ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

トーマス・マンのミュンヘンの家

2010年08月28日 | 旅行
ミュンヘンのトーマス・マンの家は全部行こうとすると丸一日かかってしまうので、一番長く住んでいたPoshcing Strasse1番地の家だけ行って見ました。
詳しい行きかたは前回行った時の記事を参照ください・・・と言いたいところですが、バス停の名前書いてないじゃん(汗)
バスか市電で行くことができます。一番近い停留所からでもちょっと歩きますが。
途中Mauerkircher Str.13番地の家も通ることができるのですが、番地を控えていかなかったので写真取らずに素通りしました・・・(汗)こちらも前回行った時の記事に書いてます。


門を修理中?みたいで、横からの景観が今イチですが・・・

この近くにはThomas-Mann-Alleeという遊歩道があります。スイスではThomas Mann Wegがたくさんありましたが、ドイツだとAlleeなのかな?
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ロックンロール

2010年08月28日 | ミュージカル・演劇
市村さんが出るというのでよくわからないままチケット取ってた作品。メイン3人が歌える人なのでミュージカルなのかと思ってたらストレートプレイだったんですねー。(さすがに観に行く前に気がつきましたが(笑))
そして、思ってたよりも重い話でした・・・いやそんな軽い話だと思っていたわけではないけど。
プラハの春から始まったチェコスロバキアの激動の歴史を、真正面からではなく、イギリスから祖国に戻ったヤンを通して断片的に描いているのですが、真っ向から描くのでなく、断片的だったのが良かったかなあと。
またヤンがかなり呑気なお坊ちゃん?で、すぐに反政府活動に参加したりとかしなかったのも、ちょっと呑気すぎる気もしましたが、ある意味リアルだったかな・・・実際社会情勢がいきなり変わっても、そう簡単に信じられないものなのかもしれませんよね。情報は限られているし。外から見ている我々は結果を知っているからわかるけど、というのもありますね。
チェコスロバキアのヤンと平行して、ヤンの恩師でマルクス主義を信奉するケンブリッジの教授マックスの姿が描かれます。
共産主義を信奉し、ロシアのチェコスロバキア占領すら支持したマックスが、ヤンのおかれた状況を通すことで、次第に自分の誤りに気付いていく様は、とても興味深かったです。
まず、イギリスではいわゆるアカ狩りとかなかったんですかね・・・これアメリカだったらとても大学教授なんてやってられなかったと思うんですが・・・
理想的な思想だと思い、ナチスの独裁から世界を救ったものだったはずの共産主義が、今度は独裁を始めてしまった・・・そのことに苦悩する姿は、実際そういう人結構いたのでは・・・と思わせました。
終盤は80年代のサッチャー政権発足当時ですが、労働者たちが目の前の利益に飛びついて保守党を支持した、と憤るマックスの姿を見ながら、小林多喜二とかはバブルの頃の日本を見たらどう思っただろうなあと思いました。(いや「組曲虐殺」この間テレビで観たので・・・)
ケンブリッジの学生らしい、頭の切れる孫娘のボーイフレンドに辛辣に過去の共産主義思想について切り捨てられる様はかわいそうでしたね・・・何も体験せず、後から歴史を見てからなら誰でもそんなこと言えるのに、という生意気さ加減がまた上手かったかな~。
このヤンとマックスの物語、チェロスロバキアの激動の歴史と共産主義の崩壊、というのが物語の主軸なんですが、これに付随していた、マックスの妻エレナや娘のエズミの愛の物語がどう繋がるのかがよくわからなかったな・・・まあそれ自体はいいんですけど。
特に1幕の、死を予感したエレナの演技が素晴らしかったですねー。
エレナやレンカが教える古典文学の愛についての詩が随所に出てきましたが、これがどうつながるのかもわからなかったなあ。ラスト、プラハのジョン・レノンの壁のシーンと、レンカに教えられている女子学生が古典を翻訳する場面が交互に出てきましたから、やっぱり意味があるんでしょうね。よくわかりませんでしたが・・・
そして、タイトルのとおり、当時のロック音楽が随所に出てきます。舞台前方には正方形が斜めになった幕があるのですが、これがレコードジャケットを表しているんですね。その時かかっているアルバムのジャケットがスクリーンとして映し出されていたりして面白かったです。
そして、ヤンもファンである、チェコスロバキアのロックバンド、プラスティック・ピープル・オブ・ザ・ユニバースが弾圧される様子がヤンを通して語られるのですが・・・
このあたりの話、なんだか中国のロックの話とも重なるなーと思って興味深く観てたんですが・・・
ラストに、ローリングストーンズがプラハでコンサートを行うことになった! と、そこでめでたしめでたし、のような話の結びになっているのですが、そこで終わりじゃないよなあと・・・
もう少し、政府がロックを認めるようになったことによる変化までやって欲しかったかなあ・・・あれだけで終わりではないはずですから。(まあそれを言ったらチェコスロバキア自体そうですが・・・その後チェコとスロバキアに別れちゃいますし・・・)
ファンキー末吉さんが書いた中国ロックと中国社会という記事がとても興味深いのですが、チェコスロバキアも同じようなことが起こったのではないかなあと・・・まあ中国ほど極端ではないかもしれませんけどね(汗)プラスティック・ピープル・オブ・ザ・ユニバースは黒豹と違って今でも活動してるようですし・・・(黒豹も解散はしてないのかな・・・)
そもそも、音楽はチェコスロバキアの物語を描く上での道具立てのようなものだったので、もっと音楽そのものについて知りたかったなあと・・・まあ私が勝手に期待していただけですが。
この勢いで来週あたり「ペルシャ猫を誰も知らない」観に行くかなー。

