ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

メリーが逝きました

2011年12月30日 | ペット
今日、うちのきょうだい猫のうちの1匹、メリーが逝きました。ツイッターでは毛色でキジトラと称んでました。
もう大分悪かったのですが、まだしばらくはもつのではないかと思っていたので、まさかこんなに早いとは・・・
私は出かけていて最期には会えませんでしたが(最期看取れたことないな・・・)、いちばんなついていた母が最期はずっとついていて、もう一匹のきょうだいのピピンとも少し一緒に過ごせたようです。
今は好きだったダンボール箱の中に丸くなって、好きな焼きカツオと、お気に入りのおもちゃだった袋の切れ端と紐と一緒に入って大人しくしています。
明日は休日診療で病院に行く予定だったのですが、代わりに動物霊園に行くことになりそうです。(まだ連絡ついてないので行けるかどうかわかりませんが。年末年始は引き取りサービスやってないらしいので持ち込まないと行けないようです)
病気のこととか色々書こうと思っていたのですが、まだちょっとそういう心境になれませんね・・・
落ち着いたら改めて書きたいと思います。
しかし、2年連続で猫を送ることになろうとは・・・このペットカテゴリーもすっかり訃報ばかりになってしまって(汗)
2匹がうちに来た経緯もまだ書いてなかったのに。こちらもおいおい書いて行きたいと思ってますが。
うちにいたのはわずか13ヶ月でしたが、悲しいのには変わりありませんね・・・まだ若かったから、もっとたくさん遊ばせてやりたかったとか後悔もありますし。
あと、昔飼ってた猫のアレが逝った時の犬のグラの反応を見ても思ったのですが、やっぱり普通犬猫には死を認識することはできないようです。
ピピンはメリーの体がまだ温かいうちは舐めてやったりしていたそうですが、冷たくなってしまったら見向きもしなくなりました。グラも同じような反応だったんです。アレのこと大好きだったのに。
時々、犬が飼い主の死をちゃんと理解できるような話も聞きますが、きっと頭の良い子なんだろうなあ。それともうちの子たちがおバカさんなのかもしれないけれど。(バカなのは否定できない・・・特にグラは(汗))
ピピンは何もわからず、相も変わらず無邪気に遊んで甘えてます。それに少し救われています。三つ子だったのにとうとう一人っ子になってしまいましたが・・・(もう1匹のきょうだいも亡くなっているので)
また落ち着いたら色々と書きたいと思ってますが、今日のところはこのくらいで・・・
メリーのかわいい写真も探しておかなきゃなあ。
コメント (2)
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インモータルズ(ネタバレ)

2011年12月29日 | 映画
300のスタッフに監督がターセム・シンだというので、とりあえず映像美は楽しめそうだなーというので観てきました。
話の筋は全く期待してませんが、思ったほどひどく(汗)なかったです。それなりに筋は通っていたかなと。
ハイペリオンがなんで神々に挑戦しようと思ったか・・・はわかりますが、あそこまで粘る理由が今イチわかりづらかったですが・・・まあ敢えて説明しないのもありかなと。あまり深く考えずに観られたのでokです(汗)
しかしハイペリオンはただの人間でしかもじいさんなのになんであんなに強いんだ? いくらミッキー・ロークとは言え・・・(汗)
映像の方は、期待通りで満足です。崖のところにある村とか神殿とか、予想外の設計で見ていて楽しかったです。神殿の中に花びらが散ってたりとかもターセム・シンっぽいと思ったし。
ただ、決戦の場?のタルタロス山の要塞とかのビジュアルが普通すぎて物足りなかったかな。LotRにそっくりとかいう感想もありましたが、普通に古代・中世の砦と戦いの様式を再現してるからそうなるんだと思います。そういう意味でもうちょっとひねりがあっても良かったかなあと。
アクションも、300ほどではありませんでしたが、なかなか美しくて見ていて堪能できました。特に神々の戦いっぷりの大袈裟というかバカバカしいというか?な感じが、イリアスで読んだイメージと近くてなかなか良かったです。ポセイドンが海に飛び込んだら大波が起こって、とか。このスタッフでイリアスを原作どおりに神々の戦いも出てくるバージョンで映像化して欲しいなあ。
アテナとかポセイドンとか神々のビジュアルもカッコよかったし。ゼウスのルーク・エヴァンズ(は若すぎる感じでしたが、まあ不老不死だから好きな年齢の外見でいていいんだもんなあ。
しかし、神々がどんどん死んじゃう展開は「いいのか?」と思いましたが・・・そして結局は死んでない? ラスト空の戦いにいましたけど・・・
預言者をカムフラージュするために巫女?3人といつも一緒に行動してる設定は面白かったですね。4人のそれぞれ人種の違う美女が手をつないでトランス状態?になったり歌を歌ったりしてる画もよかったです。
そんな訳で、私は結構楽しめました。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.水曜日のエミリア / 3.ハンナ / 4.アレクサンドリア / 5.ハリー・ポッターと死の秘宝part2 / 6.マイ・バック・ページ / 7.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 8.インモータルズ / 9.メタルヘッド / 10.紙風船 / 11.ブラックスワン / 12.ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 / 13.グリーンホーネット / 14.うさぎドロップ / 15.GANTZ PERFECT ANSWER / 16.GANTZ PART1 / 17.プリースト / 18.抱きたいカンケイ / 19.マイティ・ソー / 20.トランスフォーマー/ダークサイドムーン

