑えられていたし・・・カメルーン強いんだなあ、というのと同時に、日本はまだまだ青いなあ、というのも思いましたが(汗)
でも、1点取られてしまってからは、かなり積極的に攻めていましたね。試合中にアナウンサーが、マツラナ監督が「今日はスペースを使って攻める」と言っていたと聞いて、「本当かよー(笑)」と思ってたんですが、本当にやってました(笑)やればできるじゃん!(笑)
ただ、ちょっと荒っぽい攻めでしたけど・・・。そしてカメルーンも警告覚悟で止めにかかっていて、ついに退場者まで。で、結局ちょっと荒れた試合になってしまって、残念だったなあと思います。
シュートが2回ともバーに当たるなんて惜しいチャンスがあったり、PKもらいそこねたりもしましたけど、まあ順当な結果だったかなあ、と。それを言ったら日本だって惜しいところものにできなかったわけですし、まあこれも実力のうちでしょう。
なんて余裕で言ってられるのも、3位決定戦も放映があることがわかったからだったりして(笑)しかも観たかった対トルコ戦! しかもしかも今度は土曜の深夜なので終わった後ゆっくり寝られる!(笑)(今朝は延長になったらどうしようかと気が気でなかったです・・・睡眠時間2時間になってしまう(汗))
という訳で、まだまだマツラナコロンビアが観られるので楽しみです。
そう言えば今年ってコパ・アメリカあるんだったっけ? (2年に一度開催はやめたんだっけか?)コロンビア面白くなってきたので、観られるといいなあ、なんて思います!

ところで・・・。この試合中、カメルーンのフォエ選手が突然倒れてしまって、担架で運ばれて行ったのですが、今朝のニュースでそのまま亡くなってしまったことを知ってショックでした・・・
倒れていた時はまだ動いていたのですが、なんだか白眼を向いていたし、担架に乗った時点で意識が完全にない感じだったので、心配でしたが、結局亡くなってしまったのですね・・・。ご冥福をお祈りします・・・。

試合後、ストイコビッチのメッセージ映像が流れて、久しぶりにピクシーの姿を見ました。いやー、老けましたねえ(汗)
13年前、初めて観た時にはカワイかったのになあ、なんて感慨にふけってしまいました。ジーコもこうやって老けていったよなあ、とか(汗)
でも、引退しても、老けてしまっても、一緒に年を取って、同じ時間の中で生きていてくれるのは幸せだなあ、と思います。こうして何かの折にでも姿を見ることもできるのですから。好きな選手を亡くしているので、本当につくづくとそう思います。フォエ選手の訃報を聴いて、余計に思いました・・・。

なんだかしんみりしてしまいましたが(汗)明後日の試合楽しみです。
しかし、明日は朝から6時間映画観て、そのあとオールスタンディングライヴで、その後に深夜のサッカー観戦・・・(汗)体力持つかなあ・・・
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言葉のニュアンスの違い

