ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

トレイラー&DVDゲット!

2003年09月30日 | 旧指輪日記
という訳で?先ほどDVDフライングゲットして参りました! モルドール通行許可証はアラゴルンでした。予想外にガッカリしている自分が意外でした(汗)アルウェン以外なら誰でもいいとか思っていたのに・・・。そんなにアラゴルン嫌いなのか自分???(汗)
まあそれはともかく、これから特典映像見ますので、今日は手短に(笑)
トレイラーも先ほど国内版、フルバージョン共にダウンロードいたしました。国内版は500KBのを最初ダウンロードしたら、画像が止まっているー(汗)ので、とりあえず300KBのをダウンロードし直しました。でも、TTTの時は100KBのでさえかなり長いこと見られなかったので、大分状況としてはマシかも。
いやー、改めて何度も観ましたが、とにかく映像が美しいですねえ。そして、ひとつひとつの場面が頭に入って来るにつれて、改めて涙ぐんでしまったりして・・・。ゴクリがサムにニヤリ、と凶悪な顔で笑う場面がなんだか泣けるんですが(汗)ゴクリいいなあー。
しかし、短縮バージョンの方、セオデンの出番を見事にカットしてるんですな・・・なまじ出てないよりも腹が立ったりして・・・(怒)あのエオウィンとのシーンすっごいいいのにー! ああ、セオデンにも大期待でございます。
そういえば、アンドゥリルを鍛えていた人、エルロンドの会議にいたエルフでしたね。何者? エルロヒアかエルラダンかどっちかとか? (片方だけしか出てないってか?(汗))
とまあ興奮気味で支離滅裂ですが(汗)今日はこれにて。さあDVD観るぞー!

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中つ国の音楽

2003年09月29日 | 旧指輪日記

今日の写真は、C.S.ルイスが所属していたモーダレン・カレッジの教官宿舎であるNew Buildingです。この建物の中のどこかでインクリングスが木曜の夜開かれていたわけですね。

さて、昨日はRotKトレイラーに興奮してましたが(笑)実は悲しいお知らせもあったのです。トールキン・アンサンブルの1stアルバムであるAN EVENING IN RIVENDELLが、結局入手できませんでした、というお知らせがamazonから来てましたー(涙)
それにしても、「指輪物語」って、絵もたくさん描かれてますが、関連音楽CDも山ほどあるんですよね。でも、音楽で「指輪物語」を表現するのは、絵で表現するよりも遥かに難しいなあ、と感じます。
ドナルド・スワン氏の曲は、聴いていて本当に美しくて心に響くのですが、でも何か違うなあと・・・。その理由は、NAMARIEが作曲された由来に現れているように思いました。
NAMARIEは、最初スワン氏が作曲したものをトールキンが気に入らず、トールキン自身が歌ったメロディを元にしているのだそうです。スワン氏は「グレゴリオ聖歌のような」と表現していましたが、まさに古教会音楽を感じさせる、不思議なメロディです。
そう、スワン氏の音楽に足りなく感じるのは、中つ国の歴史を感じさせるような、独自の世界の音楽性だと思いました。スワン氏が表現したのは、「指輪物語」の物語から受ける感動で、それはそれでもちろん素晴らしいのですが、「指輪物語」の世界の一面であって、全てではないのだと思います。
トールキン・アンサンブルは、逆にそういう中つ国らしさ?を表現することに重きを置いているように思います。
そうやって考えてみると、映画のためにではありますが、ハワード・ショアが「中つ国の音楽を発掘したい」と言っていたのって、かなりイイ線行っているのではないかと思いました。実際、ハワード・ショアの作ったロリアンの音楽は、スワン氏のNAMARIEと同じように、古教会音楽のような不思議な感じを受けます。(あれは本当はアジアをイメージしてるらしいですが(汗))
しかし、そのハワード・ショアにしても、出来上がった音楽のほとんどはやはり現代のこの世界のものにしか聴こえないあたり、トールキンの世界を音楽で表現するのって本当に難しいことだと思います。
トールキンの頭の中には、中つ国の音楽のイメージもちゃんとあったんでしょうか・・・。

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RotKトレイラー!