キャストですが、市村さんはハマリ役でしたねー。ところどころかわいく笑えるシーンも交えるところはさすが。
秋山菜津子さんの、特に1幕のエレナの演技が素晴らしかったです。
黒谷友香さんのレンカも良かったな。
キャラメルボックスの西川浩幸さんが出るというのでどんなかな・・・と思ってたんですが、なんか意外にいつものキャラメルの西川さんまんまな感じでした。
メインはエズミの夫なんですが、ちょっと情けないけど結構したたかな小人物な感じ(汗)が西川さんの演じるキャラクターとしてはぴったりでした。というかそういう風に演じてたのか。
1幕でやってたヤンを尋問する役人が上手いなーと思いました。笑わせる役ではないんですが、得体の知れない感じと、ヤンの前に次々と色んなものを出してはひっこめるタイミングの絶妙さ、上手いなーと思いました。
そういや冒頭に出てきたパン(実はピンクフロイドのシド・パレットだったという設定。ケンブリッジ出身なんですねー)誰がやってたのかな。歌が微妙すぎてびっくりだったんですが(汗)
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果物屋さん

2010年08月25日 | 旅行
エンデのお墓から戻ってミュンヘン市内を移動中に発見した果物屋さんの屋台。
屋根の上に花が飾ってあってかわいかったので撮ってみました。
屋根に花を乗っけるという発想が全然なかったので新鮮でした。
しかも売ってるのもバナナとかで、ちょっとラテンな雰囲気なのが不思議・・・
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アイーダ4回目