2003年06月25日 | 旧指輪日記
昨日、うちからリンクさせていただいている英国在住のれごらっせさんのサイト「緑の葉の森」で、映画TTT鑑賞の感想がUPされてたのですが、その中で書かれていたある台詞を読んで、ちょっとびっくりしました。ギムリが角笛城の城壁のところで「ここではちっとも見えんわい!」(BY吹き替え)と言っていたところを、「もっといい場所を取れば良かった!」と訳されていたのです。
英語で何て言っているかは全く聴き取れていない私ですが(汗)なるほど、英語ではそんな風に言ってるんだ、と思ってちょっとびっくりでした。
おそらく映画の訳も限られた文字数の中で上手く訳しているとは思います。でも、元の英語を知らずにこの日本語だけ聞いて(読んで)いると大分印象が違って来ますね。いや、正直言って「もっといい場所を取れば良かった!」の方が面白いです!(笑)
逆に日本語になって笑える台詞になったのが、兎シチューのシーンのゴクリの「stoopid fat hobbit」でしょう。日本語だと「デブのホビットはバカだよ」となるのですが、ここ日本ではこの映画の中で一番ウケるシーンですよね(笑)ほとんどそのまま訳しただけなのに、日本語の「デブのホビット」と英語のfat hobbitのニュアンスの違いでウケ方が違ってしまうんですねー。
もう一つ、やはり角笛城の城壁のシーンで、レゴラスがギムリに「説明しようか? それとも踏み台を探して来ようか?」と言うシーン、日本語では「レゴラスが冷たい」もしくは「キツイ」というイメージだと思うのですが、英語で見た人は「レゴラス優しい」「カワイイ」というイメージを持つようです。二人の話しか聞いてませんが、でも二人ともそう言っていたので、これは英語と日本語のニュアンスの違いかなーと・・・
そのお一人、うちからもリンクさせていただいているアメリカ在住のぐみぐみさんは、あの台詞を「僕が説明してあげようか? それとも箱を持ってきてあげようか?」なんて感じで訳されてました。英語から受けるイメージだと、なんだか日本語訳よりもやわらかいイメージのようで・・・。そう思うと、その後のギムリの笑いも、照れ笑いなのかなー、なんて思ったりもして、随分印象が変わるなあ、なんて思いました。
やはり翻訳って難しいものですね・・・。訳に頼らず、原語で聴き取れたらもっと世界が広がるんでしょうねえ・・・。

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コロンビアvsカメルーンだ!

2003年06月25日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
やや遅い話題ですが(汗)コンフェデ杯準決勝の組み合わせが決まりましたね。我らが(誰のだ(笑))コロンビアは因縁のカメルーンとの対決となりました。(因縁ったって90年のイタリアW杯知らないと何のことやらですが(汗))
中盤の攻防が楽しめそうだったトルコでも面白いと思っていたのですが、まあこの組み合わせも楽しみかな、と。まあ、「ブラジルだけはつまらないからやめてー」と思っていたので、(だっていつでも観られるから・・・)ブラジルじゃなかっただけでも良かったです(笑)
13年前とは両チームともすっかり世代交代していますが、その辺りも興味深いですね。(コロンビアは監督同じですが・・・)
テレビ中継もちゃんとあるようで、また頑張って深夜観ようと思ってます。深夜1時からなのか、早朝4時からなのか今イチ分かってませんが・・・。4時からの方が少しマシかなあ。
でも、まだ月曜のダメージから立ち直ってないというのにまた深夜起きてて大丈夫なのか自分・・・。この間は早く寝ようと思っていたのに結局いつもより遅くなってしまって3時間しか寝られませんでしたから・・・(汗)しかも翌日は朝から映画観て(6時間座りっぱなし)夜はライヴ(3時間くらい立ちっぱなし)なのに・・・。体力持つんだろうか・・・
でも、この間コロンビアVS日本を観ていて、久しぶりにサッカーを楽しいと思ったので(昨年のW杯以上に・・・)、やはり観たいなあ、と思うのでした。ので、がんばります。栄養ドリンクでも飲むかな(笑)
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映画のレゴラスのこと