2003年09月28日 | 旧指輪日記

そろそろネタ切れな今日の写真は、トールキンが学生時代所属していたエグゼター・カレッジです。この建物は教官の宿舎だそうですが、蔦?が美しいので、このカレッジの中では一番絵になる建物でしょう。航空写真で観てもすぐわかりますし。(そのわりになんて下手くそな写真なんでしょうか・・・(汗))

さてさて、昨今の話題?と言えば、もちろん昨日フジテレビで放映されたRotKトレイラーでしょう! ネット上で流出していた短いバージョンを見た時は、画面が小さいのもあって「ふーん」て感じだったんですが(汗)メリーもエオウィンもセオデンもいなかったもんなあ、あれ。
一番感動したのは、BBSにも書きましたけど、フロドの幻想?の中のガラドリエルですね! なんて美しいシーンなんでしょうか・・・。思わずテレビ観ながら声を上げてしまいましたよ(汗)TTTでは原作未読の友だちには「怖い」なんて言われてしまったガラドリエル様ですが(涙)見てろよ!って感じです(?)
エオウィンも、期待に違わずいいですねえー。メリーに「私から離れないで」とか言っていたシーンなんか、やっぱり声上げてしまったんですが(笑)涙も出て来てしまいました。ああ、いよいよ見られるんだなあって・・・。原作未読の友人たちには今イチ人気のないエオウィンなんですが、これも見てろよー! という感じです(笑)彼女たちの感想を聞くのが今から楽しみです。
ところで、サントラ的にも大発見がありました。というか、こんなことで興奮してるの私だけかもって気がしますが(汗)
最後の方でかかっていた、ちょっとドラマチックな曲、なんか聴いたことあるメロディーだなあと気になっていたのですが、今日TORnに出ていた中国版トレイラーを観ていて解りました。これ、FotRのエルロンドの会議で、アラゴルンが王だということが明らかにされた場面で流れていたメロディーですね!
サントラ考察で「ゴンドールの王」なんてちょっと恥ずかしいテーマ名をつけてたんですが、ひょっとしてこれ当たってた!?なんてちょっと興奮してます(笑)なーんて言って、トレイラーでしか流れなかったら大笑いですが・・・
しかし、もしそうだとしたら、ハワード・ショアは最初からそういうつもりであのシーンにあの曲を?なんて考えるとやっぱりすごいなあ・・・。
さて、ますますサントラ聴くのが楽しみになってしまいました。もう発売日前日にフライングゲット決定です(笑)

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中つ国の絵

2003年09月27日 | 旧指輪日記

今日の写真は、前回のサンドフィールド通りの家にかかっていたプレートです。「J.R.R.TOLKIEN LIVED HRER」の文字と共に、スマウグとお山の絵がついているという、素敵なプレートです。
こういうプレートって、誰がつけるものなんでしょうか。トールキンの旧居全てについていたわけではないし、ノースムア通りの家のプレートはまた全然違う形でしたし。住んでいる人がつけるのでしょうか? 自分の家に昔著名人が住んでいたということをおおっぴらにしたくない人もいるでしょうし・・・。ノースムア通り22番地の家はほとんど庭の樹で中が見えないようになっていて、ひょっとしてトールキンファンに見に来られるのが嫌なのかな、なんて思ってしまいました。