あと観終わってるけど感想まだな映画
「三銃士」「ステキな金縛り」「指輪をはめたい」
あと3本・・・年内に終わるか?
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十二夜

2011年12月29日 | ミュージカル・演劇
Studio Lifeの十二夜、以前観たのが楽しかったのでまた行ってみました。キャストも以前とほとんど変わらなかったので。見たことない真夏の夜の夢行くのやめてまでこっちに行くことに。
ちょっと期待しすぎたのか、前回見た時ほどではありませんでした。席が遠かったせいもあるかな?
見ていて、こんなに歌多かったかなと・・・でも多分以前と同じですよね? 歌があって楽しい場面もありますが、歌上手な方もあまりいないので、無理に歌わなくてもいい気も・・・(汗)最近音楽劇多いですが、やりたいのかなあ音楽劇。
唯一前回より面白かったのは、アントーニオ役の岩崎大さんでしたね。ホントは岩崎さんがやるような役ではないんですが、さすがにパワーがあって面白かったです(笑)やっぱり役者さんの力量で変わるものですね~。
セバスチャンは前回も関戸さんだったように思いますが、前回よりも存在感が増してたような気がしました。
関戸さんと松慎だとちゃんと双子っぽく見えるのがいいですね。
松慎のヴァイオラと及健のオリヴィアは鉄板ですね。
というわけで、十二夜はもう堪能したので、次は真夏の夜の夢の方見ようかな(汗)
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隠蔽捜査1&2&RE:RE:RE:のRE2