2003年06月24日 | 旧指輪日記
今ギムリのコーナーにまた駄文を書き加えようとしているのですが、ギムリのことを書いていたらなんだかレゴラスのことも書きたくなってしまったので(笑)こちらに書いてみます。
映画のレゴラス、原作とは大分違うのですが、最近なかなか映画のレゴラスいいなあ、なんて思っています。
正直なところ、FotR公開当時はレゴラス嫌いでした・・・(汗)何でって、ギムリを置いて一人で人気者になったことにやっかんでたんですね(笑)
そんなレゴラスに対する見方が変わったのは、SEEを観てからでした。アンドゥインの舟の上でのやりとりも良かったのですが、何よりも、オーディオコメンタリーでの発言がきっかけでした。ガンダルフの死の場面で、なんだか微妙な表情をしているレゴラス、あれは死というものを初めて体験したレゴラスがショックを受けているのだというコメントです。
原作のことを考えると、レゴラスが「死を知らない」というのはおかしいんじゃないかな、とは思うんですが、映画用の設定として考えると、なかなか面白いなあ、というよりも、むしろ感動してしまいました。他の種族のことには興味がなかったレゴラスが、死というものを知り、限りある生命の種族の者たちの悲しみを知るようになり、成長して行くんだなあ、と。ギムリとの友情もその延長線にあるんじゃないかと思ったら、更に感動してしまいました。
その辺りを踏まえてTTTでのレゴラスを観ていると、とても面白いです。若さや幼さ、未熟さ、無邪気さを露呈して行っているように思うんですよね。あれはおそらく、仲間との絆が深まるにつれて、レゴラスの本来の姿が現れたのではないかと。それも、多分、闇の森の王子として暮らしていた頃にも見せなかった姿ではないかと思うんですよね。
何千年も生きているはずのエルフとしてあの若さはどうなのか、というのは確かにありますけど(汗)でも、あの映画のレゴラス、私は好きだなあ、と思います。
それに、映画のレゴラスと原作のレゴラスを比較しているうちに、原作のレゴラスも前よりも好きになって来ました。これも映画のおかげかな(笑)
ちなみに原作のレゴラスはマイペースでB型っぽいなあと思うのですが(汗)映画のレゴラスはA型っぽいと思います(笑)戦闘中のレゴラスってすごい気が利くと思うんですけど(笑)

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吹き替えが好き その2

2003年06月23日 | 旧指輪日記
前に吹き替え版の訳が好きだという話を書いたのですが、字数の関係でボロミアの最期の場面のことしか書けなかったので、今日は他のシーンについて書いてみたいと思います。字数制限の関係と、FotRはそもそも字幕のレベルがあれだったんで(汗)TTTのシーンから挙げてみます。
まずは兎シチューのシーンのゴクリの台詞。別に字幕も瀬田訳準拠でいいんですけどね、吹き替えがなんか味があるんですよ。「じゃがって何? じゃがって何なのよ?」とか、「せっかくの魚油で揚げたら台無しよ。(中略)じゃがいもお前が食べろ」とか。字だけだとニュアンス伝わらないかもですが・・・。ここでは書ききれないけどその前のスメアゴルとゴクリの葛藤のシーンも吹き替えいいんですよ。
あと、ギムリの名場面(笑)「俺を投げてくれ」の後の「Don't tell the elf」なんですが、(theがついてるかどうかあんまり聞き取れませんが(汗))字幕だと「誰にも言うなよ」となっていて「えー?」ですよね。何でそういう意訳するかなーって。この「エルフ」は間違いなくレゴラスのことなので、「あいつには言うなよ」という訳もありかな、なんて思うのですが、敢えてそのまま「エルフには言うなよ」となっている吹き替えの訳しかたが好きですねー。レゴラス個人に対する対抗意識+ドワーフのエルフへの対抗意識も含んでいて、ナイスな訳と思います(笑)
あと、木の鬚が切り倒された木々を見てショックを受けるシーン。ピピンが「I'm sorry, Treebeard」というのですが、この台詞、字幕だと「気の毒に」です。まあその通りなんですが、吹き替えの訳は「わかるよ、ひどいな」なんです。I'm sorryに含まれている、ピピンの共感の気持ちが短い言葉で巧みに訳されていると思います。それと比べると「気の毒に」って・・・(汗)なんか他人事みたいに聞こえます。字幕担当者さん、ピピンのあの表情見ないで訳しましたか? と言いたくなってしまいます・・・
吹き替えにも誤訳もあるとは思うのですが、(ピピンが「Shireに帰ろう」と言ってるところが「ホビット村に帰ろう」になってたり(汗))ちょっとくらいの間違いは許せてしまうな、と思うのは、やはり多少なりとも愛情を持って訳してくれているように思えるから、なのではないかと思います。
なんだかちょっと字幕批判ぽくなってしまいましたが(汗)そんな訳で吹き替えが好き、というお話でした(汗)

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5年ぶりのコロンビア代表(と1年ぶりの日本代表)