最近購入したアラン・リーの挿絵入り原書に触発されて、なんだか「指輪物語」に関する絵がむしょうに見たくなってしまい、昨日原書房の「ファンタジー画集 トールキンの世界」と「ファンタジー画集 『指輪物語』の世界」を買ってしまいました。題名が紛らわしいのですが、「トールキンの世界」の方は色々な画家が描いた「指輪物語」を中心としたトールキンの作品の絵で、「『指輪物語』の世界」の方はほとんどジョン・ハウの画集で、トールキン作品以外の絵も入っています。
改めて、「指輪物語」が多くの画家にインスピレーションを与えているのだなあ、と感銘を受けました。ここに出ている画家のものももっとみたいし、載っていない画家の作品も観たいなあと思ってしまいます。
特に気になったのは、オランダの画家コール・ブロック氏の絵です。なんだかシュールでカワイイ!のが気に入ってしまいました(笑)トールキンもブロック氏の絵が気に入ったそうで、「トールキンの世界」に収録された「角笛城の戦い」他何枚かの絵を購入してサンドフィールド通りの家に飾っていたとか。ブロック氏は100枚もの「指輪物語」の絵を描いたそうです。もう他の絵も見たくてたまらなくなってしまいました(汗)オランダで出版された「指輪物語」にはブロック氏の絵が使われていたとか。オランダに行けば手に入るのかな・・・(汗)
そう言えば、ロンドンの本屋で見つけて安いので(笑)買った豆本にヒルデブラント兄弟の絵が載っていたのですが、これも面白かったです。ヒルデブラント兄弟の絵はカレンダーになってるみたいですね。買おうかなあ・・・。うーん、散財が止まらなくなって来た・・・(汗)

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The Road Goes Ever on(続き)

2003年09月25日 | 旧指輪日記

今日の写真は、オックスフォード郊外ヘディントンのサンドフィールド通りのトールキンが住んでいた家です。「或る伝記」でカーペンター氏が訪ねたトールキンの家がここです。「或る伝記」に載っていた写真とはちょっと違う感じなので、改装なり塗り替えなりしていると思われます。
この家、左上の窓の下にトールキンの旧居であることを示すちょっと素敵なプレートがかかっています。プレートの写真は次回upします。
しかし、この家にたどり着くにはちょっとした苦労が・・・(汗)その辺の話は旅行記で、と言いたいところですが、最近本当に出来上がるのかどうか自信なくなって来ました・・・(汗)

さて、先日購入したThe Road Goes Ever onのドナルド・スワン氏の曲にまんまとハマっている今日この頃です。おかげでDVD発売も近いのにめっきり原作モードだったりして(笑)
Bilbo's Last Songで泣いたと前に書きましたが、その後他の曲にも泣かされております(笑)
サムがオークの塔で歌ったIn Western Landがまたいいんですよね。サムの口をついて出た素朴なメロディにしては凝った曲すぎるんですけど(汗)転調までしてるし。でも、優しくて暖かで美しい曲です。そして、この曲が歌われたのが、あの絶望的な状況の中なのだということを考えると、素朴で暖かなメロディが余計に心に染みてしまいます。歌詞の美しさにも改めて思い当たります。もともと好きな詩でしたが、この曲のおかげでますます好きになりました。
それからもう一つ、裂け谷でビルボが歌ったI Sit Beside the Fireも泣けました。この曲、なんと途中からA Elbereth Gilthonielになるんです。それもThe Road Goes Ever onと同じメロディで。まるでビルボの美しい追想のように・・・。転調しているのがまたグッと来てしまいます。これはもうドナルド・スワン氏の計算勝ちですねー。
こうして聴いていると、ドナルド・スワン氏が「指輪」のミュージカルなりオペラなり作っていたら、いい作品が出来ていたのではないかと思ってしまいます。おそらく本人もやりたかったのではないかと思いますが、きっとトールキンが望まなかったからやらなかったのではないでしょうか。ちょっと残念な気もします。
さて、次はいよいよBBCのラジオドラマかなー(汗)でもその前に無事にトールキン・アンサンブルのアルバムが届きますように・・・(汗)

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イギリスファンタジー紀行

2003年09月22日 | 旧指輪日記

今日はビルボとフロドの誕生日! そして、指輪所持者たちが中つ国を去って第三紀が終わりを告げた日でもありますね。
何となく私の中では灰色港のイメージがあって「悲しい日」だったりもするのですが、とにかく記念すべき日、ですね。何はともあれ、ビルボ&フロド、お誕生日おめでとう!