2011年12月28日 | ミュージカル・演劇
警察小説?の舞台化という珍しい作品ですが、上川さんと近江谷さんが久々に共演するというので(まあ去年キャラメルでやってましたが・・・)見て来ました。
なんと1と2を交互に上演してチケットも別売りという・・・近江谷さんがどっちに出るのかもわからないので両方行ってきました。結局両方出てたけど(汗)
この作品、ドラマでもやったことあるみたいですが、見る前は正直、ドラマ向きじゃないの? 舞台でやる意味あるの? なんて思ってました。
でも実際見てみたら結構面白かったし、ちゃんと舞台作品としてよく出来てたと思いました。1では伊丹、2では戸高を語り手にした構成が上手かったと思いました。
後でトークショーで聞いたところによると、最初は伊丹が語りをする予定ではなかったらしく、中村扇雀さん、後で変更後の台本をもらって台詞がめちゃめちゃ増えていて青くなったとか。ということは途中で構成を変えたんですね。
やっぱり歌舞伎とか伝統芸能の人は語りやらせると上手いなーという感じで、扇雀さんの語りよかったです。2の戸高の語りは、戸高が1の伊丹と物語の中でのウェイトが違った点でもちょっと弱かった感じはありましたが。でも小林十市さん頑張ってました。
しかし扇雀さんと上川さんが同級生役というのはどうかと・・・(5歳違いみたいですが、上川さん若く見えるから余計・・・)そして上川さんと同い年の近江谷さんが若い部下ってのはもっとどうなの!? と思いました・・・(汗)まあ舞台だからなんとか許されるキャスティングなんでしょうが。
上川さん演じる竜崎の奥さんが、明るくてさばさばしていて出来すぎのいい奥さんだなーと思ってたら、2で胃潰瘍で入院してて「めちゃめちゃストレス溜まってるじゃん!」と(大汗)無理して明るく振舞ってたのかと思うとなんか痛かったです・・・(汗)
ストーリーとしては、まあ原作も人気があるようなので当然と言えば当然ですが、面白かったです。なんだかんだと最終的に「悪人」はいないのが心洗われるようだったし、正義を貫こうという人が報われる系の話で(まあそこまでの過程が厳しいですが)、結構気持ちが明るくなる話でした。
終わっちゃったので今更ですが、1と2どちらか一つしか見られないとしたら、2がおススメかなーと思いました。近江谷さんが1より目立ってたというのもあるけど(笑)キャスト一人ひとりにわりと均等に見せ場があって、面白かったです。大森署の面々がほんわかしてる感じだったのもあるかな。1だと警視庁の裏がある人ばっかりだったから・・・
トークショーを1と2の間に挟んで、出演者の皆さんのキャラクターがわかって見てたから余計に親しみか湧いたのかもしれません。
上川さん演じる主人公の竜崎は、淡々とストイックに真実を求めて職務をこなす人で、無表情な故に時に愛嬌がある感じがハマリ役でしたね。
近江谷さんは、2での嫌味な管理官の野間崎が面白かったですね~。血管切れそうな野間崎を淡々とかわす上川さんの竜崎、とのかけあいも楽しかったです。
あと、板尾創路さんですね~。1のちょっといい加減な課長も、2の冷徹な監察官の演技も良かったですが、2の監察官の方がよかったかな。
特に2のラスト近く、たった一言で大爆笑を起こしていたのがさすがだなあと(笑)
そんな訳でなかなか面白かったですが、結構地味な作品ですよね、やっぱり・・・。北千住って地の利もあまり良くなかったと思うし、観客動員はどんなもんだったのかな。上川さんでどのくらい呼べたかどうかってところでしょうか。(って私たちもそれで行ってたけど・・・)
結構良かったので3とか4とかの続編やったら行くかな、と思ったんですが(原作は4が最近出たところだとか)、そこまでの入りではなかったのかな・・・

で、公演期間中に出演者によるトークショーがあると聞いて、3回も北千住に通うのはどうなんだろう・・・と思いつつ、行ってみました。
近江谷さんがどのくらい目立つのか・・・と思ったら、なんと司会進行ではないですか。考えてみたらトークショーのタイトルがRE:RE:RE:のRE2って、5月にやってたらしい上川さんと近江谷さんのチャリティートークショーの第二弾ではないですか。それ気がついてたら迷わなかったなー。(5月のは知らなくて行きそびれたので)今回は隠蔽捜査の出演者も一緒にのトークショー、ということのようでした。
相変わらずの近江谷さんの止まらないボケと上川さんのツッコミが見られて楽しかったです。二人のトークは初めてな出演者の方たちも「二人だけで30分行けるんじゃないの」と言ってました(笑)
板尾さんがどう絡むのかな・・・と思っていたら、ほとんど喋らず、話を振られると全て「別にないです」と言うのみなんですが、絶妙の間で笑えるのがさすがだなあと。
裏話で面白かったのは、稽古中にキャストが揃わない時の代役の話でしたね。上川さんが忙しいので竜崎の代役はほとんどの人がやっていたようですが、なんとお母さん(竜崎の奥さん)の代役を平賀雅臣さんがやっていたそうで。(板尾さんも手を上げてたけどスルーされてたけどネタだったのかな?)上川さんも驚いていたということは上川さんも代役の人がやっていたということで、「その稽古する意味があったのか?」なんて声も(笑)
そんなわけでトークショーも面白かったので行って良かったです。RE:RE:RE:のRE第三弾とかもあるといいなあ。
出演者のみなさんにも親しみが湧いて、その後見た2が面白かったのはそのせいもあったかもしれません。
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URUGOME@目黒ブルースアレイ 11.10.10