2010年08月25日 | ミュージカル・演劇
4回目にして最後のアイーダ観てきました。
アムネリスはちゃんとほのかさんでした。このまま千秋楽まで行っちゃうのかな。連投で大変ですがお体に気をつけて頑張っていただきたいです。
で、4回目にまた違うアイーダを観られてしまいました。観るたび違うアイーダ・・・結構ラッキーだったのでしょうか?
結論から言うと、4人目の江畑晶慧さんが一番良かったかなー。どうも私は観るたびに後のキャストの方が良かったとか言ってるので、単に話に慣れて来ただけなのかな・・・とも思ったのですが、やっぱり評判いいみたいで、本当に良かったんだなあと。
殺陣はちょっと冗談のようだったし(汗)最初随分どすこい声でやってるな・・・とか思ってしまったんですが(汗)お若いみたいなんで、大人っぽい雰囲気だそうとしてたのかな。
しかし、最初のソロで歌いだしたとたん、ずいっと引き込まれました! 歌に迫力があるというだけでなく、感情がしっかり歌に乗っていて、心を揺さぶられました。このソロ、引き離された祖国を思う歌ですが、聴いていて初めてちょっとうるっと来ました・・・!
その他のシーンでも、ラダメスに惹かれていく過程も共感できる感じだったし、祖国への思い、アムネリスへの優しさもとても自然に感じられて、今までで一番好きなアイーダかな、と思いました。お転婆で活き活きしたところも感じられたし。
渡辺正さん、評判悪いのでついかばいたくなってしまうのですが(笑)まあ確かにあまにも台詞棒読みな感じはどうかなーと思うのですが、目の演技はかなり気持ち入ってると思うし、歌も高音部でないところもありますが、ロックっぽく歌ってくれるので好きですね。彼の歌を聴いてると、なんとなくアダム・パスカルのイメージを思い起こすことができるような・・・ってようやくブロードウェイ版のCD注文したので、アダムのラダメスもうじき聴けるのですが。
で、ほのかさんのアムネリスなんですが、毎回印象が違う・・・確実に進化してますねー。
冒頭の歌の場面は、2回目に見た時が一番グッと来たかなあ。でも、おそらくラストのリプライズとのバランスを考えて、抑え目にするようになったのではないかと思います。
途中激しくなるところの迫力は相変わらずですね~ステキです
で、スパの場面なんですが、またちょっと演技が違いましたね。でも相変わらずかわいい~!
一生懸命威厳を見せてツンツンしようとしてるんだけど、好奇心と純粋で素直な明るさを隠し切れずにいる感じがなんとも・・・たまりません(笑)ホントほのかさんのアムネリス見てると、アイーダもかわいい人だなーと心の中で微笑していたに違いない、と思います。アイーダとアムネリスの友情、というのが嘘くさくなく、自然に観られるのが素晴らしいなあと思いました。って他のアムネリス知らないんだけど・・・(汗)
「怖がったほうがよろしいので?」と言われて「・・・そうでもないわ」というところは、前回の3回目に観た時が一番かわいかったけど、きっと毎回演技違うんでしょうねー。
「お洒落は私の切り札」、以前曲だけ聴いていた時はまさにエルトン・ジョンの嫌いなタイプの曲、なんて思ってたんですが、ほのかさんが歌うとかわいいんだよなあ・・・。声質にも合っているのでしょうか。
楽しそうに踊るところは2回目が一番かわいかったけど、今回もかわいかったー。
ほのかアムネリスはやはり後半が真骨頂、なのでしょうが、私的にはこの1幕のかわいいアムネリスがとっても好きなのです
寝室の場面で髪を梳きながらぼんやりしている時の表情も、悲しいんだけど、かわいい、と思ってしまう・・・。アイーダに本心を言い当てられて呆然とする表情にも胸を衝かれますねー。というか胸キュン(笑)この後のアイーダの優しさと、二人一緒に笑う場面にも説得力がありますね。江畑アイーダがまた優しい感じなのでよかったです。
「真実を見た」がすごく良かった、という評判を、私が3回目を見た後あたりから聴くようになったので楽しみにしていたのですが、やはり進化してましたね。ずっと抑えて歌ってるんですが、後半感情が乗ってうるっとさせられる・・・
裁判の場面、いつも判決を言って振り返ると同じように涙が飛び散るのがすごいなあと。このあたり、アイーダとラダメスがなぜか無反応なのもあって(演出なんでしょうかね・・・)なんかアムネリスが主人公に思えてならない・・・そしてこのまま幕が下りてしまうような気になってしまうのですが(汗)
他の人がアムネリスやってもこうなのかな、と疑問だったんですが、結構ほのかアムネリスだかららしい、というのが他の方の感想を見ているとわかってきて、ファンとしては嬉しいですが。
ラストの「愛の物語」のリプライズ、冒頭とまた違う歌い方で、なんかうるっと来てしまいました。すごく優しい感情が乗っていたというか・・・
そして、博物館でラダメスとアイーダを見守る時の笑顔にやられてしまいました(汗)今回一番泣けた・・・アイーダとラダメスの再会にではなく、見守るアムネリスの笑顔に泣かされたんですね・・・ホントに進化し続けるほのかアムネリスを目の当たりにしてしまったなあという感じです。
というわけで4回で打ち止めのアイーダ鑑賞でしたが、このまま続いてたら何回観ていたことやら・・・(笑)
作品の印象も、当初よりも大分良くなりました。と言っても相変わらずゾーザー軍団は苦手だし、ゾーザー一人悪役にして収めるあたりも好きになれないんですけど、他のところは大分受け入れられるようになって来ましたし。
さて、ブロードウェイ版のCDも楽しみです。アダムのラダメスどんなかなー。今更遅いけど観てみたかったですね・・・
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ミヒャエル・エンデのお墓