さて今日の写真は、また「鷲と子供亭」に戻って、トールキンたちがインクリングスでよく座っていた席です。図々しくもこの席に座って食事してしまった私ですが、結構小さいテーブルで、「こんなところに大の男が3人とか4人とか座れたの?」とちょっと疑問でした。
が、昨日、小学館から出た「イギリスファンタジー紀行」という本をチラッと見たら、この席がある小部屋?自体がインクリングスの溜まり場だったそうで・・・そりゃそうですな(汗)
この「イギリスファンタジー紀行」、私はまだ買うかどうか迷ってますが(汗)イギリスに旅行する予定の方には、いい観光ガイドになるかもしれません。写真も綺麗だし。正直、自分が行く前に出ていたら、と思ってしまいました。トールキンのゆかりの場所は自力で調べられましたが、ついでに?C.S.ルイスのゆかりの場所なども載っていたので。まあ、今回はとてもそこまで回る時間なかったですが・・・。リベンジの際にはそちらにも足を伸ばしてみようかと思います。
でも、トールキンの住んでいた家のことなどは出ていませんでした。どの家も今は他の人が住んでいるからでしょうか。
あ、あと、トールキンが教授を務めたマートン・カレッジが、私が行った時には入れなかったのですが、入れることもあるみたいでショックでした・・・。実は「地球の歩き方」にも入れるようなことが書いてあったのですが・・・ひょっとして夏休み中は入れないとかだったのかも。
そうそう、ボドリアン図書館のラドクリフカメラという円い建物があるのですが、これがバラド=ドゥアの塔のモデルになったとかいう説が書いてありましたが、それはないだろー、と笑ってしまいました。だって、円屋根のわりとぼってりした建物なんですよ。
この本、ほかにも「ハリー・ポッター」や「ピーター・ラビット」、アーサー王伝説などのゆかりの地も紹介しています。コーンウォールとか写真を見ていたら行きたくなってしまいました。そう言えばトールキンもコーンウォールの海が好きだったと「或る伝記」に書いてあったなあ。

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The Road Goes Ever on!

2003年09月19日 | 旧指輪日記

今日の写真はノースムア通り20番地のトールキンの家です。トールキンが一番長く住んだ家でもあり、「ホビットの冒険」や「指輪物語」が書かれた家でもあります。
左の切妻のところに小さく青い円いものが映ってますが、ここに「J.R.R.TOLKIEN/AUTHER OF THE LORD OF THE RINGS/LIVED HERE・・・」というようなことが書いてありました。ロンドンでは著名人が昔住んでいた家にこんなような青い円いプレートがついているのですが、これを真似たもののようです。

さて今日はドナルド・スワン氏作曲の詩のCDが入っているTHE ROAD GOES EVER ONの話です。
私はCD目当てで買ったんですが、これ楽譜の入った本がメインなんですね(汗)本当は解説とか読まないとこのCDについて語ることはできないようなんですが(汗)とりあえず曲を聴いた感想だけ書きます。
まず最初の印象は「ピアノが上手いなー」でした(笑)ドナルド・スワン氏のピアノは軽やかで本当に素晴らしいです。
曲の方は、古き良き時代のミュージカル風とクラシックの中間という感じでしょうか。ちょっと古い感じもするのですが、とにかく心にすーっと染みて来る素晴らしい曲ばかりです。
特に、ドナルド・スワン氏が歌っているBILBO'S LAST SONGが素晴らしいです。朗々とした歌声ではないのですが、しわがれた声がかえって味があって泣けます! メロディーも、静かな3拍子が詩にぴったりです。いったん高いキーで盛り上がっておいて、最後の「Farewell to MIDDLE-EARTH at last」のところでまた低く静かになるのがもう泣かせるんですよねえ・・・
それから、「The Road Goes Ever on」も心に染みるいい曲です。ちょっとびっくりしたのが、後で出てくる「A Elbereth Gilthoniel」のメロディーと同じなんですよね。そしてなんとその次の、「トム・ボンバディルの冒険」からの「Errantry」の中にも同じメロディが・・・。うーん、面白いです。
あと、「In Western Lands」というのがどの詩だろう?と思っていたら、なんとサムがミナス・モルグルの中で歌ってフロドが答えた、あの歌だったんですねー。サムが歌うには美しすぎるような気がしましたが(汗)感動的な曲でした。
それから、木の鬚の「In The Willow-meads of Tasarinan」は、トールキンアンサンブルの反則技な曲の印象が強烈で(笑)ちょっとイメージが違うなーと思いましたが、こういう捉え方もありかな、という感じで面白かったです。

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アラン・リーの挿絵!