2011年12月26日 | 音楽(主に日本のHR?)
もう2ヶ月以上前で記憶もあやふやですが、ウルギャルズの感想は書いておこうかなと。
前回行けなかったのでウルギャルズ参加は初めてでした。
あ、透さんがツアー中に倒れたとかで出演できず、急遽中沢剛さんが代打でした。かなりのプレッシャーだったみたいですがgood jobでしたよ~
さてウルギャルズですが、正直MISUMIさん脱退直後に見てたら色々と不満があったと思うのですが、しばらく信夫さん一人状態で観てきて、「やっぱり女性vo.もいた方がいいなあ」と思うようになっていたところだったので、こういうのもいいんじゃない、という感じでした。
なんで3人も、と思いましたが、それぞれタイプが違うvo.で、なるほどな、と。でもそれを一人でやってたMISUMIさんはやっぱすごかったな、とも思いましたが・・・
衣装も見事に3人とも別々というか揃ってないというか(笑)それもまた面白かったです。
AYAKAさんはふわふわ系?でちょっと森ガールっぽい感じ(でもなかったかも・・・(汗))、JiNさんは黒のミニドレスに黒のストレートロングヘアで大人っぽい感じ、eyeさんはウェスタンっぽい(これも違うかも(汗))ボーイッシュな感じで、見事にタイプが違いましたね。
ヴォーカルのスタイルも、AYAKAさんは普段はブルースとかゴスペルとかやってるとかだったかな? JiNさんはもうちょっと硬質な高音が出る感じ? eyeさんは一番ロックな感じでしたが、ご本人もラルクがきっかけで音楽始めたとか書いてたように、ビジュアル系っぽい歌い方でしたね。
JiNさんは韓国出身だそうで、言われて見れば髪型とか韓国っぽいかなあと。でも言われなければわからないくらい日本語上手かったです。
1部はAYAKAさんとJiNさんの二人がコーラスと交互にメインVo.を、2部ではeyeさんだけが出てきましたがなんと1曲だけの出番でした。
3人でユニゾンで歌うと、ちょっとうるさい感じだったかな~(汗)
でも、やっぱりうるゴメは女性vo.がいる方がいいな、と思いました。Vision of Loveとか女の子の歌で聴くといいなあと思ったり。次はSilhouetteもやって欲しいなあ。
一方でSixty Sicksは河野さんVo.のも聴きたいような・・・(アンケートに書けばよかったな・・・)
Vampire Blueは女の子に歌って欲しいような、信夫さんにも歌って欲しいような・・・。
何にしろ、女性vo.が加わったことで、演奏できる曲も増えるといいなあと。Crazy Worldとかまた聴きたいなあ・・・
次回は透さんの体調次第で未定ということでしたが、そろそろ復帰してらっしゃるようなので、また来年早いうちに見られるかな。(3月くらいとか言ってたかな)
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プリースト

2011年12月26日 | 映画
カール・アーバンが出るというので見てきました。ポール・ベタニー主演というのも魅力的だったし。
評判は結構悪かったようですが、私は結構楽しめました。暗い映像とか世界観とか結構好きだったし。まあストーリーは特に・・・でしたけど。
ポール・ベタニー主演って時点で渋いんですが、ヒロイン・・・は娘なのかもだけど、主人公に想いを寄せる女性プリーストがマギーQって渋すぎ(汗)でもひたすらストイックなヒロインは新鮮でなかなか良かったかなーと思いました。
カール・アーバンは出番多いのは嬉しかったけど、でかい帽子で顔がほとんど隠れてて残念・・・あの帽子どうなんだろう・・・あまりカッコイイと思えなかったんだけど・・・(汗)
絶対死んでないよな、という感じだったので、続編もありかもしれませんが、あまり評判よろしくなかったらしいし、まあないですかね。カール・アーバンがいっぱい出るなら歓迎したいところなんですけど。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.水曜日のエミリア / 3.ハンナ / 4.アレクサンドリア / 5.ハリー・ポッターと死の秘宝part2 / 6.マイ・バック・ページ / 7.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 8.メタルヘッド / 9.紙風船 / 10.ブラックスワン / 11.ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 / 12.グリーンホーネット / 13.うさぎドロップ / 14.GANTZ PERFECT ANSWER / 15.GANTZ PART1 / 16.プリースト / 17.抱きたいカンケイ / 18.マイティ・ソー / 19.トランスフォーマー/ダークサイドムーン
そんなに悪くなかったと思うけど順位つけるとこんなところだなあ・・・

あと観終わってるけど感想まだな映画
「三銃士」「ステキな金縛り」「インモータルズ」「指輪をはめたい」
ハッピーフィート2は字幕見るのが困難になったため断念・・・
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ロミオ&ジュリエット