2010年08月23日 | 旅行
ミュンヘン2日目は、まずはミヒャエル・エンデのお墓に行きました。
前回も行ったのですが、ミュンヘン行く度に行きたい場所ですね~。今回妹は初めてですし。
詳しい行き方は前回行った時の記事を参照ください・・・(汗)詳しいお墓の写真もそちらで。今回そんなにたくさん撮りませんでしたので。
前回はお墓の前に花屋さんの屋台が出てましたが、今回は出てませんでした。
そんなこともあろうかと、地下鉄の駅を降りたところで、バスに乗る前に近くのスーパーに寄って花束買っておきました。
(今回どっちの路線から行ったか忘れてしまいましたが、中央駅から乗ったと思うので、U5のLaimer Platzだったかな・・・)
お墓のある区画の番号が「地球の歩き方」に載ってるのは間違ってるのですが、うっかり正しい区画番号を調べて来るのを忘れてしまい、「この辺だったと思うんだけど・・・」といい加減な記憶だけを頼りに歩いていたので、結構迷いました(汗)何とかたどり着けましたが・・・
あ、スフィンクスの門の扉が開いてたので、今回は門の間を通れましたー!(笑)
お墓に行ったら、ちょっと前に来たらしい人の花が備えてありました。トールキンのお墓もそうですが、行くと必ず少し前にお参りした人の痕跡があるんですよね。
そういやトーマス・マンのお墓には誰も供え物してなかったな・・・それとも掃除が行き届いていて、ちょっとでも枯れてくるとさっさと撤去されてしまうのかもしれないけど。それとも、有名人だから観に来る人は多いけど、お供えするほどファンって人はそんなにいない、ということなのかな。
前回の記事にも書きましたが、晴れたら木漏れ日が差し込む、森に囲まれた素敵なお墓です。カシオペイアの笑顔に癒されるんですよね・・・
個人的にはミュンヘンでイチオシのスポットです。いつかまたミュンヘンに来ることがあったら絶対またお参りしたいですね~。
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プリングスハイム邸跡

2010年08月21日 | 旅行
シュタンベルク湖からミュンヘンに戻り、もうひとつ前回の取りこぼし?のトーマス・マン縁の建物を観に行きました。
以前コメントで教えていただいたのですが、なんでもアルチス・シュトラッセに音楽学校があって、そこがカーチャ夫人の実家プリングスハイム邸があったところらしいのですが、そこにヒトラー総統館が建てられ、それが現在音楽学校になっている、ということらしいです。
地図を見たらたしかにAltis strasseに音楽学校があったので、行って見ました。
時間が遅かったのもあるし、そもそも夏休みなので建物は開いていませんでしたが・・・
なんだか建て替えだか改装だかの工事をするみたいで、工事の準備が進んでいるようでしたが・・・工事前に見られてラッキーだったのかも。
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今更W杯総括~攻撃的サッカーと守備的サッカーって?