2003年09月17日 | 旧指輪日記

そろそろ写真もネタ切れになって来ましたが(汗)しつこく載せたりして。
今日は、「鷲と子供亭」で食べたお食事の写真です。「The Eagle & Child's Steak Pie」とかなんとか言う名前の食べ物でした。いやー、とても不思議な食べ物でしたね・・・(汗)詳細はいつか旅行記がupできましたらその時にでも・・・(笑)

さて、一昨日届いたアラン・リーの挿絵入り原書、昨日やっとゆっくり見ることができました。
やはりアラン・リーの絵はいいですねえー。絵のことはさっぱりわからない私ですが、なんだか心が動かされますもの。
ケリン・アムロスの丘の絵、裂け谷のビルボ、レゴラスの「鴎の歌」(違いましたっけ?(汗))の場面の美しい船の絵、モリアの広間の絵、などなど心に染みる絵は本当に沢山あるのですが、一番グッと来たのは、なぜか馬鍬谷への道の遠景の絵でした。道端に立っているプーケル人の像も米粒大くらい、という遠景です。そして、そこを通るローハン軍やセオデンやメリーが描かれている訳でもありません。
それなのになぜその絵にそんなに惹かれるのか・・・。多分、この絵によって想像を膨らませられるからなのかな、と。ここをセオデンやメリーはどんな思いで通ったんだろうとか、この先で待っているエオウィンはどんな気持ちだったろうとか、この道が死者の道に続いているんだなーとか・・・。
アラン・リーは画集「トールキン・ワールド」の中で「自分が最も書きたい場面を書くのではなく、読者の気持ちがより次の場面に向けて高まるような情景を考えて描いた」と言っているそうですが、「なるほどなー」と感動しています。
そして、一番不思議なのは、ラストの灰色港の絵がないことです。一番絵になりそうな気がするのに、なぜ? もしかしたら、上記のアラン・リーの言葉の中に理由が隠されているのかもしれませんが・・・
この他、サムを絞め殺そうとするゴクリにフロドがつらぬき丸を向けるシーンが映画とそっくりだったとか(フロドが左利きなのまでそのままでした! 映画はあのイラスト通りにするためにわざとフロドに左手に剣を持たせたのでしょうか!?)、エルロンドに鬚があるとか(汗)、エオウィンがアラゴルンに別れの杯を渡す場面をなぜかギムリ一人が振り向いて見ていたりとか、色々と面白い発見もありました。当分楽しんでいられそうです。

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唐突ですが、セオデンのこと(汗)

2003年09月16日 | 旧指輪日記

今日の写真は、チョコを買ったのと同じ、ロンドンの玩具店Hamleysに売っていた、子供用LotR仮装グッズです。こういうのがあるところが日本と違うなーと思いました(汗)
フロドはともかく、ガンダルフとナズグルって子供が仮装するものか!?というのに衝撃を受けて思わず写真撮ってしまいました(笑)