2011年12月24日 | ミュージカル・演劇
3ヶ月遅れの感想ですが・・・(汗)
随分以前から評判の高かったフランスミュージカルがついに日本に! というわけで楽しみにしてました。CD持ってて曲だけは知ってましたが、曲も好きでしたし。
そしたらどうも斬新?な演出が評判悪いらしいという・・・
私は斬新な演出には抵抗ない方なんですが・・・見てみてうーんなるほど、と。
舞台を現代?にしてるのもまあありだな、とは思うのですが、ちょっと携帯が前面に出すぎでしょう・・・
モンタギューとキャピレットの若者たちも、実際に若い人たちがやってるはずなのになんか無理して今風にしようとしてる感が・・・やっぱ作ってる人が若くないからなのか(汗)
ダンスも、群舞なんかそれぞれ踊ってる感じで一体感がなかったかなあ。見ていてダンスで「おおっ」と思うようなシーンがなかったなあ・・・個々の振付はカッコ良かったのかもしれないけど。(それすらよくわからないという・・・)
衣装も微妙・・・現代的でもカッコイイと思える衣装もあると思うんだけどなあ。アニマル柄で若さを出すのも難しいような・・・(汗)
曲はもちろん良いのですが、なんか結構普通にミュージカルっぽく歌ってる曲があって違和感が・・・ロックっぽさが抹殺されてたり。特に「ヴェローナ」は後拍のシンコペーションが見事になくなっていて、リズム感が全然違ってショック。他の曲はそこまでではありませんでしたが。
「世界の王」の手拍子が表拍なのにもびっくりしたけど、後で動画観てたら本家フランスでも表拍でした・・・(汗)うーんやはりロックってほどではなくて「ポップス」なのかなあ。多少はロックっぽいところもあるけど。
そう言えばロンドン版のCD聴いたら、ちょっとロックっぽいアレンジになっていたけど、違和感あった・・・やはり何かが違うんだろうなあ。文化の違いというか。そしてドイツミュージカルが英語圏でやると今イチな理由にもつながるような気が。フランスにしろドイツにしろ、なんだかんだ言って日本の歌謡曲文化に通じるものがあるような気がします。欧州のメロディアスメタルもアメリカよりも日本にウケるみたいだし、何か通じるものがあるんじゃないですかね。
脚本がどのくらいオリジナルから変わっていたのかはわかりませんが(携帯の件以外で(汗))、話の筋は上手くアレンジされていたかなと思いました。ティボルトが不倫してたりジュリエットが好きだったり色々忙しい設定でしたが、殺されるんだからあのくらいエピソードあってもいいかも、と思いました。
あと、登場人物たちほとんどが若さ故に自分ではどうにもできないことに苛立っていて、その苛立ちと衝動が全ての歯車を狂わせた、という感じがなかなか説得力あるかな、と思いました。
唯一苛立ってなかったのはヴェンヴォーリオでしたが・・・彼の存在があまり効いてなかったかなあ。ウェストサイド物語でヴェンヴォーリオにあたる登場人物がいないのになんか納得したりして(汗)
育三郎ロミオはほぼ期待通りでしたね。モーツァルトみたいな新鮮な驚きはなかったものの。
しかしどちらのロミオもなんか「なんでロミオばっかそんなにモテるの」という疑問が起きないというか(汗)そのあたりのキャスティングはすごいなあと思いました(汗)
ジュリエットは昆夏美さんでしたが、評判どおり歌上手かったですね。そして若くてフレッシュな感じがジュリエットにぴったりでした。ひたむきな感じが、皆に愛されすぎなジュリエットを嫌味でなく自然に見せてました。ジュリエットに新人起用したのは納得ですね。さらに若いフランク莉奈さんもちょっと見てみたかったな。
その他のキャストでは、マキューシオの石井一彰さんが良かったですねー。太平洋序曲でもいいなーと思ったのですが。
素は結構真面目そうな?印象なのですが、キレた感じのマキューシオになりきって演じていたのにびっくりしました。
マキューシオはティボルトのように背景の設定がつけ加えられたりしてないのですが、どこか苛立ちを抱えて、触れたら切れそうな危ない感じがよく出ていました。それでいて死ぬシーンはちゃんとかわいそうだったし。歌も、一番ちゃんとロックしてたように思いました。
細身なのでアニマル柄の難しい?衣装も似合ってましたね。なんかドレッドヘアとかメイクとか、GRAND SLAM時代の豊川さんに似てる感じだったので余計に気に入ったのかも(笑)
しかし、来年出るCD、育三郎ロミオの方を買う予定なんですが、石井マキューシオは城田ロミオ盤の方に入ってるんですよね・・・ちょっと2つとも買うようなお値段じゃないので聴けないのが残念。
全体としては、なんかひっかかるなあ・・・というのは演出のせいなのかな(汗)でも曲はやっぱりいいし、キャストも良かったので、また見たいようなそうでもないような・・・という感じでしたが、とりあえずCDは欲しいかなと(笑)あのキャストで歌う曲はもう一度聴きたいです。