2010年08月21日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
今更ですが、やっぱ4年に一度だし、W杯のこと書いとくかなと・・・
W杯見初めて6回目ですが、初めて最初から応援してたチームが優勝しました。というわけでちょっと楽しかったかな。
と言っても、かつてのコロンビアとか、前回のエクアドルほども応援はしてなかったですけど・・・
というわけで、結構楽しかったけど、そんなに気合も入ってなかったという今大会。でもまあやっぱりスペイン優勝は嬉しかったですけど。

日本ですが、4年前のW杯から1試合たりとも見ていなかった私がどうこう言えないのですが、カメルーン戦を観た時はびっくりしました。初めて日本がいい試合してると思いましたよ・・・。ちゃんと組織的な守備ができてたのに感動しましたねー。4年前のあの危なっかしい守備からは考えられないくらい。今まで日本を応援していたことがないのですが(汗)やっぱり自分の国の代表がいい試合すると嬉しいものなんだなあと思いました。
でも試合が進むにつれてだんだん印象変わりましたけど・・・
カメルーンはやっぱり不調だったんですかねえ。本来のカメルーンを知らないので何も言えませんが・・・
オランダ戦が一番見ていて面白かったですが、その後のオランダの戦いぶりを見て、結構実際的で観ていてあまり面白くない試合するチームだったんだなあと・・・日本戦のあれはやっぱり1点取って後は逃げ切る戦いぶりだったのかなあ。かなり厳しい表情で戦ってたので、本気なのかと思ったんだけど・・・まあ、追加点取ったら楽だけどそこまではできなかったってことは日本もそれなりにやっていたのだと思いたいですが。
デンマーク戦は、向こうも本気で来るから・・・と思ってましたが、結果的に勝たなきゃいけないあせりで自滅したのかな・・・日本の内容もそれまでの2試合ほど良くなくなってましたしね・・・
で、パラグアイ戦観てて、一見互角だけどパラグアイの方が上手いなと・・・まあ終盤疲れてぐだぐだになってましたけど・・・(汗)
観ていて、パラグアイの方が絶対次いい試合してくれると思ったので、パラグアイが勝ちますようにと思っていた非国民な私・・・
思えばパラグアイはずっとコロンビアのライバルだったのにいつの間にか引き離されてしまったよなあ・・・(遠い目)
結局パラグアイもスペイン相手に善戦してくれたので、パラグアイが勝ってよかったと思いました。
そういやパラグアイにイケメンがいたのですごいびっくりしました・・・サンタクルスのことですけど(笑)でも彼3回目のW杯だったって・・・そういや前回も前々回もパラグアイは観てなかったかもなー(汗)パラグアイと言えばむくつけきおっさん顔の人ばかりなイメージだったので、時は流れたんだなあと(笑)スペインもいつのまにかイケメン集団になっててびっくりした4年前・・・
あとウルグアイのGKもかわいかったなー。一試合しか見られなかったけど。