2003年06月23日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
今朝は頑張って4時に起きてコンフェデ杯を見ました。サッカー見るのって昨年のW杯以来(汗)しかも非国民な私のお目当てはコロンビア代表だったりしたのでした。
私にとってはコロンピア代表というのは特別なチームでした。1990年のイタリアW杯、偶然テレビで見た西ドイツVSコロンビアの試合が、そもそも私がサッカーを観るようになったきっかけでした。中盤を小刻みにパスでつなぎ、アグレッシブにディフェンスラインを上げる、これぞプレスサッカーというようなコロンビアのサッカーにすっかり魅了され、スペインやアメリカやメキシコまでコロンビアの選手をおっかけて行ってしまったものでした(笑)バルデラマにチケットもらったりとか(謎)、イギータに会うために練習場の中にまで手引きしてもらったりとか(笑)色々思い出もあります。
そんな中、忘れられないのはアメリカW杯の最中のアンドレス・エスコバル選手の悲しい事件のことですね・・・。彼が本当に好きだったのでものすごくショックでした。今でも彼のことは世界で一番好きなセンターバックの選手だと思っています。
そんなに好きだったコロンビア代表でしたが、98年のフランスW杯での惨敗を見て、一つの時代が終わったんだな・・・と感じて、もう昔のコロンビアの影を求めて追いかけるのはやめようと思い、次第にサッカー自体を見なくなったのでした。
前置きがすっかり長くなってしまったんですが(汗)今回、いつのまにやら始まっていた(汗)コンフェデ杯にコロンビアが出場していて、しかもフランス相手に結構いい試合をしていて、その上今度は日本と試合をしてしまうと知り、「これは観なくちゃ!」という訳で、朝から頑張って試合見ることにしたのでした。
しかし、以前は「コロンビア日本と試合してくれればいいのに(テレビで放映されるから(笑))」とずっと思っていたのに、今頃になって実現するなんて、複雑な気分(笑)

さてさて、そんなこんなで5年ぶりのコロンビア代表戦に臨んだ(大げさな(汗))のですが、事前知識ゼロで誰が出ているのかも全く知らないまま観始めたら、なんと監督がマツラナ氏ではないですか!! バルデラマを中心としたコロンビアの黄金時代を作った名将なんですが、94年のW杯で優勝候補と言われながら予選リーグ敗退となったことで色々と非難を浴びて、その後は代表からは遠ざかっていた、はずなのですが、いつの間に! テレビの解説を聞いたら、昨年のW杯の後に就任したのだとか。W杯出場も逃してしまって、ついにマツラナを呼び戻すしかなくなったというところでしょうか。
で、そのマツラナ監督率いるコロンビアがどんなチームになっていたかというと、もうほとんど昔のコロンビアのまま! というか、昔に戻ってました! 中盤での無意味なまでの細かいパス回し、アグレッシブにディフェンスラインを上げてくる中盤での厳しいプレッシャー、そして100年経っても点が入りそうにない攻撃(笑)。この間のニュージーランド戦がマツラナになってから初得点だったと聞いて爆笑しました(笑)誰か彼らにサイド攻撃ってものを教えてあげてくれー! なんであんなに真ん中からしか攻めないの・・・(汗)
という訳で、あまりにも昔のままのコロンビアで、なんだか涙ぐみそうになってしまいましたね(笑)
マツラナ監督はコロンビア代表を去った後エクアドルなどの監督を務めて、コロンビアタイプのチームを作ったりしてたのですが、やはり本家本元のコロンビアの方が選手一人一人の技術が上なんですねー。なんてことを観ながら感動していました。
でも、この戦術では勝てないのは分かりきっているのですが(汗)それでもマツラナ退陣以降のあらゆる時期と比べても、今が一番いいと思いました。結局振り出しに戻るしかなかったのかコロンビア・・・(汗)でも、この分なら、南米では強いチームになると思うので、次のW杯には出てくると思います、コロンビア。マツラナさんがやめなければ(汗)
選手も、もう知ってる人いないかと思ったら、GKのオスカル・コルドバのほかに、FWのアリスティサバルがいておおっと思いました。91年のコパ・アメリカデビュー組ですね。(誰もそんな話知らんって(笑))その後アスプリージャの影に隠れてしまった感がありましたが、最終的に残ったFWが彼だというのがなんだか感無量、でした。この他、出場停止でしたが、センターバックのイバン・コルドバも懐かしい名前で、出てたら嬉しかったのになあ、と思いました。
初めて観る選手では、中盤で10番をつけていたエルナンデスが良かったですね。ポスト・バルデラマって何人出て来たか知れませんが(笑)この人は今までの人たちよりは期待できそうな感じです。