見終わった後、久々にフランス版のCDを引っ張り出して聴きました。やっぱり本家はいいなあと思う反面、なんだか濃くて聴いてて疲れますね~(汗)特に大人の皆さんのシャンソンっぽい歌が・・・(シャンソン苦手なんで・・・)
モンタギュー卿のソロは、石川禅さんがストレートな感じ?で歌っていたのが、メロディラインの美しさが素直に聴けてオリジナルよりも良かったかも。
来年の来日公演がまた楽しみですね。あ、3月くらいに出る日本版CDも。
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ホビットの予告編!

2011年12月22日 | 指輪物語&トールキン
来年12月公開のホビット映画の予告編がついに解禁になりましたね!



見てみるとやっぱりワクワクしてしまいますねえ・・・
まず注目は、やっぱりサントラでしょう~!
いきなりトーリンが歌いだしたと思ったら、あの袋小路屋敷の集まりでドワーフたちが歌った歌ではないですか!
そしてトーリンのソロからドワーフたちが唱和し、フルオーケストラのメインテーマ(ですよね、予告編でこんな大々的に流れるんですから)に変化していくのがカッコ良くてもうドキドキしました!
公開1年も前なのに、予告編でオリジナルのサントラが流れるなんてなかなかないですよねえ。RotKの予告編でゴンドールのテーマのフルオケバージョンがお披露目された時もびっくりしたけど、音楽の流れから行くと今回の予告編の方が更に良くできてますね。さすが監督が決まらないうちからサントラの準備してただけはありますね(笑)(なぜか音楽だけは最初からハワード・ショアでデフォルトな雰囲気だった(汗))
しかしまさかあの歌が映画のメインテーマになるなんて・・・意外でしたねえ。
LotR三部作では、ハワード・ショアはトールキンの詩につけた歌は作ってないんですよね。フラン・ウォルシュとかプラン9とかビリー・ボイドとかヴィゴ・モーテンセンが作っていて。まあサントラのコーラスの歌詞の元にはトールキンの詩が使われてましたが。
今回ついにハワード・ショアが大々的に?トールキンの詩に曲をつけた、というのがなんか意外というか感慨深いというか・・・ですねえ。LotR三部作との違いも感じます。
そして、ドワーフの歌がメインテーマというのも象徴的だなあと。ビルボが主人公なんですが、ホビットのテーマではなくドワーフなんだなあと・・・
この話はビルボの旅でもありますが、元々はドワーフたちの旅なんですよね。ビルボはドワーフたちの旅に参加する、という感じ。ビルボがドワーフたちと冒険の旅に出るお話なんですよね。このドワーフの歌のテーマは、この映画のビルボの旅の捉え方を象徴しているように思えました。
そして、このメインテーマは、ドワーフたちの中でも特にトーリンをフィーチャーしてるなあとも思います。
先の話の展開を考えると、あの場面でこのテーマが流れたらグッと来るだろうなあとか、この旅が終わったとき、ビルボにとってはトーリンの思い出の旅になるのかなあとか・・・そんなことをついつい考えすぎて妄想してしまいました(笑)
このテーマを作るにあたってはおそらくPJの意見も入っているのだろうと思いますが、PJがドワーフを大事に思ってるんだなあということはよくわかりました。映像を見ていても。なんだかんだと結局監督がPJになって良かったのかな、と思いました。
まあ、ドワーフ大事にしすぎてカッコ良すぎじゃない?というのは気になってますが・・・若すぎるトーリンとか鬚が貧弱すぎるトーリンとか(汗)
それにイケメンドワーフが多いと、なんかギムリがドワーフとしてもごつい方だったみたいで悲しいんですけど・・・苦労して特殊メイクしてたジョン・リス=ディヴィスさんもかわいそう・・・(撮影現場に行ってましたが、あまり特赦メイクなしで楽そうにしてたドワーフたち見てどう思ったことか・・・(汗))
とは言っても、実際に動いている映像をみたらそんなに違和感はありませんでしたね。もうここは腹をくくってPJのお手並み拝見と行くしかないですからねえ。
そう言えば、初めてFotRの予告編を見た時は、派手なシーンが多く、「原作にこんなシーンあった!?」と、かなり改変されているのではないかと心配になったものでした。(それであまり期待せずに公開1ヶ月くらいで観に行ったという・・・)実際見たら思ったよりもずっと原作どおりの展開でしたけど。
今回は、むしろ原作どおりの場面がいくつも観られてワクワク、という感じでしたね。ドワーフの歌はもちろん、皿投げたりする場面もあってワクワクでしたねえ。
LotR三部作の成功があるので、観客ウケを無理に狙わず、好きなように作れているんだろうなあと想像しました。
原作にない場面もいろいろ出てきましたが、むしろワクワクする場面が多かったような。ビルボが折れたる剣を見たりとか。
そう言えば奥方が裂け谷にいてびっくりしまたが、考えてみたら白の会議の開催場所って特に書かれてなかったですよね。裂け谷でもおかしくないというか、裂け谷が一番自然な気がします。地理的にはロリアンからもアイゼンガルドからも遠目ですが・・・
あと、衣装がナイラ・ディクソンさんじゃなくてガッカリしてたんですが、ほとんどLotRと違和感ありませんね。敢えて世界観を合わせてくれたのなら嬉しいです。
とまあそんな感じで、やっぱり実際の映画の映像を観ると燃えますね(笑)1年間楽しみに待とうと思います。
サントラも楽しみ! またサントラ盤聞いてネタバレ場面予想とかやりたいなあ(笑)
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ハンナ