さて、今日は唐突ですがセオデンの話です。いやー、どうも最近セオデンがマイブームなんですよね(笑)
セオデンは初めて原作を読んだ時から好きでした。やはりメリーに対して優しかったところが特に好きだったんですが、一番好きな場面はどこかと言われたら、ガンダルフに癒される場面ですね。暗い黄金館の外に出て、驟雨が降り注ぐ緑の草原と、彼方の雲の割れ目から差す陽の光を観て、「ここはそう暗くはない」と呟くセオデン。トールキンらしい美しい情景描写と、暗闇から抜け出したセオデンの心情を思って、読み返す度にうるうる来てしまいます。
しかし、この場面が映画でどーだったかと言うと・・・(笑)かなり長い間納得できないでいましたが、今ではまああれも仕方なかったなあ、と思うようになりました。なぜそういう心境になれたかというと、サルマンから解き放たれた後のセオデンの描写がすごくいいなあ、と思えるようになったからです。
原作では、ガンダルフに癒されたセオデンはすぐに暗い物思いから抜け出し、後は栄光ある死に向かって真っしぐらです(汗)
でも、映画のセオデンは、とりあえず「魔法」から解放された後、暗い思いから抜け出すまで自ら葛藤を続けるのです。この人間的な映画のセオデンにもかなり惚れこむようになりました。
そんな映画のセオデンの一番好きな場面は、ギャムリングに鎧を着けさせながら、「余は何者だ」「信頼できる王であろうか」と問いかける場面ですね。ガンダルフが助けてくれたのはサルマンの支配からだけで、正気に返ってみれば過酷な運命に自ら立ち向かわなければならない・・・。そんなセオデンが呟く正直な心情にグッと来てしまいますねー。ギャムリングがその辺をさっぱり理解してないのがまた・・・(笑)
さて、映画RotKでは、いよいよセオデンはメリーと出会い、そして今度こそ栄光ある死へと・・・。出番が少ない怖れはありますが(汗)どんなセオデンが観られるのか楽しみです。いや、死んじゃうのに楽しみってのはヘンですが・・・(汗)

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色々届きましたー(汗)

2003年09月15日 | 旧指輪日記

今日の写真はあの「鷲と子供亭」です。ここの写真はあちこちで出ていますので、私の写真の下手さが際立つなあ・・・(汗)

さて、昨日amazonから「The Road Goes Ever on」の発送が遅れる、というメールが来ていたのですが、なぜか今日しっかり届きました(汗)衝動買いした(笑)アラン・リーの挿絵入りの「指輪物語」の原書と一緒に。
アラン・リーの挿絵入り原書の方は、ペーパーバックと書いてあったように思うのですが、結構しっかりしたハードカバーでした。まだ中身を見る暇がないんですが、表紙はフロド、サム、ゴクリが黒門に東夷たちが行進して行くのを見ている場面で、映画の場面とそっくりでびっくりしました。後でゆっくり見るのが楽しみです♪
「The Road Goes Ever on」の方は、今すぐ聴きたいところなんですが、これから出かけないといけないのと、今日別のCDを買って来る予定なので、しばらく封印かなあと(汗)並行して聴いてもいいんですが、今日買ってくるやつはかなりハードなロックなんで、両方交互とかに聴いてたら頭がおかしくなるかなーと(笑)とか言ってちゃっかり明日になったら聴いてたりするかもしれませんが(笑)
昨日は池袋に寄って、西武のBOOKS LIBLOのファンタジーコーナー(ほとんどハリポタと指輪)を物色していたのですが、欲しかった「サンタクロースからの手紙」と「二グルの木の葉」がなかったので何も買わずに帰りました。他にも色々読みたい本があったのですが、まだ読まなければならない本が溜まっているので、とりあえず手は出さずにおきました。
「シルマリル」の新版まだ途中だというのに、つい「J.R.R.トールキン-或る伝記」を読み直し始めてしまっているのですが、佳境にさしかかったところで(!?)図書館で予約していた宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」が来てしまい、仕方なく義務感にかられて慌てて読んでいます。もともとひやかしで読もうとしていたのですが(汗)トールキンワールドにどっぷりな今読むのは大変キツイものがあって苦労しています・・・なんか「指輪物語」の成れの果ての末裔を見ている気分がして・・・(例えて言うなら先祖がだれだったかも知らない遥か未来の子孫、みたいな(汗))
そんなこんなで、DVDの発売日もあっと言う間に来てしまいそうな今日この頃です。果たして旅行記はDVD発売前にできるんでしょうか・・・(汗)もう1ヶ月以上更新してないし・・・

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