そんなこんなですっかりコロンビアばっかり見ていたのですが(汗)対する日本代表の戦いぶりについても少しは書かないとですよね(汗)
実は日本を見るのも1年ぶりで(汗)ジーコ・ジャパン観るの初めてだったりしたのですが、トルシエジャパンもW杯本番しか見てなかったし(汗)あんまり違いはわかりませんでした。というか、まだこのくらいの時期では、前の監督の時の遺産?が残っていて、全部新監督の采配のせいとは言い切れないのではないかと思うのですが。
そんな中観ていて思ったのは・・・まあ昨年のW杯のトルコ戦と同じような感じだったかなあ、と。実力伯仲の勝てる相手に気迫の差だか何だかで負けてしまったというのが。
コロンビアの中盤はかなりキツイとは思いますが、でも日本も自分たちのペースでボール持てていたし、集中力が切れなければ凌げたと思います。実際ほとんど凌げていたと思うし。
何よりも、コロンビアの攻撃って全然怖くないはずですよ(汗)なんだか知らないけど真ん中から個人技で抜くことしかしないから(汗)落ち着いて対処していれば絶対に点は入らないはずでした。私もコロンビアは点取れないと思ってましたから(笑)
なのに、やられてしまいましたね・・・。最後のエルナンデスのシュート自体はすごい個人技でしたから仕方ないにしても(シュートするとは思わなかったですよね。横に流すのかと思った)あそこまでエルナンデスを行かせてしまったということが。
Jリーグ以前から日本代表観ていた身としては、今の代表は皆ホント上手いと思います。コロンビアと対等に中盤で渡り合ってましたもんね。(それはとても嬉しかった)あと足りないのは・・・やっぱり経験なんでしょうか。
今回のことはまたひとつのいい経験になったはずだと思います。まあ本番はW杯予選だと思いますので、それまでに経験を積んで、昨年以上のいいチームになってくれたら嬉しいですね。

しかし、コロンビアせっかく決勝トーナメントに出たけど、日本が出なくなったからもうテレビ放映ないかなあ・・・(汗)コロンビアもうちょっと観たいなあ、と思うので(因縁?のコロンビアVSカメルーンとか観たいなあ(笑))やってくれたらいいのに、と思うのですが・・・
でも、コロンピアが面白いチームになっていることかわかったのがとても嬉しいです。これからは密かにまたコロンビア代表の動向を追って行こうかな、と思ってます。
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DVDと「中つ国歴史地図」

2003年06月22日 | 旧指輪日記
昨日映画の話を書いたのですっかり周回遅れの感がありますが(汗)TTTのセルDVD発売情報が発表になりましたね。
CEが10月1日、SEEが12月3日で、結局昨年と全く同じ時期ということですね。公開が早かったのに発売早くなくて残念・・・(でもロードショー終了も結局昨年と同時期でしたからねえ)
まあCEは昨年同様買う予定なんですが、困ったのはSEEです。昨年は興味なし、だったコレクターズ・ギフトセット、今回は買うかも・・・。というのも、FotRの時には日本版にはついていなかったボーナスDVDと小冊子が今回は日本版にもつくというのですよね。
アルゴナスのブックエンドも欲しくなかったわけではないんですが、とにかく物の置き場がないので、三次元にかさばる物は極力買わないことにしているので・・・(その代わりトレカとかDVDとか三次元的に小さいものはほいほい買ってしまう性向が・・・(汗))今回も、ゴクリのフィギュアは、はっきり言っていらないです(汗)いや、ゴクリは好きなんですが、あんなものどこに保管すればいいのー(汗)
そして、このセットだと、普通にSEE買うよりも入手が遅くなりますよね? これが一番辛い・・・。オマケ欲しさにSEEもコレクターズギフトも両方買うほどではないし、さすがに・・・
しかしコレクターズギフトセットの申し込み開始はもう7/1に迫っているのでした。うーん、どうしよう。悩んでます・・・