で、スペインが優勝して、美しいサッカーが勝ってよかった、と言われてましたが、スペインのサッカーが「攻撃的」と言われていたことに違和感を感じる私・・・
基本的にスペインがやってたサッカーって、巧拙の違いはあれど、日本やパラグアイと一緒だったと思うんですが・・・今回観られなかったけど多分メキシコも。
ラインを前に押し出してプレスをかけて、パスをつないで攻撃して行くというサッカーですよね、基本は。
私が大好きだったコロンビアも、コロンビアと似た流れを汲むエクアドルもそういうサッカーです。
今挙げたチームはスペイン以外は皆「守備的」と言われているのですが・・・
これらのチームとスペインの違いは何かというと、まあ単純に「点が取れるか」ですよね・・・
そしてなんでスペインは同じようなサッカーをしていて点が取れるのかというと、率直に言って選手の個人的な技量の差ですね・・・
今回スペインのサッカーを見ていて、パスを中盤でつないで行くのは楽しいんだけど、正直もっとサイドを使ってスピーディーに攻めたらもっと点入るのになーと・・・
サイド変えればいいのに、パスをつないで真ん中から攻めてくから、守備も戻って来ちゃうし・・・
いやコロンビアがそういうサッカーで、100年経っても点が入らなさそうだったのをずっと観てたので・・・(汗)好きなんですけどね、そういうサッカーが。
しかし、スペインはそこからが違うんですよね。戻って来てしまった守備陣を個人技でかわして切り込んで、攻め込めちゃうんですよね~。ここからは完全に個人技の世界・・・
ベンゲル時代のグランパスもそういうサッカーやってて私は大好きだったのですが、あの頃も「セットプレーじゃないと点が取れない」という批判がありました。そりゃそうなんですよ。ああいうサッカーで、スペイン代表みたいな面子が揃ってないのなら(笑)チャンスを作ってセットプレー狙いで正しいんですよ。あれ以上をJリーグで望まれてもねえ・・・
確かにスペインのサッカーは美しいし、あのサッカーで勝てるなんていいよなあと思いますが、そのためには相当攻撃陣の層が厚くないとできないよなあと思いました。どこのチームでも真似できるわけではないですよね・・・
日本が今回やってたようなサッカーを突き詰めることができたとしても、スペインのようになるのは現段階では無理でしょう。
でも、だからこそああいうサッカーで勝ったスペインはすごいと思うし、あのサッカーを貫いてくれたことも嬉しかったのではありますが。

守備的と言えば、スペイン戦のスイスの戦いぶりは腹立ちましたねー。ホントに引いてガチガチに守ってましたから。選手個々のレベルは結構高いのにああいうサッカーなのが許せなかった。ああいう試合運び観てると、確かに守備的なサッカーはつまらない、と思いますけど・・・
ウルグアイもそんな感じだったなー。あれは昔からそうだったと思うけど。だから南米マイナー国(かつての優勝国だけどもうマイナー国だよな・・・)の中でもウルグアイは好きじゃなかったのですが。
プレスをかけるサッカーで、点が入らないというだけで、そういうサッカーと一緒に「守備的」と言われるのは納得いかないよ!
今大会守備的なチームが多くて試合が盛り上がらなかったと、次大会からは予選リーグも引き分けなしにするという案が出てるそうです。
点が入らない=つまらない試合、ではないと思うんだけどなあ。つまらない試合をするチームがいたのは確かだけど・・・
予選リーグから延長なんてやったら後々の試合の質にも影響してくるし、あんまりそういうことやって欲しくないですけどね・・・

とそんなことを思った今回のW杯でした。
夜更かし大変でしたが、頑張って試合みるだけの価値はあったなあと。やっぱりサッカーは面白いよなあと思いました。
でも連日夜更かしの日々は辛かったので、4年に一度でいいや、と思いましたけど・・・(苦笑)
また4年後にはどんなサッカーが観られるのか楽しみです。南米開催だから南米勢頑張って欲しいし。(ブラジル、アルゼンチン以外で)あ、ブラジルの分枠一個空くんだよなあ。コロンビアにも頑張って次は出て欲しいです。
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坂本英三@腰越海岸 10.8.14