2011年12月03日 | 映画
ちょっと面白そうだなーと思ったらケイト・ブランシェットも出てるというので観てきました。(ケイト・ブランシェットが出てるからと言って必ずしも観るわけではないですが)
世間を知らない無垢な美少女が戦闘マシーンのごとくひたすら戦い続ける戦闘シーンと、美しい各地の風景を撮りたかったのかなーと、そう思わせる映画でした。
というのも、なぜ寝た子を起こすような真似をしてCIAに生存信号を送り、危険にさらされなければならなかったのか、というのがよくわからなかったので・・・多分、何食わぬ顔をして市井の片隅に生きて行ってもマリッサに見つかることはなかったんじゃないかと。
暗殺者として生きてきて疑心暗鬼になりすぎたエリック(エリック・バナ、役名もエリックなのは偶然?(汗))が、心配しすぎで余計なことをしたのでは、という気がしなくもない・・・ほんの僅かな危険要素でも全て排除しないと安心できないという。
そんなわけでなんであそこまで・・・という疑問は残りますが、それもこれも皆ただハンナが追われて闘うシチュエーションを作るためだったのかなと。そして、そういう意味では映像的にも素晴らしかったので、あまり深く考えなければ楽しめるかなと。私は結構楽しめましたよ。
あどけなさの残る美少女が淡々と闘う光景、雪の中の森からモロッコの砂漠までの美しい風景、そんなものを美しい映像で楽しむ映画でしたね。実際、なんで研究所?がモロッコにあったのかって、単に色んな地域を旅させたかったからだけだとしか思えない・・・(汗)
しかし、マリッサはただのエージェントであって別に暗殺者とかじゃなさそうなのになんであんなにしぶといのか・・・なんか笑えるくらいしぶとかったです(笑)ケイト・ブランシェットはさすがの怪演でした。

てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.水曜日のエミリア / 3.ハンナ / 4.アレクサンドリア / 5.ハリー・ポッターと死の秘宝part2 / 6.マイ・バック・ページ / 7.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 8.メタルヘッド / 9.紙風船 / 10.ブラックスワン / 11.ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 / 12.グリーンホーネット / 13.うさぎドロップ / 14.GANTZ PERFECT ANSWER / 15.GANTZ PART1 / 16.抱きたいカンケイ / 17.マイティ・ソー / 18.トランスフォーマー/ダークサイドムーン
なんかよくなさそうな感想書いておきながらこの高順位(笑)映像キレイだったんで・・・

あと今年観に行く予定の映画
鑑賞済み「プリースト」「三銃士」「ステキな金縛り」「インモータルズ」
公開中「指輪をはめたい」「ハッピーフィート2」
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