それから、昨日映画見た帰りについに「中つ国歴史地図」を買って帰りました。池袋の西武の地下のBOOKS LIBLOは未だに指輪関連図書のコーナーがあるので助かります。
まだパラパラと見ているだけなんですが、今までなんで買わなかったんだ、くらいにすごい役に立ちます。踊る小馬亭の見取り図まで書いてあるのにはちょっと感動(笑)図もすごくキレイだし、種族別人口分布図とか、気候分布図とかもあって、なるほどーという感じでした。実を言えば中つ国の気候ってちょっと謎だったんですよね。ホビット庄とか結構北の方なのに、あんまり寒くなさそうだしって・・・
第一紀、第二紀の地図も、おかげでようやく具体的な位置関係がつかめるようになりそう、という感じです。今まで本当にチンプンカンプンで読んでましたから(笑)
しかし・・・どうも地図音痴な私、実はこれ見てもよくわからなかったりして(大汗)これから「シルマリル」を読み進めながら少しずつ一緒に解読して行きたいと思います(汗)

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17回目行ってしまった・・・

2003年06月21日 | 旧指輪日記
今日はTTT17回目を観に行ってしまいました(汗)さすがにもう観ないでもいいかなあ、と迷ってたんですが、またしても今までにないところで泣けてびっくりでした(汗)
まずは、ガンダルフが飛蔭をなでながら「数々の苦難を共に乗り越えて来た同胞じゃ」というシーンで突然うるうる来てしまって・・・。あそこは音楽もいいですよね。
映画だと、ガンダルフはやはり一度死んでしまって、使命を負って束の間仲間たちのところに戻ってきただけなんだ、というのがわかりやすい気がしてます。もうじきお別れなんだ、と思うと、ガンダルフがいとおしく思えて・・・。
それから、久々に評判悪いアルウェンシーンで泣いてしまいました(汗)EVENSTARがあんまりいい曲なんで・・・。あの曲は、時々五臓六腑に染み渡るように感じることがあります(汗)そして、イチャイチャシーンが終わった後の悲しいアルウェンは結構本気で好きだったりもするのですが。
そして、アルウェンの「愛していますお父様」からガラドリエルのシーンにかけてまた泣いてしまいました。ガラドリエルの台詞では、「フロドがこの使命は命と引き換えだと気付き始めている」というところが特に泣けてしまいました・・・
そしてそのままの流れで、今日はフロドのシーンが泣けました。映画のフロドって本当に優しい子ですよね・・・。ボロミアが死んだと聞いた時、ファラミアがボロミアの弟だと知った時、禁断の池で「ゴクリのところに行かせて」と頼むシーン、そしてオスギリアスでファラミアが「解放しよう」と言うシーン・・・フロドの表情が泣かせるなあ、と思います。
映画のフロドは他の人たちの思いやりがあるから自分は進んで行けるんだ、ということをよくわかっているのだと思います。その上、自分は命とひきかえにしかこの使命を果たせないだろうと覚悟し始めている・・・。そんなことを考えていたら、今日はフロドのために泣けてしまいました。
最近、かなり映画を原作と切り離して観られるようになったなあ、と思います。メリーについても、原作の、必死で勇気をふりしぼるメリーも大好きなのですが、今日木の鬚と一緒に決意の面持ちでアイゼンガルドに向かうメリーとピピンを見ていたら、それもいいかな、なんて思いました。サムも、やはり泣きながら「Don't you know your Sam?」なんて言っているのを観るとジーンとしてしまいますしね・・・

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