2010年08月21日 | 音楽(主に日本のHR?)
7月に行けなくて残念で楽しみにしていた腰越海岸ライヴに行ってきました!
ステージに張ってあったポスター?が珍しく漢字表記だったのでそのままタイトルも漢字にしてみました。
天気予報でも雨マークがついてたりしてやきもきしてましたが、当日もちょっと降りましたが本番は大丈夫でした。さすが晴れ男英三さん!
しかし風が・・・(汗)最初は海風が気持ちいい、と思ってたんですが、なんかだんだん風が強くなり(汗)本番が始まる頃には半分砂嵐のような状態に・・・(汗)
吹きすさぶ風の中ライヴがスタートしましたが、毛布用のでかい洗濯ばさみで譜面台に止めてあったにも関わらず、永野さんの楽譜が洗濯ばさみを振り切って飛んでいってしまいました!
なぜかスタッフが誰もいなくて、英三さんが「誰か取ってきてあげてー」と言って客が取りに行く始末・・・(笑)
Guten Tagは永野さんも暗譜していたみたいで、楽譜なしでも演奏続けてましたが、後の方でクリアブックごと楽譜がすっ飛んで行った時にはさすがに演奏ストップしてましたね・・・(笑)
しかも、貴重な洗濯ばさみのうち1個が英三さんに踏み潰されてしまったという・・・(笑)
永野さんも「汗を拭いた時ざらっとするのがねー。一瞬自分のヒゲかと思ってしまって・・・」とか言ってました(笑)砂がすごかったですねー。
曲はいつものソロでやってる曲が多かったですが、久々に永野さんと一緒なせいか、英三さん時々一人で始めてしまって、永野さんが「そこから始めるんすか?」と言ったら「いやイントロからやっていいよ」とか言ったりして。なんか永野さんの存在を忘れてしまうんだそうです(笑)
ホンモノの潮騒をバックに「砂の城」なんて聴けちゃったりしてちょっと素敵でしたねー。(ジャックナイフもか・・・(笑))
途中永野さんコーナーもあって、7月もやったそうですが、私は行ってなかったので久々で嬉しかったですね。
「いとしさとし」をやった後、永野さん一人になって「ジャックナイフ」をカラオケで英語の2番まで歌ったんですが、その後に「それでは弾き語りでもう1曲。Song called ジャックナイフ」なんて言ってまたジャックナイフを歌ったという(笑)
ちょっと風が強すぎでしたが、涼しい中、潮騒を聞きながら、ステージの上の空をとんびやカモメが飛び交う中、ゆったりと座って聴けて、とてもいい気持ちのライヴでした。
でも、ステージが海に向かって設営されていて、観客は海が見えないという・・・
実は演奏している人たちが一番気持ちよかったんじゃないですかねー。風は大変そうでしたけど(笑)
楽しかったので、また来年もやってくれたらいいなーと思います!
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ルードヴィヒ2世の十字架

2010年08月20日 | 旅行
さて、遊覧船で次の波止場、Bergで降りると、ルードヴィヒ2世の遺体が見つかった場所に向かいます。
前回来た時には迷ってしまったのですが今回は大丈夫。
波止場を出たら右に曲がって、ひたすら道沿いに進みます。
途中、ルードヴィヒ2世が最後を過ごしたベルク城が右手にありますが、私有地で城自体は見えません・・・
塀沿いに進んで坂の上の方まで出て、道路から離れて右手に扉がついている遊歩道のような小路があるので、そこをまたひたすら進みます。
しばらく行くとルードヴィヒの慰霊のために作られたという小さな礼拝堂が。
そしてその先に湖の中に立つ十字架が見えてきます。


礼拝堂前の十字架とダブルで撮って見た一枚。



前にも書きましたが、湖沿いには別荘が建っていて、ここと波止場以外で湖が見える場所はないみたいです・・・(汗)

遊覧船で再びシュタンベルクに戻り、Sバーンでトーマス・マンの別荘があったというFeldafingの駅に向かいました。
googleマップで場所も調べてあったので、すぐにたどり着けると思ったのですが・・・なんか会社の敷地内になっていてそこまで入れない!?
調べ間違いかな・・・と意気消沈しながらこの日は収穫ないままミュンヘンに戻りました。
で、ネットカフェで調べた結果、なんだか軍隊の学校の敷地内にあって、ツアーじゃないと入れないとか・・・
ツアーはこちら。月一回、土曜日の2時からツアーがあるようでしたが、なんとラッキーなことに翌々日ツアーがあることが判明!
というわけでまた出直すことになりました。
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特歌祭@新宿LOFT PLUS ONE 10.8.6

2010年08月20日 | 音楽(主に日本のHR?)
ライブの感想も溜まってましたが、もうイギリス行く前のはごめんなさいということで・・・(汗)
サイキックラバーが司会?でお酒飲みながら特撮の歌を歌う飲み会のようなイベントをよく阿佐ヶ谷でやってるというのは聞いてたんですが、信夫さんが出るというので、座ってゴセイジャーの歌が聴けるかな・・・ということで行ってみました。
なんか出演者に客からメニューの差し入れとかもできるんですねー。信夫さんには誰も差し入れてなかった(笑)
メンバー登場したら、サイラバのJOEくんが浴衣、パーカッションの人が甚平と楽器隊だけ和風で、信夫さんはSister Mayoさん(TAIJIの妹さんなんだそうで)とお揃いのTシャツで、サイラバのYOFFYだけ一人普通の衣装だったという・・・
何でもJOEくんが浴衣にしたかったんだけど、まず信夫さんにきいてみたら「やだ」と言われて(GRAND PRIXのファンの集いで東急インの浴衣着てたじゃん(笑))、でも一人だと寂しいのでパーカッションの人だけ巻き込んだんだそうで。YOFFYは「俺には何の連絡もなかった・・・」とショックな様子?でした(笑)
特撮の歌ばっかりかと思ったら、結構普通の歌謡曲?とかもやってくれたので、知らない曲ばかりでもなくて良かったです。
信夫さんはいきなりボウケンジャーとか歌ってて懐かしかったですねー。
その次はゴセイジャー映画の曲を歌ってくれましたが、オリジナル知らないのにいきなりアコースティックで聴いてもMAKE-UPなんだかわかりませんでしたねー(汗)とっても信夫さんらしい曲でしたが。
後はゴセイジャーの挿入歌を初めて生で歌うと言ってましたが、なかなかカッコイイ曲でした。そしてとても難しそう・・・(そういやシングル買ってなかったことを思い出した・・・(汗))
途中、サイラバのJOEくんが突然「NoBさんに聖闘士星矢歌ってほしい」と言い出して、即興でペガサス幻想歌ったりしました。JOEくんもパーカッションの人も星矢世代ドンピシャとかで、パーカッションの人は突然振られたけど譜面なしで全然叩けた、と言ってました。
あとは色にちなんだ歌、夏にちなんだ歌、をヴォーカル3人で1曲ずつ歌ったのですが、信夫さんは「桃色吐息」と「少年時代」という、とても珍しい曲を歌ってくれました。
どちらも歌も歌う前から予想ついてしまったという・・・同世代とは思いたくないけどなんだかんだ近い世代なのか・・・(でも私も夏はTUBE、冬は広瀬香美の世代だなあ。信夫さんは夏はサザン、冬はユーミンだそうです)
正直、2曲とも曲の難易度からいくとあまり高くなくて、カラオケレベルというか(汗)信夫さんが歌うのは勿体無い感もありましたが、だからこそさすがの歌唱力、でしたねー。特に「桃色吐息」が良かったなあ。(カラオケが上手い男性ってよくこの曲歌いたがるよな・・・)
あ、ゲストの高橋秀幸さんが出てくるときに、信夫さんの私物のアンパンマンのハンカチを持ってきてしまう、という場面もありました(笑)お子さんのお上がり?なのかな(笑)
ラストには信夫さんの希望か? サザンの「渚のシンドバッド」を皆で歌いましたが、信夫さんノリノリで、一人で歌いたかったんじゃないかなーと(笑)いつかオサメタとかでもやって欲しいです。
というわけで信夫さんの感想のみで申し訳ないですが・・・MAKE-UPファン向けレポということで(汗)
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